「マウンティング」をする男性の心理って?対処法についても解説
男性に「マウンティング」された経験はありますか?「どうしてこんなことを言われないといけないの?」とモヤモヤしてしまいますよね。今回は、マウンティングする男性の特徴とされた時の対処法についてご紹介します。

「マウンティング」とは?

「マウンティング」とは、自分の方が相手より優位でありたい気持ちから生まれる行動。これは男女関係なく、また無意識でもやってしまう行動で、自分だけでなく相手にもハッキリ自分の方が優れていることを分からせたいために、高圧的な態度や言葉で示します。

そもそも「マウンティング」の語源は、動物間の「格付け行為」からきており、集団を形成して生きていく中で優劣を互いに確認し合うために行われるものだとされています。動物の場合は、一度優劣が決まればそれ以上はマウントをすることはありません。しかし、人間は違います。マウンティングすること自体が快感になってしまうと、いつでも何度でも相手と自分の位置関係を確かめようとします。

マウンティングをする男性心理①自信がない

マウンティングする男性心理には、自信の無さが挙げられます。他人を見下すわけですから、一見、自信がありそうに感じますが、実はかなり自己肯定感が低いといった傾向にあります。自分をありのままに受け入れられず、自分の能力や魅力に劣等感を持っているとも言えます。

またこういった男性は、他人から見下されることや「バカにされるのでは?」という不安があり、そこに誰よりも恐怖を覚えるからこそ、否定される前に否定するといったマウント行動に走ってしまうのです。ある意味、自分の短所を隠したいが故の防衛心理とも言えますね。
ですのでもし、男性からやたらとマウントを取られる場合は、「この人は自信がないんだな…」と思うようにするといいでしょう。

マウンティングをする男性心理②誰よりも優位でありたい

男性自身のプライドが高ければ高いほど、マウンティングする傾向にあります。こういった男性の多くは、基本的に負けず嫌いな性格であり、それがマウントという行動に繋がってしまいがち。
「自分は他人と違って特別」「自分は周囲よりもレベルが高い」と本気で思っています。そしてそれがたとえ、本来優劣のつけようがない「愛情」や「幸福」であっても、他人と比較して自分の方が優れているとアピールしたりするなんてことも…。

また、なんでもかんでもマウンティングする男性は、そもそも男性の親がそういったタイプであり、日常的に競争するのが当たり前の環境下で育っていた可能性があります。子供の頃からなかなか親に認められなかったりすると、大人になってから周囲に自分の価値を認めて欲しくなってマウンティングをするケースも。

マウンティングをする男性心理③ストレスが溜まっている

マウンティングする男性は、多かれ少なかれストレスが溜まっています。例えば、職場や家庭のストレスから感情を上手くコントロールできず、そのストレスをマウンティングで発散するなんて人も。

抑圧された日々を送っているからこそ、自分も人を見下したりバカにすることでリセットしているのでしょう。こういったタイプは、優越感に浸ることや他人に悔しさを味わってもらうことでしか快感を得られないのです。

また、ストレスを抱えやすい男性は、周囲に弱みを見せられないという傾向もありますよ。「自分で自分を認められない」「誰からも認めてもらえない」不満を、無理矢理周囲からの称賛に変えているのです。もし、恋人がマウンティングをしてくるようになったら、些細な事でも褒めたり認めるようにしてあげると、徐々に緩和されるかもしれません。

どんなマウンティングがある?

では、具体的にどんなことがマウンティング行動として挙げられるのでしょうか?おもに仕事面でありがちなのは、学歴や仕事の業績、給与など非常に分かりやすい社会的な地位やステータスなどをやたらとアピールしてくることもあります。いかに自分が「できる人」なのか、どれだけすごいかどうかを周囲に分からせて特別であることを強調します。

また、「かまってちゃん」タイプに多いマウンティングには、空気を読めないような発言や、周囲を傷つけるような言い方をするといった特徴があります。一見、「ただの無神経な人」といったイメージだと思われやすいのですが、実は自分さえよければ相手がどうでも構わないといった、男性の意図的な行動であることもあります。

加えて、同性同士でもよくありますが、求めてもいないのにアドバイスをしてくることもまた、無意識に相手を見下していると言えますよ。

マウンティング男性の特徴①すぐ否定する

マウンティングする人の特徴的な行動の一つに、すぐに否定するといったものがあります。「自分の意見が正しい」「周囲の意見や価値観は関係ない」と思っているので、「でもさ…」「いや…」という言葉で反射的に相手の意見を遮断します。周囲の意見を反対した後は、持論によって自分の意見がいかに正しいかを植え付ける事もよくあるパターン。

さらに、やたらと説教やダメ出したがるのも、マウンティングする男性の典型的な行動にあたります。マウンティングされる側は、男性の意見ばかり押し付けられて辛いでしょう。しかし、説教やダメ出しでマウンティングするのは、他人を認める姿勢がもともとない心理によるもの。

そしてこういった男性は、高確率で協調性に欠けており、嫌われていることに気づいていないことが多いですよ。

マウンティング男性の特徴②ブランド志向

マウンティングする男性の多くは、他人から「すごい!」と思われたい気持ちが人一倍強いと言えます。そしてそのような人は、誰よりも自身のステータスや他人からの評価に固執します。例えばそれは、身につけているもののブランドによって、自分の価値を周囲にアピールするなんてこともありますよ。

あなたの周りに、靴やバッグ、洋服をやたらとブランドで固めている人はいませんか?もちろん、本当にオシャレでこだわりを持っている人も中にはいると思いますが、一般的に経済力の高さや地位の高さをブランドで示す男性は多いですよ。

また、あまりにも他人から気づかれていないと感じたら、自ら「〇〇っていうブランド知ってる?」「これ高いんだよね」などと言い出すような男性もいます。こういったアピールをされたら、上手く受け流すのが一番ですよ。

マウンティングをされたらどうすればいい?

最後に、男性からマウンティングをされた際の対処法についてご紹介します。もしマウンティングされたら、相手を必要以上に煽らないことです。同じ土俵に立ってしまうとこういった男性の心に火が付き、エスカレートしてしまうこともあります。

「へえ」「そうなんだ」「ふうん」などと無感情に受け流す対応で、興味が無いことをそれとなく伝えてください。ポイントは対抗したり反対のことを言わないこと。ただし、あまりにも理不尽なマウンティングをされてしまったら、相手にハッキリ嫌だと伝えましょう。マウンティングする側は相手の気持ちに気が付いていない可能性も…。

さらにもし、マウンティングしてくる相手が夫や恋人の場合は、モラハラの証拠を残しておきましょう。それでも改善されないようなら、別れる選択肢を持っておくことも一つです。

まとめ

マウンティングする男性は、相手より優位に立ちたい心理があるからこそ。またこういった行動を取る人は、自分に自信がなくマウンティングを通して自分を落ち着けたり、不安を解消しようとしています。

もしマウンティングされた時は、「受け流す」「ハッキリ嫌だと伝える」「興味の無い素振りを示す」などで、マウンティングから逃れましょう。近い関係の人とは思い切って距離を取ることも考えてみて下さいね!

画像出典:istock

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