ヒヤシンスはどんな花?
くるっと開いた花が縦長についているのが特徴のヒヤシンス。上品さと可愛さのどちらもを持ったそんなヒヤシンスの主な花言葉は、「控えめな幸せ」「悲しみを乗り越えた愛」「スポーツ」「ゲーム」です。他にもヒヤシンスは色別の花言葉があります。

今回はそんなヒヤシンスの色別の花言葉や由来について紹介していきます。

ヒヤシンスの花言葉

  1. ヒヤシンスの主な花言葉
  2. ヒヤシンスの主な花言葉は、「控えめな幸せ」「悲しみを乗り越えた愛」「スポーツ」「ゲーム」です。

    これは、ギリシャ神話に出てくる2人の風の神と美しい少年の物語が由来となっています。少年をめぐる出来事をキッカケにして少年は亡くなってしまいます。由来となったギリシャ神話の詳細はこんなお話。

    ヒュアキントスという美少年は、西風の神ゼピュロスと太陽の神アポロンから愛されていました。ある日、ヒュアキントスとアポロンが円盤で遊んでいました。その様子に嫉妬したゼピュロスは、風を起こして邪魔をしようとします。すると、円盤が風に飛ばされヒュアキントスの頭にあたり死んでしまいます。

    その時、少年の流した血からヒヤシンスが咲いたそうです。
  3. ヒヤシンスの実の花言葉
  4. ヒヤシンスは、色別に花言葉があります。紫は「悲哀」、赤は「嫉妬」、ピンクは「ゲーム」、青は「不変」、黄は「勝負」です。

    「悲哀」「悲しみを乗り越えた愛」「ごめんなさい」「初恋のひたむきさ」
    「嫉妬」
    ピンク 「スポーツ」「ゲーム」「しとやかなかわいらしさ」
    「心静かな愛」「控えめな愛らしさ」
    「不変」「変わらぬ愛」
    「勝負」「あなたとなら幸せ」
  5. ヒヤシンスの怖い花言葉
  6. ヒヤシンスに怖い花言葉はありません。ただ、ヒヤシンスの花言葉は悲しいお話が由来になっているため、ネガティブな意味として捉えられることがあるかもしれません。

    また、赤のヒヤシンスは「嫉妬」という花言葉があるため、プレゼントにするのは控えた方がいいかもしれません。
ヒヤシンスの特徴
  1. ヒヤシンスの詳細
  2. 植物名 ヒヤシンス
    学名 Hyacinthus orientalis
    科名 キジカクシ科
    属名 ヒヤシンス属
    原産地 地中海東部沿岸
    開花時期 3~4月
    ヒヤシンスは紫や白のイメージが強い花ですが、そのカラーバリエーションは豊富で、ピンクや赤、黄色など鮮やかな色彩が楽しめます。
  3. ヒヤシンスの和名
  4. ヒヤシンスの和名は「風信子(フウシンシ)」です。風にのって香りが運ばれることからこの名前がついたといわれています。
ヒヤシンスはいつの誕生花?
ヒヤシンスは、種類や色別で誕生花になる日が異なります。誕生日や告白、プロポーズ、結婚記念日におすすめな花なので、ヒヤシンスが誕生花である日に合わせて贈る花の色を変えてみてもいいかもしれません。

ヒヤシンス全体 「2月7日」「4月11日」「12月23日」
「1月2日」「1月4日」「1月26日」
「1月7日」
「1月16日」
ヒヤシンスの種類
  1. ダッチ系
  2. ダッチ系のヒヤシンスは、オランダで作られた品種で、日本でよく知られているのはこちらの品種です。

    上品さと優雅な雰囲気があるのが特徴で、花が茎の上にまとまって咲くため、水耕栽培にもおすすめです。
  3. ローマン系
  4. ローマン系のヒヤシンスは、フランスで改良された品種です。ダッチ系と比べると、一か所にまとまらず、まばらに咲きます。

    球根は小さく、花びらも小ぶりであるのが特徴で、可愛らしさや奥ゆかしさといった雰囲気を持っています。
まとめ
品があり優雅な雰囲気のヒヤシンスの花言葉は、「控えめな幸せ」「悲しみを乗り越えた愛」「スポーツ」「ゲーム」です。色ごとに花言葉がついているので、贈り物としてプレゼントするときは、花言葉も合わせて選んでみてもいいかもしれませんね。

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