悲しいことですが、すべての片想いが実るわけではありません。
長く苦しまないためにも、きっぱりと断ち切ったほうがいい関係というものもあります。
泥沼にはまり込んでしまわないためにも、片想いをしている最中は、常に引き際を意識したほうがいいですよ。
長い片想いで大事なのは”引き際”
必ず恋を成功させる…そんな力強い思いも大事ですが、そのせいで長く苦しみが続くのは本当にいいことなのでしょうか?恋心が執念に変わってしまうと、あなたにとっても相手の男性にとっても不幸な結末を迎えることにもなりかねません。
ですから、 「片想いは引き際が肝心」と思っていてください。
悲しくても気持ちを断ち切って、新しい恋に向かったほうがいい場面というのもあります。
そのような引き際を、どう見極めたらいいか、まずはお知らせしておきましょう。
状況に応じて柔軟に対応するというのは、どんな時でも大切な姿勢です。
恋愛においても臨機応変な行動が重要だという点は、しっかりと心に刻んでください。
1つの恋が終わっても、次の恋でもっと幸せになればいいのです。
相手のことを考えるとただただ苦しい時
あなたの心が限界を迎えると、好きだった人のことを考えるだけでただただ苦しい…そんな状態に陥ってしまいます。この状態は、まさに心の危険信号だと言っていいでしょう。
たとえその苦しみを乗り越えて意中の人との関係を実現したとしても、うまく傷が癒えるかはわかりません。
悪くすれば嫉妬深くなって、あまり楽しくない交際となってしまう可能性も…。
ムキになってしまわないよう、注意が必要な状態とも言えます。
ですから、楽しいはずの恋愛がつらいばかりになってしまったら、すでに引き際が来ていると考えてください。
いったん恋のことは忘れて、心を癒やすのに全力を尽くしましょう。
立ち直る頃には、新しい恋愛と向き合う準備も整っているはずですよ。
他に良い人が現れた時
片想いしている男性とは別に、もっと素敵な相手を見つけた時も、恋の引き際だと考えていいでしょう。新しく現れた男性のほうに、恋愛成就の可能性を感じているということです。
実るかどうかわからない関係を引きずるよりも、新しい出逢いと向き合ったほうが建設的でもあります。
今のあなたは、そういった姿勢を「不誠実なもの」と考えてしまいがち。
しかし、片想いの相手に必要以上の義理立ては必要ありません。
幸せになれる可能性の高いほうを選ぶ…そう考えれば当然のことだと言ってもいいでしょう。
この引き際は、たいていの場合心の余裕がある時に訪れます。
そのため、チャンスを見逃す心配はありませんね。
いざという時には、気持ちを切り替える必要もあると考えてください。
これ以上関係の進展が望めない時
もう1つ、「この関係はこれ以上進展しない」と直感する場面もあるかもしれません。あまりに進まない関係に限界を感じてしまうとか、感情的になって結論を急いでしまったとかではないはずです。
ごく冷静に、「このままではいけない」と思う瞬間があります。
これも、わかりやすい引き際の1つだと言っていいでしょう。
あなたの内面で理性が働いて、新しい恋を目指すよううながしてくれているのです。
こういったひらめきや気づきは、大切にしたほうが幸せになれますよ。
ただし、完全に思いを断ち切る前に、もう一度だけ未練がないかを確認してくださいね。
そういった慎重さによって、思い込みを排除することができるのです。
しっかりと気持ちを切り替えて、新しい恋を始めましょう。
最後に
恋にけじめをつける時のことなど考えたくもない…それが本音だと思います。しかし、そもそも恋心というのは移ろいやすいもの。
交際が始まれば違いますが、恋人になるまでは男性も女性も自由に気持ちを入れ替えていいのです。
そのくらい楽に構えていれば、あなたはもっと楽しい恋愛経験を積んでいけるようになるでしょう。
そして、理想的な恋人を見つけ出すことだってできるようになるのです。
「こうでなくては」といった思い込みは、すぐになくしてくださいね。