開運を招く「ひなまつり」の過ごし方って?
3月3日は「ひなまつり」(桃の節句)ですね。子供のころは立派な雛飾りを飾ってひなまつりのお菓子などを食べていませんでしたか?大人になってからは「ひなまつり」から遠ざかってしまった方もいるかもしれませんが、実は開運にぴったりの日なのです。今回はそんな「ひなまつり」にしかできない運気アップの過ごし方をご紹介します!

桃の節句とは

桃の節句とは中国での、3月上旬の巳の日に邪気を払うという風習が日本に伝わったものなのです。具体的にいつなのかは不明ですが、平安時代には紙や藁で作った人形に厄を宿すという習わしがあったようです。そこからだんだん現在のような立派な人形のスタイルに技術が発展していったのです。おもに無病息災を願うものとして飾られています。ちなみに、「桃の節句」の由来は3月上旬が桃の季節とよばれているためなんです。

■開運を招く過ごし方①雛人形を飾る

「雛人形」とは女の子の健やかな成長と幸福を願うためのものであり、1年間であなたに起きる災いなどから身を守ってくれると言われています。「雛人形」を飾るタイミングは3/3の1週間~10日前が良いとされており、片づけるのは次の季節の節目である3/6「啓蟄(けいちつ)の日」が望ましいとされています。一般的には3月の中旬頃まで飾られるところも多いようですね。

「雛人形」を飾っている間は「ありがとう」「キレイだね」などと感謝の気持ちを人形にかけることで、さらに運気アップが期待されるといわれています。よく早く片付けないと婚期が遅れてしまうなどと言われますが、迷信ですので湿気の少ない日に丁寧に片付けましょう。

■開運を招く過ごし方②桃が入ったものを飲む

桃は食べることで邪気を払うことができ、さらに長生きができるとされています。とくに女性がらみの邪気を払うパワーに強いとされているため、人間関係において悩みがある人は積極的に食事に取り入れてみましょう。具体的にはその時期に発売されている桃の食品であったり、桃のお酒、白酒に桃の花を浮かべてみる、ピーチティなどでも気軽に桃をとりこむことができます。なお、浄化の力が強いアルコールと一緒に摂取することで、より効果が増大するとされています。

■開運を招く過ごし方③家の掃除をする

せっかく邪気を払うような食べ物を取り入れていても、あなたが日々過ごす場所が汚れていたりちらかっていると効果がありません。一時的に邪気を払えたとしてもすぐにまた悪い運を引き寄せてしまいます。とくに水回りは入念に、年末の大掃除同様、部屋を清潔にしておきましょう。また、窓を開け新鮮な空気を取り込むことで、部屋中を浄化するのも忘れないようにしましょう。

■開運を招く過ごし方④ひし餅を食べる

「ひし餅」は上巳の節句に中国で食べられていた餅が由来とされており、その3色にはそれぞれの意味と効能があると言われています。赤(ピンク)は桃の花を示し「魔除け」や「厄除け」の効果があるとされています。緑は大地を表し「芽吹き」や「健康」、そして白は雪や雲を示していることから「浄化」「お清め」の効果があるとされています。

なお、「ひし餅」の「ひし形」は大地や縁起の良いとされる菱の実の形をかたどったものとして、「子孫繁栄」の効果が期待されていると言われています。ほかにもひな祭り関連の食べ物はいくつかありますが、ひとつひとつ由来や色の意味などについて知っておくと、面白いかもしれませんね。

■開運を招く過ごし方⑤家族や親族で集まってみる

一人暮らしや普段あまり家族と一緒に過ごさない人も、「ひな祭り」を機に家族や友人と一緒に過ごしてみてはいかがでしょうか?家族そろって外食に行って、ひな祭り関連のメニューを楽しんだりひな飾りの前で写真を撮ってみてもいいでしょう。家族ぐるみで付き合いのある友人や友達家族を呼んで、家で手巻き寿司パーティを開いてみるのも楽しそうですよね。

また、家に雛人形がない場合も、各地で催されている「ひな祭り」イベントに出向いてみるのも◎男女だけではなく全員並んだひな壇は圧巻だと思いますよ。

まとめ

「ひな祭り」の歴史は長く、長い年月の間で食べるものや風習、過ごし方も変わりつつあります。「こうしなければならない」とあまりこだわりすぎず、「女の子」の成長と健やかな幸福を願う気持ちをもって、楽しいひな祭りを過ごせるといいですよね。

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