四柱推命「丙辰(ひのえたつ)」の特徴・性格・運勢・相性・有名人

丙辰(ひのえたつ／へいしん)とは、四柱推命において用いられる十干「丙(ひのえ)」と「辰(たつ)」を合わせた干支です。年・月・日を表わす暦でもあり、性格や運勢を表わす要素でもあります。

丙辰を持つ人は、春の終わりごろ輝きと日差しの強さを増した太陽のように、エネルギッシュで若々しくも落ち着いた雰囲気をしています。また、明るい性格で自己表現が得意な存在感のある人でもあります。高い集中力とストイックさがあり、理想に向かって自分を追い込んでいきます。ただ、気分に波があるタイプで、熱中しているときとそうでないときとの差は激しめです。

それでは、詳しく丙辰の性格や運勢について見ていきましょう。

丙辰の性質は？

丙辰は「丙」の太陽の性質と「辰」の晩春の土の性質の両方を持っています。それぞれの性質を見ていきましょう。

1. 丙

丙は十干のひとつで、陰陽五行説では「火」と「陽」の性質を持っています。つまり丙は、輝かしく青空に輝く太陽のように、明るくとてもポジティブで活発なエネルギーの象徴です。

そのため丙を持つ人は、華やかで行動力があり、積極的に人と関わったり、我が道を切り開いたりする攻めの姿勢を持つ人とされています。また、周りを明るく照らす影響力も持っています。

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2. 辰

辰は十二支のひとつで、陰陽五行説では「土」と「陽」、季節は晩春（4月）、時間は7時～9時などの性質を持っています。

辰を持つ人は、自身を律するときと、感情的なときとの差が激しく、波が大きい性格をしています。また、スケールは大きく高い理想を掲げますが、細かいところは少し適当です。自分の願望に正直なので、はたから見ていて華があり、危なっかしさもあります。

丙辰の性格

1. 若々しく輝く目立ちたがり屋
丙辰を持つ人は、快活で若々しく、自分を表現することに屈託がありません。そのためとても明るい人のように思われることが多く、集団の中だとムードメーカーのポジションにつく傾向があります。少し理解されにくいですが、みんなのことを考えて、自分が目立つことで周囲を明るい気分にしようとすることもあります。
2. ストイックで向上心が高い
丙辰を持つ人は集中力が高く、短期間で技術をものにしたり、結果を出したりすることができます。向上心も高く、成長することに前向きで現状に満足することは少なめです。ただ、飽き性なところがあるため、同じことをずっとすることはできません。形や方法を変えつつ理想に近づこうとします。
3. 純粋で真っ直ぐでドライ
丙辰を持つ人は、純粋で自分の感情に正直です。楽しいことも面白くないことも、すぐ顔に出るほど分かりやすく感情が表に出ます。サバサバしていて、歯に衣着せない発言をすることもあり、威圧感を感じる人は少なくありません。
4. 人見知りをする面倒見のいい人
丙辰を持つ人は、純粋で自分の感情に正直です。楽しいことも面白くないことも、すぐ顔に出るほど分かりやすく感情が表に出ます。サバサバしていて、歯に衣着せない発言をすることもあり、威圧感を感じる人は少なくありません。
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丙辰の男女別の性格

1. 「丙辰女性」の性格

丙辰を持つ女性は、快活さと積極性のある人です。自分を魅せることを恐れないため、若々しくか輝く魅力に溢れています。人当たりがよくユーモアもトーク力もあるため、誰からも好かれ憧れられます。ただ、根が真面目であるため、浮ついた人とは合いません。

また、無邪気で感情が表に出やすいため、友人や恋人を振り回すことがあります。そのため、懐が広く包容力のある人と親しくなりやすいでしょう。

2. 「丙辰男性」の性格

丙辰を持つ男性は、クールな存在感のある人です。賑やかな場所や面白いことが好きではありますが、自分からはしゃぎに行くことはあまりなく、ただにこやかにしています。けれど不思議と目立ち、洗練された雰囲気を醸し出しています。

また、ロマンチストで美意識も高く、自己愛の大きな人でもあります。面倒見が良く協調性もあるため、周囲が気に留めることはあまりありませんが、本人としてはその点を尊重してくれる人を好む傾向があります。

丙辰は異常干支？

丙辰は異常干支ではありません。

異常干支とは、六十干支のうち13干支が該当する、強い個性や非凡の能力を持った干支のことをいいます。異常干支は、霊感や先を読む力、自由な感性などに優れているといわれています。

丙辰は異常干支ではありませんが、自分をさらけ出すことに恐れがなく、自分を魅せる術を知っていているためとても存在感があります。輝く魅力を活かして注目を集めたり、先導役となったりすることもあります。

丙辰の運勢

丙辰の恋愛や仕事の運勢について解説していきます。命式によってはここでお伝えする運勢通りにはならないこともありますので、気になる方はぜひ命式を作って詳しく運勢を見てみてくださいね。

恋愛運

丙辰を持つ人は、束縛なく誠実に向き合える恋愛を好みます。美意識が高く無邪気で魅力たっぷりであるためとてもモテます。ただ浮ついた恋愛は苦手であるため、ちゃんと時間をかけて相手を見定めます。刺激を求めるところもあり、長く続く相手を見つけるのには時間がかかるでしょう。

結婚運

丙辰を持つ人は、キャリア志向が強いため、仕事が安定してからでないと結婚に踏み出さないところがあります。仕事か結婚かと、両極端に考えることが多くあります。ただ結婚すること自体には前向きです。結婚生活が始まると、誠実に家族と向き合い大切にします。ただ束縛や身動きのとれなさを感じると嫌気がさすため、お互いに多少放任主義なところがある方が上手くいきます。

仕事運・適職

丙辰を持つ人は、活動的な仕事に適性があります。短期勝負型に近いため、完成までに時間がかかったり、じっくり突き詰めたりする仕事には向きません。それよりも、ひらめきを活かしたり、テンポよく進めることが必要だったりする仕事の方がやりがいを感じるでしょう。

金運

丙辰を持つ人は、金運に限らないことではありますが、人から裏切られやすく、裏切られると運気が上がるという業を持っています。反対に裏切ると運気が下がります。ショックを受けることは多いかもしれませんが、その度に成長して成功を掴んでいけるため、忍耐強く過ごしてみてください。

健康運

丙辰を持つ人は、心身ともに丈夫で多少の無茶が効く方です。ただ、外的要因に左右されやすく、怪我をしやすかったり、人から茶々を入れられたりする傾向があります。とはいえ、気力と根性で立ち直るのは早いため、前向きでいることが何よりも大事になるでしょう。

丙辰とほかの六十干支との相性

1. 相性の良い六十干支「辛酉」「乙未」
辛酉は、賢く誠実で追求することが得意な人です。礼儀正しく丁寧な人付き合いをするため、丙辰は見習いたいと思えるところが多く尊敬できる相手となります。辛酉は、愛嬌たっぷりの丙辰を可愛がって、面倒をよく見てくれるでしょう。 乙未は、ほんわかとした様相と地に足の着いた堅実さを持つ人です。丙辰は雰囲気の柔らかさに癒され、乙未は丙辰の快活さに面白さを感じます。お互いにないものを補い合えるような、バランスの良い関係を築けるでしょう。
2. 相性の悪い六十干支「庚戌」「丁巳」
庚戌は、独自の道を行く粘り強い人です。納得いくまで探求しこだわる根気強さを持ちますが、すばやく次に次に進みたい丙辰にとっては、重さを感じる相手です。一緒に楽しむ相手というよりは、自分の代わりにしっかり細かいところまで見てくれる相手となります。 丁巳は、繊細でひらめき力のある人です。アイデアが豊富な柔軟性の高さは丙辰と似ていますが、丁巳の細やかで専門的なところを負担に感じやすいでしょう。また、丁巳は密な人間関係を好むため、丙辰はその密さに耐えられないかもしれません。

丙辰の有名人

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