不倫は文化?
「不倫は文化」という言葉は、ある芸能人が不倫が発覚した際に言った言葉として話題になりました。実際には、「文化や芸術といったものが不倫という恋愛から生まれることもある」と発言していて、この発言から新聞社が「不倫は文化」という見出しを付けたことが始まりです。
では、本当に不倫は「文化の一つ」として軽視していいのでしょうか??小説やドラマは冷めてしまった結婚生活のスリリングなスパイスとして、不倫を美しいものとして描くことがあります。
しかし、実際に待ち受けている不倫の結末はそんな美しく楽しいものではないのです。不倫がバレたことでメディアに罵倒され、テレビに戻れなくなった有名人はたくさんいます。
そのリスクをいま一度確認することはそんな未来からあなたを救うことになるかもしれません!!
不倫は犯罪?
浮気と不倫は違います。浮気とは配偶者や恋人がいるにも関わらず他人に恋愛的な感情を持ってしまことをさします。一方、不倫は「道徳に外れること」意味し、特に配偶者以外と肉体関係を持つことをさします。
そもそも夫婦には貞操義務があり、婚姻中は配偶者以外との性的な関係を持つことは認められていません。なので、これを反した場合に、その損害をお金で求めることができるのです。
しかし、不倫は犯罪ではないので刑務所にいくことはありません。なんと戦前では、不倫をした男性は刑務所に行くか死ぬかしかなかったとか。
リスク① 友達を失う
一般的に不倫を嫌う人は多いです。友達に勇気を振り絞って不倫の事実を伝えて、相談しようとしても止めようとする人は多いはず。
「やめたほうがいい」と言われたのに続けていると知ったら、もう何を言っても駄目だとあきらめられてしまい、今までの友情にヒビが入ってしまうことも。
また、不倫はモラル的な問題なので、不倫をする人とはなるべく関わりたくないという人もいるのです。また、不倫が周りにばれてしまったときにも、唯一頼りたい存在である友達がそこにいないという可能性もあります。
リスク② 仕事に影響する
会社によっては「職場の風紀・秩序を乱したときには懲戒処分を行う」と記載しているところもあります。不倫は人の道に外れた関係であるので、会社もそれ相応の処分をすることがあります。
また、その不倫が社内不倫だった場合などは、異動や転勤などに加えて、職場で肩身の狭い思いをしなければならず、働き続けることが難しくなることもあります。
今まで、楽しく働いていた職場をいきなり失ってしまうのはつらいことですよ。
リスク③ 慰謝料
独身者同士の浮気との大きな違いは慰謝料の存在です。不倫は不貞行為と法律で決められているため、既婚者側もその相手も慰謝料を払う義務があるのです。
裁判になると、周りにもバレて大変だからと示談金にしたとしても300万円以上請求されるケースもあります。また、裁判になっても50~300万円が相場で、「払えない」は通用せず、分割で何年も払うのは大きな負担になってしまいます。
また、不倫が起こってから慰謝料請求の権利は20年も効力を持ちます。「いつ請求されるんだろうと」ビクビクしながら人生を過ごすなんてことも起こりうるんです。
リスク④ 家族を崩壊させてしまう
不倫がパートナーに知られてしまったら、きっとパートナーは大きなショックを受けてしまうでしょう。長年信頼していた相手に裏切られてしまうのはきついものです。
話し合いで再構築をめざしてもなかなかうまくいかず…。という夫婦はたくさんいます。
また、パートナーが受けた精神的苦痛の大きさも慰謝料の値段に影響していきます。家庭を崩壊させる気などなく、気軽な気持ちで始めた不倫が結果的に家族を崩壊させることにつながってしまうのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。「どうせバレないし」「スリルが楽しい」と安易な気持ちで不倫関係をもってしまうと、沼にはまってしまいなかなかやめることは難しいです。
また、バレた時のリスクは計り知れず、あなたの人生を左右してしまう可能性もあるのです!ぜひ、本特集を参考にあなたにとって正しい決断をしてくださいね。