四柱推命|完全無料◆あなたの性格・運勢・才能を徹底鑑定
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*鑑定項目一覧
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  • あなたの運勢の流れと指針にしてほしいこと
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  • この先12年間で、あなたにとって最も運が良い時期
  • この先12年間で、あなたにとって最も試練となる時期
  • 3年後、あなたが送っている日々の暮らしについて
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    四柱推命とは?

    四柱推命(しちゅうすいめい)は、中国で生まれた占術の一種です。文字通り「4つの柱」をと見立てて鑑定をします。その「4つの柱」とは、生まれた年・月・日・時間を指します。この「四柱」から運勢を見る鑑定方法で、西暦ではなく、干支暦を使用します。

    鑑定には「命式」という、その人の4つの柱を表した表を使用します。四柱推命の鑑定を始めるにはまずは、自身の年柱・月柱・日柱・時柱を調べるところからスタートします。

    四柱推命の起源・歴史

    四柱推命の起源は、古代中国・殷王朝時代(紀元前1600年~1046年)に行われていた亀卜(きぼく)に書かれた亀甲文字だといわれています。

    亀卜とは、亀の甲羅に熱を加えて生じたヒビから吉凶を占うもので、甲骨文字とは、その結果などを甲羅に書き残す際に使われた文字のことをいいます。甲骨文字で書かれた文章には、四柱推命で使う「五行説」「十干」「十二支」「六十干支」などが記されていたといわれています。

    その後、中国・漢の時代(紀元前206年~西暦220年)の思想家・王充の書『論衡』に四柱推命のもととなる算命術の走りが見られるようになります。さらに中国・唐の時代(618年~907年)になると、西域からの新しい技術を加え算命術の質が向上、大夫・李虚中によって四柱推命の基盤が作られたといわれています。

    現代の四柱推命の基礎が確立されたのは、中国・宋の時代(960年~1297年)であるとされています。占星術師・除平子の書『淵海子平(えんかいしへい)』によると、彼がそれまでの算命術を発展・体系化させ、生年月日時を基にした今の四柱推命の仕組みを築いたことが記されています。

    4つの柱とは? どんな意味がある?

    ”四柱”推命という名前がついているほど、この4つの柱は大事な役割を担っています。まずは4つの柱、それぞれにはどんな意味があるのかを見ていきましょう。

    1. 年柱
    2. あなたが一生を通じて、どんな人生を送るのか、どんな運気を持っているのかを表します。年柱が強ければトラブルを幸運で切り抜けられたり、運の良さを感じることができます。
      しかし、年柱が良くない場合は、周りの影響により運気が上がることがないので、自身で開運をしていく必要があります。
      年齢域:0歳~20歳【初年運】
    1. 月柱
    2. 社会運・成功運など、あなたがどんな才能に恵まれているのか、その特性を表します。月柱が良ければ、目の前に立ちはだかる壁を乗り越え、タフに生き抜いていけます。
      一方、月柱が良くない場合は、困難に打ち勝つことができず、状況が悪化してしまうことも。問題を未然に防ぐ意識が必要です。
      年齢域:20歳~40歳【青年運】
    1. 日柱
    2. 自分の個性や生まれ持った性格・本質を表します。また、私生活や結婚生活なども表し、プライベートが充実するかどうかの基準になってきますので、まさに命式の中心ともいえます。
      人間関係では自分(日干)、パートナー(日支)を意味します。
      年齢域:40歳~60歳【中年運】
    1. 時柱
    2. 主に人生の成果・結果を表します。時柱が良い場合は、比較的に早い時期に結果が出ることを示しており、反対に良くない場合は、結果に辿り着くまでに妨害があったりと、困難が訪れることもあります。
      特に仕事での結果、能力を意味します。
      年齢域:60歳以降【晩年運】
    四柱推命で何がわかる?

    「陰陽五行」や「十干十二支」、さまざまな思想や学問を複合して行う「四柱推命」鑑定で明らかにできるのは「人」に関すること全般。「運命を推し量る」り紐解くためのものであるため、自他を問わず、また仕事・恋愛・結婚など、人の運命であれば読めない事柄はないのが特徴です。

    生年月日だけではなく出生地や時間なども用いるため、多様な結果を導き出せるものも特徴の一つ。生まれが同じ日であっても、生まれ時間や場所が違えば同じ運命結果を持つわけではありません。あなたや気になるあの人だけの「一人一人の運命」を明らかにすることができます。『自分の適性を知りたい』『恋の行く末を知りたい』人にうってつけの占術です。

    四柱推命はなぜ当たるの?

    四柱推命がなぜ当たるのかというと、古代中国から用いられていた占術のため、膨大な研究結果、データが蓄積されています。その人がどんな性格なのか、行動の傾向、過去、現在、未来を分析してこられたのです。

    タロット占いなどの、その時の要素で占うのではなく、過去の経験、データ、知恵を体系化されたものが「四柱推命」なのです
    また、四柱推命では多くの要素を使って鑑定をします。「蔵干」「空亡」「通変星」「干合・支合」「大運」など、その他にも要素はありますが、人それぞれ違う要素を増やしていくことでより緻密な鑑定を行うことができます。
    何を占うかによっても、使う要素が変わってくるので、知りたい運勢に対して最適な情報を使うことで、他の占術にはない的中力を生み出すことができるのです。


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    四柱推命の陰陽五行説とは?
    1. 陰陽思想
    2. 自然界にあるものは全て、反する2つのものから成り立っているという考えが陰陽思想です。例えば、「太陽と月」「裏と表」「天と地」「男と女」というように、お互いを補うことで、調和が取れているものをさします。
    3. 五行説
    4. 先ほどの陰陽思想とは別に、自然界にあるものは全て「木・火・土・金・水」の5つの要素にわかれ、それらがお互いをおぎなったり、反対にお互いに害を与え合う関係から成り立っているとされています。これが「五行説」です。

    ①陰陽思想と②五行説の2つの思想を掛け合わせたのが「陰陽五行説」となります。中国では、この「陰陽五行説」の思想から論知的な法則性を導き、人間の運命や性格を解き明かすために研究され、完成した占術が「四柱推命」なのです。

    四柱推命の十干とは?

    もともと干支は「陰陽五行説」に基づいて考えられてものです。生まれた年のことを丙午(ひのえうま)と言いますが、これは「十干」と「十二支」を掛け合わせたもので、四柱推命において重要なものになります。

    十干は、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」のことで、「天のエネルギー」を表します。
    十二支は、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」のことで、「地のエネルギー」を表します。

    この2つはどちらも、さらに陰陽と五行に分類されます。
    四柱推命では「その人の運勢のカルテ」となる命式の作成をします。そして、命式を作成するために、生年月日、出生時間を十干十二支に置き換え、その上で四柱推命の占術に当てはめて鑑定をしていきます。


    十干 五行 陰陽 意味

    [きのえ]
    責任感が強く上昇志向。周囲の評価や世間体を気にするため、常識の枠を超えるような事はしない。自分は「特別」評価しているため、プライドが高い。

    [きのと]
    目上の人に対して礼儀正しく人当たりが良く、甘え上手。また、人をなごませるような雰囲気を持ち、多くの人からサポートしてもらうカリスマ性がある。

    [ひのえ]
    生命力に満ちあふれており、派手で華やかで人気運も高い。弱点は、忍耐力が弱く、地道な努力は嫌いなこと。しかし、多少の失敗があっても切り替えが早い。

    [ひのと]
    早熟な傾向で周囲に気を使える、気配りの人。明るく温かな雰囲気ですが、喜怒哀楽が激しく、繊細な心の持ち主。熱しやすく冷めやすい気分屋の一面も。

    [つちのえ]
    じっくりと物事に取り組んでいく大器晩成型。信念を持って行動するため、人からの意見で自分の意見を変えることはない。人から頼られる事も多い。

    [つちのと]
    忍耐。努力型。控えめな性格で温和な雰囲気ですが、内面は頑固。情に厚く包容力があり、柔和で色気がある。外交的というよりは、豊かな愛情は、家庭を守ることが得意。

    [かのえ]
    剛気。正義感。物事を白黒はっきりさせたいタイプ。直感力に優れ、好奇心旺盛、果敢な冒険者。従うことが苦手な一匹狼。

    [かのと]
    華麗、完璧主義、プライドが高く、上品。洗練された雰囲気を持ち、感性が鋭く自己表現が得意。再生能力が高いので、切り替えも早く、過去は振り返ることはない。

    [みずのえ]
    自由を求めて行動するスケールの大きな旅人。束縛されることが大嫌い。ひとつのところに留まることが苦手で、チャレンジ精神旺盛。

    [みずのと]
    記憶力、思考力がとても高く、正直で研究熱心。逆境に強く、どんな環境にも、人にも順応していく才能がある。クールでポーカーフェイス。

    ▼十干をさらに詳しく見る▼
    四柱推命の蔵干(ぞうかん)とは?

    蔵干(ぞうかん)とは、地支(十二支)の中に内蔵されている干(甲~癸)のことをいいます。例えば、地支の「子」の中に内蔵されているのは「壬」「癸」となります。

    蔵干は、1つの地支の中に2~3個あります。そのうちの1つだけが命式に記されるのですが、これは生まれた時間によって決められます。この生まれた時間を3つに分類したものを「余気(よき)」「中気(ちゅうき)」「本気(ほんき)」と呼び、それぞれに1つずつ干が割り振られています。

    例えば「丑」に内蔵されている蔵干は、余気が「癸」中気が「辛」本気「己」となります。では、この余気・中気・本気についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。※日付に関しては、地支によって異なるため、およその日付を記載しています。

    1. 余気
    2. 節入り後およそ7~10日までに生まれると、余気に分類されます。余気に該当する蔵干は、新しい季節の最初の干で、前月の特徴を引き継いでいます。
    3. 中気
    4. 節入り後およそ8~20日の間に生まれると、中気に分類されます。余気と本気の間の特徴を持っています。
    5. 本気
    6. 中気以降に生まれると、本気に分類されます。本気は「正気(せいき)」と呼ばれることもあり、最も色濃く地支の特徴が見られます。
    四柱推命の干合(かんごう)とは?

    干合(かんごう)とは、十干(甲~癸)の組み合わせ「甲・己」「乙・庚」「丙・辛」「丁・壬」「戊・癸」のことをいいます。干合が命式の中にあると、通常の五行から読み解ける性質に加えて、違う性質も持っているということになります。

    例えば「甲己」は五行が「土」となり「中正の合」といって誠実さや人徳などの性質を持つと読むことができます。ただし、この組み合わせが命式の中にあれば、必ず新しい性質が加わるという訳ではなく、干合が成立するには以下の条件が必要となります。

    1. 命式において、隣り合う柱に対象の干が2つが存在していること
    2. ①の隣の柱に相剋や別の干合がないこと
    3. 合化(ごうか)できること

    合化とは、干合の性質が変化することをいいます。合化するには条件が必要で、条件を満たせば、新しい性質が加わります。しかし、合化できない場合は「合去(ごうきょ)」といって、干合を構成する2つの十干どちらの性質も存在しないことになります。

    合化の成立条件は「合化後の性質」と「月柱の性質」が同じであることです。例えば「甲己」は合化すると「土」の性質に変わりますが、これが成立するには月柱に「土」の性質を持つ十二支「丑」「辰」「未」「戌」のどれかが入っている必要があるということです。

    四柱推命の支合(しごう)とは?

    支合(しごう)とは、結びつきが強く相性の良い十二支の組み合わせ「子・丑」「寅・亥」「卯・戌」「辰・酉」「巳・申」「午・未」のことをいいます。別名、六合(りくごう)とも呼びます。

    この支合が命式の中にあると、五行の性質が変わってバランスが整い、思考と行動が一致した意志の強い人となります。また「自分の日柱」と「親や恋人など他者の日柱」を見ることで、支合の関係にあるかどうかが分かります。支合の関係にある人とは、団結力や絆が強くなり円満でいることができます。

    ただし、命式の中で支合が成り立つには、一定の条件が必要となります。では、その条件を見ていきましょう。※他者との相性を見る際は、以下の条件は必要ではありません。


    1. 命式において、2つの十二支が隣同士の柱に存在すること
    2. ①の隣の柱に「支沖(しおき)」や「違う支合」がないこと
    3. 支沖とは、正反対の性質を持つ十二支の組み合わせ「子・午」「丑・未」「寅・申」「卯・酉」「辰・戌」「巳・亥」のことをいいます。そして更に、五行の性質が変化するにはもう2つ条件を満たすことが必要となります。では、その条件も見てみましょう。
    1. 支合する十二支と組み合わさる「十干」が特定のものであること
    2. ①の十干が干合していないこと
    3. つまり、合計4つの条件すべてを満たすことではじめて、支合による性質の変化が見られるということです。
    四柱推命の三合(さんごう)とは?

    三合(さんごう)とは、正式には「三合会局(さんごうかいきょく)」といい、相性の良い十二支3つの組み合わせ「申・子・辰」「亥・卯・未」「寅・午・戌」「巳・酉・丑」のことを指します。三合が命式で成立すると、運勢が良く、繁栄・発展しやすい人生となります。

    三合が成立すると、それぞれ決まった性質が強くなります。では、それぞれ強くなる性質について見てみましょう。

    1. 申・子・辰」が「」知識を発展させていく発想力と創造性がある
    2. 亥・卯・未」が「」大志を抱き枠にとらわれず突き進む力がある
    3. 寅・午・戌」が「」チャレンジ精神とカリスマ性、存在感がある
    4. 巳・酉・丑」が「」縁とチャンスに恵まれ独自の能力を活かせる
    四柱推命の三合半会(さんごうはんかい)とは?

    三合半会(さんごうはんかい)とは、三合会局が3つの組み合わせであることに対して、1つ欠けた十二支2つの組み合わせのことをいいます。(三合半会は、省略して「半会(はんかい)」と呼ぶことがあります。)

    三合半会は、三合会局に比べて影響力が弱まりますが、五行が変化し性質が強まることには変わりありません。

    三合半会が成立するには、命式に季節のピークに該当する十二支「子・卯・午・酉」のどれかが入っている必要があります。

    例えば「申・子・辰」の組み合わせなら「子・申」「子・辰」の組み合わせが三合半会として成立します。「申・辰」が揃っているだけでは、三合半会は成立しません。

    四柱推命の方合(ほうごう)とは?

    方合(ほうごう)とは、十二支3つの組み合わせ「亥・子・丑」「寅・卯・辰」「巳・午・未」「申・酉・戌」のことをいいます。

    これらは、五行を四季に置き換えたときに、同じ季節となる組み合わせです。命式にこの組み合わせがあると、対応する五行の性質が強まります。では、組み合わせとそれに対応する季節と五行を見てみましょう。

    1. 亥・子・丑」が「」→「」自分の気持ちと知識欲に素直である
    2. 寅・卯・辰」が「」→「」前向きでまっすぐ目標に向かう勇気がある
    3. 巳・午・未」が「」→「」情熱的で大胆なチャレンジ精神がある
    4. 申・酉・戌」が「」→「」能力を磨き突き詰める才がある
    四柱推命の十二支とは?

    十二支は、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」のことで、月・時刻・方角・季節を表す時に用いられる十二種類の要素です。
    また、四柱推命の命式では「年・月・日・時」それぞれの十二支を算出します。その要素からもあなたの運命を読み解いていくことができます。
    月・時刻・方角・季節を表す十二支についてもご紹介していきます。

    1. 生まれ年の十二支 ⇒ 年柱地支
    2. 生まれ月の十二支 ⇒ 月柱地支
    3. 生まれ日の十二支 ⇒ 日柱地支
    4. 生まれた時間の十二支 ⇒ 時柱地支
    十二支 五行 陰陽 意味

    [ね]
    冬季の氷雪を象徴
    【順応性 冷静 注意力 博愛精神】

    [うし]
    冬季の土壌を象徴
    【保守性 堅実 忍耐力 義理堅い】

    [とら]
    春季の緑樹を象徴
    【積極性 仁義 決断力 向上志向】

    [う]
    春季の若草を象徴
    【社交性 快活 計画力 交際上手】

    [たつ]
    春季の丘陵を象徴
    【信頼性 安定 闘争力 強硬姿勢】

    [み]
    夏季の燎火を象徴
    【華美性 追求 顕示力 豪華絢爛】

    [うま]
    夏季の劫火を象徴
    【冒険性 優雅 直感力 開拓精神】

    [ひつじ]
    夏季の大地を象徴
    【理論性 温和 推理力 平和主義】

    [さる]
    秋季の金鉱を象徴
    【活動性 機敏 計算力 勇猛果敢】

    [とり]
    秋季の宝玉を象徴
    【感受性 奉仕 思考力 本格志向】

    [いぬ]
    秋季の台地を象徴
    【安定性 決意 持久力 執念深い】

    [い]
    冬季の霜雪を象徴
    【流動性 純粋 表現力 猪突猛進】

    1. 時刻を表す十二支
    時刻十二支
    23時~01時
    01時~03時
    03時~05時
    05時~07時
    07時~09時
    09時~11時
    11時~13時
    13時~15時
    15時~17時
    17時~19時
    19時~21時
    21時~23時

    1. 季節を表す十二支
    季節十二支
    寅/卯/辰(春土用)
    巳/午/未(夏土用)
    申/酉/戌(秋土用)
    亥/子/丑(冬土用)

    1. 季節を表す十二支
    季節十二支
    西
    四柱推命の60干支とは?

    十干と十二支を組み合わせたもので、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の十干と、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の十二支との最小公倍数より60の組み合わせとなります。年月日時にそれぞれ割り当てられ、時間の変化を表します。

    西暦干支西暦干支
    1924年1984年1954年2014年
    1925年1985年1955年2015年
    1926年1986年1956年2016年
    1927年1987年1957年2017年
    1928年1988年1958年2018年
    1929年1989年1959年2019年
    1930年1990年1960年2020年
    1931年1991年1961年2021年
    1932年1992年1962年2022年
    1933年1993年1963年2023年
    1934年1994年1964年2024年
    1935年1995年1965年2025年
    1936年1996年1966年2026年
    1937年1997年1967年2027年
    1938年1998年1968年2028年
    1939年1999年1969年2029年
    1940年2000年1970年2030年
    1941年2001年1971年2031年
    1942年2002年1972年2032年
    1943年2003年1973年2033年
    1944年2004年1974年2034年
    1945年2005年1975年2035年
    1946年2006年1976年2036年
    1947年2007年1977年2037年
    1948年2008年1978年2038年
    1949年2009年1979年2039年
    1950年2010年1980年2040年
    1951年2011年1981年2041年
    1952年2012年1982年2042年
    1953年2013年1983年2043年

    四柱推命の十二運とは?

    四柱推命の十二運は「天干」と「地支」の組み合わせたもので、その人の生まれ持った性質や運気を表します。

    胎(たい)/養(よう)/長生(ちょうせい)/沐浴(もくよく)/冠帯(かんたい)/建禄(けんろく)/帝旺(ていおう)/衰(すい)/病(びょう)/死(し)/墓(ぼ)/絶(ぜつ)の12種類があり、十二運は、運勢エネルギーの強弱や人間の成長過程に例えて名付けられています。この一連の流れを「人の一生」に例えられることもあります。

    四柱推命の十二運が持つ意味とは?

    十二運には「養」や「長生」など良い意味として使われる言葉だけでなく、「病」「死」などネガティブを連想させるものもあります。これらはエネルギーのたとえであり、決して文字通りの意味を表しているわけではありません。
    また、十二運はエネルギーを数値化できます。十二運それぞれにどんな意味があるのかを紹介していきます。

    十二運 エネルギー 意味・特徴

    [たい]
    3 「胎」は文字通り胎児を意味します。好奇心が旺盛ではあるものの、まだ力がないので、周囲から守られています。また、胎児のように飽きっぽい所があり、現状に満足しないため、物事が長続きしません。

    [よう]
    6 「養」は赤ちゃんを表しています。赤ちゃんのように誰からも可愛がられます。また、自分に責任を問われる場面では、責任転嫁をしてしまうこところがあります。時間は掛かってしまいますが、成果を残すことができます。
    長生
    [ちょうせい]
    9 「長生」は子供を表しています。長生は長男や長女に良く見られる星です。順応性があり、頭の回転が早いです。しかし、損得勘定で行動をしてしまうので要注意です。
    沐浴
    [もくよく]
    7 「沐浴」は思春期を表します。束縛を嫌い、自由を求めるのが沐浴の特徴です。回りとは違うことをしてみたり、枠にはまらないという芸術家のような一面を持っています。また、恋愛トラブルが多いのも、この星の特徴です。
    冠帯
    [かんたい]
    10 「冠帯」は青年期を表します。冠帯は成人し、社会人として歩み始めたという状況を表します。そのため、何か新しいことにチャレンジしたり、恐れることなく進むことができます。また、美的センスも優れています。
    建禄
    [けんろく]
    11 「建禄」は壮年期を表し、働き盛りで大事な仕事も任せられるようになり、回りからも認められている状況です。建禄は、新しいことにチャレンジするというよりは、堅実でコツコツ努力を重ねる性質を持っています。
    帝旺
    [ていおう]
    12 「帝旺」は、人生の絶頂期、頂点を表します。出世など、社会的地位を築くことができることを意味しています。成功者の星とも言われ、カリスマ性があり、困難を乗り越えていくことができます。

    [すい]
    8 「衰」は、老人を表します。落ち着きがあることでフレッシュさに欠け、年上に見られがちです。知識は豊富ですが、自己アピールはほとんどせず、アグレッシブさに欠けています。

    [びょう]
    4 「病」は、文字通り病人を表します。病気になりやすかったり、まさに病人というイメージ、休みながら行動しないと疲れがたまりやすいです。また、考え事が多く、空想にふけったりします。

    [し]
    2 「死」は、死人を表します。ただ、死を意味するわけではありません。精神的に自分を高められる環境が向いていて、物事を客観的に見る力に長けています。また、人の気持ちを察したりする力もあります。

    [はか]
    5 「墓」は、墓入りを表しています。先祖供養の星で、お墓参りをすることで運気アップに繋がります。スピリチュアル的な力があり、占いなどに興味を持つ人も多いです。

    [ぜつ]
    1 「絶」は、あの世の魂を表しています。絶はゼロからのスタートという意味があります。また、絶は天才の星とも言われており、枠に収まらずに成功を手にすることができます。しかし、組織の中では協調性に欠けます。

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    長生 沐浴
    冠帯 建禄 帝旺
    月支の通変星(月支元命)

    月支元命(げっしげんめい)とは、月柱(げっちゅう)と蔵干の通変星の交わった位置に入る通変星です
    四柱推命では、その人の本質を表すとされており、非常な要素となっております。日々の経験によって、考え方が変わることがありますが、月支元命が表す性格は一生を通じてあまり変化しません。

    名称 特徴
    比肩
    [ひけん]
    自分の判断基準を最優先します。そのため、自己中心的で身勝手な一面もありますが、それは自己表現したいという気持ちの表れです。目的意識がハッキリとしており、何事にも積極的に取り組む、まっすぐな性格の持ち主。
    劫財
    [ごうざい]
    普段は落ち着きがありますが、ふとした時に衝動を抑えることが出来なくなる一面も。気を遣えないタイプではありませんが、思っていることはハッキリと言ってしまうことがあります。そのため、相手を見下したような態度と捉えられてしまうことがあります。
    食神
    [しょくしん]
    楽観的な性格で、何事も「どうにかなる」と考えている平和主義者。本能のままに行動し、最終的に「楽しくなれば良い」「楽しそう」という判断基準で物事に決断を下します。その一方で、責任感がおろそかになってしまうこともあります。
    傷官
    [しょうかん]
    表面上は強気ですが、内面は実は傷つきやすく、デリケート。そんな自分を見せないように反抗的な態度を取ってしまうことがあります。愛されたいけど素直になれない…ことが多いので、自分に素直になることが必要なタイプです。
    偏財
    [へんざい]
    社交的で人付き合いが上手。情に厚く、面倒見も良いです。サービス精神旺盛で人気者になれる要素を持った人です。ただ、お金を貯めることが苦手で、一見気前が良く見られますが、お金が出ていきやすいタイプなので要注意。
    正財
    [せいざい]
    正義感、責任感が強く、真面目な働き者。派手さはありませんが、堅実で安定しているため、周囲から頼られる存在になります。しかし、堅実過ぎるために冒険せず、視野が狭くなりがち。自由な発想を求められる場所では力を発揮できない事もあります。
    偏官
    [へんかん]
    頭の回転が早く、行動力があります。一匹狼な一面もあり、自分が正しいと思えば、目上の人に対しても意見します。自分の意志を貫くことができるので、人生を自らの手で成功へと導いていくことができます。人の意見を聞く意識を持てばさらに成果を残せます。
    正官
    [せいかん]
    どんな状況でもハメを外し過ぎることはなく、自分を律することができる品の良い人です。際立ったカリスマ性があるわけではありませんが、周りからの人望は厚く、組織の中で信頼を勝ち得ることができ、出世しやすいタイプです。
    偏印
    [へんいん]
    知的でセンスがあり、クリエイティブの才能に長けた人です。一方、独自のセンスがあるため、人と同じ事をするのは嫌で、束縛されることも嫌います。何か1つの道を極めることで、才能を発揮することができます。
    印綬
    [いんじゅ]
    才能に溢れ、「天才」と呼ばれるタイプの人です。鋭い感性を持ち、自らの力で道を切り開いていくことができます。抑えておくべきポイントを見極め、要領よく作業をこなします。注目を集めるタイプで、組織の中の人気者です。

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    比肩 劫財 食神 傷官 偏財
    正財 偏官 正官 偏印 印綬
    四柱推命の大運とは?

    大運は10年単位の運勢を表しています。10年単位といっても、0歳~10歳、11歳~20歳など規則的になっているのではなく、何歳からの10年間になるかは、人によって異なります。
    また、大運には「順行運」と「逆行運」があり、どちらに当てはまるかは年柱の天干によって判断できます。

    名称 特徴
    比肩
    [ひけん]
    自分の力が直接結果に結びつく状態。また、比肩は「自立」という意味があるので、家を出て一人暮らしをスタートさせたり、単身赴任をすることが多い10年間です。
    劫財
    [ごうざい]
    人間関係を大切にする必要がある10年間です。この期間に人間関係をこじらせてしまったりすると、財を失うこともあるので要注意。
    食神
    [しょくしん]
    生活に困る事のない10年間です。努力をしなくても人生がスムーズに展開していくので、必死になることがありません。流れに乗っていれば進むべき方向が見えてきます。
    傷官
    [しょうかん]
    テンションの浮き沈みが激しい10年間です。楽な方に進もうとするのではなく、試練を受け入れて進んでください。その先に自分の理想の姿が待っています。
    偏財
    [へんざい]
    肩の荷が下りたかのように、人生が楽になる10年間です。人間関係も円滑になり、恋も仕事もチャンスに恵まれます。
    正財
    [せいざい]
    真面目に働くことで、大きな結果を手にすることができる10年間です。結婚したり、家を買ったり、身を固めるのに最適の時期です。
    偏官
    [へんかん
    エネルギーがみなぎり、積極的に行動できる10年間です。一時的に苦しい時期はきますが、ピンチを跳ね返し大きく躍進できます。
    正官
    [せいかん]
    組織の中でポジションを確保するために大事な10年間です。自分の能力に磨きをかけておくことで、周囲からの評価・期待を集められます。
    偏印
    [へんいん]
    ずっと変わらなかった環境が、ガラッと変わる10年間です。変化に動揺するのではなく、変化の波に乗っていくことで開運に繋がります。
    印綬
    [いんじゅ]
    今まで積み上げてきた実績や努力が認められる時期です。環境を変えるのでは無く、堅実に努力をし続けることで更なる飛躍が期待できます。
    四柱推命の空亡とは?

    空亡は、凶運期の中でも一番気をつけなければならない時期のことをいいます。この時期は、壁を乗り越えようと努力をしても、なかなかその状況からの抜け出せず、逆に深みにはまってしまいます。そのため、その期間は時が過ぎるのをじっくりと我慢するのが最適とされています。

    一方では、空亡を乗り越えたら運が開けてくると考え、人生が好転する前段階とされています。空亡の期間を正しく過ごすことで、大きなチャンスを掴める可能性を秘めています。

    四柱推命では12年で一巡するという考えがありますが、空亡期とは空亡と逢魔を合わせた2年間のことをいいます。この2年間は運勢が悪くなるというわけではなく、今まで起きなかった出来事が起きたり、いつもとは違う生活を送ることになります。

    「いつもなら乗り越えられるのに…」と感じ、不安を感じてしまうこともあるかもしれませんが、状況を変えようとすればするほど、次々と試練が訪れるということが多いのもこの時期の特徴です。

    空亡期は好転へのキッカケ?

    空亡は試練が多く、気を付けるべき時期ではありますが、その期間が終われば、そこから10年間の幸運へと繋がっていきます。しかし、幸運を掴むには、空亡期にしっかりと次に向けた準備をしておく必要があります。実際にどんな過ごし方をすると良いのかをお教えします。

    空亡期にすべきことは?
    1. 環境を変えようとしない
    2. なかなか上手くいかなくて、苦労してしまうと環境を変えてしまいたいと感じることもあるでしょう。しかし、その期間を「自分は今、エネルギーを溜める充電期間」だと思い、環境を変えないようにしてください。
      環境を変えないという気持ちの強さが、今後10年間の幸運に繋がると考えてみてください。
    3. 無理せず休む
    4. いつも起こらないことが起こり、焦る気持ちもわかりますが、無理に行動に起こしたりすることは逆効果です。充電期間なので、しっかりとエネルギーを蓄えてください。自然豊かな所で心を落ち着かせてみたり、いつもと違う場所でリフレッシュしてみると良いでしょう。
    5. 自分磨きを怠らない
    6. 空亡期は、何か新しいことにチャレンジするのには不向きの時期です。そのため、今の自分を更に高められるように自分磨きをしてみてください。この期間に磨き上げたスキルは、空亡期が空けた時に、あなたを手助けしてくれることとなるスキルに変わります。趣味でも構わないので、地道に自分磨きに取り組みましょう。
    7. 整理整頓・掃除をする
    8. 空亡期は、良くない空気が漂ってしまいがちです。そのため、定期的に掃除をするなどして、身の回りの空気を浄化しておきましょう。悪い空気を帯びたものが家の中にあると、幸運も舞い込みづらいとされているので、断捨離などもおすすめです。次の運気が入ってくるスペースを作っておくとよいでしょう。
    6つの空亡の意味

    空亡には「子丑空亡」「寅卯空亡」「辰巳空亡」「午未空亡」「申酉空亡」「戌亥空亡」の6つのタイプがあります。それぞれにどんな意味があるのかを解説してきます。

    空亡意味
    子丑空亡 真面目で争いごとが苦手。自らの力で未来を切り拓けるので、独立すると成功しやすい人です。
    寅卯空亡 エネルギッシュで行動力に満ち溢れています。しかし、詰めが甘くミスをしてしまうことがあります。
    辰巳空亡 人とは違った視点で物事を考えることができます。内面ではデリケートで打たれ弱い人です。
    午未空亡 頭の回転が早く、自分の行動に自信を持っています。そのため、周囲と対立してしまうこともあります。
    申酉空亡 何事にも向上心を持って取り組むことができる人です。周囲からは頼られる存在になります。
    戌亥空亡 直感力に優れているカリスマタイプの人です。少し独特な価値観を持っています。
    四柱推命の天戦地冲とは?

    四柱推命の天戦地冲(てんせんちちゅう)とは、2つの天干同士が相剋し、さらに地支同士が七冲する関係の事を表します。別名で干天剋地冲(てんこくちちゅう)と呼ばれることもあります。

    天戦地冲は、周囲のエネルギーとの衝突やトラブル、人生の強制的なリセット、または再スタートという意味を持っています。相性を見る際、相手との関係が天戦地冲になっている場合、意見の食い違いや衝突を意味することが多いです。

    一方では、お互いに程良い距離感を保った関係と考えることもできます。実際に、天干が相剋になる組み合わせと地支が七冲になる組み合わせを見てみましょう。


    1. 天干が相克になる組み合わせ
    自分の天干相剋関係
    剋される干剋す干

    1. 地支が七冲になる組み合わせ
    自分の地支七冲となる地支
    四柱推命の用神(ようじん)とは?

    用神(ようじん)とは、命式において運勢や性質の強弱のバランスを整え、いい影響を与える五行や通変星のことをいいます。※用神が存在しない命式もあります。

    用神は、元命(げんめい)に基づいて決まっています。元命とは、運勢の60%を決定する通変星のことです。つまり、元命が生や剋で強まったり弱まったりしていれば、その強弱を補うように命式に存在している五行や通変星が用神という扱いになるということです。

    四柱推命では、命式から読みとける性質のどれか1つが強すぎたり、弱すぎたりしない中庸の取れた命式を持つことで運勢が良くなると考えられています。そのため、用神があった方が良く、命式中に存在しない場合は、自ら中庸を取るように言動を意識しなければいけないとされています。

    四柱推命の身強(みきょう)・身弱(みじゃく)とは?

    身強(みきょう)とは、平均よりも強い運気を持った命式のことをいいます。※身旺(みおう)と呼ぶ場合もあります。

    身強の人は、社会で活躍するための気力に溢れていて、積極性があります。ただ身強すぎると、横暴で周囲と馴染めなかったり、結婚生活に難が出たりします。

    一方、身弱(みじゃく)は、平均よりも運気が弱い命式のことをいいます。身弱の人は、受け身であったり、気配り上手であったりします。協調性があるため、人との協力の中で良さを発揮します。

    また、身中(みちゅう)という安定した運気を持った命式も存在します。身中の人は、身強ほどの気力はなく、身弱ほど受け身ではないというバランスが取れていて安定した性質を持っています。

    四柱推命の納音(なっちん)とは?

    納音(なっちん)とは、十干が同じで十二支が沖の関係になる組み合わせのことをいいます。例えば、年柱が「乙・亥」で、月柱が「乙・巳」だと、十干が「乙」で同じであり、十二支が冲の関係にあるため、納音であると読むことができます。

    納音が命式にある人は、思考に一貫性があっても、行動はちぐはぐになりやすいという性質を持っています。そのため計画が白紙に戻りやすかったり、言動を自身でコンロトールしづらいと感じたりします。波のある人生ともいえます。

    ただ悪いことばかりではなく、予想外のことにたくさん出会うことで柔軟性が身についたり、器の大きい人となったり、さらには新鮮な気持ちで物事に向き合う機会が増えることもあります。そのため学びの多い人生となり、人徳を上げることができます。

    また納音は、他者との相性を見る際にも使えます。相性を見るときは、自分の日柱と相手の日柱が納音の条件に当てはまっているかを確認します。もし納音の関係にあれば、お互いに足りない部分を補いながら、違う価値観を教え合える二人となります。ライバルにも、良い相談役にもなれる刺激的な関係です。

    四柱推命の律音(りっちん)とは?

    律音(りっちん)とは、十干と十二支が同一となる組み合わせのことをいいます。例えば、年柱が「乙・亥」で、月柱も「乙・亥」である場合、律音が成立します。

    律音が命式にある人は、一つの道に集中して極める才能があります。集中すると全力で挑むため、習得したと思うと全く違う道をまた極め始めることもあります。また、律音で他者との相性も見ることもできます。では、簡単に律音がある関係性を見てみましょう。

    また、律音で他者との相性も見ることもできます。では、簡単に律音がある関係性を見てみましょう。

    1. 両者の日干が律音する場合
    2. まるで自分を見ているように深く理解し合える関係
    3. 自分の日干、相手の月干が律音する場合
    4. 相手を支え相手の仕事運が上げる関係
    5. 自分の月干、相手の日干が律音する場合
    6. 相手から支えられ自分の仕事運が上がる関係

    さらに「自分の命式の日干」と「年や月の干支」が律音すると、能力が倍増し成果を上げやすくなります。この律音する年や月を「律音の年」「律音の月」と呼び、何事も果敢に挑戦することが運を引き寄せる期間となります。

    四柱推命の特殊星(とくしゅせい)とは?

    特殊星(とくしゅせい)とは、運命を見るときに用いる補助的な星(特性)のことをいいます。例えば「天乙貴人(てんおつきじん)」が命式にあると、他の凶作用をもたらす星の影響を抑えてくれます。

    特殊星は、別名「神殺(しんさつ)」とも呼ばれます。「神」が吉の作用をもたらす星のことで「殺」が凶の作用をもたらす星のことを指します。つまり特殊星には、吉凶の作用をもたらす星がどちらもあり、それぞれの組み合わせや干との組み合わせなどによって、どのような運命を持っているか命式を総合的に見て決めていきます。

    特殊星は200種類以上あるといわれ、それぞれの星には成立する条件があります。ここでは、特殊星の中から、とくに重要とされる星について見ていきましょう。


    1. 日干を基準に見る特殊星
    2. ここでは、日干を基準に、命式全体の地支を見て決まる星を紹介します。
    特殊星特徴
    天乙貴人
    [てんおつきじん]
    最も吉作用をもたらす星で、他の凶作用を打ち消す
    大極貴人
    [たいきょくきじん]
    周囲からの助けを得やすいという吉作用をもたらす
    文昌貴人
    [ぶんしょうきじん]
    学問に関する知性に秀でるという吉作用をもたらす
    福星貴人
    [ふくせいきじん]
    穏やかな性格で目上の人から可愛がられる吉作用をもたらす
    天厨貴人
    [てんちゅうきじん]
    衣食住、出世などに困らないという吉作用をもたらす
    天官貴人
    [てんかんきじん]
    組織内での地位を築きやすいという吉作用をもたらす
    節度貴人
    [せつどきじん]
    争いを好まず協調性が高いという吉作用をもたらす
    暗禄
    [あんろく]
    知らぬ間に人に助けられ困り事が少なく済むという吉作用をもたらす
    金與禄
    [きんよろく]
    恋人や結婚相手がきっかけで幸運に恵まれるという吉作用をもたらす
    羊刃
    [ようじん]
    自我の強い性格となる凶作用をもたらすが、偏官があると吉作用となる
    飛刃
    [ひじん]
    短気でギャンブル好きという凶作用をもたらすが、精神的な強さもある
    紅艶
    [こうえん]
    愛嬌がありモテるが、恋愛トラブルを引き寄せやすいという凶作用をもたらす
    魁罡
    [かいごう]
    手段を選ばず目的を達成する大胆さを持つが、トラブルを引き寄せやすいという凶作用ももたらす

    1. 月支を基準に見る特殊星
    2. ここでは、月支を基準に、命式全体の天干を見て決まる星を紹介します。
    特殊星特徴
    天徳貴人
    [てんとくきじん]
    他の星の凶作用を緩和し、引き立てられやすいという吉作用をもたらす
    月徳貴人
    [げっとくきじん]
    他の星の凶作用を緩和し、助力を得やすいという吉作用をもたらす
    天徳合
    [てんとくごう]
    他の星の凶作用を少し緩和し、不運を避けるという吉作用をもたらす
    月徳合
    [げっとくごう]
    他の星の凶作用を少し緩和し、トラブル回避できるという吉作用をもたらす
    華蓋
    [かがい]
    学問や芸術など精神的なものに関心を持つという吉作用をもたらすが、孤独感も持ちやすい

    1. 年支か日支を基準に見る特殊星
    2. ここでは、年支か日支を基準に、命式全体の地支を見て決まる星を紹介します。
    特殊星特徴
    血刃
    [けつじん]
    怪我や事故、手術など血に関する厄災を暗示する凶星
    囚獄
    [しゅうごく]
    警察沙汰など冤罪に巻き込まれることを暗示する凶星
    亡神
    [ぼうじん]
    病気など体内の不調を暗示する凶星
    咸池
    [かんち]
    色情トラブルを暗示する凶星だが、偏官があると色気が増し魅力となる
    劫殺
    [ごうさつ]
    事故など不測の事態に見舞われることを暗示する凶星で、冷酷さなど狡猾な性格になる
    駅馬
    [えきば]
    変化や忙しさを暗示する星で、快活さを活かせるか多忙さが足かせとなるかは十二運とのバランスで決まる
    命式から相手との相性を調べる方法は?

    四柱推命の命式を見ることで、気になるあの人との恋愛相性・結婚相性を知ることができます。相性を見ると言っても、方法がいくつかありますので、その方法をお伝えしていきます。

    四柱推命で気になるあの人との相性
    占いたい方はこちら

    1. 命式の陰陽を見る
    2. 陰陽は、占いにおいて良く見ると思いますが、重要な意味があります。命式の中に陽が多い人は、陰が多い人と惹かれ合うことが多く相性が良いとされています。一見、「陽」が多い人は「陽」の人と相性が良いと思われがちですが、実は同じ気を持つもの同士は、反発し合ってしまうので相性は良くありません。陰と陽を判断するのは、下の表をご覧ください。
    陽の気が強い人 陰の気が強い人
    陽干甲/丙/戊/庚/壬 陰干乙/丁/己/辛/癸
    陽支子/寅/辰/午/申/戌 陰支丑/卯/巳/未/酉/亥

    1. 身強・身弱を見る
    身強恋愛では積極的・嫉妬しやすい性格。自意識が高い。
    身弱恋愛では受け身になりがちな性格。自意識が低い。

    身強 × 身強の相性
    どちらも積極的なので、ぶつかる事もあるが、お互いを尊重し合うことで良い関係を築ける。恋人同士よりも、ビジネスパートナーとしての相性が良い。

    身強 × 身弱の相性
    積極的な身強と身弱で相性は◎。精神的も2人のバランスは抜群。恋愛関係でも、息ピッタリで恋人としても良い関係を築いていける。

    身弱 × 身弱の相性
    お互いが譲り合う平和な関係を築ける。どちらも受け身なので、少し刺激に欠けますが恋愛関係としても相性は良い。


    1. お互いの日支をから見る
    2. 日支は、日支同士の結びつきが強い組み合わせがあり、その組み合わせだと男女の相性も良いとされています。それでは相性の良い組み合わせを見ていきましょう。
    日支同士が支合している関係
    男女ととしての相性がとても良い。
    組み合わせ:子丑・亥寅・卯戌・辰酉・巳申・午未

    日支同士が支沖の関係
    お互いを刺激し合える関係
    組み合わせ:子午・丑未・寅申・卯酉・辰戌・巳亥

    日支同士が三合会局している関係
    お互いの良いところを引き出す関係
    組み合わせ:亥卯未・寅午戌・巳酉丑・申子辰
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