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自分から謝りたくない
実際には自らの失敗だと頭ではわかっていても、なかなか素直に謝れないプライドの高い男性は現実に多くいます。ほかにも、「どちらから好きと言ったのか」といったように、恋愛に対して勝ち負けとしてしか考えない人もまた同様です。
復縁するにあたって、やはりお互いの非を認めるのは避けては通れない道。しかし、こういったタイプだと「何が何でも謝りたくない」と思っているので、かなり復縁は難しいかもしれませんね。
また、一度別れを決断した自分自身の選択が正しいと思いたい人も、ヨリ戻しにくいでしょう。さらに、別れた原因が上手く解決できていないと、「また同じ理由で別れるのが嫌」「失敗したくない」といった、ネガティブな理由で応じないケースもあります。
元カノに期待していない
女性の中には、一度は好き同士で付き合った仲なのに、なぜそこまで復縁を拒否するのか不思議に感じる人もいるでしょう。ですが、別離の理由が「信頼関係の崩壊」だったとすると、少し風向きが変わるのではないでしょうか。
たとえば、あなた自身の浮気や不倫、実際付き合ってからの性格や価値観の不一致など。もちろん人間なので欠点はありますが、付き合っていた時に何度か指摘していても、反省や改善もなく繰り返されると諦めに変わります。
そしてそんな女性に対して、恋愛特有のときめきを感じられなくなった男性が、結果的に別れを選んだということ。お互いへの信頼は人間関係の基本。それは恋愛も同様です。愛情を感じられなくなった相手は、もう恋愛対象外としてしか見られないのです。
復縁のメリットを感じられない
復縁を嫌がる男性側の理由は、いろいろなパターンがあります。たとえば、別れてからある程度の時間が経ってしまうと、徐々に相手への気持ちも落ち着いてくるもの。
そうなると、わざわざ関係を修復することに情熱を傾けられなくなってしまう人も中にはいます。例えば、別れてから仕事に集中しやすくなったり、友人達と過ごしたり、自分だけの時間ができて嬉しいなどと感じているパターン。
また、そもそも性格的に過去に執着しない男性や切り替えが早いタイプだと、復縁に対して魅力をほぼ感じないこともありますよ。派手に喧嘩したのではなく、何となく別れてしまった場合には、「相手が嫌い」という感情もない代わりに、やり直す気力も希薄に…。「そこまでしなくても」「復縁が面倒」だと思っているのです。
新しい恋人・気になる人がいる
復縁を願っても、男性側が断る理由はまだ他にもあります。よくあるケースとしては、もう既に新しい恋に意識が向かっている場合。新たな恋人と幸せな日々を送っているのもありますが、実際に交際には至っていないまでも、他の異性に興味を抱き始めていたり、別の人から想いを告げられている可能性もあります。
確かに今の本命に集中したいとなると、できれば元カノと接触しているところを他人に見られたくありませんよね。苦い過去は綺麗さっぱり忘れて、「今、目の前にある恋愛を大事にしたい」と思う気持ちがそうさせるのです。
また他にも、特定の相手がいなくても、恋愛以外の仕事やプライベートで予定がいっぱいな人もいます。そこで充実感を覚えているとなると、ますます復縁のハードルは高いと言えるでしょう。
上手くやり直せる自信がない
たとえもう一度やり直したとしても、「今度もまた失敗してしまうかもしれない…」といった不安があるために、復縁を受け付けない男性もいます。これは、物理的なものと言うよりも精神的な原因が大きいと言えるでしょう。復縁した先に何を望むのか、そもそも復縁することに意味はあるのかと考えています。
例えば別れたきっかけが、自分は結婚したいのに相手はそうは思っていなかったり、生活リズムなどですれ違うことが多かった…など。確かに、付き合っている時の問題や考えが変わっていないと、たとえ復縁をしても上手くいくはずはありませんよね。
かといってどちらかが折れて、相手の意見を全面的に受け入れてしまうと、当然将来に禍根を残します。それなら、別の道を歩む方がお互いのためだと思っているのです。
断られた時の対処法①潔く身を引く
では、実際に復縁を持ち掛けて断られてしまったら、どうすればいいのでしょうか。断られたらまずは一旦、あなたは潔く身を引くようにしましょう。
逆にここで、思ったように相手が応じなかったからといって、「どうしてダメなの?」と感情的に問い詰めてしまうのは良くありません。そんなことをしてしまうと、二度と会ってくれなくなるかもしれませんからね。ほかにも、そういった未練がましい言葉を並べたり、目の前で取り乱したりするのもNGです。
こういった場合は、執拗に自分の都合を押しつけるのではなく、とりあえず一度相手の気持ちや都合を汲んで、フェードアウトするようにして下さい。あなたから連絡しても返信されなかったり、やたらと遅いときは、忙しいかヨリ戻したくないということなので、連絡頻度を減らすようにしましょう。
断られた時の対処法②気にしていない事を伝える
次に挙げるのは相手と別の方法で関係を深めていき、その先の可能性に賭けるというやり方。女性側が意を決して復縁を願い出たのに対し、拒否するのは男性側にとってかなりの勇気が必要ですからね。それでも断らなければならない相応の理由があるのだということを察した行動を取るようにしてください。
なので、断られた直後などはなるべく深刻な雰囲気にならないよう、明るいムードで「気にしてないよ」と言ってあげましょう。やはり相手の気持ちに添えられないことで、「悪いことをしてしまった」と多かれ少なかれ罪悪感はあるもの。
断られた後も気まずくなったり、必要以上に避けられたくなければ、男性へのフォローは必須です。また、異性の友人としての立場を新たに築いて、次のチャンスに備えるのも得策ですよ。
断られた時の対処法③自分磨きに励む
最後にご紹介するのは、相手ではなく自分自身を変化させる方法です。異性にフラれてしまった人が「見返してやる」と言って、自分磨きを始めるストーリーは昔からよく目や耳にしますよね。
もしそれが上手くいけば、復縁を断ったはずの男性から、もう一度やり直すチャンスが欲しいと言ってきたり、そうでなくとも男性からの注目は得られます。近くにいた時にはわからなくても、遠く離れてから元恋人の魅力に気づくケースもありますからね。
外見やセンスを磨くのはもちろん、精神的にも成長すれば次の恋や復縁した後にも役立ちます。同時に、「そもそもなぜ別れてしまったのか」「直前には何で揉めたのか」などを改めて思い出すことも大切です。
まとめ
恋人と別れると「縁がなかった」とあっさり忘れる人もいれば、その後もずっと執着し続ける人もいます。どちらが幸せかという答えは、そこにはありません。なぜならそれは人それぞれだからです。
ですが、本気でやり直したいなら相手がどのタイプなのか正しく見極め、それに合った方法でチャレンジすることが何よりも、復縁の可能性を左右させます。また、相手から断られてしまったら、しつこくするのではなく、現実を受け止め潔く身を引くようにしましょう。
画像出典:istock