水仙の花言葉は?
花の中心がラッパのような形になっている可憐で清楚な花、水仙。その花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」です。控えめで上品そうな見た目とは裏腹に、少し強気な花言葉がついています。また水仙には、色別の花言葉もあります。

では水仙の花言葉について詳しく見ていきましょう。

水仙の特徴
  1. 水仙の詳細
  2. 植物名 スイセン
    学名 Narcissus
    科名 ヒガンバナ科
    属名 スイセン属
    原産地 スペイン、アフリカ地中海沿岸
    開花時期 3~4月

    水仙は、比較的育てやすく香りも豊潤であるため、園芸用の花としての人気があります。水仙の土の下は球根になっており、多年草であるため植えてから適度に世話をすれば、何回でも花を咲かせてくれます。

    開花している時期はとても短く、秋植えの水仙なら、春の初めころに花が咲き、5月の手前には落ち着いてきます。
  3. 水仙の名前の由来
  4. 水仙という名前は、中国の古い文献にある「水の仙人」からきています。水仙は水辺を好み、豊潤な香りとたくましい生命力があることから、このような名前がつけられたといいます。
  5. 水仙には毒がある
  6. 水仙の根っこには毒があり、ニラの葉と間違えて食べると、嘔吐や下痢、頭痛、ひどい場合には死亡することもあります。そのため家に植えるときは、ニラなど食用の植物とは離して植えるようにしましょう。
  7. 水仙は縁起物
  8. 中国で水仙は、縁起の良い花として知られています。水仙は、寒い時期に咲く花であり、そのたくましさが魔除けにいいといわれているようです。
水仙の花言葉
  1. 水仙の主な花言葉
  2. 水仙の主な花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」です。

    その由来は、ギリシャ神話の美少年・ナルキッソスです。自分の姿に恋焦がれたナルキッソスは、水面に映る自分の姿に酔いしれ、その場から離れられず衰弱死してしまいました。そしてナルキッソスの死んだ跡には、水仙が咲いたといいます。

    このナルキッソスの自分に酔いしれる様子から「自己愛」「うぬぼれ」がついたといわれています。

    ちなみに、ナルキッソスはナルシストの語源とされています。
  3. 色別の花言葉
  4. 水仙には、色別の花言葉も存在しています。
    白色 神秘、尊敬
    黄色 もう一度愛してください、愛にこたえて
    オレンジ色 希望
    ピンク色 上品
  5. 種類別の花言葉
  6. 水仙は種類ごとにも花言葉がついています。
    ラッパスイセン 報われない恋、尊敬
    口紅スイセン 素敵な装い、詩人の心
  7. 怖い花言葉
  8. 水仙に怖い花言葉はありません。しかし、ナルキッソスの話や毒がある点を含めると、水仙は少し怖い花に感じる人がいるかもしれません。

    プレゼントに選ぶ分には問題ない花言葉ばかりなので、花言葉の意味をメッセージなどで伝えて快く受け取ってもらうと良いでしょう。
水仙はいつの誕生花?
水仙が誕生花である日は「1月4日」「1月13日」です。

水仙は切り花で1週間ほど持つので、花束でプレゼントするのも喜ばれます。水仙がモチーフとなっているものはあまりないので、相手が望むなら球根で贈るのもおすすめです。
まとめ
可憐で美しい花の水仙は、ギリシャ神話の逸話から「自己愛」や「うぬぼれ」という花言葉がついています。見た目の可憐さとは裏腹に、少し強い花言葉が付けられていますよね。種類別にも花言葉があるので、プレゼントにするときはしっかりチェックして起きましょう。
その他のおすすめコラム