パンプスとは?
パンプスとは、足の甲の部分が大きく開いていて、かかとが低めの女性用の靴のことです。パンプスの定義は曖昧で、ローファーやヒール付きのものなど多くの種類が存在します。
今回は、パンプスの種類やハイヒールとの違い、選び方について紹介します。
今回は、パンプスの種類やハイヒールとの違い、選び方について紹介します。
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パンプスの由来は?イヒールとの違いは?

- パンプスの由来
- ハイヒールとは?パンプスとの違いは?
パンプスとは、足の甲の部分が大きく開いていて、かかとが低めの女性用の靴を指します。馬車が主流の時代、運転手が低い靴を履いて、ブレーキをポンプのように踏んでいた様子の「pump(ポンプ)」から、パンプスという名前になったといわれています。
この名前の由来には諸説ありますが、現在では履き口が広くてかかとの低い靴がパンプスに分類されます。
この名前の由来には諸説ありますが、現在では履き口が広くてかかとの低い靴がパンプスに分類されます。
ハイヒールとは、靴のかかとの高さのことを指します。ハイヒールが高さのことを指すのに対して、パンプスは靴の種類を指します。6~7センチ以上のかかとの高さがある靴のことをハイヒールと呼ぶため、かかとの高いパンプスのことはハイヒールパンプスと呼びます。
パンプスの種類
- つま先の形別
- デザイン別
- 前後のフィット感
- 横幅のフィット感
- 就活はパンプスを履くべき?
- パンプスで疲れない歩き方は?
- パンプスが臭くならないようにするには?
パンプスはつま先の形ごとに呼び名がついています。
ラウンドトゥ | つま先が曲線を描いているタイプで、基本的なパンプスの形。 |
ポインテッドトゥ | つま先がとがっているタイプ。ポンテッドは「とがった」という意味で、スマートな印象を与えやすい。 |
アーモンドトゥ | アーモンドのように、つま先がとがったタイプ。フォーマル・カジュアルどちらにも使える。 |
スクエアトゥ | つま先が四角の形をしており、つま先に余裕があるため履きやすい。フォーマルシーンで用いられる。 |
オープントゥ | つま先だけが切り取られているタイプ。つま先のあき具合により、さまざまな印象のものがある。 |
つま先以外のデザインでもパンプスを区別することができます。
プレーンパンプス | 装飾の付いていない、シンプルなデザインのパンプスのこと。 |
ミュール | つま先だけが覆われている、ヒールのあるタイプのパンプス。本来は寝室用に使用されていた。 |
オペラパンプス | 足の甲部分にリボンの装飾がある。エナメル素材で、ヨーロッパのドレスシューズとして広まった。 |
セパレートパンプス | 靴の中心が、つま先とかかとで分かれているデザインのパンプスのこと。 |
バックストラップパンプス | かかと部分を切り取り、ストラップで支えるデザインのパンプス。オープンバックやバックバンドとも呼ばれる。 |
アンクルストラップ | かかと部分を包むようなデザインで、足首にストラップを施したデザイン。ストラップにはクロスやTストラップなどの種類がある。 |
ローファーパンプス | ローファーのかかとが高いタイプのこと。 |
パンプスを選ぶときのポイント
パンプスを試着するときは、かかとを靴の後ろにつけ、つま先に1センチほどの余裕があるサイズを選びましょう。足にピッタリすぎるサイズ感は、歩いているとつま先を痛めやすいので、避けた方が良いでしょう。
足の横幅に合ったパンプスを選ぶには、狭すぎず・広すぎないものを選んでみてください。少しキツイと感じるときは、柔軟剤やストレッチャーを使って拡張しましょう。ゆるく感じるときは、インソールを入れると調整できます。
パンプスに関するQ&A
就活の場合、女性はパンプスを履くのが一般的です。ローファーを履く方もいますが、企業によって「フォーマルかカジュアルか」の判断が異なるため、なるべくなら避けた方が無難です。
パンプスで疲れないようにするには、つま先をまっすぐ前に向け、足だけを動かすのではなく全身を使って歩くことを意識してみてください。ヒールの低いパンプスでも、長時間歩くと疲れを感じやすいものです。歩き方から改善することが一番の解決方法でしょう。
パンプスが臭くならないようにするには、抗菌対策をすると良いでしょう。
長時間着用していると、パンプスの臭いが気になるものですよね。汗によってパンプス内が蒸れると雑菌の繁殖で臭くなるので、蒸れにくいパンプスを選んだり、抗菌加工が施されたインソールを使ったりするのがおすすめです。
長時間着用していると、パンプスの臭いが気になるものですよね。汗によってパンプス内が蒸れると雑菌の繁殖で臭くなるので、蒸れにくいパンプスを選んだり、抗菌加工が施されたインソールを使ったりするのがおすすめです。
まとめ
かかとが低く甲の部分が広く開いているパンプスは、フォーマル・カジュアルどちらでも使えます。就活で着用するときは、ローファーではなくパンプスを選びましょう。デザインもさまざまな、種類によって印象も異なるため、シーンごとにお好みのパンプスをチョイスしてみてくださいね。
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