【勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉】色別・怖い花言葉、由来、誕生花、おすすめの贈り方
勿忘草はどんな花?
春から夏にかけて、青やピンクの小さな花を咲かせる勿忘草。その主な花言葉は「私を忘れないで」「真実の友情」「誠の愛」です。小さく可憐で清楚なその姿からは少しイメージしづらい花言葉がついているのは、この花にまつわる恋物語が由来となっているからです。

今回は、そんな勿忘草の花言葉やその由来などについて詳しく紹介していきます。

勿忘草の花言葉

  1. 勿忘草の主な花言葉
  2. 勿忘草の主な花言葉は「私を忘れないで」「真実の友情」「誠の愛」です。

    その由来はドイツに伝わる伝説。ある日ドナウ川のほとりを歩く騎士が恋人と歩いていると、恋人が美しい花を見つけ、騎士がそれを取ろうとして川に飲み込まれてしまいます。騎士は摘んだ花を岸辺に投げ「私を忘れないで」と言って川に消えて行きました。残された恋人は、騎士を想ってその花を生涯身に付けたといいます。

    この話から「勿忘草」と言う名前と「忘れないで」という花言葉がついたそうです。
  3. 勿忘草の色別の花言葉
  4. 勿忘草は青色と白色、ピンク色のそれぞれに花言葉がついています。青色は「誠の愛」「真実の愛」。白色は「私を忘れないで」。ピンク色は「真実の友情」です。
    青色 「誠の愛」「真実の愛」
    白色 「私を忘れないで」
    ピンク色 「真実の友情」
  5. 勿忘草の怖い花言葉
  6. 勿忘草に怖い花言葉はありません。ただ「私を忘れないで」という花言葉は、その由来も相まってもの悲しい言葉ですよね。「真実の愛」などの素敵な花言葉もあるので、贈り物にするときはメッセージカードなどを添えてあげるといいかもしれません。
勿忘草の特徴
  1. 勿忘草の詳細
  2. 植物名 勿忘草
    学名 Myosotis
    科名 ムラサキ科
    属名 ワスレナグサ属
    原産地 ヨーロッパ、アジア
    開花時期 3~5月
    勿忘草は、爽やかな青い花びらと黄色い中心部分のコントラストが綺麗な多年草です。ただ、高温多湿に弱いため、日本では一年草とされることが多い植物です。青色の種類が有名ですが、白色やピンク色などの品種も存在します。
  3. 勿忘草の名前の由来
  4. 勿忘草の名前は、ドイツ語名の「Vergissmeinnicht(私を忘れないで)」の直訳が由来となっています。「勿」は「してはいけない」という意味の漢字なので、勿忘草は「私をわすれてはいけない」という意味になります。この花の名前がついたのは、花言葉の由来でもあるドイツの悲恋物語によるといわれています。
  5. 勿忘草色は何色?
  6. 勿忘草色というと、透明感のある爽やかな空色のことを指します。勿忘草の花の色からつけられた名称で、日本の伝統色といわれています。
勿忘草はいつの誕生花?
勿忘草が誕生花となっている日は、「2月7日」「4月5日」「4月15日」「4月21日」「5月14日」です。友情や愛情に関する花言葉がついているので、大切な人への贈り物に良いかもしれません。
勿忘草を贈るなら?
  1. 記念日
  2. 勿忘草は記念日の贈り物にぴったりです。「私を忘れないで」という少しネガティブな印象の花言葉も、記念日を忘れないでという意味にしてしまえば、素敵な贈り物になります。
  3. 敬老の日
  4. 勿忘草は敬老の日に贈るのも素敵なお花です。アメリカには「祖父母の日」に勿忘草を贈るという習慣があり、日本にもその流れが広まりつつあるといわれています。「真実の愛」や「私を忘れないで」という花言葉とも相性がいいですよね。
まとめ
勿忘草の花言葉は「私を忘れないで」「真実の愛」などです。その由来は悲恋物語ですが、素敵な愛の物語ではあるので、贈り物にしても大丈夫です。気になるときは、他の花と組み合わせてみたり、メッセージカードを添えてみたりして贈ると良いでしょう。

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