たんぽぽの花言葉は?
春に黄色い花を咲かせるたんぽぽ。その主な花言葉は、「幸せ」「神託」「真心の愛」です。また、たんぽぽには色別の花言葉や綿毛になったときの花言葉が存在します。

今回は、たんぽぽの花言葉やその由来について詳しく紹介していきます。
たんぽぽの特徴

  1. たんぽぽの詳細
  2. 植物名 タンポポ
    学名 Taraxacum
    科名 キク科
    属名 タンポポ属
    原産地 北半球
    開花時期 3~5月

    たんぽぽは、アジアやヨーロッパなど北半球の広い範囲に生息している植物です。種類も豊富で、カントウタンポポやセイヨウタンポポなど世界では数千種類ほど存在します。
  3. 食用としてのたんぽぽ
  4. たんぽぽは、漢方など食用として扱われることがあります。

    たとえば漢方としてのたんぽぽは、解熱・利尿・利胆作用、健胃作用があります。また、たんぽぽの根を乾燥させた「蒲公英根」という漢方は、体内の水の巡りを浴したり、母乳を育てたり、乳腺炎に効果があるとされています。

    たんぽぽの根は、お茶やたんぽぽコーヒーにすることもできます。たんぽぽコーヒーは、たんぽぽの根を乾燥させたり焙煎することでできるもので、コーヒーと似たような風味になることからたんぽぽコーヒーと呼ばれています。
たんぽぽの花言葉
  1. 主な花言葉
  2. たんぽぽの主な花言葉は 「幸せ」「神託」「真心の愛」 です。

    「神託」という花言葉の由来は、ヨーロッパで恋占いに使われていた歴史が起源とされているようです。この恋占いは、たんぽぽの綿毛を一息で拭き飛ばせたら恋が叶うというものなのだとか。儚さも相まってロマンチックですよね。

    また「幸せ」は、背を伸ばして元気に咲き誇っている姿からできた花言葉といわれています。
  3. 色別の花言葉
  4. たんぽぽは色別にも花言葉がついています。
    オレンジ 「目ざとい」「目力」
    「私を見つめて」「私を探して」
    ピンク 「温かみのある心」
    オレンジのたんぽぽの花言葉は、学名でコウモリタンポポといいます。英名では「hawkweed」といい、「hawk」は鷹を意味します。この名前は、鷹が目を洗った逸話からついたものといわれていて、ここから「目ざとい」「目力」という花言葉が付けられたのだそうです。

    白いたんぽぽは、珍しい種類であることから「私を探して」といった花言葉が付けられたそうです。

    ピンクのたんぽぽは、オレンジのたんぽぽとは別の種類の「クレビス」と呼ばれる花です。見た目がたんぽぽに似ていることから、別名「モモイロタンポポ」と呼ばれます。「温かみのある心」という花言葉は、見た目の可愛らしさや温かみのあるところからついたといわれています。
  5. たんぽぽの怖い花言葉
  6. たんぽぽの花言葉に、怖いものはありません。ただ、白い綿毛のたんぽぽには「離別」というネガティブなニュアンスの花言葉がついています。

    「離別」という花言葉の由来は「たんぽぽと南風」というアメリカの伝承だといわれています。

    南風という名の少年が黄色い髪の少女に恋をしました。しかし、その少女は実はたんぽぽで、あっという間に白髪のおばあさんに変化してしまったそうです。このことにショックを受けた南風は、ため息をつき、おばあさんはそのため息に飛ばされていなくなってしまったそうです。このストーリーになぞらえて「離別」という花言葉が名付けられたそうです。
たんぽぽはいつの誕生花?
たんぽぽが誕生花となっているのは「2月18日」「2月19日」「3月13日」「3月29日」「5月3日」です。この日には誕生花として、たんぽぽを贈ってみてはいかがでしょうか?

たんぽぽを花束として売っているところは少ないので、たんぽぽがモチーフになっているものを贈ると素敵かもしれません。おすすめは、たんぽぽをそのままの見た目で飾れるハーバリウムです。部屋に飾れて長持ちもするので、いい思い出になるでしょう。
まとめ
黄色い花を咲かせるたんぽぽは「幸せ」「神託」などの花言葉がついています。怖い花言葉はありませんが、白い綿毛のたんぽぽは「離別」という花言葉がついています。贈るなら、黄色い状態のたんぽぽが良いかもしれません。誕生日にはキレイなたんぽぽをハーバリウムにして、プレゼントしてみてはいかがでしょうか。
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