毛穴落ちの原因とは？対策やファンデーションの塗り方、メイク直しの方法を紹介

毛穴落ちとは、毛穴に皮脂とメイクが入り込み、白いぽつぽつができて肌がまだらに見えることをいいます。メイクで一時的に毛穴を隠しても、皮脂の分泌によってメイクが毛穴に流れ込み、毛穴落ちへとなっていきます。

毛穴浮きとは、メイク後に白いぽつぽつが浮き上がることをいいます。穴が開いているようには見えませんが、でこぼこした見た目になります。毛穴浮きも皮脂の分泌が原因で、過剰に皮脂が分泌されることで毛穴に入っていた皮脂とメイクが浮いてきます。

毛穴落ちを改善するには、まず洗顔の仕方を見直してみましょう。

たとえばメイク落としは、しっかり乳化させてから、肌を擦らず優しく汚れを洗い流すのがセオリーです。また、メイクの濃さや肌質に合わせて、クレンジングの洗浄力を見直してみるということも大切です。

さらに、洗顔後に顔を拭くときは摩擦をおさえることも大切です。肌をこすらないようにポンポンと吹き上げたり、タオルより摩擦の少ない使い捨てフェイスタオルを活用するという方法も検討してみましょう。

毛穴落ちは、肌の乾燥によって起こることもあるため、毎朝、毎晩の保湿とこまめな水分補給にもこだわってみましょう。

とくに気を付けたいのが、脂性肌だからと保湿を控えてしまうことです。乾燥すると皮脂の過剰分泌が起きてしまい、キメの乱れや皮脂汚れにより、毛穴落ちも発生しやすくなります。

季節や体調によって肌質も変わるため、自分の肌に合った保湿アイテムやレイヤリングなどの方法を取り入れて、お肌へしっかり潤いを届けましょう。

毛穴落ちのないすべすべのお肌を目指すには、生活習慣の乱れは大敵です。

良質な睡眠でストレス解消を目指し、食事で肌を作る栄養素をしっかり摂取し、運動で血液促進することで、お肌も健康になっていきます。

保湿後にすぐメイクをすると、メイク崩れや毛穴落ちの原因になります。ベースメイクをしっかり密着させるために、スキンケアアイテムがしっかり浸透するのを待ってから、メイクを行いましょう。

たとえば、化粧水や乳液をつけてから5分待ち、油分残りが気になる場合はティッシュオフすると、毛穴落ちが緩和されることがあります。また、スキンケア後に日焼け止めを塗ると、お肌に馴染んでマットな質感になり、ベースメイクが密着しやすくなります。

ポアプライマーとは、毛穴専用の下地のことです。毛穴による凹凸をなめらかにしてくれる効果を見込めるため、メイクの毛穴落ちを防ぎやすくなります。アイテムごとに毛穴落ち予防の効果は異なるので、使用感も含めてお好みのものを試してみてください。

メイクで肝心なのは、ファンデーションではなく下地の工程です。毛穴落ちを防ぐには、ファンデーションを控えめにして、日焼け止めや下地をしっかりお肌に密着させるようにしましょう。

人によっては下地のみでもメイク効果を期待できるので、自分の肌に合わせてメイクを施すことが毛穴落ち対策には必須です。

ファンデーションの塗り方については、次で紹介していきます。