甘えるって何?
甘えるとは、他者の好意に期待してわがままを言ったり、懐いて親しくしたりすることをいいます。

とはいえ言葉で言われても、実際には何をすれば甘えたことになるのかと悩む人もいることでしょう。恋愛においては「適度に甘えることが大切」と口を揃えてみんなが言うので、できれば「適切な甘え方」を身に付けたいところですよね。

ということで今回は、甘えることについて詳しく紹介していきます!

男性は甘えられたいと思ってる?

男性に限らず、人は頼られていることや必要とされていることに存在意義を感じます。頼ってくる相手が大切な恋人ともなれば、「頼られていること=甘えられること」で大きな幸せを感じることもあるでしょう。

しかし、ここで重要なのは、嬉しい甘え方には限度があるということです。甘え方が依存になると負担になります。これが怖くて甘えられないという人も多いのではないでしょうか?

依存は、相手を支配しようとすることと似ています。相手が愛が見えないことに不安を感じて甘えることで相手を試したり、望む対応をしてくれなかったからといって駄々をこねてみたり、こうなればそれは依存です。

つまり、男性が喜ぶ甘え方とは、男性の好意に期待しすぎず頼ること、または男性を喜ばせるためにするお願いのことなのです。
甘えられない女性の原因とは?
  1. 頼らなくても大丈夫だから
  2. 経済面も精神面も自立して生活している女性は、人に甘えたり頼ったりすることが苦手です。むしろ頼られる方が多く、いざ自分が甘える立場になると、大丈夫と突き返してしまうこともあるでしょう。
  3. 負担になりたくないから
  4. 甘えると「相手にとって負担になるのでは」と思って、人に頼ることが出来ない女性も多くいます。相手のことを思うからこそ重荷になりたくないといった気持ちから、甘えられないのでしょう。
  5. 弱いところを見られたくないから
  6. 人に甘えることは、弱いところを見せることだと思っている女性は、甘える姿を見せることが恥ずかしかったり、不安を感じたりすることがあります。相手に弱いところを見せて嫌われるのではないかと考えることもあります。
  7. 甘え方が分からないから
  8. 一人で何でもできる女性は、人に頼ったり甘えたりするタイミングを見つけることが不得手です。「自分でやった方が早い」と思っていたり、「これくらいなら自分でできるから」と思っていたりします。
甘えられない人の対処法
  1. お返しをするつもりで甘える
  2. 頼ってばかりだと気が引けるという人は、助けてもらった後にお返しをするつもりで、甘えてみましょう。ひとつ気を付けたいのは、甘えるときに「お返しするから」と言うと、甘えられたという感覚が芽生えにくくなります。お返しされるかされないか、分からない状態を残すようにしてみましょう。
  3. 弱さのある自分を受け入れる
  4. 素直に弱さのある自分を受け入れてみると、自然と甘えられるようになるかもしれません。いつもどんなときも、強い自分でいようとする必要はありません。それに、自分で弱さだと思っている部分は、他人から見れば弱さではなく、可愛さや愛嬌に見えることもあります。
  5. 相手の趣味を教えてもらう
  6. まずは、ペンを借りたり近くの物を取ってもらったりなど、簡単なお願いから始めてみましょう。少しずつ負担を重くして、相手の様子を観察してみてください。嫌がられたら、そのラインが、今相手にとって頼られて負担になるかどうかの限界です。ただ、嫌がられたからといって、嫌われたわけではないので、安心してくださいね。
男性が喜ぶ甘え方
  1. 手助けを頼む
  2. 男性は、女性から簡単な助けを求められると嬉しくなるものです。とくに気になっている女性からのSOSは、何とかしたいと思うもの。上手に甘えるキッカケとして手助けを頼むと、快く応じてくれるはずですよ。
  3. 軽い相談をする
  4. まずは軽い悩みを打ち明けて、相手が答えられそうな相談をしてみましょう。相手に心の余裕があれば、快く相談に乗ってくれるでしょう。ただ、相手に余裕がなければ、どんな簡単な悩みも上の空でしか聞いてくれないでしょう。そういうときは、甘えるのは避けて、他愛のない話に切り替えて、気楽に話せる場を作ってみてください。
  5. 相手の趣味を教えてもらう
  6. 相手の趣味や関心のある分野について詳しく聞くことは、甘えることに入ります。誰かに頼るのは苦手でも、教えてもらうのは平気という方も多いでしょう。男性も、自分が好きなことを相手に教えるのは得意な人が多いため、どんどん質問してみてください。
彼氏が喜ぶ甘え方
  1. 得意分野をお願いをする
  2. 料理が得意な彼氏なら手料理をお願いしてみたり、ゲーム得意なら一緒にクリアしてもらったりなど、彼氏の得意分野に関するお願いをしてみましょう。彼女にとって頼りがいのある自分を見せられる嬉しさと、好きなことをしている楽しさで、甘えられたことにより喜びを感じることができるでしょう。
  3. したいことを言う
  4. 彼女が楽しんでいる姿を見ていると嬉しくなる男性も多いので、したいことを我慢せずに伝えてみてください。行きたいお店や場所など、自分から積極的にデートの提案をしてみると、彼も喜んでくれるでしょう。
  5. スキンシップをとる
  6. 好きな人とのスキンシップは、安心感を得られるものですよね。抱きついたり手を握ったりして、軽めのスキンシップを取りながら甘えてみましょう。いきなりの行動でも、むしろ嬉しいと感じる男性はたくさんいます。相手が喜ぶのであれば、少しわがままと思われるくらいが可愛いのです。
甘えるときにしてはいけないこと
  1. リアクションが薄い
  2. 甘えた後、助けてもらったらリアクションはしっかり取った方が喜ばれます。「ありがとう」「嬉しい」など少し大げさなくらい喜ぶと、相手のために行動してよかったと思ってもらえます。さらに、次もしてあげたいと思ってくれる意気込んでくれるはずです。
  3. 謝る
  4. 自分がしたくて起こした行動なのに、謝られてばかりだといい気分はしないものですよね。彼氏も同じく、彼女に喜んで欲しくて取った行動です。謝るのではなく、嬉しい気持ちを表現してみてください。
  5. 駄々をこねる
  6. 甘えたけど彼氏が対応してくれなかったときは、駄々をこねないようにしましょう。やりたくないことをやらせたり、自分のやりたいことだけを相手に押し付けたりするのは禁物です。
  7. 金銭面で頼る
  8. 彼氏だからといって、金銭面で頼り切ってしまうのは禁物です。金銭感覚のズレによって、お互いの気持ちが離れてしまうこともあるため、自分の分は自分で負担するようにしてくださいね。
  9. 相手の都合を気にしない
  10. いくら彼氏だからといっても、相手にも都合やタイミングがあります。相手の余裕がないときに、無理やり言うことを聞かせようとすると、ただただ嫌がられます。無理強いはせず、相手のことも考えながらする甘えが、喜ばれる甘え方です。
まとめ
自立している女性や、普段から頼られることの多い女性は、甘えることがとても高いハードルに感じられることでしょう。そんな方はまず、軽いお願いをするところから甘えることに慣れていきましょう。お互いに持ちつ持たれつの良い関係を築けるといいですね。