四柱推命「癸亥(みずのとい)」の特徴・性格・運勢・相性・有名人

癸亥(みずのとい／きがい)とは、四柱推命において用いられる十干「癸(みずのと)」と十二支「亥(い)」を合わせた干支です。年・月・日を表わす暦でもあり、性格や運勢を表わす要素でもあります。

癸亥を持つ人は、初冬の寒さを後押しする冷たい大雨のように、形を変えつつけれど何者にも左右されはしない意志の強い深々とした雰囲気をしています。そして癸亥を持つ人は、意志が強く確固たる自信も持っている鋭い性格をしています。しかし、順応性があり、頭の回転も早いため、どんな相手や環境にも馴染んで自分を印象付けることができます。人見知りもしないため、広い交友関係を持っています。

それでは、詳しく癸亥の性格や運勢について見ていきましょう。

癸亥の性質は？

癸亥は「癸」の雨の性質と「丑」の初冬の水の性質の両方を持っています。それぞれの性質を見ていきましょう。

1. 癸

癸は十干のひとつで、陰陽五行説では「水」と「陰」の性質を持っています。つまり癸は、枯れた大地に降り注ぐ雨のように、慈悲深く人に寄り添うことが得意な優しさの象徴です。

そのため癸を持つ人は、愛情深く関わる人をとことん大事にし、幸せにしようという優しい性格をしています。また、努力家で堅実さがあり、少しずつ前進して少しずつ成果をあげて名声を上げて行くような人物です。大器晩成型ではありますが、焦らずじっくり課題に向き合えるので確実に成功に向かって歩み続けることができます。

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四柱推命｜癸（みずのと）の特徴は？十二支との組み合わせも徹底解説！　

2023.12.25

癸は「水」の性質を持っており、雨水や小川を表します。優しくとても愛情深い性格で、他人に寄り添った行動ができる人です。恵の雨のような、困った時に救いの手を差し伸べるとはまさに癸のこと。人の役に立てることを苦にせず、幸せを感じられる深い優しさを持っています。...
2. 亥

亥は十二支のひとつで、陰陽五行説では「水」と「陰」、季節は初冬（11月）、時間は21時～23時などの性質を持っています。

亥を持つ人は、直進力がありまっすぐに目標に向かって突き進みます。素早い行動力や決断力があるため、はたから見ていて迷いは感じられず、本人としても迷いながら走り続けています。いつも全力かつ一直線過ぎるので、継続力が無かったり細かいところには気がつかなかったりします。

癸亥の性格

1. 我慢強い頑張り屋
癸亥を持つ人は、困難を乗り越える力や任されたことをやり抜く力が強く、目の前のことを冷静に対処することができます。難しいことでもひたすらに努力して、達成していきます。周りの意見に流されることもなく、一度決めたことはどんなことがあっても遂行します。
2. 変化を好む
癸亥を持つ人は、目の前の乗り越えなければいけない課題には、とても粘り強い姿勢を見せますが、人生全体で見ると、変化の大きさを感じさせるような人です。向上心が強く物怖じしない性格で、大きなチャンスにも果敢に飛び込みます。人脈が広い社交性のあるタイプでもあるため、知り合いから引き立てられることによって、成功を掴むということもあります。
3. 我流で進む異端者
癸亥を持つ人は、やりたいという思いが原動力となり、思い立ったことがあれば試してみなければ気が済まないという性格をしています。そのため、前例などないことでもやってのけてしまう開拓者であり、新しい時代で常に生きているような人です。いつまでも若々しく、常に時代の風潮に合わせて生きています。
4. 賢く冷静な社交上手
癸亥を持つ人は、非常に頭の回転が速く、冷静で聡明な人です。自分の意見に自信があるのも、賢さゆえです。そして機転が利くため、人への気遣いが上手で、相手を楽しませるためのトーク力や傾聴力にも秀でています。癸亥を持つ人は、話していてとても楽しいと思わせることのできる人なのです。
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癸亥の男女別の性格

1. 「癸亥女性」の性格

癸亥を持つ女性は、努力家であらゆることへのセンスが良い人です。頭の回転が速く要領がいいため、少しの経験で多くのことを学びます。そのため、飽き性なところもあり多趣味になる傾向があります。

笑いのセンスもあり、トーク力もありますが、賢さゆえの自信からなんでも自己流になり、成功には時間がかかります。しかし、癸亥女性だけの世界観を築き上げることもできるため、開拓者として前例のない道を進むと大成するでしょう。

2. 「癸亥男性」の性格

癸亥を持つ男性は、ユーモラスで明るい性格をしていますが、一見クールで真面目そうな印象を与える人です。機転の利く賢さを持っているため、根は落ち着きのある人でも、人や状況に合わせてはしゃぐことができます。そのため、いろんな人と親しくなり交流の場を広げることができます。

また、興味関心の幅が広く、自分の趣味やこだわりを語ることも、人の話を聞くことも好きです。話を聞くときは、的確に相手のツボをおさえたコメントをするため、多くの情報を人から仕入れることができる情報屋でもあります。

癸亥は異常干支？

癸亥は異常干支ではありません。

異常干支とは、六十干支のうち13干支が該当する、強い個性や非凡の能力を持った干支のことをいいます。異常干支は、霊感や先を読む力、自由な感性などに優れているといわれています。

癸亥は異常干支ではありませんが、非常に器用な人で、自我を通しながら周囲を気遣い、誰とでも仲良くなることができます。老若男女問わず、色んな方面から好かれ尊敬される人柄の持ち主です。

癸亥の運勢

癸亥の恋愛や仕事の運勢について解説していきます。命式によってはここでお伝えする運勢通りにはならないこともありますので、気になる方はぜひ命式を作って詳しく運勢を見てみてくださいね。

恋愛運

癸亥を持つ人は、モテる上に誠実であるため、結婚の機会は早々に訪れます。しかし、結婚運が希薄であるため、結婚生活は相手の素行に問題があったり、家庭内でのいざこざがよく起こったりします。結婚も早く離婚も早いタイプといえます。

結婚運

癸亥を持つ人は、モテる上に誠実であるため、結婚の機会は早々に訪れます。しかし、結婚運が希薄であるため、結婚生活は相手の素行に問題があったり、家庭内でのいざこざがよく起こったりします。結婚も早く離婚も早いタイプといえます。

仕事運・適職

癸亥を持つ人は、変化がたくさんあるような仕事や機転を利かせて立ち回らなければいけない仕事に適性があります。単調な仕事や自分の意志が通らない仕事には向いていません。また、引き立てられやすい運を持っているため、人脈を広げることで成功を掴みやすいタイプです。接客業などを通して人脈を作るのも良いでしょう。

金運

癸亥を持つ人は、引き立て運によって急に財力を上げることができる人です。ただ、変化の多い人生になりやすいため、新しい環境に行っても、前お世話になった人や経験値を最大限大事にした方が良いでしょう。恩恵や過去を大事にすることで、上がった運気が落ちずに済みます。

健康運

癸亥を持つ人は、身体は比較的丈夫ですが、メンタル面がポッキリ折れてしまうことがあり、ストレスを溜め込まない努力が必要になるでしょう。精神面で頼れる人を作り、小さなことでも話を聞いてもらうようにしましょう。自信家なだけに、相談相手を作りづらいところがあるため、時々プライドをかなぐり捨てて甘えるようにしてみましょう。

癸亥とほかの六十干支との相性

1. 相性の良い六十干支「戊寅」「乙酉」
戊寅は、情に厚くコミュニケーション能力の高い実力者です。癸亥とは人との関り方が似ているため、安心して一緒に社交の場に繰り出すことができ、お互い深く理解することもできます。賢いもの同士、会話のテンポが早く楽しい関係を築くことができるでしょう。 乙酉は、知的で合理的な束縛を嫌う人です。内には情熱を夢を秘めていて、行動力のある人です。地に足の着いた考え方や行動力のある面で癸亥とは気が合います。束縛し合うこともなく、お互いの望む適度な距離感を保てる二人です。
2. 相性の悪い六十干支「丁巳」「丁未」
丁巳は、感受性が強く繊細でアイデアが豊富な人です。人も仕事も風呂敷を広げる範囲は小さく、その範囲のことに関して深く深く追求していきます。そのため、幅広く風呂敷を広げる癸亥にとっては息苦しさを感じる相手となります。 丁未は、情熱的で持続力のある純粋な人です。やや気取ったところのある人であるため、自信に溢れているときの癸亥とは相性が悪く、ぶつかり合うこともあり得ます。どちらかが折れることで、円満な関係を築けるでしょう。

癸亥の有名人

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