算命学の「陰占法」「陽占法」とは?

算命学の陰占法と陽占法の図解

算命学では、人を「肉体」「精神」「心」の3つが合わさったものと考えます。そして、人の運命はこの3つのバランスで決まるとされています。

肉体(現実)

目に見える行動や結果、居る環境

精神(思考)

考え方や価値観、内面的な想い

心(つなぎ役)

現実と理想の間で揺れ動く感情

この目に見える現実(肉体)を「陰占法」で、目に見えない性格や理想(精神・心)を「陽占法」という鑑定方法で分析します。

どちらか片方だけでは「本当のあなた」を語ることはできません。この両方を組み合わせて初めて、あなたの運命を正しく、精密に読み解くことができるのです。

陰占法とは?

「陰占法(いんせんほう)」は、あなたの人生の土台や隠れた宿命を読み解く方法です。性格よりももっと深い部分にある、自分ではコントロールできない「運命の流れ」や「生まれ持ったエネルギーの強さ」を見ることができます。

生まれた年・月・日のエネルギーを「十干」と「十二支」を使って、その組み合わせやバランスから、あなたに与えられた宿命を精密に分析します。この方法で出した図を命式と言います。

陰占法鑑定例(陰占命式)
年柱 月柱 日柱
天干 乙 戊 己
地支 酉 寅 卯
蔵干 辛 甲 乙
天中殺 申酉天中殺

陽占法とは?

「陽占法(ようせんほう)」は、あなたの表向きの顔や性格を解き明かす方法です。

自分がどんな性格で、他人からどう見られ、どのような人生を歩むのか。その具体的な特徴が、5つの「十大主星」と3つの「十二大従星」という合計8つの星に現れます。

陽占法鑑定例(陽占命式)
頭[第四命星] 左肩[第三従星]
車騎星 天貴星
右手[第一命星] 胸[中心星] 左手[第三命星]
車騎星 牽牛星 鳳閣星
右足[第一従星] 腹[第二命星] 左足[第二従星]
天胡星 石門星 天極星

では、上の「人体星図」を実際に見てみましょう。その人の性格を一番わかりやすく見極めるための基本、それがズバリ真ん中にある「中心星」です。上の図でいうと、中心星は「牽牛星(けんぎゅうせい)」になります。

この牽牛星を持つ人は、とにかく几帳面で、物事をきっちり正確に進めるのが得意なタイプ。細かい作業もサクサクこなしますし、周囲からは「いつも隙がなくてスマートな人だな」と一目置かれていることが多いはずです。

ただ、その高い実力ゆえに、知らず知らずのうちに周りにも自分と同じ完璧さを求めてしまいがち。「えっ、なんでそんな簡単なミスをするの?」と、他人に少し厳しく当たってしまう一面も潜んでいます。完璧主義が、ちょっぴり裏目に出てしまうのです。

だからこそ、牽牛星の性質を持つ方には、日頃からこんなアドバイスをお伝えしています。

「誰にでも苦手なことはありますし、うっかりミスをすることだってあります。まずは一歩立ち止まって、相手の気持ちや立場にそっと寄り添う意識を持ってみてくださいね」と。その少しの心の余裕が、人間関係をぐっと楽にしてくれます。

今回はとてもシンプルな鑑定例ですが、算命学ではこうして散りばめられた星を1つひとつ丁寧に紐解いていくことで、驚くほど緻密で、あなただけのオーダーメイドな鑑定を行うことができるのです。

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