11月12日は『天赦日』!やるといいこと&やってはいけないことって?
みなさんは、『天赦日(てんしゃび/てんしゃにち)』というものを知っていますか?
天赦日とは暦の上では最上吉日とされている、縁起のいい日のことを指します。今年だけでいうと6日しかないこの貴重な日に、一体何をするべきなのか、より良い運気の呼び込み方についてご紹介します。

『天赦日』の由来と意味

天赦日の由来は、中国の「陰陽五行説」と「十千十二支」の思想の組合せから来たとされています。日本では、「大安」や「節分」といった『暦注』(生活や季節に関する情報)というものが昔からあり、それは上段・中段・下段の3つに細かく分けられていました。その下段に記されていた吉日のなかで、最も縁起が良いとされていたのが「天赦日」なのです。

意味としては、「点が万物の罪を赦す日」。世の中にある全ての神様があらゆる罪を許すとされており、どんな障害やトラブルも取り除いてくれ、「何をやっても上手くいく日」といった解釈となっています。天赦日は年に5~6回程度あり、特に一粒万倍日(月に4~6日ある吉日)と重なる日は、最強の開運日と言われています。

『天赦日』にするといいことって?①

天赦日は基本、何をやっても上手くいく開運日だとされていますが、中でも「これまで躊躇していたこと」「新しいことを始める」「欲しかったものを買う」のに最適な日と言われています。他には、金銭・仕事に関すること、結婚・入籍・開業といったことをするのにも、うってつけの日ですよ。いくつか例を挙げてみたので、以下を参考にしてみて下さい。

・財布の新調・誰かと仲直りする
・引っ越し/転職活動をする
・プロポーズや結納、両家の顔合わせ
・新しい習い事や勉強を始める
・銀行の口座開設

財布に関して言えば、いつもより少し多めのお金を入れておくことで、収入アップや出世の効果が期待できるかもしれません…。是非、試してみて下さいね。

『天赦日』にするといいことって?②

天赦日と言っても、「忙しくて中々、外に出ることができない…」といった方も多いはず。実は、家でもできる開運アクションもいくつかあるのです。最近では、インターネットやオンラインでもできることが増えたので、以下のリストをチェックして、できることがあれば実践してみて下さいね!

・ネットショッピングで以前から欲しかったものを買ってみる
・新しいSNSアカウントやブログを開設してみる
・電話やオンラインで大切な人と話す
・部屋の掃除、断捨離を行う
・植物の種を蒔いてみる

ほかには、オンラインでの習い事や自分磨きに関する勉強を始めるのもオススメ。意外と、家の中でもできることはたくさんあるので、是非トライしてみましょう!

『天赦日』にやってはいけないことって?

天赦日は、開業や転職といった「物事を始める」のには適した日ですが、反対に退職や閉店というような「何かを終わらせる」のには不向きと言えるでしょう。もし、仕事を辞めたいと考えている方は、できればこの日は避けた方が良いかもしれませんね。

また、いくら神様が全ての罪を許すと言っても、何をしてもいいわけではありません。例えば、人を騙すといった犯罪行為、浮気・借金・ギャンブルといった、後々罪悪感を抱く可能性のあるものはNG。さらに、天赦日に何か縁起の悪いことが起こったら、新しいスタートを切るための厄落としだと思って下さいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、1年の中でも5~6回しか訪れないレアな吉日、『天赦日』についてご紹介していきました。新しいチャレンジをする日にはベストなタイミングとなり、その中でも「婚姻に関すること」を行うのにはかなりオススメの日です。
さらに、開運アップを目指すのであれば、早めの準備・行動が功を奏すでしょう。是非、余裕をもって自分のできる範囲で楽しんでくださいね!

画像出典:istock

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