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算命学とは?

古代中国で生まれた、生年月日から、その人に与えられた運命を導き出す学問です。自然科学理論に基づいており、中国の思想家たちの大きな犠牲と努力によって積み重ねられた知恵こそが「算命学」なのです。

算命学の基本には「陰陽論」と「五行論」という2つの考え方があります。万物には必ず「陽」と「陰」の側面があり、たとえば昼は「陽」、夜は「陰」といったように、どちらか一方だけでは1日は成立しません。両者が交互に巡ることで、ようやく1日が成立します。

この考え方は「運命」にも当てはまります。たとえば、幸運は「陽」、不運は「陰」とされ、両方が合わさってこそ「運命」が形作られます。つまり、幸運ばかりの人生も、不運だけの人生も存在せず、運命とは常にその両面が交互に訪れるものだと考えます。そのため、幸運だけの人は存在しないというのが「算命学」の考え方なのです。

日本にはいつ算命学が伝わった?

日本に算命学が伝わったのは、第二次世界大戦後。伝承者であった「呉仁和」という人物が日本の長崎に亡命し、そこで「高尾義政」に継承されました。日本における算命学の歴史は約100年程になりますが、中国では4000年もの歴史があります。

日本の算命学には、日本系と台湾系があるとされており、これは伝承者の違いによるもので、日本系は「高尾義政」、台湾系は「西川満」に継承されました。日本では主に「高尾義政」が継承した算命学が有名になったとされています。

算命学で何がわかる?

「算命」=「運命を算出する」という言葉の通り、その人の運命や備わった特性を正しく理解することに長けています。「天・地・人」を意味する「三才」と、「陰陽五行」の思想によって、厳格かつ精確な結果を導き出します。

また「五行思想」の観点から、互いに与え合う影響の程度や向きを知ることも可能であり、特性から見た向き不向き。対人関係における、様々な観点からの相性を読み解くことも「算命学」が得意とするものになります。

『今の職場は自分に合っているのか』『あの人を結ばれると、どんな幸せを掴めるのか』自分の置かれた状況や、他者との関わり方を正しく理解することができます。


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算命学はなぜ当たるの?

中国最古の王朝「夏(か)」の時代を発祥とする「算命学」は、4000年以上も前から、連綿とその膨大な理論と哲学思想を蓄積してきました。「思想学」であり「占術学」でもあるという二面性を持って体系化した「算命学」は、2つの理論が互いを証明し、支えあうことで成立しています。

論理的な根拠と、神秘的な導きを併せ持つことが、今現代においても「算命学」が「当たる」理由であり、今も活用されている理由となっています。

算命学と四柱推命って何が違う?

  1. 算命学 ⇒ 年・月・日
  2. 四柱推命 ⇒ 年・月・日・時間

算命学と四柱推命は何を元に占うかの違いがあります。上記のように算命学では「年・月・日」、四柱推命では「年・月・日・時間」を使用します。これだけみると、四柱推命は時間まで使用しているので、四柱推命の方が詳しく占えるのではないかと感じるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。

算命学では、宿命の最小単位を1日にしています。時間というのは人為的要素であり、宇宙との接点ではないと考え、算命学では時間を使用しません。また、世界規模で考えた時に、時差に日付変更を考慮しなくていいのです。

算命学の「陰占法」「陽占法」とは?

算命学の陰占法と陽占法の図解

算命学では、「三極構造」という理論をもとに、あらゆる物事を捉えます。この「三極」とは、「肉体」「精神」「心」の3つの要素のことです。人間の主体はまず「肉体」であり、これは目に見える存在です。そしてその肉体には、目には見えない「精神」が宿っています。さらに、この肉体と精神とをつなぐ役割を果たすのが「心」だと考えられています。算命学においては、この3つ「肉体」「精神」「心」を切り離すことなく、陰占法陽占法を用いて、総合的に見ていかなければ、人間の運命を正しく読み解くことはできないとされているのです。

陰占法とは?

「陰占法」とは、陰陽五行の「陰」にあたる部分で、生まれ持っている性質や宿命など、自分では意識することができないものを知ることができます。陰占法の基本は、命式で算出された「十干」と、「十二支」の要素や、五行のバランスや組み合わせから鑑定をします。

陽占法とは?

「陽占法」とは、陰陽五行の「陽」にあたる部分で、その人の表面に表れている性質を表します。性格や行動の傾向、どのような人間関係を築くことができるのかを知ることができます。陽占法の基本は、「日干」を軸にして「十大主星」「十二大従星」を算出し鑑定します。

陰占法の「十干」とは?

算命学では、古代中国から伝わる陰陽五行説と言われる考え方が用いられています。そして、その「木・火・土・金・水」と「陰・陽」を組み合わせた10種類の要素を十干と言います。五行・陰陽・自然界の要素は下記の表のように分類されます。

十干五行陰陽自然界での分類

[こうぼく]
陽(+)大樹

[おつぼく]
陰(-)草花

[へいか]
陽(+)太陽

[ていか]
陰(-)灯火

[ぼど]
陽(+)山岳

[きど]
陰(-)大地

[こうきん]
陽(+)鋼鉄

[しんきん]
陰(-)宝石

[じんすい]
陽(+)海洋

[きすい]
陰(-)
甲(大樹)の特徴

まるで1本の大樹が大地に根を張り、力強く育つように、内に太くまっすぐな芯を持ち、誠実で正直な性格が特徴です。だからこそ、筋の通らないことや不正を極端に嫌います。
ただし、その一方で頑固さや柔軟性の欠如が短所となることも。環境の変化にはなかなか順応できず、挫折すると立ち直りに時間がかかる傾向があります。しかし、一度立ち直れば、過去の失敗をしっかりと糧にし、確かな成果を積み上げていくことができる人でもあります。

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乙(草花)の特徴

まるで一輪の花が静かに美しく咲くように、自らの置かれた環境の中で努力を重ね、確かな成果を残していける人です。算命学では「草花」は理想的な女性の象徴とされており、このタイプの人はその名の通り、優雅さと柔らかさを兼ね備えています。
外見には華やかさがあり、周囲に安心感を与える包容力も魅力のひとつ。さらに、内にはしっかりとした芯の強さと協調性があり、どんな状況にも臨機応変に対応できる柔軟さも持ち合わせています。ただし、やや受け身になりやすく、自分から積極的に行動を起こすのは少し苦手です。

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丙(太陽)の特徴

太陽のような明るい笑顔で、まわりの人たちを自然と元気づけてくれる存在です。その場にじっとしているのは苦手で、感情のままに自由に動き回るのがこのタイプの特徴。
物事をシンプルにとらえ、割り切って判断する力に優れているため、細かいことでクヨクヨ悩むことはほとんどありません。いつも前向きで、場の空気をパッと明るくするムードメーカー的な存在です。ただし、地道な努力やコツコツと積み重ねる作業はあまり得意ではなく、忍耐力にやや欠けるところが短所となることもあります。

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丁(灯火)の特徴

暗闇をそっと照らすろうそくのように、静かで優しい光を放ち、まわりの人々に温もりと安心感を与えてくれる思いやり深い人です。
普段は穏やかで控えめな印象ですが、内面には情熱の火種を密かに抱えていて、ときにはその情熱が激しく燃え上がることもあります。喜怒哀楽が豊かで、感情の波が大きいのもこのタイプの特徴。その小さな火種が爆発すると、周囲も驚くほどの激しさを見せることがあり、時には手に負えないほどになることも。ただ、それもまた人間らしさの一部であり、この人の魅力でもあります。

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戊(山岳)の特徴

山のようにどっしりと構え、安定感に満ちた存在。それがこのタイプの特徴です。算命学において「山」は、財と愛の象徴とされており、落ち着きある風格と包容力から、自然と周囲の人たちに信頼され、頼りにされます。
また、サービス精神が旺盛で人を喜ばせるのが好きなため、頼まれごとを断れない一面も。その優しさが時に自分を苦しめてしまうこともあります。現実的で堅実なしっかり者のため、物事に取り組む際はまず地盤を固めることを大切にし、慎重に行動します。その反面、突発的なチャレンジや柔軟な判断にはやや不向きな傾向もあります。

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己(大地)の特徴

大地のように、自ら動くことは少ないものの、どっしりと腰を据えて、あらゆるものを受け入れる包容力を持っています。 知識を吸収する力にも優れ、勉強熱心な一面もあります。ただし、良いことも悪いことも分け隔てなく受け入れてしまうため、後から後悔することも少なくありません。
本質的には庶民的で親しみやすく、周囲からは好感を持たれる存在です。しかしその内側には、複雑で繊細な感情を秘めており、見た目ほど単純なお人よしではありません。また、行動力にはやや欠ける傾向があり、迷いやすく、決断力に乏しい点が弱みです。

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庚(鋼鉄)の特徴

鉄が打たれて強くなるように、このタイプの人は、自らをあえて厳しい環境に置くことで、精神的にたくましく成長していきます。反対に、甘やかされすぎたり過保護な状況が続くと、社会性を欠いたまま成長してしまうおそれがあります。
基本的に行動力があり、働くことに対して前向きで、苦労をいとわない性格です。ただし、気分に左右されやすい面があり、少しでもうまくいかないとすぐに諦めてしまう傾向があります。人生は波乱含みになることが多いですが、どんな困難な状況でも、勇気を持って立ち向かい、自分の力で乗り越えていくことが大切です。

⇒ 「庚」をさらに詳しく見る

辛(宝石)の特徴

宝石が磨かれてこそ美しく輝くように、人もまた、自分を磨き続けることで本当の価値が生まれます。そのため、常に成長しようとする意識を持つことが大切です。
本質的には自尊心が高く、プライドを傷つけられることを極端に嫌う傾向があります。そのため、自分の意見をなかなか曲げず、時に傲慢に見られてしまうことも。さらに、自分をよく見せたい気持ちから、ブランド志向が強まり、つい浪費に走ってしまうことがあるので要注意です。

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壬(海洋)の特徴

海が常に波打ち、流れ続けるように、このタイプの人も動き続けていることで心の清らかさを保てます。逆に、同じ場所にじっととどまってしまうと、心がよどみ、停滞を感じてしまいます。自由を愛する気質で、束縛を嫌い、内には強い好奇心と冒険心を秘めています。ただし、あまりにもスケールの大きな夢を追い求めすぎると、人生が波乱含みになってしまうこともあります。また、このタイプの人は「人に助けてもらえない宿命」を背負っています。だからこそ、自分自身の力で道を切り拓く努力こそが、運を切り開く鍵となるのです。

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癸(雨)の特徴

地に降った雨が川を伝い、やがて海へと注ぐように、このタイプの人は、目的を達成するまでに時間がかかる傾向があります。そのため、一歩一歩の積み重ねが何よりも大切です。また、水がどんな器にも形を合わせるように、柔軟で順応性に優れ、どんな環境にもすぐに馴染むことができます。
見た目はクールで落ち着いた印象を与えますが、内面には強い母性があり、相手を思いやる気持ちがとても豊かです。ただし、心配しすぎて些細なことにも振り回されがちで、悪い方向に物事を考えてしまう傾向も。そんなときは、「水に流す」くらいの気持ちで、心に余裕を持つことが、運を良くする鍵となります。

⇒ 「癸」をさらに詳しく見る

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陰占法の「十二支」とは?

陰占法で使用する十二支は「子」「丑」「寅」「卯」「辰」「巳」「午」「未」「申」「酉」「戌」「亥」の12種類からなる要素です。

また、算命学における十二支では、十干同様に五行の性質が含まれており、子[ねすい]・丑[うしど]・寅[とらぼく]・卯[うぼく]・辰[たつど]・巳[みび]・午[うまび]・未[ひつじど]・申[さるきん]・酉[とりきん]・戌[いぬど]・亥[いすい]と呼ばれることもあります。

十二支 五行 陰陽 季節 方位 区分

[ねすい]
陽(+) 四正

[うしど]
陰(-) 冬土用 中央 四庫

[とらぼく]
陽(+) 四隅

[うぼく]
陰(-) 四正

[たつど]
陽(+) 春土用 中央 四庫

[みび]
陰(-) 四隅

[うまび]
陽(+) 四正

[ひつじど]
陰(-) 夏土用 中央 四庫

[さるきん]
陽(+) 西 四隅

[とりきん]
陰(-) 西 四正

[いぬど]
陽(+) 秋土用 中央 四庫

[いすい]
陰(-) 四隅

算命学の位相法とは?

算命学の位相法の図解

位相法とは、「十干」「十二支」の組み合わせの中に存在する特定の法則を用いた技法で、命式に含まれる地支(十二支)をもとに、「合法」と「散法」という2つの要素を見て判断します。この技法を使うことで、その人が周囲からどのような影響を受けるか、またどのような反応を示すのかを読み解くことが可能になります。

位相法は大きく分けて「合法(ごうほう)」と「散法(さんぽう)」の二種類があります。これらは十二支の組み合わせから成り立ち、干支のうち「支(地支)」のみを使って判断されるのが特徴です。命式や運勢において、十二支の組み合わせが「合法(融合・拡大)」の関係であれば、その人の運勢は発展的になりやすくなります。逆に「散法(破壊・分裂)」の組み合わせがある場合は、何らかの困難や葛藤に直面しやすくなります。

合法の4種類

1. 三合会局

三合会局には、4つの組み合わせがあり、その組み合わせからその人が「どんな満足感が得られるのか」を知る方法です。その4つの組み合わせの特徴をご紹介していきます。
合法の図解
三合会局 特徴
三合木局 未・卯・亥の組み合わせ 【五行:木】
この組み合わせによって、拡大や発展を促す融合が生まれます。単独では、未は土性、亥は水性に分類されますが、「未・卯・亥」が揃うことで、それぞれの性質が調和し、全体として木性へと転化します。
三合火局 寅・午・戌の組み合わせ 【五行:火】
この組み合わせによって、拡大や発展を促す融合が生まれます。単独では、寅は木性、戌は土性に分類されますが、「寅・午・戌」が揃うことで、それぞれの性質が調和し、全体として火性へと転化します。
三合金局 巳・酉・丑の組み合わせ 【五行:金】
この組み合わせは、現実性が優先され、全てに対し現実のみ追い求めます。単独では、丑は土性、巳は火性に分類されますが、「巳・酉・丑」が揃うことで、それぞれの性質が調和し、全体として金性へと転化します。
三合水局 申・子・辰の組み合わせ 【五行:水】
この組み合わせは、現実性が優先され、全てに対し現実のみ追い求めます。単独では、辰は土性、申は金性に分類されますが、「申・子・辰」が揃うことで、それぞれの性質が調和し、全体として水性へと転化します。

2. 半会

半会とは、十二支の三合会局を基礎とした概念で、本来3つの干支が正三角形を描くように結びついて完成する組み合わせのうち、2つだけが揃っている状態を指します。
① 三合木局 ⇒ 「未・卯・亥」

【 卯未 / 卯亥 / 未亥 】

② 三合火局 ⇒ 「寅・午・戌」

【 午寅 / 午戌 / 寅戌 】

③ 三合金局 ⇒ 「巳・酉・丑」

【 酉巳 / 酉丑 / 丑巳 】

④ 三合水局 ⇒ 「申・子・辰」

【 子申 / 子辰 / 申辰 】

  1. 命式で半会が成立した場合

「東」=現実の未来の場所
「中央」=現実の欲が遂行される場所
「西」=欲の結果が表れる場所

  1. 命式の日支(西)と年支(東)が半会になる

理想の世界を思い描いているため、現実だけでは心が満たされにくいタイプの人です。

  1. 命式の日支(西)と後天運が半会になる

これまでの努力や成果が、具体的な形となって現れる1年になります。

  1. 命式の月支(中央)と日支(西)が半会になる

物事を整理し、まとめ上げる力に優れた人です。未来志向よりも過去に強みを持つタイプなので、過去のデータや経験を丁寧に分析することで、成功へとつながりやすくなります。

  1. 命式の月支(中央)と年支(東)が半会になる

未来を自ら切り拓く力を持った人です。将来性を感じたものには、たとえ未経験でも臆せず挑戦していく柔軟さと行動力があります。

  1. 命式の月支(中央)と後天運が半会になる

これまでのやり方を見直し、新たな方法に切り替えることで、大きく飛躍するチャンスが訪れます。

  1. 命式の年支(東)と後天運が半会になる

現実的な欲求や夢が大きくふくらみやすい時期です。仕事においては事業の拡大や、新たな目標の達成など、実現したいビジョンが自然と湧き上がってくるでしょう。これは、三合会局と半壊の組み合わせが巡ってきたときに起こる「融合と変化」の象徴的な現象です。

3. 支合

十二支は、「子」から「午」までが「陽」、そして「午」から「子」へ戻る流れが「陰」とされます。このような陰陽の流れの中で、2つの十二支が特定の組み合わせで結びつくと、「支合」と呼ばれる6通りの関係が生まれます。支合は、融合や調和を意味し、それぞれの組み合わせによって五行の性質が変化するのが特徴です。
支合の図解
① 北方支合 ⇒ 子丑

水性に変化する

② 南方支合 ⇒ 午未

火性に変化する

③ 東方支合 ⇒ 寅亥

木性に変化する

④ 西方支合 ⇒ 巳申

金性に変化する

⑤ 中央支合 ⇒ 卯戌

命式に多いものに従う

⑥ 天軸支合 ⇒ 辰酉

命式に多いものに従う

  1. 命式支合が成立した場合

支合は同じ次元での融合を意味するため、安定感があり、失敗も少なく堅実な関係を築けます。また、相手に振り回されることもなく、安心して関わることができるのが特徴です。

  1. 命式の月支(中央)と日支(西)が支合になる

家庭をうまくまとめる力に優れた人です。新しいことに挑戦するのは少し苦手ですが、すでにある物事を整理し、円滑に進めていくことには長けています。

  1. 命式の月支(中央)と年支(東)が支合になる

これは「前進力のある支合」となります。心と行動がしっかり一致しているため、迷うことなく物事を進められるのが特徴です。

  1. 命式の年支(東)と日支(西)が支合になる

新しいことに挑戦しても、結果が気になりすぎて慎重になり、なかなか思うように行動に移せないタイプの人です。

  1. 日支(西)と後天運が支合になる場合

支合が巡っている時期は、自分の願いや目標が叶いやすく、望んだ結果が自然とついてくるでしょう。

  1. 月支(中央)と後天運が支合になる場合

支合が巡る時期は、心と現実が調和しているため、迷いなく自信を持って行動に移すことができます。

  1. 年支(東)と後天運が支合になる場合

支合の年は、新しいことに挑戦したくなるタイミングです。一方、これが半会の場合は、自分から動くというよりも、周囲の流れに巻き込まれ、思わぬ形で物事が進んでいく傾向があります。

4. 方三位

方三位とは、同じ季節(同じ方角)に属する十二支が3つ揃うことを指します。自分の命式の中にこれが揃っている状態を『宿命三方位』と呼びます。命式に方三位を持つ人は、広く浅くではなく、特定の分野に深く関わる専門家タイプです。ある季節のみに偏っているため、その季節に関する事柄には非常に強い一方で、それ以外の季節についての理解はやや乏しい傾向があります。
方三位の図解
① 北方三位 ⇒ 亥子丑

水性に変化する

② 南方三位 ⇒ 巳午未

火性に変化する

③ 東方三位 ⇒ 寅卯辰

木性に変化する

④ 西方三位 ⇒ 申酉戌

金性に変化する

散法の4種類

散法には、「対冲」「害法」「刑法」「破法」の4種類の組み合わせがあります。いずれも、破壊・分裂・衝突・対立する組み合わせになります。散法の組み合わせは、片方だけではなく、両方に対立が見られるのが特徴です。

人間関係においても、対立がみられますが、その場合は、最初から対立してしまうのではなく、気が合いそうだと思っていた相手でも、そのうち意見が合わなくなってしまいます。相手との相性を知りたい場合は、お互いの命式の中に散法の組み合わせがあるかないかを確認すると良いです。

1. 対冲(たいちゅう)

対冲とは、物事の破壊や分裂を象徴する関係で、片方だけが損なわれるのではなく、両者に同様の変化や影響が及ぶのが特徴です。対冲の組み合わせには「子・午」「丑・未」「寅・申」「卯・酉」「辰・戌」の6つがあります。
命式の中に対冲を持つ人は、人生における浮き沈みが激しく、環境や状況が大きく変化しやすい傾向があります。流れが良い時は一気に加速しますが、同時に破壊や崩壊のエネルギーも抱えているため、注意が必要です。
また、2人の命式の中に対冲がある場合、初対面では不思議と気が合うこともありますが、次第に意見の対立や衝突が表面化しやすく、長期的な関係には波乱が生じやすいとされています。
対冲の図解
西と東が対冲になる場合

新たな挑戦や行動を起こそうとすると、家族からの反対や干渉を受けやすくなります。

東と中央が対冲になる場合

精神的な悩みというよりも、ケガや交通事故など、身体的・現実的なトラブルとして表れやすくなります。

西と中央が対冲になる場合

自分自身や家族の誰かにケガや事故が起こるなど、家庭内で何らかの現実的な問題が生じやすい傾向があります。

西と後天運が対冲になる場合

家族関係や財産に関する問題、あるいは離婚といった家庭内のトラブルが生じやすくなります。

東と後天運が対冲になる場合

現在、勤務先に対して不満を抱えている場合、転職を考えるきっかけが訪れるかもしれません。ただし、決断は慎重に行うことが求められます。

中央と後天運が対冲になる場合

現状に変化が訪れやすい時期です。仕事面では転職や異動の可能性があり、同時に精神的な挫折を感じやすい傾向も見られます。

2. 害法

害法とは、自分の思いや理想と現実とが噛み合わず、心の中に常に不満やストレスを抱えやすい状態を指します。この状態が続くことで、やがて身体にも悪影響を及ぼすことがあり、そのため「病気の運」とも呼ばれています。害の組み合わせは、「子・未」「午・丑」「寅・巳」「亥・申」「酉・戌」「卯・辰」の6種類です。
「子・未」「午・丑」の害

精神的ストレスが原因で起こる

「寅・巳」「亥・申」の害

働きすぎや過労が原因で起こる

「酉・戌」「卯・辰」の害

肉体・精神的疲労の両方が原因で起こる

3. 刑法

刑法とは「争い」を象徴する運勢で、自らトラブルを引き起こすこともあれば、周囲の争いごとに巻き込まれてしまうこともあります。
この配置を持つと感情の起伏が激しくなりやすく、無意識のうちに相手を傷つけるような言動をしてしまい、人間関係がこじれる傾向があります。ただし、日頃から冷静さを心がけ、感情的にならないよう意識することで、刑法の影響を和らげることができます。
刑法には、庫気刑(北方刑)・生貴刑(南方刑)・旺気刑(東方刑)・自刑(西方刑)の4種類に分けられます。
刑法の図解
①庫気刑(こきけい)【北方刑】

「丑・戌」「戌・未」「未・丑」の組み合わせ。目上の人との争いを表します。自分と上司との間にこの組み合わせが成立した場合、仕事のやりづらさを感じ、そして出世に時間が掛かります。

②生貴刑(せいきけい)【南方刑】

「寅・巳」「巳・申」「寅・申」の組み合わせ。目下の人との争いを表します。部下と上司の間にこの組み合わせが成立した場合、仕事はなかなかうまくいきません。

③旺気刑(おうきけい)【東方刑】

「子・卯」の組み合わせ。他人との争いを表します。仕事でやり取りする相手との間にこの組み合わせが成立した場合は、自分で努力するのではなく、担当を別の人に代わってもらった方が成果に繋がります。

④自刑(じけい)【西方刑】

「亥・亥」「午・午」「辰・辰」の組み合わせ。身内との争いを表します。この組み合わせが成立した相手と結婚すると親族内のトラブルに発展します。また、この組み合わせ年・月・日どこにあってもトラブルになります。

4. 破法

命式内に現れる「破」は、単体ではそれほど大きな影響を持ちませんが、害・刑・対冲などの他の凶作用と重なることで、影響力が強まる傾向があります。また、「破」を持つ人は、心の揺らぎや不安定さを感じやすいのが特徴です。
「破」の組み合わせには、「午・卯」「辰・丑」「子・辰」「未・戌」の4種類があります。これらの組み合わせが相手との間で成立している場合、仕事や対人関係においてストレスを感じやすくなるため、無理のない業務量と余裕を持ったスケジュール管理を心がけると良いでしょう。

陽占法「人体星図」とは?

「人体星図」は陽占とも呼ばれ、宿命と運命を表す8つの星を身体の各部分に当てはめたものです。8つの星は、どこにあるのかで意味や捉え方が大きく変わります。

「人体星図」は頭・胸・腹・右肩・右手・右足・左肩・左手・左足の8つの場所に分かれており、頭・胸・腹・右手・左手の5ヶ所を「主星」。左肩・左足・右足の3ヶ所を「従星」と呼びます。

「主星」は、自分でも意識できる表面的な特性や性格、それぞれの場所が指す人との繋がり方を表しています。「従星」は、初年期・中年期・晩年期の運勢を表しており、その時代にどんな人生を送ることになるのかを、細かく導き出します。


頭[第四命星]左肩[第三従星]
初年期
右手[第一命星]胸[中心星]左手[第三命星]
配偶者自分自身兄弟
友達
右足[第一従星]腹[第二命星]左足[第二従星]
晩年期子供中年期

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場所意味
第四命星
十大主星
親や上司など、目上の人に向ける一面を表します。
中心星
十大主星
自分自身の心・特徴を表します。
右手第一命星
十大主星
配偶者・パートナーに向ける一面を表します。
第二命星
十大主星
子供や部下など、目下の人の向ける一面を表します。
左手第三命星
十大主星
兄弟や友達、恋人などに向ける一面を表します。
右足第一従星
十二大従星
晩年期にあなたが送る人生・運勢を表します。
左足第二従星
十二大従星
中年期にあなたが送る人生・運勢を表します。
左肩第三従星
十二大従星
初年期にあなたが送る人生・運勢を表します。

算命学の十大主星とは?

人の5つの本能をそれぞれ陰陽で分けた10種類の星のことを言います。10種類の星には、それぞれ意味が込められており、人生星図の頭・胸・腹・右手・左手の5ヶ所に配置されます。
  1. 守備本能 ~自分や現状を守ろうとする本能~
  2. 伝達本能 ~自分の想いを伝えようとする本能~
  3. 引力本能 ~人・物・金を引き寄せる本能~
  4. 攻撃本能 ~行動を起こそうとする本能~
  5. 習得本能 ~知識を蓄える、学ぼうとする本能~

十大主星五行陰陽キーワード
貫索星
[かんさくせい]
自力でやらないと気が済まない人。自分の道を貫く。独立心。頼りがいのある。
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石門星
[せきもんせい]
社交性があり、仲間を作るのが上手。素直。リーダーシップがある。
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鳳閣星
[ほうかくせい]
常に自由なマイペースなタイプ。温厚。ストレスを溜めない。自然体。面倒見が良い。
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調舒星
[ちょうじょせい]
ナイーブでさみしがり屋。感性が鋭く、芸術性がある。集中力がある。
⇒ 「調舒星」をさらに詳しく見る
禄存星
[ろくぞんせい]
人を惹き付ける魅力を持っている人。カリスマ性がある。お人好し。自信に満ち溢れている。
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司禄星
[しろくせい]
真面目に努力をし続けられる人。時間が掛かっても成功を手にする。堅実。保守的。
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車騎星
[しゃきせい]
自己犠牲を厭わない精神の持ち主。決断力・行動力がある。尽くそうとする。
⇒ 「車騎星」をさらに詳しく見る
牽牛星
[けんぎゅうせい]
几帳面で正確性を求める人。理想が高い。隙がない。
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龍高星
[りゅうこうせい]
好奇心の赴くままに生きるタイプ。即行動。飽きやすい。大胆。
⇒ 「龍高星」をさらに詳しく見る
玉堂星
[ぎょくどうせい]
知識の習得力に優れた人。母性がある。理屈っぽい。面倒見が良い。
⇒ 「玉堂星」をさらに詳しく見る
▼十大主星の特徴をそれぞれ詳しく見たい方は▼
貫索星 石門星 鳳閣星 調舒星 禄存星
司禄星 車騎星 牽牛星 龍高星 玉堂星

算命学の十二大従星とは?

人の一生を、生まれる前の「胎児」から、亡くなって「あの世」に行くまでの12の時代に分け、それぞれの時代を象徴する特徴とエネルギーの強さを表したものを十二大従星と言います。

また、十二大従星は人体星図の3つの位置に配置されており、10代の人なら初年期の位置にある第三従星(左肩)、20~50代の人なら中年期にある第二従星(左足)、それ以降なら晩年期にある第一従星(右足)がそれぞれを象徴します。

この3つの従星から、初年期、中年期、晩年期における運勢を鑑定していきます。


十二大従星エネルギー状態キーワード
天報星
[てんぽうせい]
3胎児変転変化・多芸多才
二面性。流動的。新たな道を見出し、切り開いていく能力がある。
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天印星
[てんいんせい]
6幼児明るさ・天真爛漫
純粋さ。人に好かれる。周囲に変化を与える
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天貴星
[てんきせい]
9子供プライド・素直・探求心
自負心が強い。自意識が強い。真面目。隙がある。若々しい。
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天洸星
[てんこうせい]
9少年憧れ・旅立ち・ロマン
寂しさ。現状を打開する。冒険。
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天南星
[てんなんせい]
10青年大きな夢・チャレンジ精神
道を切り拓く。怖いもの知らず。青春。
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天禄星
[てんそくせい]
11壮年安定・堅実・現実主義
洞察力に優れる。冷静。用心深い。
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天将星
[てんしょうせい]
12頭領リーダー・トップに立つ
冒険。自己主張。極端。ワガママ。
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天堂星
[てんどうせい]
8老人視野が広い・控えめ
自分を強くは押し出さない。処理能力。バランスを保つ。
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天胡星
[てんこせい]
4病人直感・夢を実現させる
夢。直感。知識量がある。人に頼ることが上手。
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天極星
[てんきょくせい]
2死人無抵抗・受け身
人に逆らわない。お人好し。周囲に流される。
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天庫星
[てんこせい]
5入墓墓守・長男長女
分析力に優れる。凝り性。一業専心。
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天馳星
[てんそうせい]
1あの世活動的・精神力
寛大。物事に拘らない。全力を尽くす。多忙。
⇒ 「天馳星」をさらに詳しく見る
▼十二大従星の特徴をそれぞれ詳しく見たい方は▼
天報星 天印星 天貴星 天恍星
天南星 天禄星 天将星 天堂星
天胡星 天極星 天庫星 天馳星

天中殺の期間とは?

天中殺とは、天が見方をしてくれない不自然な時期の事を言います。この時期を知っていることで防げる事もあり、また変えられる未来もあるのです。だからこそ算命学では天中殺という時期は重要な指標となっております。

12年に1度、2年間。12ヶ月に2ヶ月間。12日に2日間。24時間に4時間というペースで誰にでも平等に訪れます。細かく算出することで、より詳しく鑑定をすることができます。

天中殺の種類は「戌亥天中殺」「申酉天中殺」「午未天中殺」「辰巳天中殺」「寅卯天中殺」「子丑天中殺」の合計6種類存在します。戌亥天中殺の人の場合は、戌亥年、戌亥月、戌亥日、戌亥時間に該当する時期が天中殺となります。

天中殺の算出方法は?

天中殺は日干の十干十二支の組み合わせで算出することができます。下記の表の組み合わせの中で、十干の欄が空欄になる箇所が2箇所あります。


十干
十二支

この空欄になる部分の事を天中殺としています。この場合は「戌亥天中殺」となります。この組み合わせ以外に5パターンの組み合わせがあり「戌亥・申酉・午未・辰巳・寅卯・子丑」の組み合わせです。その1つずつの組み合わせにどんな意味があるのかをお伝えしていきます。

天中殺の種類・運勢

天中殺は陰占の要素である日柱の十干と十二支の組み合わせ=60干支から判断できます。自分の60干支が何かによって「戌亥・申酉・午未・辰巳・寅卯・子丑」の6種類の天中殺に分類されます。
またそれぞれがどんな運勢になるのかをお教えします。

1. 戌亥天中殺

人生における分岐点に差し掛かる時期。現実的なことよりも精神的な面で大きな出来事が起こります。「自分はこのままでいいのか」と考えてしまうかもしれませんが、考えすぎには注意。トラブルがキッカケで心が揺れ始めることも多い。「戌亥天中殺」があけた時に心が安定し、前向きな意欲が持てるようになります。

戌亥天中殺の60干支の組み合わせ
甲子・乙丑・丙寅・丁卯・戊辰・己巳・庚午・辛未・壬申・癸酉

2. 申酉天中殺

何事も根付かず、自信を失いやすい時期。いくら休むのか苦手な人でも、この時期は休むことが一番の対処法。ジタバタしてしまうと凶作用を大きくしてしまうことも。今休んでおくことで「申酉天中殺」があけた時に良いスタートを切ることができます。

申酉天中殺の60干支の組み合わせ
甲戌・乙亥・丙子・丁丑・戊寅・己卯・庚辰・辛巳・壬午・癸未

3. 午未天中殺

周りから悪い影響を受けることが少ない時期。現実面よりも、精神面に大きな変化が生まれます。迷いや落ち込みもおおくなりますが、それは次の人生のステージが始まる予兆だと考えておくとよいでしょう。常に謙虚な気持ちを持っておきましょう。

午未天中殺の60干支の組み合わせ
甲申・乙酉・丙戌・丁亥・戊子・己丑・庚寅・辛卯・壬辰・癸巳

4. 辰巳天中殺

運命の切り替わりの時期。人に合わせることができず、心の不安が増幅してしまうことも。孤立してしまうような言動をしてしまうとトラブルを招いてしまうので要注意。衝動的な行動が一番良くないので、一度考えてから行動を起こしましょう。

辰巳天中殺の60干支の組み合わせ
甲午・乙未・丙申・丁酉・戊戌・己亥・庚子・辛丑・壬寅・癸卯

5. 寅卯天中殺

エネルギッシュでダイナミックな生活を送る時期。行動力が高まりますが、一方では大雑把になって細かいミスが増えてしまうので注意が必要。行動力があることは非常に良い事ではありますが、細やかな神経を使い、自分を見つめ直すことも重要です。

寅卯天中殺の60干支の組み合わせ
甲辰・乙巳・丙午・丁未・戊申・己酉・庚戌・辛亥・壬子・癸丑

6. 子丑天中殺

何事も自力で解決したいという気持ちが芽生えますが、予想外の出来事が起き運気がコントロールできない時期です。この時期は、独立独歩の生き方をした方が運気が伸びます。次第に自分が月に何をすればいいのかが見えてきます。

子丑天中殺の60干支の組み合わせ
甲寅・乙卯・丙辰・丁巳・戊午・己未・庚申・辛酉・壬戌・癸亥

天中殺の時期にやってはいけないことは?

天中殺とは、一言で表すと「精算の時期です。四柱推命でいうところの「空亡」、六星占術の「大殺界」と同じような時期だと考えてよいでしょう。この時期は「物事がうまくいかない」「トラブルに巻き込まれる」などマイナスなイメージが強いでしょう。

だからこそ、さらに悪い方向に進まないように、やってはいけないことについてお話しします。天中殺は、人生を整理するのには最適な時期になりますので、上手く天中殺の時期を過ごすことで、人生の流れはさらに良いものにしていくことができます。

  1. 大きな買い物・家を建てる
  2. 天中殺の期間は、心も体もアンバランスな状態になります。そのため、大きな買い物をすることはおすすめできません
    判断力が鈍ってしまっているので、特に大きな契約(家)は避けておきましょう。一生に一度の買い物で失敗しないためにも、この時期はじっくり計画を建てておくだけにしておきましょう。
  3. 起業・転職
  4. 起業も人生にとって大きな決断です。今後の人生を左右する大切な出来事なのでタイミングを間違えるわけにはいきません。
    そのため心の状態が乱れやすい天中殺の時期に起業・転職も控えておくと良いでしょう。この時期に起業をしても長続きしないでしょう。天中殺の時期を避け、万全な状態で起業をすることをおすすめします。
  5. 結婚・離婚
  6. 天中殺の時期に結婚・離婚をすると、多くのトラブルを引き寄せてしまうかもしれません。結婚も離婚も人生にとって重要な決断です。
    特に離婚に関しては、結婚の何倍も労力が必要だと言われることもあります。すぐに決断をしたい気持ちもわかりますが、その後の長い人生を充実したものにするために時期を改めることをおすすめします。

大運天中殺とは?

大運天中殺とは、20年間続く長期的な天中殺の事です。自分の天中殺が大運に出てくる場合に該当します。12年に2年の通常の天中殺とは違って、120年間に20年訪れるため、運気の大きさや特徴も異なります。一般的に天中殺はマイナスなイメージを持たれることが多いですが、大運天中殺は、人生の栄華期と言えます。

  1. 大運天中殺はどんな影響がある?

大運天中殺の特徴として、才能を持つ人にはあまり大きな影響を与えません。強運が発揮されるのは、良くも悪くも平凡で一般的な人が多いです。

大運天中殺の期間中は、現状に満足するのではなく、自分磨きを続け、あぐらをかくことなく生活をすることで、大運天中殺が終わった後も、その後の人生が急落することはなく、良い運勢を保っていくことができます。だからこそ、大運天中殺が一度でも訪れればその後の人生に大きな影響を与えると言えます。

  1. 大運天中殺の時に心掛けることは?

大運天中殺の時期で運勢の状態がよかったとしても、現状に満足して成長を求めないと、大運天中殺を最大限に有効活用できません。特に体のエネルギーを蓄えておきましょう。

筋力トレーニングをしてみたり、それが難しければ、簡単なジョギングなど、体を強く健康に保つようにすることで、体内にエネルギーが蓄積され、そのエネルギーが多ければ多いほど、強運を味方にできます。

大運天中殺【時期別の注意点】

  1. 大運天中殺に入る前
  2. 大運天中殺が訪れる前だからと言って安心していられるわけではありません。大運天中殺が訪れる前の5~10年間は一時的な運気の低迷が訪れる可能性高いです。しかし、その運気の低迷があるからこそ、大運天中殺の期間に運気が上昇するとも言えます。

    大運天中殺が訪れる前の5~10年間に運気の低迷が見られないと、大運天中殺期間に入った途端に運気が低迷してしまうことがあります。その現象は「陰転」といい、陰転した状態を修正するのは、大運天中殺に入ってからの5年間になりますので、その期間に軌道修正をしましょう。
  3. 大運天中殺に入ったら
  4. 運気が上昇していきますが、今まで経験してなかったことが起こったりと、想定外な時期だといえます。そのため、想定外の事が起こったとしても焦ることはなく「想定外のことが起こって当たり前」と思っておくとよいでしょう。そんな大変な時期が続きますが、その状況を少しでも安定させるためには、お墓参りなど先祖を大事にすることがおすすめです。

    また、大運天中殺の期間は、大人しくしているのではなく、活発にいろいろなことにチャレンジしてみたり、自分の力を最大限に活かし、全てを出し切る意識を持ち、大運天中殺の運気を活かしていきましょう。
  5. 大運天中殺が終わる直前
  6. 大運天中殺の終盤の5年間ぐらいは、今までの運気のレベルに合わせるように、少しずつ運気が下がっていきます。大運天中殺の期間を有効活用できた人も、そうでない人もどちらも終盤は運気が低下します。ここで大事なのは、運気の低下を受け入れる事です

    大運天中殺の期間に大きな成長ができた場合は、より運気の低迷が著しくなります。しかし、それを覚悟し、運気の流れを感じていくことで精神的な成長を感じることができ、大運天中殺が終わってからの成功や幸せを手にすることができます。

算命学における守護神とは?

算命学で最も重要なのが調候の守護神です。調候の守護神は四柱推命では調候用神とも呼ばれます。各季節の中で日干にどのような五行があればバランスを取ることができるのかを判断し、あなたの素質を最大限に活かしてくれる十干の事です。その調候の守護神は、日干と月支の組み合わせから導くことができます。

五行のバランスで日干が弱っている場合はその日干を生じる十干が調候の守護神。五行のバランスで日干が強い場合はその日干を剋している十干が調候の守護神になります。

守護神一覧表

日干と月支から守護神を確認してみましょう。生まれ月によっては、守護神が複数ある場合があり、その場合は、左から第一守護神、第二守護神、第三守護神となります。第一守護神が最も影響が強く、第三守護神に掛けて、影響力が弱まっていきます。

日干 ⇒ 甲(木)
月支 季節 守護神 忌神
2月丙/癸
3月庚/己/丁
4月庚/丁/甲
5月癸/丁/庚
6月癸/庚/丁
7月庚/丁/癸
8月丁/庚
9月丁/庚/丙
10月丁/癸/庚
11月丁/庚/戊
12月丁/庚/丙
1月丁/庚土/水

日干 ⇒ 乙(木)
月支 季節 守護神 忌神
2月丙/癸
3月丙/癸
4月癸/丙金/土
5月癸/丙/辛
6月癸/丙/辛
7月癸/丙/
8月丙/癸/己
9月癸/丙
10月癸/丙
11月丙/戊水/金
12月丙/戊水/金
1月丙/甲水/金

日干 ⇒ 丙(火)
月支 季節 守護神 忌神
2月壬/庚
3月壬/庚
4月壬/甲/庚
5月壬/庚土/火
6月壬/庚土/火
7月壬/庚土/火
8月壬/甲土/金
9月壬/甲土/金
10月甲/壬土/金
11月甲/壬/戊
12月甲/壬/戊
1月壬/甲

日干 ⇒ 丁(火)
月支 季節 守護神 忌神
2月庚/甲
3月庚/甲
4月甲/庚水/土
5月壬/庚/甲火/土
6月壬/庚/甲火/土
7月甲/庚/壬火/土
8月甲/庚/丙
9月甲/庚/丙
10月甲/庚水/土
11月甲/庚
12月甲/庚
1月甲/庚

日干 ⇒ 戊(土)
月支 季節 守護神 忌神
2月丙/甲/癸
3月丙/甲/癸
4月甲/癸/丙土/金
5月癸/甲/丙
6月壬/甲/丙
7月癸/甲/丙土/金
8月丙/癸/甲
9月丙/癸
10月甲/癸/丙土/金
11月丙/甲水/金
12月丙/甲水/金
1月丙/甲水/土

日干 ⇒ 己(土)
月支 季節 守護神 忌神
2月丙/戊/甲
3月甲/丙/癸
4月丙/癸/甲土/金
5月癸/丙/辛
6月壬/丙/辛
7月癸/丙
8月丙/癸
9月丙/癸
10月甲/丙/癸土/金
11月丙/甲/戊水/金
12月丙/甲/戊水/金
1月丙/甲土/水

日干 ⇒ 庚(金)
月支 季節 守護神 忌神
2月丙/戊
3月丁/甲/庚
4月甲/丁土/水
5月壬/丙
6月壬/辛
7月丁/甲
8月丁/甲
9月丁/甲/丙
10月甲/壬
11月丁/甲/丙
12月丁/甲/丙
1月丙/丁/甲

日干 ⇒ 辛(金)
月支 季節 守護神 忌神
2月己/壬
3月壬/甲土/火
4月壬/甲
5月壬/癸/庚
6月壬/己/癸
7月壬/庚/甲土/火
8月壬/甲
9月壬/甲
10月壬/甲
11月壬/丙
12月丙/壬
1月丙/壬

日干 ⇒ 壬(水)
月支 季節 守護神 忌神
2月庚/戊/丙
3月戊/辛
4月甲/庚
5月壬/庚土/火
6月癸/庚土/火
7月辛/甲/癸
8月戊/丁
9月甲/辛
10月甲/丁
11月戊/丙
12月戊/丙
1月丙/甲

日干 ⇒ 癸(水)
月支 季節 守護神 忌神
2月辛/丙
3月庚/辛火/土
4月丙/辛/甲
5月辛/壬
6月辛/壬火/土
7月辛/壬火/土
8月丁/甲
9月辛/丙
10月辛/甲土/火
11月庚/丙
12月丙/辛
1月丙/甲/丁
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