四柱推命|乙(きのと)の特徴は?十二支との組み合わせも徹底解説! 

乙(きのと)の特徴

キーワード

草花・可憐・柔軟性・社交性・世渡り上手

乙(きのと)は、四柱推命で用いられる十干(じっかん)の二番目にあたる要素です。五行では「木」、陰陽では「陰」にあたる性質を持っています。また、季節では「春」の性質にあたり、謙虚さや優しさなどのキーワードを持っています。

乙(きのと)の性格

乙は、春の植物のような性質を持っていて、一見可憐に見えても実は根は深く、粘り強い性格の持ち主です。礼儀正しく人当たりが良く、さらに甘え上手なので、特に上司からの援助や引き立てを受けて成功します。周りの雰囲気を柔らかくすることが得意なのでいつも周りには多くの人が集まります。周囲の人に協力してもらいながら、目的を達成させることができます。

また、人当たりの良い一方で忍耐力もあるので内に秘めた芯の強さがあることも特徴です。また、植物は枯れたら新芽が出るように失敗してもすぐに復活することができるタイプです。

乙(きのと)の強みと弱み

乙の強みは、柔軟性があり周囲の意見を冷静に受け止められるところです。協調性があるので、周囲と協力しながら最善の策を見つけ出すことができます。忍耐力もあるので、多少のトラブルに巻き込まれても、芯の強さで比較的早く通常運転に戻すことができます。

乙の弱みは、主体性に欠けるところです。周りの意見を大事にするあまり、自分の意見を言えなくなったり、自分をないがしろにしてまで人のことに集中したりすることがあります。芯をちゃんと持っているので、すぐに自分のために動けるようにはなりますが、人間関係に疲弊しやすいというデメリットもあります。

乙(きのと)とお金

周囲の人に協力してもらい、その結果お金が引き寄せられます。会社員であればビジョンが明確な社長の元、自営業であれば友人や家族など頼れる存在がお金を引き寄せてくれます。人脈形成に力を入れると、良運にめぐり逢うことができます。周りの人と協力して成長する意識を持つと金運と仕事運が上昇します。

乙(きのと)と恋愛

恋愛面ではその穏やかさと可憐さから守ってあげたくなるタイプで、愛されやすいです。

刺激的な恋愛よりも落ち着いた安心できるお付き合いが多いです。着実に仲を深め、誠実な結婚をする傾向があります。複数の人よりも1人とじっくりお付き合いすることに向いています。付き合う相手によって大きく運命を左右されやすいため、不誠実な恋愛をすると幸せを逃すこともあるので注意が必要です。

乙(きのと)と結婚

乙の人は、心からの信頼と誠実さに重点を置いて結婚相手を選びます。浮気などによって安心感がなくなることをひどく嫌うので、飲み会が多かったり友人が多かったりする相手を選ぶと不安が勝ってしまうでしょう。

それでも交友関係の広い相手に惹かれるときは、相手がすることを全て信頼して、夫婦の絆を軽んじず、しっかりと向き合う必要があるでしょう。ただ、不安な相手であるないに関わらず、家庭内に重点を置きやすいという性質があるので、重くなりすぎないように明るい家庭を築くことを目指す方が長続きするでしょう。

乙(きのと)と好相性の十干

同じ「木」の性質を持つ甲と同じく五行の中で木と相性の良い組み合わせを探してみましょう。木の性質は水で育つため、「水」と相性が良いですよね。また、木は土の養分で生えるということもあり、「土」の性質を持つタイプとも相性がいいです。「壬」「癸」「戊」「己」「甲」があげられます。

乙(きのと)と悪相性の十干

悪い干支も甲と同じものがあげられます。木と相性の悪い性質を持つ干支です。火で燃やすと燃えてなくなってしまうのが木ですよね。「火」の性質を持つ干支の「丙」と「丁」とは相性が良くないと言えます。木は火に勝つことはできません。

また、刃物と考えられることが多い「金」に関しても相性が良くないと言えます。植物である乙は刃物で切られたら、抵抗できません。そのため、「辛」と「庚」も相性が悪いです。木にとってどういうものが良い働きをしてくれるのかということを考えると分かりやすいですね。

乙(きのと)十二支の組み合わせでみる性格
  1. 乙丑(きのとうし)

忍耐力に優れ、世渡り上手なため派手に立ち回ったりはしませんが、一定の評価が得られます。謙虚な姿勢を忘れないので、周囲に敵を作りにくいのも特徴です。包み込んでくれるような雰囲気が人に好かれ、恋愛に対しては貪欲な姿勢を見せます。

一見、おとなしく見えてもやるときはやる性格なのでそのギャップに落ちる異性が多いです。健康運が良く病気などは避けられますが、異性関係で問題が発生しやすいので注意しましょう。

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  1. 乙卯(きのとう)

明るく外交的で、表裏がない性格なので周りの人から好かれます。コミュニケーション力が高く、いつの間にか人気者になっていることも。妥協を許さず、自分の芯を持っており頑固な一面があります。

恋愛では相手にも誠実さを求めて、理想が高くなりがちです。また慎重なタイプなので、相手を見極めることに時間がかかり進展のペースは遅めです。先のことを考えてしまい空回りし、嫉妬深くなりやすいです。結婚を考えるならば、長くお付き合いをしてからお互いの価値観の擦り合わせをしていくことで円満な結婚生活を送れます。

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  1. 乙巳(きのとみ)

華やかさとお洒落さを併せ持つのが乙巳です。頭の回転が速く、世渡り上手なので人の気持ちを理解することに長けています。その一方で神経質なところがあるので、気疲れしてしまうこともしばしば。チャレンジ精神旺盛で何ごとも安定的にスキルを発揮します。

努力は惜しみませんが、その努力を表に出すことはありません。踏むつぶされても立ち直る草花のように、失敗しても立ち直ることが早いです。

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  1. 乙未(きのとひつじ)

のんびり屋さんで自分から行動を起こすことは少ない性格です。どんな人でもすぐに仲良くなれて打ち解けられる人 なので、人からの信頼が厚く友達が多いです。物事を理解するスピードが速く、難しい問題でも素早く解決策を出しすぐに行動するため周りの信頼度が高いです。

正直な性格のため、思ったことはストレートに伝えるタイプです。間違ったことを言ってしまった場合はすぐに謝る潔さもあるので、悪い印象は持たれません。

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  1. 乙酉(きのととり)

誰もがうらやむ明るい性格をしています。コミュニケーション能力に長けていて、人への苦手意識がないので世渡り上手なタイプです。人との距離感を測るのが得意なので居心地のいい人として人気者になることが多いです。

行動派なため、思いついたら持ち前のフットワークの軽さで大きな目標もさらっとやり遂げます。研究熱心な一面があるので、一つのことを極めると成功しやすいのでおすすめです。

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  1. 乙亥(きのとい)

裏表がなく、好奇心が旺盛な性格です。人の悪口や嘘が苦手なので、周りからの信頼度は抜群。頭が良く、機転が利くため物事を深く考えすぎてしまう一面もあります。結果よりも過程を重視するので、スキルアップのためには寄り道をしても苦にならないタイプです。

またマイペースでこだわりが強く、他人からの干渉を嫌う一面もあります。粘り強くメンタルが強いので、特定の分野で優れた結果を残せます。

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