算命学【十大主星】石門星（せきもんせい）の特徴を解説

本能	守備本能（陽）
五行	木性
本質	頑固・自立心・独立心
四柱推命	比肩

石門星の基本性格

石門星の本能は守備本能(陽)であるため、人を守り集団を好むという本能を持っています。また、四柱推命で見ると劫財になるので、社交性があり横の繋がりを大事することはできますが、上下関係は反発心が働くので上手ではありません。

人との交流が盛んで仲間づくりも得意です。誰とでも仲良くなれて、どんな環境にも溶け込みます。友達のようなフランクな付き合いをするので、上下関係を重んじる人とは合いませんが、そういった人を除いてもとても広い人脈を築くことができます。

ときには人当たりの良さから八方美人だと悪く取られることもあります。心を誤魔化さなくても付き合える対人能力を持っているので、八方美人にならなくても人の輪を広げることは可能です。素直さを忘れなければ、時期に誤解は解けるでしょう。

人を巻き込む実行力がある人であるため、リーダーシップを発揮することもあります。強引な主張がなく、お願いされるのもお願いするのも得意であるため最高のまとめ役になることができます。

石門星の恋愛傾向

石門星の人は、恋人に対しても仲間の一員のように振舞います。そのため、友達のような雰囲気の恋愛になります。気がなくても親しくできるので、こっそり惹かれてこの星相手に叶わぬ恋をする人も多々いま

この星は恋愛を意識することが苦手で、自分から積極的に恋愛しようとは動きません。始めから恋人を作るつもりで人と接すると上手くいかないので、友達になろうとして少しづつ関係を深めていくとありのままの感情で向き合えて深い仲になれます。

ロマンティックさやムードを重視する人とは、気が休まらず長続きしません。好むデートプランや関係性が異なるので、満足度も低くなります。相性が良いのは、目的を一緒に達成して喜び合えるような、男女の垣根や役割を重視しない人です。そのため、古風な人とも相性が良くありません。

石門星の結婚傾向

石門星の人は、社交性があるがゆえに、大人しく家庭に留まっておくということができません。結婚しても、仕事や人付き合いに精を出さなければストレスがたまってしまいます。 外に向き合う性質を理解して、友達のようにラフに振舞ってくれる相手であれば、結婚生活が上手くいきます。

そして家族には、子どもや夫・妻という役割を持たせず、皆おなじ船の乗組員かのように協力関係を築きます。夫婦間ではそれが上手く働くこともありますが、幼い子どもにはときに酷なことを強いることになるので、子どもを過度に頼るのはやめておきましょう。

石門星の仕事傾向

石門星の人は、社交性があり視野が広く現実的であるため、実業家や政治家に向いています。協力してくれる人を同等に扱うので、上に立ってもおごった権力者にはなりません。上に立つ者の責任を背負う覚悟さえあれば、とても優れていて親しまれる上司となります。

また、上手な人付き合いが必要になる営業や接客業、マーケティング、イベント主催・企画などにも適性があります。人脈をどんどん広げて、その人たちの協力を仰ぐことによって大きな成果を残すことができます。

石門星のお金・金運

石門星の人は、お金に好かれます。稼ぐことが上手で、お金にまっすぐに向き合っていけるので生活には困りません。広げた人の輪を使って、事業や商売領域を広げることも得意です。

ただ、お金の使い方は苦手で、とくにリターンが運任せのものとの相性は良くありません。ギャンブルなどに使うよりも、確実に成果を見込めるような使い方を心がけましょう。

石門星の使命と開運方法は？

石門星の人は、人と関わることと人脈を広げて大切にするという使命があります。この星のように人と分け隔てなく関わり好かれる星はありません。人脈は金脈ともいいます。できるだけたくさんの人と交流し、ひとりひとりを大事にして感謝を忘れず、長期的に付き合いましょう。いい縁を作ることがそれだけ開運に繋がります。

フランクに付き合いすぎることを煙たがる人もいますが、そういう人とは距離を置いて構いません。上下関係を保つことがあまり得意ではないことがバレる前に離れましょう。

石門星がある位置別に解説

算命学の陽占法では、生年月日から全8種類の星を割り出します。そしてその星は頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足の8つに割り当てられ、それぞれに異なった意味があり、どこになんの星が入っているかで捉え方が変わります。

頭	親・目上の人との関わり方を表す
右手	配偶者との関わり方を表す
胸	その人の本質・価値観を表す
左手	兄弟・友達との関わり方を表す
腹	子供・目下の人との関わり方を表す

	頭［第四命星］	左肩［第三従星］
	親	初年期
右手［第一命星］	胸［中心星］	左手［第三命星］
配偶者	自分自身	兄弟 友達
右足［第一従星］	腹［第二命星］	左足［第二従星］
晩年期	子供	中年期

石門星が胸［中心星］にある場合

胸に石門星がある人は、平和主義でとても協調性があります。周囲の人と足並みを揃えることが得意で、何事にも柔軟に対応します。ただ、内面には頑固さを秘めており、かなり距離が近い人には融通の利かない性格を見せることもあります。

とことん縦社会が苦手であるため、上司や年上を立てなければいけない環境に身を置くと、心を病みます。自分の行いに間違いがあるのかと、どんどん自信がなくなってせっかくの社交性がしぼんでいってしまいます。誰とでも仲良くなれるとはいえ、個性を押さえつけるような環境からは離れるようにしましょう。

石門星が頭［第四命星］にある場合

頭に石門星がある人は、カリスマ性があり政治家向きです。敵をも味方につけるような魅力があり、年上年下関係なく仲間に引き入れることができます。

年齢を重ねても活動的で、人と関わることで華やかさを保ち続けます。家庭におさまるにはもったいないと自分でも思うので、外に外に視野が向いていくでしょう。

石門星が右手［第一命星］にある場合

右手に石門星がある人は、家族の誰に対しても同じ方向を向いていて欲しいと考えます。辛いことも楽しいことも家族全員で受け止め、一心同体であろうとします。そのため、右手に石門星がある人がまとめる家族は、とても絆が強くなります。

結婚相手を選ぶときは、家庭を一緒に作ってくれる人を選ぶと、協力してくれないことへのフラストレーションが溜まらずに済みます。家事や育児などどれくらい関心があるのか見極めておきましょう。

石門星が左手［第三命星］にある場合

左手に石門星がある人は、社交性があり苦手だと思う人にも快く対応します。苦手だと思っている事実を相手に見破らせることはなく、横だけでなく縦社会の中でも上手に立ち回ります。

相手の良いところを見つける能力が高いので、褒め上手でもあります。そのため、友達から相談されることも多いです。

石門星が腹［第二命星］にある場合

腹に石門星がある人は、どんな人とでも世間話に花を咲かせられるような気さくさを持っています。知り合いか知り合いじゃないか、年下か年上かなどをまったく気にしません。上下関係を気にする人からは疎まれますが、年下からは好かれて友達のような関係になります。

ただ、子どもに対しては厳しくなりやすい傾向があります。支配的になってしまうので、子どもの意志を気にかけて、自立心や自尊心を守るように注意しましょう。

人体星図の中に石門星が複数ある場合は？

人体星図の中に石門星が複数ある場合は、石門星のような1人行動を好む性格になります。集団に属していても自分を無理に合わせることはせず、波長が合わないなと思えばそっとその集団から距離をとります。かといって協調性がないわけではなく、集団でいることを絶対だと思わなくなる程度です。

どの星にも良い面や悪い面があるため、自分にどんな傾向があるのかをしっかり理解することで、人生を良い方向に進めていくことができますので、是非しっかりとチェックしてみてくださいね。

貫索星と他の星との相性は？

石門星と貫索星

貫索星は勝ち気で頑固なところのある人ですが、石門星が誰とでも親しく話せる人であるため、フランクに関わることができます。貫索星の強い信念を否定せず、無理に自分のペースに引っ張ってこようとしなければ、円満に楽しく過ごせます。

仕事を一緒にする仲になると、同志として肩を並べるか、後輩としてついて行けば仲良く目的に向かって歩んでいけます。貫索星は協調性に欠けるところがありますが、指図をせず好きにさせていれば意気投合して同じ熱量でいられます。

恋愛関係なら、相手の言い分をしっかり聞いて、反論するなら優しく論理的に思いを伝えましょう。圧倒的に石門星のほうが折れることが多いでしょうが、自立心のある人であるため変な気遣いをすることがありません。捉えようによっては、楽な関係でいられるふたりと言えます。

石門星と石門星

石門星同士は、相手と築き上げたい関係が同じであるため、とても意気投合して気楽な付き合いになります。気を付けなければいけないのは、どちらも他者を引っ張っていきたい欲を持っていることです。そのため相手のペースになったときに、張り合ってしまうことがあります。

仕事を一緒にする仲になると、その張り合いが顕著に表れます。上下関係が苦手な2人であるため、同期なら切磋琢磨し合える良い関係になりますが、上司と部下なら反発心が芽生えて、上手く指示を聞けないことがあります。

恋愛関係なら、友だち同士のような関係になり甘いムードはあまり出ません。似た者同士であるため意気投合することの方が多いのですが、どちらかが無理を通そうとすると、友だち間の長い喧嘩のように張り合い続けるでしょう。どちらかが折れればあっという間に仲直りします。

石門星と鳳閣星

鳳閣星は石門星のお願いもほどほどに受け入れて、可能な範囲でサポートしてくれる人です。とことん尽くすというわけではありませんが、簡単なことならなんでも聞いてくれるので、依存しすぎず程よい距離感を保てます。

仕事を一緒にする仲になると、石門星は鳳閣星を引っ張っていくことになるでしょう。鳳閣星が上司でも、すかさずフォローを入れ先回りすることもあります。そういう関係にお互い満足出来て、すんなり仕事が進みます。

恋愛関係なら、鳳閣星のことをつい面倒見てあげたくなるなります。鳳閣星はそんな関係にも満足するので、バランスの取れた関係でいられるでしょう。一点注意するとしたら、鳳閣星を束縛することです。束縛されたり無理をさせられたりすると、気持ちが離れていきかねません。程よくお世話するくらいにしておきましょう。

石門星と調舒星

調舒星は繊細でひねりのある性格をしているので、石門星は励ましたりなだめたりして疲れてしまうでしょう。ただ、調舒星はメンタル面のサポートをしてくれる石門星に心を開き、慕います。無理に付き合うと嫌いになるくらい疲れてしまうので、自分のペースで関わり合うと良いでしょう。

仕事を一緒にする仲になると、調舒星には感情のムラや好き嫌いを仕事に持ち込むので扱いに苦労することでしょう。仕事を円滑に進めるなら、石門星のフランクさとリーダーシップで、調舒星を上手く導く必要があります。優しく声をかけて、相手のやる気を伸ばす方向性でアプローチしてみましょう。

恋愛関係なら、お互いの心を満たすことができる関係であるため、とてもいい相性と言えます。調舒星の感情に振り回されず、緩急をつけて関わると上手くいくでしょう。

石門星と禄存星

禄存星はサービス精神があり優しいため、社交性がある石門星とは楽しく明るい関係を築けるでしょう。ただどちらも芯のある星であるため、衝突すれば激しい戦いが勃発する可能性が十分に考えられます。信頼と譲り合いの気持ちを持ち関わるようにしましょう。

仕事を一緒にする仲になると、禄存星は経済観念があり地に足の着いた考え方をするため、大まかな判断を担う石門星と良いバランスが取れ、順調に仕事が進みます。どちらも物わかりが良く、相手の求めているものをすぐに提供できるでしょう。

恋愛関係なら、禄存星は石門星からの愛をたくさん得るために尽くし続けます。尽くしているからと冷たくするのではなく、感謝の気持ちと愛情表現をたくさん見せることが円満のコツです。

石門星と司禄星

司禄星は目の前のものを一番に考え大事にし、安定的な環境に留まろうとする人です。だから交友関係もあまり広くはなく、社交性のある石門星はもどかしさを感じざる負えないでしょう。なんでも一緒に行動する仲にはなれないかもしれません。

仕事を一緒にする仲になると、司禄星の煮え切らない態度に苛立つことが多くなります。一対一で関わり合うのは得策ではありません。司禄星の良さは石門星とは違うところにあるので、同じものを求めないように気を付けましょう。

恋愛関係なら、石門星が主導権を握ります。デート場所や日程など、石門星が全て考えることになるかもしれません。遊びの誘いも石門星からすることが多くなるため、愛されていないのかもと不安に思うこともあるでしょう。司禄性の愛の伝え方は、石門星と異なります。細かくて繊細なところに気を配ってくれるので、そこから愛を感じるようにしましょう。

石門星と車騎星

車騎星は、誰よりも早く動き課題を解決したい星です。その素早さに石門星はついて行くことで精いっぱいになりかねず、歩幅を合わせようとすると苦労するでしょう。車騎星は言い合っても、すぐにけろんと機嫌を直すので、思い切り不満を言って、理解し合う努力をしていきましょう。

仕事を一緒にする仲になると、お互いが難しく感じることを補えあえるベストビジネスパートナーになります。そもそも同じ部署にくることはあまりなさそうですが、もし同じ仕事をすることになれば、適材適所を目指しましょう。

恋愛関係なら、車騎星の言いたいことをすぐになんでも言ってしまうところに苦労します。全てに言い返しているときりがないので、石門星が大人になって冷静に対処すると良いでしょう。

石門星と牽牛星

牽牛星はプライドが高く高貴さを重要視する星であるため、距離感のないフランクな付き合いをしてしまう石門星とは、少しズレを感じます。石門星は牽牛星に距離感を感じ、牽牛星は石門星に苦手意識を感じます。深く踏み込む関係になるのは難しいでしょう。

仕事を一緒にする仲になると、牽牛星は真面目であるためとても信頼を置くことができます。牽牛星からの信頼はあまり期待できませんが、挫けずできることに集中しましょう。

恋愛関係なら、牽牛星のお堅いところに窮屈さを感じます。一緒に遊びに行っても真面目一辺倒であったり、砕けた遊びには興味がなかったり、かみ合うところが少ないでしょう。

石門星と龍高星

龍高星は石門星が思いもよらないことをひらめくため、楽しい会話をすることができるでしょう。龍高星の自由人なところを石門星は尊重できるので、避けられることもありません。遠慮なく話をすることが円満のコツです。

仕事を一緒にする仲になると、龍高星は頭の回転が速いため、石門星よりも早くひらめきサポートします。石門星は、仕事の大まかな流れを組み立てることで力になれます。2人が協力すれば、クリエイティブな仕事もこなしていけるでしょう。

恋愛関係なら、龍高星が世話を焼く側にまわります。自由人ですが、面倒見が良く気もきくので、石門星が見落としがちなことも拾ってくれます。支え合う良きパートナーになれるでしょう。

石門星と玉堂星

玉堂星は理論的で物静かな星であるため、石門星の明るくてフランクなところに頑張ってついて行きます。それが苦になることはあまりなく、淡々としている玉堂星のペースに引っ張られて落ち着いた生活を送ることも多いでしょう。

仕事を一緒にする仲になると、玉堂星は知識量が豊富で要領も良いため、助けられることが多いでしょう。玉堂星は、頑張り次第で引き立て上げることもいとわない星です。誠意を見せて付き合うと上手くいきます。ただ、育つ見込みがなければ冷たく見限るため、油断は禁物です。

恋愛関係なら、石門星のために最善を尽くして奉仕してくれます。多少のわがままなら聞いてくれますが、身勝手すぎると玉堂星が疲弊して愛想を尽かします。ほどほどに頼って、感謝の気持ちを歯科k率耐えるようにしましょう。

貫索星	石門星	鳳閣星	調舒星	禄存星
司禄星	車騎星	牽牛星	龍高星	玉堂星

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