正直ウンザリ… 何故マウントを取るのか?マウント女子の心理◆対処法
上から目線で何かとアピールをしてくるマウント女子。そのような人が周りにいると、正直ウンザリしてしまいますよね。
今回は、マウントをとる女性の気持ちや対処法を紹介します。マウントを取る人との人間関係を見直してみましょう。

マウント女子の心理① 人に認められたい

誰でも、少なからず「人に認められたい」と思っているでしょう。しかし、マウント女子の場合は、その欲求が行き過ぎています。

承認欲求がとても高く、プライドが高い人が多いのが特徴です。

承認欲求が強くなる理由はさまざまですが、主に「自分に自信がない」、「注目されたい」、「ほめられたい」、「優秀で優れていると思われたい」と考えているから。そのため、自分の欲求を満たすためにマウントを取ってしまうのです。

自分自身のことを認められず、他人からの評価を気にしがちです。他人からよい評価をされたり、受けたりすることで、欲求が満たされます。

マウントを取るために嘘をつく人や、本来の状態よりも話を大げさに誇張したりする場合もあるでしょう。

マウントを女子の心理② 優越感に浸りたい

優越感に浸りたい欲求が強いこともマウント女子の特徴です。他人から「羨ましい」と思われるような羨望のまなざしを浴びたいと考えています。他にも、「悔しがる顔を見たい」、「劣等感を味わわせたい」と考えており、少し腹黒い一面も。

このようなマウント女子は、「自分が1番!自分大好き!」と常に感じており、他人は自分より優れていないと考えているケースが多いでしょう。

また、他人と比べて自分が優位であると感じられることで、安心感や満足感を感じています。自分は特別な存在だと感じ、自尊心が満たされると、とても心地よくなるため、マウントを繰り返して行うのです。

ちなみに、独占欲が強い人は、この特徴が強く出やすいとされています。

マウント女子の心理③ 自分の価値を上げたい

マウント女子は、相手の知らない自分のステータスを知らしめたいと、時に考えています。なぜなら自分の価値を上げるため

相手に見下されていると感じたり、馬鹿にされているような感じが、とても許せないと思っています。そのため、相手と対等か、もしくは競合者であることを示すため、マウント行為に走ってしまうのです。

このようなマウント女子は、プライドが高いのが特徴です。自分の価値が高ければ高いほど、それだけ周りから羨ましがられ満足感を得ることができます。

また、自分の価値が高まることで、優越感を感じ、他人に見下されることを回避できると考えています。そのため、自分のステータスを自慢したり、知らしめるべくマウントを取ってしまうのです。

マウント女子の心理④ 相手より有能であると主張したい

マウントをする女子は、「相手より有能である」と主張したい傾向が強いです。

その心理としては、自己顕示欲が強い上に相手を見下しており、自分のスキルを誇示したいと思っているのです。

自己顕示欲とは、自分をアピールしたり目立たせたりすることで周りの注目を集めたいと思う欲求のこと。この自己顕示欲を得るためには、周りより自分が有能であることをアピールしなければなりません。そのため、マウントをするという行動を取ってしまうのでしょう。

例えば、相手の話をさえぎって自分の話に置き換えたり、隙あらば自分語りをして過度なアピールをしたりなど。そのため、自分の話ばかりしている人は、立派なマウント女子と言えるでしょう。

マウント女子の特徴① 自分の意思を曲げない

マウント女子の特徴は、自分の意思や意見を曲げません。自分が1番偉く正しいと思っている節があるためです。

職場や人間関係で体裁を保つために、表面上は受け入れたように見えても、実際はまったく人の意見を取り入れることはせずに自分の考えや行動を曲げることはしないでしょう。そのため、同じようなことを繰り返したり、同じミスが目立つケースもあります。

また、自分と違う意見を受け入れることができないため、逆に自分の意見の正当性を保つためにマウントする場合も。見下されることや否定されることを極端に嫌う傾向があるため、何を言っても彼女たちに響くことはないでしょう。

どのような場面でも、自分の意見を曲げることはない頑固な性格がマウント女子の特徴です。

マウント女子の特徴② 相手によって態度が変わる

2つめの特徴は、「相手によって態度が変わる」です。マウント女子は、同性や異性に対して明らかに態度を変えており、マウントの対象は主に同性である女性に向くことが多いです。女性をターゲットにするのは、持ち物やアクセサリー、立場や優位性の違いをアピールしやすいためです。そして、自分の優位性を見せつけて、相手が羨ましがったり悔しがるのを見て安心し、欲求を満たしています。

一方で、男性へマウントすることは少なく、逆に「よい子」を演じています。構ってくれたり自分の優位性を上げるため利用しているからであり、明らかに損得勘定で動いているとも言えるでしょう。自己中心的な行動が多くなるのは、心に余裕がないためだとも考えられます。

マウント女子の特徴③ 嫌味や悪口が多い

3つめの特徴は「嫌味や悪口が多い」です。マウント女子は被害妄想が激しく、固定概念が偏っています。

自分よりも幸せそうな女性への嫌悪感がすごく、マウントする対象と見なす傾向が強いでしょう。

そのため、少しでもマウント女子に小さな幸せがバレると、マウント女子はどんどん妄想を膨らませ「なぜ自分だけじゃないの?」と、怒ってしまうでしょう。

また、マウント女子は特にネガディブ思考でもあります。「自分はできないのになぜあの子だけ?」や「なぜ自分じゃないの?」と常に不安で心の余裕がないので、嫌味や悪口を言ってしまいます。

「わたしはその上位互換やもっとハイレベルなものを持ってるけど、あなたは持ってないの?」のように、いちいち嫌味を言うマウント行動が目立つでしょう。

マウント女子への特徴④ ブランド物が好き

ブランド物で身を固めていることも、マウント女子の特徴の1つです。

マウント女子は負けず嫌いでプライドが高いため、機能性や着心地よりもブランドの知名度や高級度で他人をジャッジし、自分の身に着けているブランドを自慢したがります。

有名で高級なブランド物で、なおかつ流行りのアイテムをいち早く取り入れることも特徴です。そこに「こだわり」などはありません。マウント女子はコンプレックスを強く抱いているため、ブランド物で自分を「武装」することで、他者から侮られないようにしているのでしょう。

また、ブランド物を見つけたいがあまり、借金をしたり、コピー商品を入手したりするケースも考えられます。羽振りがよいように見えますが、実は家系は火の車だった、なんてこともあるかもしれません。

マウント女子への対処法① 適当に聞き流す

マウント女子への対処法は「適当に聞き流す」ことです。大きなリアクションを取ると、相手の思うツボです。

そのため、リアクションをとらず聞き流すことで、マウント女子は拍子抜けし、それ以上マウント行為をしてこなくなるでしょう。相手が悔しがったり、羨ましいと思われることに優越感を感じるため、「興味がない」と思われると、張り合いがなくなるためです。

なので、会話の中では、一応聞き入れたフリで「へ~そうなんだね」、「すごいね~」と適当に相づちを打つだけで、サッと会話を終わらせて場所から離れるか、会話を変えましょう。相手も、一旦は「話せた」、「アピールできた」と満足するため、それ以降は追従してこないでしょう。

マウント女子への対処法② 指摘する

対処法の2つめは「指摘する」です。マウント女子の中には、意識的に「マウントしてやろう」と思って行っている人と、無意識的にマウントしてしまっている人の2種類が存在します。

もし、無意識でマウントしてしまっているケースでは、「あまり気分のよいものではないよ」と教えてあげることで、改善する可能性もあるでしょう。

それ以外の意識的なマウント女子の場合は「これ以上話すな」と、牽制する強い態度も必要です。マウント女子の求める欲求に自分を利用するな!と、態度や言葉で示すことで、マウント女子は恐ろしさを感じたり、この人には攻撃が通じないと思いマウントを辞めるでしょう。

マウント女子にはきちんと言葉で指摘をして、態度を改めてもらいましょう。

マウント女子への対処法③ 付き合い方を変える

最後の対処法は「付き合い方を変える」です。

マウント女子はストレスの元凶です。そのような人物と付き合いを継続していても、メリットはありません。聞き流したり指摘しても変化が感じられない場合は、付き合い方を変える必要があるでしょう。

会う頻度を減らし徐々にフェードアウトし、マウント女子が居る場所に近づかないようにする、複数人で集まる場所のみで顔を合わすなど接触を避けていきましょう。そうすることで、人間関係で悩まずに済み、ストレスも軽減されます。

マウントされ続けると、「自分はダメだ」、「価値がない」と考えてしまいがちです。しかし、それはマウント女子の思うツボ。マウント女子から離れることで、自分の自信を取り戻すことができるでしょう。

まとめ

何かと上から目線でマウントをする「マウント女子」は、ストレス以外の何物でもありません。マウントしてくる人へは、反応せず関係を改めることで自分自身を守りましょう。

悔しいからマウントを仕返したり、感情的になって馬鹿にしたりすると余計マウントの報復をされてしまいます。適当に聞き流して、穏便に対応するほうが時間も労力も無駄にせずすに済むでしょう。

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