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ケンカの原因①嫉妬
不倫相手とのケンカの原因として、「嫉妬」があげられます。相手の男性は既婚者で、それをわかっていながら付き合っていても、パートナーや奥さんに嫉妬するということですね。女性と会っていない夜は男性は自宅で配偶者と家族団欒に過ごしている…。そんな場面を想像していたら、つい男性を責めるような言葉や嫌味を言ってしまった…なんてことはありませんか?
ほかにも、不倫相手と男性が同じ職場なら、女性としては男性が違う女性と話しているだけで、ちょっとモヤモヤしてしまうこともあるでしょう。嫉妬する女性について「それ程想ってくれているんだな」と思ってくれるのなら問題ないですが、ほとんどの場合「俺の都合も知らないで…」とうんざりしてしまいます。基本的には男性の前で奥さんの話題は控えた方が良いでしょう。
ケンカの原因②なかなか会えない・ドタキャン
男性に、デートの約束をドタキャンされたのがケンカに発展することもよくあるパターン。例えば、楽しみにしていた久しぶりのディナーの日や二人にとっての記念日など。
一度や二度ならまだしも、ドタキャン続きだったり、いつまでも自分は家族よりも優先されない存在と分かって、不満をぶつけるのです。当然、普通に考えると既婚者は子供や奥さんを第一にしないと、不倫関係自体がバレやすくなります。
さらに、二人の関係はどうやっても不倫であり、普通の恋人同士とは違うもの。思い通りにいかないことがあって当然なのです。もしあなたが、そういったことを覚悟して付き合うことができないのであれば、今後のことを考え直すきっかけにしてもいいかもしれません。
ケンカの原因③将来のことについて
不倫の関係にある男女は、将来のことになると途端に関係がギクシャクしてしまいます。不倫とはそもそも将来なんてないに等しく、ほとんどの場合、離婚することなく関係が変わらずに続くだけです。
しかし女性としては、男性の「必ず離婚するから」「一緒になるから」という言葉を信じて、将来を夢見ている方も中にはいるのです。だからこそ、自分が結婚適齢期になったり、付き合いが長いのに一向に進展しない関係に腹が立つのです。
しかし男性は、本当に今の配偶者と離婚して、女性と一緒になる気持ちはあるのでしょうか。男性の方から、「〇〇に離婚届を出す」といった報告や将来が見えない以上、早めに見切りをつけることも必要です。ここで「いつなの?」などと問い詰めると、嫌な別れ方に発展します。
まずは話し合うことが大切
では、不倫相手とケンカしてしまった際、仲直りをするためにはどうしたらいいのでしょうか?何よりもまずは話し合いが大切です。仲直りがしたい、もしくはこれからも続けていきたいのなら、この機会にお互いの不満をしっかり吐き出してしまいましょう。
中々会えないことで、二人の考えや価値観にすれ違いがあったり、無意識に誤解が生まれている可能性もあります。ケンカの後の話し合いでは、なるべく泣いたりせずに「私は寂しかったの」などと、落ち着いて気持ちを伝えていきましょう。
ここでの話し合いは、冷静に落ち着いて進めること。感情に任せていると再びケンカになりますし、この際やって欲しいことやできること、できないことをはっきりさせるのもいいでしょう。そして、今後も付き合いを続けるのかどうか見極めてみて下さい。
非があれば謝罪する
不倫に関わらず、話し合いにおいて非があると思ったら素直に謝る姿勢が重要です。なぜなら、できるだけ早めに仲直りをしないと、本当に自然消滅してしまう可能性があるからです。
ついキツイ言い方や、言う必要のない事まで言った覚えはありませんか?関係を修復させたいなら、ケンカした日の当日かどんなに遅くても翌日の夜までには伝えなければいけません。直接会って言うのが難しいなら、LINEやメールでもOK!
また、男性には「ここを変えて欲しい」「ドタキャンの連絡は早めに欲しい」と、はっきりと要望を伝えることも必要です。そうでなければ、単なる都合のいい相手としてしか見てもらえなくなったり、あなた自身もストレスを抱えたまま付き合うことになります。
不倫関係であると割り切る
不倫とはそもそも普通の恋人同士とは違う、とある程度割り切って付き合っていく必要があります。つまり、不倫関係を続けるには、多少の我慢や覚悟は避けられないということ。
もしも、男性の配偶者に付き合いがバレたら、慰謝料という形でお金が発生したりするなど、大きなリスクが伴います。また仮に男性がそれで離婚したとしても、再婚するかどうかはまた別の問題です。不倫のケンカというものは、普通の恋人同士のように将来を夢見たり、相手にもそれを求めるが故におきるもの。
不倫でも楽しくて付き合っているのはドラマの中だけであり、実際は思い通りにいかないことが多いのです。もし、長く続けていきたいのなら、あなたの考え方を見直し、不倫とは別に発散できるものを探すことをオススメします。
不倫相手とのケンカでやってはいけない事って?
ケンカしたあと、とくに不倫関係ではやってはいけないことがあります。それは、長文のメールをLINEで送ること。長文は書いた情熱量を全て受け止めてもらえるものではありません。逆に、ずらずらと文章が並んでいるのをみて、読むのが面倒だったり、気持ちの重さにかえって冷められてしまうこともあります。
また、不倫関係のケンカの後、自分から謝りたくないからと男性任せにするのもNGの解決方法です。例えば、「どうするかはあなたが決めて」と言ってしまうのは、そのあとに「もうどうなっても知らないから」と、脅しのようになってしまいます。それに男性側に「どうでもいい」と思われたら関係はそこで終わります。
さらに、今回とは関係ないことや過去の話を持ち出すのも、話し合いには不向きです。一度、話が通じない相手だと思われると、修復する確率はぐんと下がります。
情熱や改善の見込みがないなら別れるのも一つ
会いたいのに会えばケンカばかり…、何度も繰り返しているのに改善しない、仲直りもできない状態に陥った不倫には未来はありません。ですのでこの際、思い切って別れるというのも一つの方法です。
自分で自分を傷つけるような不倫関係は、遅かれ早かれいつか終わらせなければいけません。不倫とは秘密にしておくことで成立する関係です。友達に彼氏自慢もできませんし、クリスマスや誕生日のイベントに一緒に過ごせる保証はどこにもありません。デートはドタキャンが当たり前です。いつ別れるかと夢見る女性にとっては、苦しいことや辛いことだらけです。
不倫の最大のリスクは、関係がバレたら慰謝料という制裁を受けなければならないことです。ケンカになった時を分岐点に不倫を解消するきっかけにしてみて下さい。
まとめ
不倫関係にある相手とケンカしてしまった時の原因と対処法についてご紹介してきました。愛している男性といつまでも寄り添って行きたいのは分かりますが、男性にとっては不倫相手にしかすぎません。つまり、一番の存在ではないということ。
反対に、不倫相手だからこそ優先しなくてもいいし、都合の良い時だけ会えばいいと思われているかもしれません。「自分をもっと労わらなければ」と思ったら、女性の側から関係を終了する宣言をすべきです。ケンカしてもやり直せそうか、将来性があるかを見極めて下さい。
画像出典:istock