名前に「使ってはいけない漢字」がある?シークエンスはやとも先生が解説!
お子様の名前やペンネームなど…「名づけ」はそこにさまざまな「想い」が込められますね。
「こんな風に育ってほしいな」「こんな夢を叶えたい」と愛情たっぷりに名づけをしても…思わぬ落とし穴がそこにあるかもしれません。
それは、姓名判断で「名前に使ってはいけない漢字」を知らずに使ってしまうこと……。
しかし、不安に思わなくても大丈夫!避けるべき漢字や由来など、この記事でしっかり解説していきます。

絶対に名前に使ってはいけない漢字6選

① 幸
② 正
③ 愛
④ 美
⑤ 千
⑥ 央

姓名判断ではいくつかの流派がありますが、どの流派でも古くから「名前に使ってはいけない漢字」としてこれら6つの漢字は有名です。
統計的にも、不幸な人の割合が多いと言われています。

姓名判断で由来や縁起が悪い凶作用の漢字10選

信・真・久・了・道・亜・次・七・夢・律
漢字の成り立ち・由来・縁起が悪い、姓名判断で凶作用の暗示がある漢字です。一つずつ解説していきましょう。

信は人が亡くなった時につける「戒名」に使われる頻度が高い漢字です。来世での幸せを願うことを意味しますが、現世を生きる上では逆にマイナスの意味を持ってしまいます。


縁起が悪いとされる漢字でよく知られています。元々は、死者や首を逆さにかけられた形をかたどったもの。不慮の事故で亡くなった人に由来する文字のため、この字を名前に持つ人は、多難な人生を送りがちといわれています。


久という字は死体を後ろから木で支えている形をかたどったものです。人生の節目で災難に見舞われることや、身内のトラブルを抱え、苦難が多い人生を送ることを暗示してしまいます。


手足を巻きつけて、体を拘束されたような状態を表した漢字。もしくは両腕を切り落とされた子供の姿という説もあり、その由来の不吉さから名前には避けたほうが良いです。


手にした人の生首を表す漢字です。ゆえに不運を招き、特に女性の場合は凶作用が強いと言われています。


語源は悪の字と同じで、由来は貴族の「お墓」を表す文字です。死に関連する漢字のため、家庭運や健康運に恵まれず、人生でトラブルに巻き込まれやすくなります。


次の順番が巡ってこず、待ちくたびれている様子を表します。ほしいもの、やりたいことが自分から離れていくことを暗示します。大切な人との離別、嫉妬心が不幸を呼んでしまいます。


縦横に切りつけた様子からできた漢字。古代中国ではこれを「十字切り」と呼び、切腹をする際に内蔵が飛び出た様子を表します。


本来、夢には「闇」という意味があります。一見素敵ではありますが、名前に向きません。


血がしたたる様を表すため、縁起が悪いとされています。

真逆の凶作用の暗示がある漢字7選


恵・秀・優・星・光・志・憲
ここでは本来の意味と真逆の凶作用がある漢字を解説していきます。
とくに「いい意味だ」と思って付けやすい漢字なので、注意したいですね。


恵は、文字とは反対の意味が強い文字です。恵まれるというより、むしろ周りに恵んでしまい、自分は恵まれないということが多くなります。自分や他人の苦労を抱え込んでしまう暗示があります。


人より秀でるという意味を持ちますが、それが原因のトラブルが発生しやすくなります。また、他に欠点がないことが条件で、欠点がある場合は災難を招いてしまうとされています。


喪に服して心が沈んだ人を表します。優しさ、優美という性質を持つ反面、悲しみを象徴した文字のため、人生に影をさす暗示があります。


警察用語で犯人をホシと呼びますが、これは決して無関係ではなく、事故や犯罪の暗示があります。また、病気にも注意が必要です。


キラキラと明るいイメージがありますが、実際は燃え尽きるという意味合いがあります。そこから、挫折や苦労を強いられるとされています。


自我が強く、人の意見を聞かずに突っ走る悪癖が出てしまうという傾向があります。


憲の上半分は害と語源が同じです。罰が降りかかりやすい人生が暗示されています。

凶とされる漢字は絶対に使ってはいけないのか?

ここまでいろいろな漢字を見てきましたが、「使ってはいけない漢字」が他にも色々あるような気がして怖い…と思う方も居るかもしれません。
それはその通りで、他にも流派関係なく姓名判断で避けるべき名前の漢字はありますが、全ての漢字を考慮すると、キリがなくなってしまいます。

名前につけてはいけない漢字の定義は、姓名判断の流派や鑑定士の統計データや考え方で大きく変わります。
名前の漢字の意味や吉凶は、姓名判断にたくさんの流儀があるように、人によってさまざまに解釈されるもの。

だから、名前を付けようと思った時に、まずはその漢字について調べてみることはとても重要。そして、あなたが「この漢字の成り立ちは嫌だな」と思えば避ける、これくらいの気持ちで十分です。

あまり深く考えず、あなたの想いを大切にして、名前や漢字と向き合ってみてくださいね。

シークエンスはやとも