新人の頃程若くもないけど、まだオバサンでもない。微妙かつ繊細な立ち位置のアラサー女子。「あの人、若い子ぶって痛いよね」「あんな先輩にはなりたくないな…同僚や後輩に言われたくないですよね。今回は周りが引いてしまうアラサー女子の行動についてご紹介します。今のうちにこうならないように意識してみるのもいいかもしれません。
目次
「痛い」と認定される外見
まずは「痛い」と思われてしまう外見についてお話しします。あなたが今持っている洋服はどんな系統で何年前に購入したものなのでしょうか?ファッションブランドには元々「ターゲット層」と呼ばれるものがあり、その年代や流行を取り入れてデザインされているのです。
ですので、かなり前に購入した服であったり、フリフリの装飾がついたものだと年不相応になってしまうのです。フリフリ以外ではミニスカート、ノースリーブスなど露出が多いものも避けた方が良いでしょう。そもそもオフィスカジュアルには即しませんからね。
ファッションだけでなく、メイクにも注意が必要です。学生の頃や20代前半のころと同じようなメイクを続けていたり、化粧品自体を買い換えていなかったりするとちぐはぐになり「軽く」見られることもあります。職場が自由な服装でも良いというのであればなおさら、自分の身なりについては客観的に見直してみた方が良いでしょう。
SNSでアピールに必死
「SNSでの過度なアピール」というものは実は男性からも煙たがられてしまうのです。加工した自撮りやまるで芸能人のような写し方、充実した日常を送っていますといったアピールは「必死さ」となって痛く感じられてしまうのです。
また、ブランド物のバッグや高級ディナーに行った写真を頻繁に載せてしまうと、金銭感覚を疑われたり、浪費癖があるのかなと思われたりもします。当然、お付き合いをしたり結婚をしたいなどとは思わないでしょう。
さらに、突然景色の写真と共にポエムのような文章を載せたり、明らかに職場に対する愚痴だろうと察しがつくような投稿は、かまって欲しいアピールや裏表のある性格を見たような気分になってしまいます。適度にSNSを利用するのは良いですが、いいねほしさに身の丈に合わない買い物などをしてしまうと、要注意です。
上から目線で男性を評価
アラサーにもなればそれなりに恋愛経験も積み、後輩ができたことでも、人生の先輩として威厳を持ちたいと思う気持ちはわかります。しかし、度を超え過ぎるとそれはただの「痛い人」になってしまうのです。
特に、職場の年下や同僚の男性について「恋人にはできないよね~」などと言ってしまっていませんか?仕事に関するアドバイスであれば感謝こそされそうですが、プライベートなどについて聞いてもいないのにアドバイスや評価をしてしまうと「自分を客観視できていないのかな」と思われてしまいますよ。
また、「付き合うなら年収は1000万以上」などと公言してしまうと、異性のみならず同性の後輩からも「ああはなりたくないな…」と冷ややかな目で見られます。
自虐的すぎる
アラサー女性によくありがちなのは「ことあるごとに自虐に走る」です。「どうせ私なんて…」「私アラサー(おばさん)だから…」なんて言っていませんか?あくまでその場を和ませようとしているだけかもしれませんが、周囲の人間からしたら「そんなことありませんよ!」待ちなのかとウンザリしてしまいます。
また、「最近太りやすくなっちゃって…」「白髪が出てきたの!」なんていう老化をネタにするのも、相手にしてみれば共感を呼ぶ内容ではありませんし、どう反応すればいいかわからなくなってしまうのです。若さや元気で勝負するのではなく、培ってきた経験や落ち着き、大人の色気を武器にしてしまう方が断然魅力的にうつります。
若者言葉やネットスラング、絵文字の多用
ついつい自分よりも若い人たちと話す子が多かったり、SNSを頻繁に利用していたりするとそのノリや話し方が移ってきてしまうことありませんか?ですが、学生もしくは若い社員のようなノリを、そのままいつもの会議や同世代との会話に使ってしまうと、「痛い」人認定されてしまいます。
特に、ツイッターなどで流行っているネットスラングやよくわからない略語を仕事上でも使ってしまうと、「アラサーにもなって言葉の使い方も知らないのか」といった常識のない人として捉えられることもあります。
また、会話のみならずメールのやり取りにも気を付ける必要があります。ちょっとしたメールでも絵文字を多発したり、スタンプを多発したり、話し方とのギャップがありすぎるノリなどは男女ともに引かれてしまう可能性があります。
出会いや結婚というワードに敏感すぎる
結婚願望がある人ほどアラサーになるとより焦ってしまう傾向がありますよね。焦ってしまう気持ちは分かりますが、出会いにおいて必死になりすぎていませんか?
例えば、頻繁に合コンを開催している、周りに「誰かイイ人紹介してくれない?」などとふれまわっていると、出会い以前の問題になります。そういった人に限って「結婚するなら医者が良い」などと高望みをしている場合もあり、そのような姿を見た男性は「痛いな…」と感じてしまうのです。
さらに、社内でもイケメンを見つけるとすぐに騒いだり、周囲の人間が引いてしまうほど積極的にアピールしたりすると痛さを越えて恐怖に感じたりもするそうです。
■こんな恋愛アピールも注意
これまで通用していたとしてもアラサーになると「痛くなる」恋愛アピールもあります。いくら可愛く見せたくても若い女の子がやるような上目遣い、赤ちゃん言葉を話すなどは相手がドン引いてしまいます。
また、過度なボディタッチをするなど一昔前の恋愛テクニックを乱発したりしていませんか?年下と付き合っている方は相手の身の回りのお世話を焼きすぎたりしてお母さん的なポジションになってしまっていませんか?年上だからと言って完璧になる必要なんてないのです。
色々とサポートしてあげたり、アドバイスしてあげたいという気持ちは分かりますが、相手が望む時に与えようというスタンスで見守ってみるくらいがちょうどいいのです。
■「痛くない」女性になるには?
では、「痛い」と思われないようにするにはどうすればいいのでしょうか?思い切って路線を変更してみるのはどうでしょう。元気で溌溂とした20代前半の頃のイメージから、洗練された品格を持ち合わせた落ち着きのある女性を目指すのです。きれいな文字を書く、丁寧な言葉遣いを心がける、美しい所作を身につけるなどでも充分女性としての魅力は伝わります。
仕事面ではやはり若さに負けない知識と経験を活かすことで、部下のフォローに回るなど、プロフェッショナルな部分をアピールするとよいでしょう。感情ではなく論理的に話を進められたり、会話の中でさりげなく教養があるような言葉を使ってみると一人の人間としても素敵だと思われることでしょう。
まとめ
男性から「痛い」と思われている女性は、実は同性からも「痛い」と思われている可能性が高いです。つまり、女性としてというよりは一人の人間としての評価だったりするのです。もちろん、自分にしかない個性や魅力は大切にするべきです。
しかし、度が過ぎてしまったり周囲が不快に思うようなことはしないようにしましょう。アラサーにしか出せない大人の魅力というものもありますので、日々の自分のふるまいや行動を見直してみるのもいいかもしれませんね。