南国の快活なイメージをそのまま持った花・ハイビスカス。鮮やかな赤やオレンジ色は、見ているだけで元気なれます。そんなハイビスカスの主な花言葉は、「新しい恋」「繊細な美しさ」です。この他にも、色別の花言葉があり、どれも明るく勇気づけてくれるような花言葉ばかりです。
では、ハイビスカスの花言葉とその由来について詳しく見ていきましょう!

- ハイビスカスの主な花言葉
- ハイビスカスの色別の花言葉
- ハイビスカスの怖い花言葉
これらの花言葉は、南国の強い日差しの中で咲く明るく華やかな花姿からつけられたものだといわれています。とくに「勇気ある行動」や「信頼」は、ハイビスカスが日々花を咲かせる強さや、生命力の高さからついたとされています。
それぞれの由来は、赤色が毎日力強く花を咲かせることから、ピンク色はその可愛らしい見た目から、白色は純白の花弁が持つ美しさから、黄色は太陽光を浴びて輝く姿から、オレンジ色は夜には花を閉じる繊細さから、青・紫は爽やかな印象からだといわれています。
※なお、寒色のハイビスカスはアリオギネ科に分類される別種の花です。
赤色 | 「勇敢」 |
ピンク色 | 「華やか」 |
白色 | 「艶美(えんび)」 |
黄色 | 「輝き」 |
オレンジ色 | 「繊細な美しさ」 |
青・紫色 | 「清楚」 |
ただ沖縄でハイビスカスは「後生花(ぐそうばな)」と呼ばれ、墓地に植える風習があるため、死と結びつけてイメージされることがあります。しかしこの風習は、故人の幸福を願う意味を込めて行うものなので、悪い意味はありません。
ハイビスカスは基本的に、明るく前向きな花言葉が多いため、安心して贈り物に選んでみてくださいね。
- ハイビスカスの詳細
- ハイビスカスという名前の由来は?
- ハイビスカスの和名は?
植物名 | ハイビスカス |
学名 | Hibiscus |
科名 | アオイ科 |
属名 | フヨウ属 |
原産地 | ハワイ諸島など |
開花時期 | 5~10月 |
また、ハイビスカスは1日花という、朝咲いて夜には閉じる咲き方をします。花は閉じていても、枯れているわけではなく、また翌朝には花を開かせます。
まず1つ目の由来は、エジプトの美の女神「ヒビス(hibis)」と、ギリシャ語で「似ている」という意味の「isko」が合わさりできたという説です。
また、古代ギリシャ語で「タチアオイ」という意味の「ibiscos」が、ラテン語に翻訳される過程で「hibiscos」になったという説もあります。
ハイビスカスの誕生花は「7月11日」「8月10日」「8月31日」です。
まさに南国のイメージにふさわしく、夏生まれの方への誕生日プレゼントにおすすめです。
- 誕生日
- 試合・試験前、門出
ハイビスカスは世界中に200種以上あるといわれており、大きく分けると3つの系統に分類されます。ではその3種類について、一緒に見ていきましょう。
- オールド系
- ハワイアン系
- コーラル系
ハイビスカスは明るく前向きな花言葉を持っていて、見た目にも華やかなので贈り物に最適です。誉め言葉のような花言葉ばかりなので、相手へ気持ちを伝える手段としてもピッタリです。色や品種によって意味が変わるので、贈る相手や場面に合わせて選んでみてくださいね。