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目次

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四柱推命とは?

四柱推命(しちゅうすいめい)は、中国で生まれた占術の1つで、文字通り「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」「4つの柱」をもとに運勢やその人の性格を読み解いていきます。

この「4つの柱」とは、生年月日と出生時刻から算出することができ、西暦ではなく干支暦を用います。鑑定の際には、「命式」と呼ばれる表を作成し、「4つの柱(四柱)」を配置し、運勢を見ていきます。

4つの柱(四柱)が持つ意味と役割

年柱
  • 年齢域 : 0歳~20歳【初年運】
  • 一生を通じて、どんな人生を送るのか、どんな運気を持っているのかを表します。年柱が強ければトラブルを幸運で切り抜けられたり、運の良さを感じることができます。
    しかし、年柱が良くない場合は、周りの影響により運気が上がることがないので、自身で開運をしていく必要があります。
月柱
  • 年齢域 : 20歳~40歳【青年運】
  • 社会運・成功運など、あなたがどんな才能に恵まれているのか、その特性を表します。月柱が良ければ、目の前に立ちはだかる壁を乗り越え、タフに生き抜いていけます。
    一方、月柱が良くない場合は、困難に打ち勝つことができず、状況が悪化してしまうことも。問題を未然に防ぐ意識が必要です。
日柱
  • 年齢域 : 40歳~60歳【中年運】
  • 自分の個性や生まれ持った性格・本質を表します。また、私生活や結婚生活なども表し、プライベートが充実するかどうかの基準になってきますので、まさに命式の中心ともいえます。
    人間関係では自分(日干)、パートナー(日支)を意味します。
時柱
  • 年齢域 : 60歳以降【晩年運】
  • 主に人生の成果・結果を表します。時柱が良い場合は、比較的に早い時期に結果が出ることを示しており、反対に良くない場合は、結果に辿り着くまでに妨害があったりと、困難が訪れることもあります。
    特に仕事での結果、能力を意味します。
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四柱推命の陰陽思想と五行説とは?

陰陽思想

陰陽思想とは、世の中にあるものは全て「陰」と「陽」の相反する2つのものから成り立っているという考えです。

例えば、「太陽と月」や「表と裏」「男性と女性」というように、相反するものが存在します。相反するものが存在することで、お互いを補い合い、調和が取れるとされています。

五行説

五行説は、地球上に存在する全てのものは、「木」「火」「土」「金」「水」から成り立っており、それぞれに影響を与え合っているという考えです。

この5つの元素は、良い影響や悪い影響を与え合うことで、変化したり、循環をしていきます。それぞれの元素にどんな特徴があるのかを見ていきましょう。

上記で説明した、陰陽思想と五行説を総称して「陰陽五行説」と呼ばれます。

四柱推命の五行が持つ意味とは?

五行説においては、これらの要素が持つ順序や流れが非常に重要であり、「朝から昼、昼から夜へ」と時の巡りや「春から夏、秋、冬へ」といった季節の移ろいとも深く結びついています

五行 意味
朝の光、そして春の息吹。生命が芽吹き、草木が勢いよく伸びるような、成長と発展の象徴です。木は根を張り、大地にしっかりと立ち、風雨に耐えてそびえ立ちます。
燃え上がる炎と、その熱がもたらす力。昼の太陽が照りつける夏の光のように、情熱や活動を象徴します。火は物を変化させ、勢いと拡散の性質を持ちます。
全てを育む大地。日差しを浴びて生命を支え、作物を実らせる母のような存在です。収穫を迎える土地の豊かさや、山岳の厳しさもこの要素に含まれます。
秋の澄んだ空気と、沈みゆく夕陽の光。冷たくも美しく輝く金属のように、硬さと柔らかさ、洗練と収束の象徴です。整然とした静けさを帯びています。
夜の静寂と、全てのものが眠りにつく時。小川のせせらぎから大河のうねり、そして深く静かな海へ。水は流れ、蓄え、そして時に荒れ狂う、潜在的な力と陰の世界を表しています。
▼五行について詳しく見る▼

五行色体表とは?

五行には、さらに世の中のものを分類されます。さらに細かく5つに分類することで、今起きている現象を理解しやすくなります。それを表したのが「五行色体表」です。

例えば、人体を五行に置き換えた時、自分の体質が五行のどこに割り当てられるのかを調べることで、関連する症状や体調の異変を見つけ出すことができます

五行
人体 五臓
五腑 小腸 大腸 膀胱
五官
五腔 皮膚
五主 血脉 肌肉 皮毛
五労
自然界 五色
五音
五味
五方 中央 西
五季 土用
五志

五行の「相生」「相剋」「比和」

相生相剋図解

五行を構成する「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素の間には、「相生(そうじょう)」「相剋(そうこく)」「比和(ひわ)」という3つの関係性が存在します。これは、ある要素が他の要素にどのような影響を与えるか、助け合うのか、打ち消し合うのかを示すものです。

これらの関係性によって、五行説は自然界や人間社会のあらゆる現象、全ての物事の生成・発展・循環・調和などを体系的に説明してます。ここでは3つの関係性がどんな意味を持っているのかをそれぞれ紹介していきます。

相生(そうじょう)

相生は、五行の1つが別の五行を生み出し、互いに助け合う関係を指します。たとえば、「木」は「火」を生じ、「火」は「土」を生じ、「土」は「金」を生じ、「金」は「水」を生じ、そして「水」は再び「木」を生みます。このように、五行は円を描くように循環しながら、お互いを育んでいきます。

季節が春から夏、夏から秋へと順に移り変わるように、「木 → 火 → 土 → 金 → 水 → 木」という流れで、五行が自然のリズムに沿って進行する関係が「相生」です

相剋(そうこく)

相剋は、五行の1つが他の五行を制御したり、打ち消したりする関係です。これは互いに害を及ぼすようにも見えますが、バランスを保つための調整作用とも言えます。「木」は「土」を剋し、「火」は「金」を剋し、「土」は「水」を剋し、「金」は「木」を剋し、「水」は「火」を剋す。このように、五行は星型の構造を描くようにして、抑制し合う関係を形成します。

一般に相剋は「凶」の関係とされますが、「剋する」という行為は、単なる攻撃ではなく、制御や作用という意味でもあります。つまり、剋する側から剋される側へ、ある種の働きかけが起きているのです。

比和(ひわ)

比和は同じ五行同士が互いに共鳴し合う関係で、力を強め合う働きを持ちます。たとえば「木」と「木」、「火」と「火」など、同質のエネルギーが重なり合い、性質がより強く表れます。

五行の関係性を見る方法は?

相性見方図解

上記の図のように、自分と相手の命式を見て、十干と対応する五行から、その五行同士の関係を見ます。上記の図では、自分と相手の日柱天干を基準にしており、日柱天干の五行がなんの関係になっているかを判断します。※占いたい内容によって、命式のどの部分を見るかが変わってきます。

相生・相剋・比和の関係において重要なのは、これらの関係が決して「絶対」ではないという点です。たとえば、ある五行が別の五行を生じる(相生)とき、それは力を与えると同時に、自らの力を削るという側面も持ちます。

また、「剋する」関係も、単なる衝突ではなく、働きかけや制御と見ることができます。五行は単純な善悪だけではなく、自然の調和や変化のしくみを表す深い思想なのです。

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四柱推命の十干とは?

干支(えと)は、もともと「陰陽五行説」に基づいて考えられたものです。たとえば「丙午(ひのえうま)」という表現は、十干と十二支を組み合わせたものを指します。これは四柱推命において欠かせない基本要素の1つです。

十干(じっかん)とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類で、「天のエネルギー」を表します。一方、十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類で、「地のエネルギー」を表しています。これらはそれぞれ陰陽と五行に分類され、相互に関係し合っています。

四柱推命では、生年月日や出生時間をこの十干十二支に置き換え、命式と呼ばれる「運勢のカルテ」を作成します。その命式をもとに、性格や運勢の流れを読み解いていくのです。

十干 五行 陰陽 意味
責任感が強く上昇志向。周囲の評価や世間体を気にするため、常識の枠を超えるような事はしない。自分は「特別」評価しているため、プライドが高い。
目上の人に対して礼儀正しく人当たりが良く、甘え上手。また、人をなごませるような雰囲気を持ち、多くの人からサポートしてもらうカリスマ性がある。
生命力に満ちあふれており、派手で華やかで人気運も高い。弱点は、忍耐力が弱く、地道な努力は嫌いなこと。しかし、多少の失敗があっても切り替えが早い。
早熟な傾向で周囲に気を使える、気配りの人。明るく温かな雰囲気ですが、喜怒哀楽が激しく、繊細な心の持ち主。熱しやすく冷めやすい気分屋の一面も。
じっくりと物事に取り組んでいく大器晩成型。信念を持って行動するため、人からの意見で自分の意見を変えることはない。人から頼られる事も多い。
忍耐。努力型。控えめな性格で温和な雰囲気ですが、内面は頑固。情に厚く包容力があり、柔和で色気がある。外交的というよりは、豊かな愛情は、家庭を守ることが得意。
剛気。正義感。物事を白黒はっきりさせたいタイプ。直感力に優れ、好奇心旺盛、果敢な冒険者。従うことが苦手な一匹狼。
華麗、完璧主義、プライドが高く、上品。洗練された雰囲気を持ち、感性が鋭く自己表現が得意。再生能力が高いので、切り替えも早く、過去は振り返ることはない。
自由を求めて行動するスケールの大きな旅人。束縛されることが大嫌い。ひとつのところに留まることが苦手で、チャレンジ精神旺盛。
記憶力、思考力がとても高く、正直で研究熱心。逆境に強く、どんな環境にも、人にも順応していく才能がある。クールでポーカーフェイス。
▼十干をさらに詳しく見る▼

四柱推命の蔵干(ぞうかん)とは?

蔵干(ぞうかん)とは、十二支(地支)の中に内蔵されている十干(甲~癸)のことを指します。たとえば、地支の「子(ね)」には「壬」と「癸」が含まれています

各十二支には2~3個の蔵干が割り当てられており、その中から1つだけが命式に記されます。この選ばれる蔵干は、生まれた時刻によって決まり、時刻を3つの区分に分けて割り振られます。この区分を 「余気(よき)」「中気(ちゅうき)」「本気(ほんき)」 と呼び、それぞれに対応する干が存在します。

例えば、「丑(うし)」に含まれる蔵干は、余気が「癸」、中気が「辛」、本気が「己」となります。どの蔵干が現れるかによって、その人の命式や性格の傾向が微妙に変化していきます。

余気
  • 時期
  • 節入り後、およそ7~10日までに生まれた場合
  • 意味
  • 新しい季節のスタートに当たり、その地支に含まれる干のうち「季節の変わり目を象徴する干」が余気となります。前月の影響を色濃く残しており、性質的にも「過渡期」「移り変わり」を示します。エネルギーは安定しにくく、変化や調整を担う役割があります。
中気
  • 時期
  • 節入り後、およそ8~20日の間に生まれた場合
  • 意味
  • 余気と本気のちょうど中間にあたり、2つの性質をバランスよく受け継ぎます。地支に含まれる干のうち「中庸的な干」が配置されます。移り変わりの中で安定性を持たせる役割を持ち、調和的・中間的な性質を示します。
本気
  • 時期
  • 中気以降〜次の節入り前までに生まれた場合
  • 意味
  • その地支の「中心的な干」「本来のエネルギー」が表れる部分です。地支の持つ五行の力を最も強く表し、その季節の本質を反映します。命式に大きく影響を与える、蔵干の中心的な存在です。

四柱推命の干合(かんごう)とは?

干合(かんごう)とは、十干同士が特定の組み合わせで結びつく現象を指します。組み合わせは次の5種類です。
種類変化する十干生まれる五行性質
甲 + 己戊 – 己中正の合
乙 + 庚辛 – 庚仁義の合
丙 + 辛壬 – 癸威制の合
丁 + 壬乙 – 甲淫疾の合
戊 + 癸丙 – 丁無情の合

これらが命式の中に現れると、本来の五行による性質に加えて、別の五行の性質が表れる可能性があります。例えば「甲 + 己」の干合は五行で「土」となり、「中正の合」と呼ばれます。そこから誠実さや人徳といった意味を読み取ることができます。

ただし、干合があるからといって、必ず新しい性質が加わるわけではありません。実際に干合として働くには、一定の条件(天干の位置関係や他の干支の影響など)が必要となります

干合が成り立つ条件

  • 対象の十干が組み合わさっていること
  • 干合は特定の組み合わせ(甲+己、乙+庚、丙+辛、丁+壬、戊+癸)が命式内に存在している必要があります。
  • 天干の位置関係
  • 干合は、年柱・月柱・日柱・時柱のどの位置にあるかで成立しやすさが変わります。正対や同じ柱内にある場合に成立しやすいです。
  • 他の干支との干渉
  • 干合の成立には、干支同士の冲(ちゅう)、刑(けい)、害(がい)などの影響が少ないことが条件です。強い冲・刑・害があると、干合の効果は弱まります。
  • 五行の補完
  • 干合が成立すると、もともとの五行の性質に新しい要素が加わり、性格や運勢に複合的な影響が出ます。
  • 命式全体のバランス
  • 干合は命式の全体バランスを見て判断されます。単独で干合があっても、他の干支との関係によっては成立とみなされない場合があります。
四柱推命の合化(ごうか)とは?

合化とは、干合によって結びついた十干の性質が変化し、新しい性質が加わる現象を指します。合化が成立すると、命式の運勢や性格に別のエネルギーや特質が現れるため、鑑定において重要な要素となります。しかし、条件を満たさない場合は 合去(ごうきょ) と呼ばれ、干合を構成する十干の性質がどちらも命式に現れない状態となります。

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四柱推命の支合(しごう)とは?

支合(しごう)とは、相性が良く結びつきの強い十二支の組み合わせのことを指します。別名「六合(りくごう)」とも呼ばれます。支合の組み合わせは次の6つです。
種類合化後の五行性質
子 + 丑「子」のきめ細やかさと、「丑」の粘り強さが結びつき、成果を成し遂げる
寅 + 亥「寅」の決断力と、「亥」の推進力が結びつき、素早く結果に繋がる
卯 + 戌「卯」の奉仕の精神と、「戌」の誠実さが結びつくことで、情熱的な要素が加速する
辰 + 酉「辰」の根気強さと、「酉」の絶え間ない努力が結びつき、想像を超える結果に繋がる
巳 + 申「巳」の向上心と、「申」の器用さが結びつき、緻密な分析力に繋がる
午 + 未「午」の明るさと、「未」の謙虚さが結びつき、人をまとめる力に繋がる

命式の中に支合があると、五行のバランスが整い、思考と行動が一致する意志の強い人と判断することができます。さらに、自分の日柱と親や恋人など他者の日柱を比べることで、支合の関係にあるかどうかを確認できます。支合の関係にある人同士は、団結力や絆が強く、円満な関係を築きやすいとされています。

ただし、命式内で支合が成立するには一定の条件が必要です。※他者との相性を見る場合は、この条件は必ずしも必要ありません。

支合が成り立つ条件

  • 相対する支が同じ柱にあること
  • 支合となる2つの地支が、年柱・月柱・日柱・時柱のいずれかに配置されている必要があります。
  • 支の位置関係
  • 支合は「正対」または「対向」の位置にあると成立しやすい。例えば子と丑は正対、寅と亥も対向の関係。
  • 五行のバランス
  • 支合が成立すると、2つの地支の五行エネルギーが結びつき、命式全体のバランスが整います。
  • 他の干支との関係
  • 干や他の支との干渉(冲・刑・害など)が強い場合、支合の効果が弱まることがあります。
  • 支合の本質理解
  • 支合は「和合・調和・安定」をもたらすため、命式内での成立は運勢や性格の安定にも影響します。
四柱推命の支冲(しちゅう)とは?

支沖(しちゅう)とは、正反対の性質を持つ十二支の組み合わせのことを指します。別名「冲(ちゅう)」とも呼ばれ、命式に現れると性質や運勢に大きな影響を与えることがあります。

四柱推命の三合(さんごう)とは?

三合の図解

三合(さんごう)とは、正式には「三合会局(さんごうかいきょく)」といい、相性の良い十二支3つの組み合わせ「申・子・辰」「亥・卯・未」「寅・午・戌」「巳・酉・丑」のことを指します

三合が命式で成立すると、運勢が良く、繁栄・発展しやすい人生となります。三合が成立すると、それぞれ決まった性質が強くなります。では、それぞれ強くなる性質について見てみましょう。

木局亥・卯・未
火局寅・午・戌
金局巳・酉・丑
水局申・子・辰

三合が持つ性質

  • 申・子・辰」が「」知識を発展させていく発想力と創造性がある
  • 亥・卯・未」が「」大志を抱き枠にとらわれず突き進む力がある
  • 寅・午・戌」が「」チャレンジ精神とカリスマ性、存在感がある
  • 巳・酉・丑」が「」縁とチャンスに恵まれ独自の能力を活かせる

四柱推命の三合半会(さんごうはんかい)とは?

三合半会(さんごうはんかい)とは、三合会局が3つの組み合わせであることに対して、1つ欠けた十二支2つの組み合わせのことをいいます。(三合半会は、省略して「半会(はんかい)」と呼ぶことがあります。)

三合半会は、三合会局に比べて影響力が弱まりますが、五行が変化し性質が強まることには変わりありません。三合半会が成立するには、命式に季節のピークに該当する十二支「子・卯・午・酉」のどれかが入っている必要があります。

例えば「申・子・辰」の組み合わせなら「子・申」「子・辰」の組み合わせが三合半会として成立します。「申・辰」が揃っているだけでは、三合半会は成立しません。

木局卯未・卯亥・未亥
火局午寅・午戌・寅戌
金局酉巳・酉丑・丑巳
水局子申・子辰・申辰
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四柱推命の方合(ほうごう)とは?

方合(ほうごう)とは、十二支3つの組み合わせ「亥・子・丑」「寅・卯・辰」「巳・午・未」「申・酉・戌」のことをいいます。

方合の図解

これらは、五行を四季に置き換えたときに、同じ季節となる組み合わせです。命式に同じ五行を持つ十二支が3つ全てそろうことで非常に強い団結力を持ち、対応する五行の性質が強まります。では、組み合わせとそれに対応する季節と五行を見てみましょう。

木局木(春)寅・卯・辰
火局火(夏)巳・午・未
金局金(秋)申・酉・戌
水局水(冬)亥・子・丑

方合が持つ性質

  • 亥・子・丑」が「」→「」自分の気持ちと知識欲に素直である
  • 寅・卯・辰」が「」→「」前向きでまっすぐ目標に向かう勇気がある
  • 巳・午・未」が「」→「」情熱的で大胆なチャレンジ精神がある
  • 申・酉・戌」が「」→「」能力を磨き突き詰める才がある

四柱推命の七冲とは?

十二支を円形に並べた際、互いに向かい合う位置にある地支のうち、同じ陰陽の性質を持つ支同士が衝突・対立する関係を「七冲」と呼びます。組み合わせは「午・子」「未・丑」「申・寅」「酉・卯」「戌・辰」「亥・巳」の6種類があります。

七冲の図解

七冲(しちちゅう)は、十二支の相剋関係の中でも特に不調和を示すもので、主に「不和」「衝突」「不義理」「波乱」などの凶意を象徴するとされています。命式や行運において七冲が多く現れる場合、その人の人生には人間関係の摩擦、環境の変化、突発的な出来事などが強く作用すると解釈されます。

ただし、全ての七冲が同じ強さで凶意をもつわけではありません。たとえば「丑・未」「辰・戌」の2組は、いずれも五行で「土」を共有するため、朋冲(ほうちゅう)と呼ばれます。これは性質が共通していることで対立がやわらぎ、他の七冲ほど激しい衝突を生みにくいと考えられています。

子 ←→ 午子は午を剋する
巳 ←→ 亥巳は亥を剋する
寅 ←→ 申寅は申を剋する
卯 ←→ 酉卯は酉を剋する
丑 ←→ 未土の五行同士で相剋する
辰 ←→ 戌土の五行同士で相剋する

四柱推命の十二支とは?

十二支は、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」のことで、月・時刻・方角・季節を表す時に用いられる十二種類の要素です。

また、四柱推命の命式では「年・月・日・時」それぞれの十二支を算出します。その要素からもあなたの運命を読み解いていくことができます。月・時刻・方角・季節を表す十二支についてもご紹介していきます。

  • 生まれ年の十二支 ⇒ 年柱地支
  • 生まれ月の十二支 ⇒ 月柱地支
  • 生まれ日の十二支 ⇒ 日柱地支
  • 生まれた時間の十二支 ⇒ 時柱地支
十二支 五行 陰陽 時刻 季節 方位
23時~01時
01時~03時 冬土用
03時~05時
05時~07時
07時~09時 春土用
09時~11時
11時~13時
13時~15時 夏土用
15時~17時
17時~19時 西
19時~21時 秋土用
21時~23時

四柱推命の60干支とは?

十干と十二支を組み合わせたもので、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の十干と、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の十二支との最小公倍数より60の組み合わせとなります。年月日時にそれぞれ割り当てられ、時間の変化を表します。

西暦 干支 西暦 干支
1924年1984年1954年2014年
1925年1985年1955年2015年
1926年1986年1956年2016年
1927年1987年1957年2017年
1928年1988年1958年2018年
1929年1989年1959年2019年
1930年1990年1960年2020年
1931年1991年1961年2021年
1932年1992年1962年2022年
1933年1993年1963年2023年
1934年1994年1964年2024年
1935年1995年1965年2025年
1936年1996年1966年2026年
1937年1997年1967年2027年
1938年1998年1968年2028年
1939年1999年1969年2029年
1940年2000年1970年2030年
1941年2001年1971年2031年
1942年2002年1972年2032年
1943年2003年1973年2033年
1944年2004年1974年2034年
1945年2005年1975年2035年
1946年2006年1976年2036年
1947年2007年1977年2037年
1948年2008年1978年2038年
1949年2009年1979年2039年
1950年2010年1980年2040年
1951年2011年1981年2041年
1952年2012年1982年2042年
1953年2013年1983年2043年
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四柱推命の異常干支とは?

異常干支(いじょうかんし)とは、六十干支の中で、特別な意味や強い特徴を持っている干支のことを言います。六十干支の中に異常干支は13種類あり、その中で、さらに「通常異常干支(6種類)」と「暗号異常干支(7種類)」の2つに分類されます。

異常干支を持つ人は、独自の個性を持っており、形にはまらない自由な資質を秘めています。しかし、個性が独特過ぎるあまりに、周囲に理解してもらえないこともあり、孤独な人生になりやすいとも言われています。個人で何かを行う環境に身を置くことで絶大な成果を発揮することができます。

通常異常干支(6種類)

甲戌(きのえいぬ)
  • 落ち着きと忍耐強さを持ち、安定感がある
  • 感情を表に出さず、一見ミステリアス
  • 内面は義理人情に厚く、礼儀を重んじる

⇒ 「甲戌」をさらに詳しく見る

乙亥(きのとい)
  • 繊細で優しい性格、努力家
  • 柔軟さと打たれ強さを兼ね備える
  • 影で努力を重ね、大胆な決断で成功をつかむ

⇒ 「乙亥」をさらに詳しく見る

戊戌(つちのえいぬ)
  • 落ち着いた大人の雰囲気
  • 強い意志とこだわりを貫く不屈の精神
  • 山のような安定感で困難を乗り越える

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庚子(かのえね)
  • 明るく軽快で頭の回転が速い
  • 判断力に優れ、信頼されやすい
  • 慎重さがあり、準備を怠らない

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辛亥(かのとい)
  • ロマンチックで繊細、理想に向かう力がある
  • 大人しく見えても負けず嫌いで大胆な一面
  • 根は明るく純粋で前向き

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丁巳(ひのとみ)
  • 控えめでシャイだが、気遣い上手
  • 周囲に安心感を与える存在
  • 独自のこだわりを持ち、自分の道を歩む

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暗号異常干支(7種類)

辛巳(かのとみ)
  • 上品で繊細だが、芯が強い
  • 外見は親しみやすいが、内面は誇り高い
  • 誰に対しても対等に接する姿勢を持つ

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壬午(みずのえうま)
  • 明るくのびのびとした性格
  • 人懐っこく、誰とでも自然に打ち解ける
  • 自由で柔軟な環境で魅力を発揮

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丁亥(ひのとい)
  • 優しさと鋭さを併せ持つ
  • 感受性が鋭く独自の視点を持つ
  • 冷静で論理的ながら親しみやすい

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丙戌(ひのえいぬ)
  • 明るく温かい雰囲気を持つ
  • 協調性と社交性に優れる
  • 思いやりがあり、周囲を朗らかにする

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戊子(つちのえね)
  • 静かで揺るがぬ落ち着きを持つ
  • 正直で素朴ながら、貫禄がある
  • 出会った人に強い印象を与える

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癸巳(みずのとみ)
  • 柔らかさの中に力強さを持つ
  • 純粋で飾らない性格
  • 独特のセンスを発揮する個性派

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己亥(つちのとい)
  • 穏やかで落ち着きがあり希望を感じさせる
  • 強い意志を持つ
  • 山のように動じず、困難を乗り越える

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甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰
己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉
甲戌 乙亥 丙子 丁丑 戊寅
己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未
甲申 乙酉 丙戌 丁亥 戊子
己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳
甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌
己亥 庚子 辛丑 壬寅 癸卯
甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申
己酉 庚戌 辛亥 壬子 癸丑
甲寅 乙卯 丙辰 丁巳 戊午
己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥

四柱推命の十二運とは?

四柱推命の十二運は「天干」と「地支」の組み合わせたもので、その人の生まれ持った性質や運気を表します。

胎(たい)/養(よう)/長生(ちょうせい)/沐浴(もくよく)/冠帯(かんたい)/建禄(けんろく)/帝旺(ていおう)/衰(すい)/病(びょう)/死(し)/墓(ぼ)/絶(ぜつ)の12種類があり、十二運は、運勢エネルギーの強弱や人間の成長過程に例えて名付けられています。この一連の流れを「人の一生」に例えられることもあります。

十二運が持つ意味とは?

十二運は、人の一生をたどるように「運勢の盛衰」を表したものです。それぞれの段階には意味があり、流れを知ることで人生のリズムやエネルギーの強弱を読み取ることができます。

胎(たい)
  • 母の胎内に生命が宿る段階
  • 「胎」は文字通り胎児を意味します。好奇心が旺盛ではあるものの、まだ力がないので、周囲から守られています。また、胎児のように飽きっぽい所があり、現状に満足しないため、物事が長続きしません。
養(よう)
  • 胎内で育まれている段階
  • 「養」は赤ちゃんを表しています。赤ちゃんのように誰からも可愛がられます。また、自分に責任を問われる場面では、責任転嫁をしてしまうこところがあります。時間は掛かってしまいますが、成果を残すことができます。
長生(ちょうせい)
  • 誕生し、産声をあげた瞬間
  • 「長生」は子供を表しています。長生は長男や長女に良く見られる星です。順応性があり、頭の回転が早いです。しかし、損得勘定で行動をしてしまうので要注意です。
沐浴(もくよく)
  • 産湯で清められる時期
  • 「沐浴」は思春期を表します。束縛を嫌い、自由を求めるのが沐浴の特徴です。回りとは違うことをしてみたり、枠にはまらないという芸術家のような一面を持っています。また、恋愛トラブルが多いのも、この星の特徴です。
冠帯(かんたい)
  • 成人を迎え、自立する時期
  • 「冠帯」は青年期を表します。冠帯は成人し、社会人として歩み始めたという状況を表します。そのため、何か新しいことにチャレンジしたり、恐れることなく進むことができます。また、美的センスも優れています。
建禄(けんろく)
  • 社会で力を発揮し、活動が盛んな時期
  • 「建禄」は壮年期を表し、働き盛りで大事な仕事も任せられるようになり、回りからも認められている状況です。建禄は、新しいことにチャレンジするというよりは、堅実でコツコツ努力を重ねる性質を持っています。
帝旺(ていおう)
  • 人生の絶頂期、成功のピーク
  • 「帝旺」は、人生の絶頂期、頂点を表します。出世など、社会的地位を築くことができることを意味しています。成功者の星とも言われ、カリスマ性があり、困難を乗り越えていくことができます。
衰(すい)
  • 引退や体力の衰えを意識しはじめる段階
  • 「衰」は、老人を表します。落ち着きがあることでフレッシュさに欠け、年上に見られがちです。知識は豊富ですが、自己アピールはほとんどせず、アグレッシブさに欠けています。
病(びょう)
  • 病床に伏すような弱りの時期
  • 「病」は、文字通り病人を表します。病気になりやすかったり、まさに病人というイメージ、休みながら行動しないと疲れがたまりやすいです。また、考え事が多く、空想にふけったりします。
死(し)
  • 生命が終わる状態
  • 「死」は、死人を表します。ただ、死を意味するわけではありません。精神的に自分を高められる環境が向いていて、物事を客観的に見る力に長けています。また、人の気持ちを察したりする力もあります。
墓(すい)
  • 墓に入り、静かに眠る状態
  • 「墓」は、墓入りを表しています。先祖供養の星で、お墓参りをすることで運気アップに繋がります。スピリチュアル的な力があり、占いなどに興味を持つ人も多いです。
絶(ぜつ)
  • 肉体が大地に還り、全てが消えていく状態
  • 「絶」は、あの世の魂を表しています。絶はゼロからのスタートという意味があります。また、絶は天才の星とも言われており、枠に収まらずに成功を手にすることができます。しかし、組織の中では協調性に欠けます。

十二運早見表

十二運
日干
長生 沐浴 冠帯 建禄 帝旺
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長生 沐浴
冠帯 建禄 帝旺
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四柱推命の通変星とは?

通変星は「比肩・劫財・食神・傷官・偏財・正財・偏官・正官・偏印・印綬」の十種類から成り立つ星です。四柱推命においては、人の性格や能力、さらには運命を見極める重要な要素とされます。

命式の中で特定の十干と十干が重なった時、それらが陰陽五行における「相生」「相剋」「比和」のどの関係を結ぶかによって、その人に表れる通変星が決定します。

通変星の中でも、特に重要視されるのが日柱天干と月柱地支の蔵干との関係から通変星を割り出す、月柱蔵干通変星(月支元命)です。

月柱蔵干通変星は、その人の軸となる先天的な性質を表します。人生の中で色々な考え方や経験をし、成長していったとしても、月柱蔵干通変星が持つ本質は一生を通じて変わることはありません。

通変星の図解
通変星はどうやって求める?

通変星を求める際、全てにおいて、日柱天干が基準になります。日柱天干と別の柱の天干、そして地支蔵干と照らし合わせます。
日柱天干の五行と対象部分の十干の五行を調べます。五行の陰陽が「同一」or「異なる」か、そして、五行の関係が相生、相剋、比和のどの関係になっているかを調べます。

通変星別特徴一覧

比肩(ひけん)
  • 日干の陰陽 : 同一
  • 五行が日干を生じる : 比和の関係
  • 自分の判断基準を最優先します。そのため、自己中心的で身勝手な一面もありますが、それは自己表現したいという気持ちの表れです。目的意識がハッキリとしており、何事にも積極的に取り組む、まっすぐな性格の持ち主。
劫財(ごうざい)
  • 日干の陰陽 : 異なる
  • 五行が日干を生じる : 比和の関係
  • 普段は落ち着きがありますが、ふとした時に衝動を抑えることが出来なくなる一面も。気を遣えないタイプではありませんが、思っていることはハッキリと言ってしまうことがあります。そのため、相手を見下したような態度と捉えられてしまうことがあります。
食神(しょくじん)
  • 日干の陰陽 : 同一
  • 五行が日干を生じる : 相生の関係
  • 楽観的な性格で、何事も「どうにかなる」と考えている平和主義者。本能のままに行動し、最終的に「楽しくなれば良い」「楽しそう」という判断基準で物事に決断を下します。その一方で、責任感がおろそかになってしまうこともあります。
傷官(しょうかん)
  • 日干の陰陽 : 異なる
  • 五行が日干を生じる : 相生の関係
  • 表面上は強気ですが、内面は実は傷つきやすく、デリケート。そんな自分を見せないように反抗的な態度を取ってしまうことがあります。愛されたいけど素直になれない…ことが多いので、自分に素直になることが必要なタイプです。
偏財(へんざい)
  • 日干の陰陽 : 同一
  • 五行が日干を生じる : 相剋の関係
  • 社交的で人付き合いが上手。情に厚く、面倒見も良いです。サービス精神旺盛で人気者になれる要素を持った人です。ただ、お金を貯めることが苦手で、一見気前が良く見られますが、お金が出ていきやすいタイプなので要注意。
正財(せいざい)
  • 日干の陰陽 : 異なる
  • 五行が日干を生じる : 相剋の関係
  • 正義感、責任感が強く、真面目な働き者。派手さはありませんが、堅実で安定しているため、周囲から頼られる存在になります。しかし、堅実過ぎるために冒険せず、視野が狭くなりがち。自由な発想を求められる場所では力を発揮できない事もあります。
偏官(へんかん)
  • 日干の陰陽 : 同一
  • 五行が日干を生じる : 相剋の関係
  • 頭の回転が早く、行動力があります。一匹狼な一面もあり、自分が正しいと思えば、目上の人に対しても意見します。自分の意志を貫くことができるので、人生を自らの手で成功へと導いていくことができます。人の意見を聞く意識を持てばさらに成果を残せます。
正官(せいかん)
  • 日干の陰陽 : 異なる
  • 五行が日干を生じる : 相剋の関係
  • どんな状況でもハメを外し過ぎることはなく、自分を律することができる品の良い人です。際立ったカリスマ性があるわけではありませんが、周りからの人望は厚く、組織の中で信頼を勝ち得ることができ、出世しやすいタイプです。
偏印(へんいん)
  • 日干の陰陽 : 同一
  • 五行が日干を生じる : 相生の関係
  • 知的でセンスがあり、クリエイティブの才能に長けた人です。一方、独自のセンスがあるため、人と同じ事をするのは嫌で、束縛されることも嫌います。何か1つの道を極めることで、才能を発揮することができます。
印綬(いんじゅ)
  • 日干の陰陽 : 異なる
  • 五行が日干を生じる : 相生の関係
  • 才能に溢れ、「天才」と呼ばれるタイプの人です。鋭い感性を持ち、自らの力で道を切り開いていくことができます。抑えておくべきポイントを見極め、要領よく作業をこなします。注目を集めるタイプで、組織の中の人気者です。
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比肩 劫財 食神 傷官 偏財
正財 偏官 正官 偏印 印綬

通変星早見表

十干
日干
比肩 劫財 食神 傷官 偏財 正財 偏官 正官 偏印 印綬
劫財 比肩 傷官 食神 正財 偏財 正官 偏官 印綬 偏印
偏印 印綬 比肩 劫財 食神 傷官 偏財 正財 偏官 正官
印綬 偏印 劫財 比肩 傷官 食神 正財 偏財 正官 偏官
偏官 正官 偏印 印綬 比肩 劫財 食神 傷官 偏財 正財
正官 偏官 印綬 偏印 劫財 比肩 傷官 食神 正財 偏財
偏財 正財 偏官 正官 偏印 印綬 比肩 劫財 食神 傷官
正財 偏財 正官 偏官 印綬 偏印 劫財 比肩 傷官 食神
食神 傷官 偏財 正財 偏官 正官 偏印 印綬 比肩 劫財
傷官 食神 正財 偏財 正官 偏官 印綬 偏印 劫財 比肩

四柱推命の大運とは?

大運は10年単位の運勢を表しています。10年単位といっても、0歳~10歳、11歳~20歳など規則的になっているのではなく、何歳からの10年間になるかは、人によって異なります。
また、大運には「順行運」と「逆行運」があり、どちらに当てはまるかは年柱の天干によって判断できます。

名称 特徴
比肩 自分の力が直接結果に結びつく状態。また、比肩は「自立」という意味があるので、家を出て一人暮らしをスタートさせたり、単身赴任をすることが多い10年間です。
劫財 人間関係を大切にする必要がある10年間です。この期間に人間関係をこじらせてしまったりすると、財を失うこともあるので要注意。
食神 生活に困る事のない10年間です。努力をしなくても人生がスムーズに展開していくので、必死になることがありません。流れに乗っていれば進むべき方向が見えてきます。
傷官 テンションの浮き沈みが激しい10年間です。楽な方に進もうとするのではなく、試練を受け入れて進んでください。その先に自分の理想の姿が待っています。
偏財 肩の荷が下りたかのように、人生が楽になる10年間です。人間関係も円滑になり、恋も仕事もチャンスに恵まれます。
正財 真面目に働くことで、大きな結果を手にすることができる10年間です。結婚したり、家を買ったり、身を固めるのに最適の時期です。
偏官 エネルギーがみなぎり、積極的に行動できる10年間です。一時的に苦しい時期はきますが、ピンチを跳ね返し大きく躍進できます。
正官 組織の中でポジションを確保するために大事な10年間です。自分の能力に磨きをかけておくことで、周囲からの評価・期待を集められます。
偏印 ずっと変わらなかった環境が、ガラッと変わる10年間です。変化に動揺するのではなく、変化の波に乗っていくことで開運に繋がります。
印綬 今まで積み上げてきた実績や努力が認められる時期です。環境を変えるのでは無く、堅実に努力をし続けることで更なる飛躍が期待できます。
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四柱推命の空亡とは?

空亡は「天中殺(てんちゅうさつ)」とも呼ばれます。これは、自然が生み出した 空間=十干 と 時間=十二支 の組み合わせの中で、一部に生じる「不自然な融合」を指します

本来、十干と十二支は陰陽で結びつき、自然に調和した「干支」を形づくります。しかし、両者を組み合わせていくと、対応する干が存在しない箇所が出てきます。この「組み合わせが欠けてしまう部分」が 空亡(天中殺) であり、その期間は不自然さが生じる特別な時期とされています。

空亡の図解
空亡はどんな時期?

空亡は、凶運期の中でも一番気をつけなければならない時期のことをいいます。この時期は、壁を乗り越えようと努力をしても、なかなかその状況からの抜け出せず、逆に深みにはまってしまいます。そのため、その期間は時が過ぎるのをじっくりと我慢するのが最適とされています。

一方では、空亡を乗り越えたら運が開けてくると考え、人生が好転する前段階とされています。空亡の期間を正しく過ごすことで、大きなチャンスを掴める可能性を秘めています。

空亡一覧表

空亡には「子丑空亡」「寅卯空亡」「辰巳空亡」「午未空亡」「申酉空亡」「戌亥空亡」の6つのタイプがあります。それぞれにどんな意味があるのかを解説してきます。
空亡意味
戌亥空亡 鋭い直感力と独特の価値観を持つタイプで、カリスマ性に優れる。人と異なる感性が創造性を生み、芸術的な才能として現れやすい。ただし、周囲から理解されにくい一面もある。
申酉空亡 常に向上心を持ち、努力を惜しまない誠実な人物像を示す。責任感が強く周囲から信頼されるが、頑張りすぎて心身の負担を抱えやすい点には注意が必要である。
午未空亡 思考力が高く、物事を迅速に判断できるタイプ。自信に満ちた行動力が特徴である一方、強い自己主張が周囲との摩擦を生むこともある。協調性を意識することでより成功につながる。
辰巳空亡 独創的な視点を持ち、他者とは異なる発想ができる人物像を示す。繊細で打たれ弱い面があり、過度な負担は不調の原因となる。自らのペースを守ることで能力が発揮されやすい。
寅卯空亡 行動力と活力に満ちたタイプで、思い立ったらすぐに実行に移せる。積極性が強みとなるが、細部への注意を欠くと失敗につながりやすい。慎重さを意識すれば成果が安定する。
子丑空亡 誠実で真面目な性格を持ち、争いを避ける傾向がある。努力を重ねて実力を培い、自らの力で道を切り拓くことができる。独立や起業など、自主的な選択によって大きな成功を得やすい。
▼空亡を詳しく見る▼
戌亥空亡 申酉空亡 午未空亡
辰巳空亡 寅卯空亡 子丑空亡

空亡組み合わせ表

空亡 六十干支
戌亥空亡 甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉
申酉空亡 甲戌 乙亥 丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未
午未空亡 甲申 乙酉 丙戌 丁亥 戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳
辰巳空亡 甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子 辛丑 壬寅 癸卯
寅卯空亡 甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥 壬子 癸丑
子丑空亡 甲寅 乙卯 丙辰 丁巳 戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥
空亡期は好転へのキッカケ?

空亡は試練が多く、気を付けるべき時期ではありますが、その期間が終われば、そこから10年間の幸運へと繋がっていきます。しかし、幸運を掴むには、空亡期にしっかりと次に向けた準備をしておく必要があります。実際にどんな過ごし方をすると良いのかをお教えします。

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空亡期にすべきことは?

  • 環境を変えようとしない
  • なかなか上手くいかなくて、苦労してしまうと環境を変えてしまいたいと感じることもあるでしょう。しかし、その期間を「自分は今、エネルギーを溜める充電期間」だと思い、環境を変えないようにしてください。
    環境を変えないという気持ちの強さが、今後10年間の幸運に繋がると考えてみてください。
  • 無理せず休む
  • いつも起こらないことが起こり、焦る気持ちもわかりますが、無理に行動に起こしたりすることは逆効果です。充電期間なので、しっかりとエネルギーを蓄えてください。
    自然豊かな所で心を落ち着かせてみたり、いつもと違う場所でリフレッシュしてみると良いでしょう。
  • 自分磨きを怠らない
  • 空亡期は、何か新しいことにチャレンジするのには不向きの時期です。そのため、今の自分を更に高められるように自分磨きをしてみてください。
    この期間に磨き上げたスキルは、空亡期が空けた時に、あなたを手助けしてくれることとなるスキルに変わります。
    趣味でも構わないので、地道に自分磨きに取り組みましょう。
  • 整理整頓・掃除をする
  • 空亡期は、良くない空気が漂ってしまいがちです。そのため、定期的に掃除をするなどして、身の回りの空気を浄化しておきましょう。
    悪い空気を帯びたものが家の中にあると、幸運も舞い込みづらいとされているので、断捨離などもおすすめです。次の運気が入ってくるスペースを作っておくとよいでしょう。

四柱推命の天戦地冲とは?

四柱推命の天戦地冲(てんせんちちゅう)とは、2つの天干同士が相剋し、さらに地支同士が七冲する関係の事を表します。別名で干天剋地冲(てんこくちちゅう)と呼ばれることもあります。

天戦地冲は、周囲のエネルギーとの衝突やトラブル、人生の強制的なリセット、または再スタートという意味を持っています。相性を見る際、相手との関係が天戦地冲になっている場合、意見の食い違いや衝突を意味することが多いです。

一方では、お互いに程良い距離感を保った関係と考えることもできます。実際に、天干が相剋になる組み合わせと地支が七冲になる組み合わせを見てみましょう。

天干が相克になる組み合わせ

自分の天干相剋関係
剋される干剋す干

地支が七冲になる組み合わせ

自分の地支七冲となる地支

天戦地冲の時期には何が起こる?

「天戦地冲(てんせんちちゅう)」の年は、自分の干支とぶつかり合う強いエネルギーが巡ってきます。そのため、生活や環境、人間関係に大きな変化が起きやすく、人生の再スタートや転換点となることが多いとされています。

ときには強制的にリセットされるような出来事もありますが、見方を変えれば「人生を振り返り、新しい一歩を踏み出すためのきっかけ」とも言えます。学びや気づきが多く得られる年でもあるのです。

本来、天戦地冲は凶意を持つとされるため、つい不安に感じがちですが、その大きなエネルギーを上手く活かせば、むしろ運気を反転させて飛躍するチャンスになります。だからこそ、この時期をあらかじめ知っておくことは、とても大切だと考えられています。

POINT

天干の相克(そうこく)には大きく2つのパターンがあります。1つは「自分が相手を剋す場合」、もう1つは「自分が相手に剋される場合」です。このため、1つの干支につき天戦地冲は2通り存在します。
そして一般的には、「自分が剋される場合」の天戦地冲のほうが、影響や作用がより強く表れるとされています。

天戦地冲早見表

西暦 干支 剋される場合 剋す場合
2025年 乙巳 辛亥 己亥
2026年 丙午 壬子 庚子
2027年 丁未 癸丑 辛丑
2028年 戊申 甲寅 壬寅
2029年 己酉 乙卯 癸卯
2030年 庚戌 丙辰 甲辰
2031年 辛亥 丁巳 乙巳
2032年 壬子 戊午 丙午
2033年 癸丑 己未 丁未
2034年 甲寅 庚申 戊申
2035年 乙卯 辛酉 己酉
2036年 丙辰 壬戌 庚戌
2037年 丁巳 癸亥 辛亥
2038年 戊午 甲子 壬子
2039年 己未 乙丑 癸丑
2040年 庚申 丙寅 甲寅
2041年 辛酉 丁卯 乙卯
2042年 壬戌 戊辰 丙辰
2043年 癸亥 己巳 丁巳
2044年 甲子 庚午 戊午
2045年 乙丑 辛未 己未
2046年 丙寅 壬申 庚申
2047年 丁卯 癸酉 辛酉
2048年 戊辰 甲戌 壬戌
2049年 己巳 乙亥 癸亥
2050年 庚午 丙子 甲子
2051年 辛未 丁丑 乙丑
2052年 壬申 戊寅 丙寅
2053年 癸酉 己卯 丁卯
2054年 甲戌 庚辰 戊辰
2055年 乙亥 辛巳 己巳
2056年 丙子 壬午 庚午
2057年 丁丑 癸未 辛未
2058年 戊寅 甲申 壬申
2059年 己卯 乙酉 癸酉
2060年 庚辰 丙戌 甲戌
2061年 辛巳 丁亥 乙亥
2062年 壬午 戊子 丙子
2063年 癸未 己丑 丁丑
2064年 甲申 庚寅 戊寅
2065年 乙酉 辛卯 己卯
2066年 丙戌 壬辰 庚辰
2067年 丁亥 癸巳 辛巳
2068年 戊子 甲午 壬午
2069年 己丑 乙未 癸未
2070年 庚寅 丙申 甲申
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四柱推命の天地徳合とは?

天地徳合(てんちとくごう)とは、天干同士が「干合」、地支同士が「支合」という関係に同時になることを指します。別名「晦気(かいき)」とも呼ばれます。

この組み合わせは基本的に吉とされ、命式にあれば運気は安定し、調和や円満さに恵まれると言われています。周囲の常識やルールに縛られすぎず、自分らしい生き方や満足感を得やすい傾向があるのも特徴です。

相性面では、自分の日柱干支と相手の日柱干支が天地徳合の関係にあると、非常に結びつきが強く「最高の相性」とされます。ただし、その結びつきは良くも悪くも強烈で、離れられない縁=腐れ縁や因縁となり、時にはトラブルの原因になることもあります

天地徳合の組み合わせ

甲子←→己丑 辛巳←→丙申
乙丑←→庚子 壬午←→丁未
丙寅←→辛亥 癸未←→戊午
丁卯←→壬戌 丙戌←→辛卯
戊辰←→癸酉 丁亥←→壬寅
己巳←→甲申 戊子←→癸丑
庚午←→乙未 壬辰←→丁酉
辛未←→丙午 癸巳←→戊申
壬申←→丁巳 甲午←→己未
甲戌←→己卯 戊戌←→癸卯
乙亥←→庚寅 己亥←→甲寅
丙子←→辛丑 甲辰←→己酉
丁丑←→壬子 乙巳←→庚申
戊寅←→癸亥 庚戌←→乙卯
庚辰←→乙酉 丙辰←→辛酉

四柱推命の用神(ようじん)とは?

用神(ようじん)とは、命式において運勢や性質の強弱のバランスを整え、いい影響を与える五行や通変星のことをいいます。※用神が存在しない命式もあります。

用神は、元命(げんめい)に基づいて決まっています。元命とは、運勢の60%を決定する通変星のことです。つまり、元命が生や剋で強まったり弱まったりしていれば、その強弱を補うように命式に存在している五行や通変星が用神という扱いになるということです。

四柱推命では、命式から読みとける性質のどれか1つが強すぎたり、弱すぎたりしない中庸の取れた命式を持つことで運勢が良くなると考えられています。そのため、用神があった方が良く、命式中に存在しない場合は、自ら中庸を取るように言動を意識しなければいけないとされています

四柱推命の身旺・身弱とは?

四柱推命では、自分自身を表す重要な星を「日柱天干」または、「日主」と言いますその日主以外の星から助けを受けたり、影響を強く受けている状態を身旺(みおう)と言います

。身旺は身強(みきょう)と呼ばれることもあります。

一方で、日主以外の星からの助けが無かったり、良い影響をいけていない状態を身弱(みじゃく)といいます。どちらも命式の中の星を確認することで状態を確認できます。

五行点数の図解

身旺・身弱は「最強」「中強」「小強」「小弱」「中弱」「最弱」の6段階に分けることができ、「最強」「中強」「小強」が、身旺。「小弱」「中弱」「最弱」を身弱となります。

身旺の場合は、行動力や活動力が高い状態ですが、身弱の場合は、行動力や活動力が低くなります。影響が強ければ良いというわけではなく、強すぎでも弱すぎても問題が発生する場合があるので、「最強」「最弱」の場合には注意が必要です。

身旺・身弱を判断する方法は?

  1. 「月令」の点数を見る

点数は、日柱天干(日主)と、月柱地支の組み合わせを見ることで算出します。組み合わせによって「0点~3点」までに分類できます。

月令点数表の図解
POINT!

月令を得る」とは、月柱地支(生まれの月の十二支)が日柱天干の五行と同じ場合、もしくは日干を強める五行の時のことを言います。下の図は 「月令を得る」という状態です。

月令の図解
  1. 「五行」の点数を見る

次に五行の点数を算出します。五行早見表を使って、自分の日柱天干と八字の五行から合計の点数を算出します。

五行点数の図解
  1. 「十二運の強弱」の点数を見る

最後に命式の十二運星の強弱に対応した点数を算出します。ここでは、十二運の点数計算は合計値を算出するのではなく、命式にある十二運の中で最も高い点数のもの見ます。しかし例外として、命式内に「建禄(けんろく)」と「帝旺(ていおう)」が2つ以上ある場合は、『+3点』と判断します。

十二運点数
0
0
長生1
沐浴0
冠帯1
建禄2
帝旺2
0
0
0
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命式の中にある十二運が「長生」「沐浴」「建禄」「絶」がある場合は、1番点数が高いのが「建禄」なので、点数は「+2」となります。
  1. それぞれの点数が算出できたら…

「月令」の点数・「五行」の点数・「十二運の強弱」の点数が算出できたら、身旺・身弱を判断することができます。

【例】
「月令」の点数:+1 / 「五行」の点数:+1 / 「十二運の強弱」の点数: +2
⇒ 旺衰は『身旺 +4』

四柱推命の納音(なっちん)とは?

納音(なっちん)とは、十干が同じで十二支が沖の関係になる組み合わせのことをいいます。例えば、年柱が「乙・亥」で、月柱が「乙・巳」だと、十干が「乙」で同じであり、十二支が冲の関係にあるため、納音であると読むことができます。

納音の図解
冲になる組み合わせ
「子午・丑未・寅申・卯酉・辰戌・巳亥」
  • 納音が命式にある場合
  • 思考に一貫性があっても、行動はちぐはぐになりやすいという性質を持っています。そのため計画が白紙に戻りやすかったり、言動を自身でコンロトールしづらいと感じたりします。波のある人生ともいえます。
    ただ悪いことばかりではなく、予想外のことにたくさん出会うことで柔軟性が身についたり、器の大きい人となったり、さらには新鮮な気持ちで物事に向き合う機会が増えることもあります。そのため学びの多い人生となり、人徳を上げることができます。

四柱推命の律音(りっちん)とは?

律音(りっちん)とは、十干と十二支が同一となる組み合わせのことをいいます。例えば、年柱が「乙・亥」で、月柱も「乙・亥」である場合、律音が成立します。

律音の図解

律音が成立する場合、「日柱と月柱」が律音しているか、「日柱と年柱」が律音しているかに注目します。それぞれで意味が異なりますので、その意味について解説します。

  • 日柱と月柱が律音している場合
  • 1つの道を極め大成する力を秘めていますが、律音の影響により視野が狭くなりやすいため、新しい出会いや情報、経験を積極的に取り入れることで運勢がさらに高まり、エネルギーも活性化していきます。
  • 日柱と年柱が律音している場合
  • 年柱と日柱が律音することで、幼少期から両親や目上の人の援助に恵まれ、その中で能力を伸ばしやすく、社会に出てからも上司や社長に引き立てられながら成果を上げやすい運勢となります。
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四柱推命の特殊星(とくしゅせい)とは?

特殊星(とくしゅせい)とは、運命を見るときに用いる補助的な星(特性)のことをいいます。例えば「天乙貴人(てんおつきじん)」が命式にあると、他の凶作用をもたらす星の影響を抑えてくれます。

特殊星は、別名「神殺(しんさつ)」とも呼ばれます。「神」が吉の作用をもたらす星のことで「殺」が凶の作用をもたらす星のことを指します。つまり特殊星には、吉凶の作用をもたらす星がどちらもあり、それぞれの組み合わせや干との組み合わせなどによって、どのような運命を持っているか命式を総合的に見て決めていきます。

特殊星は200種類以上あるといわれ、それぞれの星には成立する条件があります。ここでは、特殊星の中から、とくに重要とされる星について見ていきましょう。

日干を基準に見る特殊星

日干を基準にする特殊星一覧表
  • 天乙貴人(てんおつきじん)
  • 特殊星の中でも最も吉作用が強く、災厄から守られる高貴な星で、特に日柱にある場合は効果が最大となり、時柱にあっても強い力を発揮します。この星を持つ人は上司や先輩など目上からの引き立てを受けやすく、社会的成功に恵まれるほか、危機的状況でも救いや加護が得られる吉運を持ちます。
  • 福星貴人(ふくせいきじん)
  • 命式に福星貴人を持つ人は、穏やかで周囲から愛される人柄となり、金銭や物資の恵みを受けやすい吉星の影響を持ちます。
  • 天官貴人(てんかんきじん)
  • 命式に天官貴人を持つと物事が順調に運び、願いが成就しやすい吉星とされ、仕事では出世や地位・名誉を得やすい一方、空亡や冲剋の影響を受けるとその力は弱まります。
  • 天厨貴人(てんちゅうきじん)
  • 命式に天厨貴人を持つ人は衣食住に恵まれる吉運を備え、社会では昇進や昇給、学生なら進級や合格の恩恵を得やすく、さらに同じ柱に食神や印綬があればその効果はいっそう強まります。
  • 文昌貴人(ぶんしょうきじん)
  • 命式に文昌貴人を持つ人は文章力や文学の才能に恵まれ、知性と表現力に優れるため学問的にも深い知識を身につけ、周囲から尊敬される吉星の持ち主です。
  • 十干禄(じっかんろく)
  • 十干禄は、地位や名誉の確立をもたらす吉星で、日干から見て建禄にあたる支が該当し、自らの努力や活動を通じて福禄を得られるとされます。
  • 金与禄(きんよろく)
  • 「金与禄」は、上司や先輩からの引き立てを受けやすく、男女ともに良縁に恵まれる吉星です。この星を持つ人は、パートナーとの関係が良好になりやすく、穏やかで円満な夫婦生活を送ることができます。特に女性は容姿が整っている人が多く、玉の輿に乗る可能性が高い星ともいわれています。
  • 干食禄(かんしょくろく)
  • 「干食禄」は、日干から見て食神にあたるものに宿る特殊な星です。命式内で剋されなければ、衣食住に困ることなく、健康で長寿を得られるといわれています。日頃から人に尽くすことで徳を積むと、より幸せな生活を送ることができるでしょう。
  • 暗禄(あんろく)
  • 「暗禄」は、周囲からの協力や援助を受けやすい吉星です。困難に直面しても、知らず知らずのうちに人の助けを得たり、思いがけない幸運に恵まれることが多いといわれています。支えてくれる人は、身近な存在の場合もあれば、意外な人物であることもあります。
  • 羊刃(ようじん)
  • 「羊刃」は、命式に現れると吉凶どちらにも強く影響する特殊な星ですが、基本的には凶星として扱われます。凶の面では、自我が強く頑固になったり、大胆な行動が災いして失敗や思わぬトラブルに巻き込まれやすい特徴があります。一方で、日干が陽干で月支に羊刃がある場合は「羊刃格」と呼ばれ、官星や印星と組み合わさることで成功を導くなど、単なる凶作用だけでなく、他の要素によって吉星としての側面も強まることがあります。
  • 飛刃(ひじん)
  • 「飛刃」は、特殊星の中では基本的に凶星とされますが、命式の条件によっては吉星としても解釈される星です。凶の面では、特に男性において争いごとを好んだり、ギャンブルや勝負事に熱中しやすい傾向があります。一方、吉の面では、意思が強く精神的にタフな性格をもたらします。飛刃の作用は羊刃に似ていますが、羊刃ほどの強い凶意はありません。
  • 紅艶殺(こうえんさつ)
  • 「紅艶殺」が命式に現れると、異性からの注目を集めやすく、非常にモテるとされる星です。恋愛面でトラブルが起こりやすいことから、基本的には凶星に分類されます。しかし、性格に愛嬌があり人付き合いが上手なため、困難に直面した際も周囲の助けを受けやすく、吉星としての側面も大きいといわれています。
  • 流霞殺(りゅうかさつ)
  • 「流霞殺」を命式に持つ人は、交際上手で社交性に恵まれますが、酒色に溺れると運勢が悪化しやすいことから、凶星に分類されます。また、流霞が巡る年には住居が変わりやすいという暗示もあるといわれています。
  • 桃花殺(とうかさつ)
  • 「桃花殺」は、特殊星の一つで、運勢に華やかさをもたらす星です。異性との関係が親密になりやすく、人を惹きつける魅力を持つ傾向があります。特に女性は、愛らしく親しみやすい性格の人が多いといわれています。

月支を基準に見る特殊星

月支を基準に見る特殊星一覧表
  • 天徳貴人(てんとくきじん)
  • 「天徳貴人」は、他の凶作用を和らげる吉星で、特に日柱にある場合が最も良いとされ、次いで時柱にある場合も吉とされます。この星を持つ人は、災厄から守られやすく、ビジネス面では上司や先輩からの引き立てを受けやすいため、出世や昇進など社会的成功を手にすることが期待できます。
  • 月徳貴人(げっとくきじん)
  • 「桃花殺」は、特殊星の一つで、運勢に華やかさをもたらす星です。異性との関係が親密になりやすく、人を惹きつける魅力を持つ傾向があります。特に女性は、愛らしく親しみやすい性格の人が多いといわれています。
  • 天徳合(てんとくごう)
  • 「天徳合」は、日柱にあると最も吉とされ、災厄を軽減し凶作用を和らげる効果を持つ吉星です。天徳貴人や月徳貴人ほど強い吉作用ではありませんが、同じように周囲からの助けや引き立てを受けやすく、良い運気が表れやすい星といわれています。
  • 月徳合(げっとくごう)
  • 「月徳合」は、天徳合と同じように凶作用を和らげ、吉作用をもたらす星です。命式に天徳合も揃っている場合は、その吉作用がさらに強まり、仕事面では重要なポストに就いたり、上司から高い評価を受けやすくなります。天徳合と同様、日柱にあることが特に良いとされています。
  • 華蓋(かがい)
  • 「華蓋」は、文化・学問・芸術・宗教・技能、そして孤独を象徴する吉星です。この星を命式に持つ人は、精神的・芸術的な分野に傾倒しやすく、精神世界や宗教に没頭したり、芸術・芸能の分野で名を上げて多くの人々の支持を受けることがあります。職業適性としては、芸術家、作家、宗教家、研究者、医師などが挙げられます。

年支・日支を基準に見る特殊星

年支・日支を基準に見る特殊星一覧表
  • 咸池(かんち)
  • 「咸池」は、異性関係に関する影響が強い星で、恋愛においてトラブルが起こりやすく、だらしなくなりやすい傾向があるため、基本的には凶星として扱われます。特に、十二運の沐浴と同じ柱に咸池がある場合は、性的欲求が高まる傾向があります。一方、通変星の偏官と同じ柱にある場合は、異性を惹きつける独特の魅力や色気が強まるため、芸能や花柳界など、人目を集める分野で活躍する可能性があります。
  • 駅馬(えきば)
  • 「駅馬」は、旅行や移動、転居など変化を象徴する星です。命式に駅馬がある人は、駅馬の年に引っ越しや職場の異動、出張などの変動が起こりやすく、基本的に活動的で快活な性格です。同じ柱に強い十二運や吉星がある場合は、スピード出世や若くしての社会的成功をもたらします。一方、弱い十二運や凶星と組み合わさる場合は、多忙で思うような成果が得られなかったり、慌ただしい人生になりやすい傾向があります。
  • 劫殺(ごうさつ)
  • 「劫殺」は、交通事故や山での遭難など、外部からの災厄を暗示する凶星です。命式に2つ以上現れる場合は、金銭への執着が強まり、非情な一面が表れやすい傾向があります。
  • 亡神(ぼうじん)
  • 「亡神」は、病気や精神的・内面的な災厄を示す凶星です。命式に2つ現れる場合は、特に金銭や経済面でのトラブルや不和が生じやすく、財務管理や人間関係に注意が必要といわれています。日常生活では無理をせず、慎重に物事を進めることが大切です。
  • 白虎(びゃっこ)
  • 「白虎」は、病気や交通事故など、予期せぬ災厄を暗示する凶星です。この星を命式に持つ人は、健康管理や安全面に注意を払うことが重要とされます。命式に白虎が2つある場合は、幸運に恵まれにくく、不運が連続して起こりやすい傾向があります。そのため、日常生活では無理をせず、リスクを避ける慎重さが求められるといわれています。
  • 血刃(けつじん)
  • 「血刃」は、病気や交通事故、ケガ、手術など、血に関わる災厄を示す凶星です。また、行運で血神が巡る年には、特に健康面や事故に注意を払う必要があるといわれています。日常生活では安全対策を心がけ、無理を避けることが大切です。
  • 隔角(かっかく)
  • 「隔角」は、孤独を象徴する星です。この星を持つ人は、生まれた土地を離れて遠方や外国で生活することが多かったり、親とのつながりが希薄になりやすい傾向があります。そのため、精神的に自立心が強くなる一方で、孤独感を感じやすい面もあるといわれています。
  • 孤辰(こしん)、寡宿(かしゅく)
  • 「孤辰」は「母の不在」、「寡宿」は「父の不在」を象徴する星です。ただし、これは実際の両親を指すものではなく、精神的に孤独になりやすかったり、両親や子どもとの縁が薄くなる傾向を示しています。そのため、家族や身近な人との関係を大切に意識することが運気を安定させるポイントといわれています。
  • 囚獄(しゅうごく)
  • 「囚獄」は、刑事事件や警察沙汰、税務署からの呼び出し、冤罪など、理不尽なトラブルに巻き込まれる可能性を示す凶星です。実際に逮捕や投獄を意味するわけではなく、身に覚えのない疑いをかけられたり、理不尽な処罰やトラブルに遭いやすいことを暗示しています。そのため、法的手続きや契約ごとには慎重さが求められるといわれています。
  • 黄旛(おうはん)
  • 「黄旛」は、物事が順調に進まず、あらゆる面で滞りや停滞を招きやすいことを示す凶星です。この星を持つ人は、計画や物事の進行に思わぬ障害が起きやすく、忍耐力や柔軟な対応が求められるといわれています。
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四柱推命で何がわかる?

四柱推命は、「陰陽五行」や「十干十二支」といった古代中国の思想や学問を組み合わせて成り立つ占術です。その鑑定で明らかにできるのは、まさに 人の運命全般。仕事・恋愛・結婚など、自分自身はもちろん相手についても、人生に関わるあらゆる事柄を読み解くことができます。

また、四柱推命は生年月日に加え、生まれた時間や場所も考慮するため、より細やかで個別性のある結果を導き出せるのが大きな特徴です。たとえ同じ日に生まれた人でも、生まれた時刻や場所が異なれば、命式も違い、運命も同じにはなりません。

「自分の適性を知りたい」「恋の行方を確かめたい」と思う人にこそ、四柱推命はぴったりの占術といえるでしょう。

四柱推命はなぜ当たる?

四柱推命が「当たる」といわれる理由は、古代中国から受け継がれてきた長い歴史の中で、膨大な研究や経験の蓄積があるからです。人の性格や行動の傾向、さらには過去・現在・未来に至るまで、数えきれないほどの命式をもとに分析が重ねられてきました。

タロットのようにその時の状況や直感に左右される占いとは異なり、四柱推命は長年の知恵とデータを体系化した「理論的な占術」です。また、鑑定には「蔵干」「空亡」「通変星」「干合・支合」「大運」など、多岐にわたる要素を組み合わせます。人によって異なる命式を細かく読み解くことで、非常に緻密な鑑定が可能になるのです。

さらに、占うテーマによって用いる要素を変えることができるため、知りたい運勢に応じた最適な答えを導き出せます。こうした柔軟性と精密さこそが、四柱推命ならではの高い的中力を支えているのです。

四柱推命の起源・歴史

四柱推命の起源は、古代中国の殷王朝時代(紀元前1600年頃~紀元前1046年頃)にさかのぼるといわれています。当時は「亀卜(きぼく)」という、亀の甲羅に熱を加えてできたヒビの形から吉凶を占う方法が行われていました。その結果を記す際に用いられたのが「甲骨文字」です。甲骨文字の記録の中には、四柱推命の根幹となる 十干十二支・五行説・六十干支 などの概念がすでに見られるとされています。

その後、漢の時代(紀元前206年~220年)には、思想家・王充の著書『論衡』に干支や運命観に関する記述が見られるようになり、四柱推命の源流となる思想が芽生えました。さらに唐の時代(618年~907年)には、学者・李虚中が生年・生月・生日を用いて人の運命を占う方法を体系化し、後に「三柱推命」と呼ばれる基盤を築いたといわれます。

現代の四柱推命の形が整ったのは、宋の時代(960年~1279年)です。占術家・徐子平(じょしへい、別名:徐大升)が生年月日に加えて出生時刻を重視し、四本の柱すべてを使った命式を立てる方法を完成させました。彼の著書『淵海子平(えんかいしへい)』は、現在に伝わる四柱推命の原典とされています。

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