「男性脳」と「女性脳」の違いって?特徴・性格について解説!
恋愛をしていると、「どうしてわかってくれないの?」と男性に疑問を感じたり、時にはイライラしてしまったりすることってありますよね。実はそれは、男性脳と女性脳に大きな違いがあるからなんです!
今回は、女性と男性の間で異なる考え方についてご紹介します。

「男性脳」の特徴①空間認知能力が高い

男性脳では空間認知能力が女性よりも高く、おもに空間を立体的に理解したり、理論の組み立てを得意としています。例えば、「地図を正確に早く理解できる」というのも男性脳の特徴。どこに何があり、どのように通れば良いのか瞬時に判断できます。方向音痴な人も、どちらかというと女性の方が多いですよね。

一方で男性は女性よりも、言語能力に欠けるといったところもあります。話をしていてもどこか上の空だったり、無反応に近い時があるといった経験はありませんか?仕事面でも恋愛面でも、男性は理論的に考えて行動し、効率の良さを重視します。それに対して女性脳は、まわりくどい言い方をすることが多いのです。

「男性脳」の特徴②一つの事しかできない

一つの事しか集中出来ないというのも、男性脳ならではの特徴です。基本的に男性は、マルチタスクをこなすのは苦手で、一つのことを片付けてから次に進みたいと思っています。

それに比べて女性脳は、男性が苦手なマルチタスクを得意とする傾向がありますよ!一度に複数の仕事を掛け持ちしながら、少しずつ進めていくのです。例えば、「掃除」「洗濯」「料理」といった家事なども、女性の方がサクサクこなせたりしますよね。

また、男性は何かに集中している時、全くと言っていいほど他のことに目を向けることができません。つまり、「〇〇しながら別の事ができない」ということ。
男性からのメールやLINEの返事がたまに雑になったりするのには、男性の仕事の忙しさなどが隠されていることがあります。ケンカに発展してしまう前に、男性の状況も察してあげると良いでしょう。

「男性脳」の特徴③結果・解決を求める

男性脳には、プロセスよりも結果や解決を求める傾向にあります。一度目標を立てると、そのゴールまでにどう効率よく進んでいくかを最優先で考え、成し遂げようと努力します。

男性が結果にこだわるのは、いくつかの説がありますが、大昔に男性が狩猟をしていたことが関係していると言われています。「獲物を獲る」「敵を倒す」などの目的のために、努力を惜しまなかった男性脳が今でも引き継がれているのです。

仕事でもプライベートでも相談を持ち掛けると、男性と女性とで受け答えが全く異なります。男性は、相談内容に対して「どう思ったか」などは聞かず、それよりも「どうすれば早く解決できるか」など、具体的な対処方法を教えてくれることが多いのです。

「男性脳」の特徴④感情よりも論理を優先する

感情よりも論理を優先することもまた、男性脳ならではの習性と言えるでしょう。自分の考えを主張したい気持ちが強いので、基本的に話し合いでの解決を好みます。中には、お酒の席でも激しい議論出来るほど、言葉による自己主張を大切にしています。

反対に女性脳は、「女性の勘」と言われるほど相手の態度や雰囲気で察することが多く、そういった能力に男性は怪しみと、ちょっとした恐怖心を感じる場面もあります。また女性は、相手のことを察するのが得意だからこそ、自分のことも察してほしい生き物。

恋愛では、何も言わずとも変化に気が付いてもらいたいので、無反応で鈍感な男性の対応にヤキモキすることもあるのではないでしょうか。「見た目を変えたのに、気が付かない」「配慮が足りない」「気遣いがない」といった不満がたまるのも、恋愛あるあるですよね。

「男性脳」の特徴⑤恋愛は引きずりやすい

意外なことに、男性の方が女性よりも物事を引きずりやすいといった面があります。特に、恋愛に関しては顕著に現れる傾向にあり、別れても好きなタイプが変わらなかったり、いつまでも未練を引きずりがちです。
一方、女性脳は男性脳と違い、ショックは受けますがあっさりしていることが!一つの恋愛が終わると次に進むまでの期間が短いのも、女性ならではでしょう。

さらに、パートナーに先立たれた場合、男性は寿命が5年縮まりますが女性は2年も伸びると言われています。男性に尽くす人生から解放されたからなど、様々な説はありますが女性の方が結果的にメンタルは強いかもしれませんね。

ただし相手への情熱に関しては、男性は付き合う前がピークであり、徐々に下がっていく傾向にあります。「熱しやすく冷めやすい」恋愛傾向であることも覚えておきましょう。

「女性脳」の特徴①共感性が高い

ここからは「女性脳」の特徴についてご紹介します。まず女性脳は、自分が体験したことをその時の感情と一緒に記憶しようとします。想い出をそのまま記憶するので、男性よりも過去について詳しく覚えていたりすることも…。次に同じような状況が来たら、過去を思い出して対策しようとすることから、こうした修正になったとされています。

また、男性よりも他人への共感能力に長けていることも挙げられます。例えば、女性に相談した際は、解決策をいう前に「そうだよね」「分かるよ」「辛かったね」などと、まずは相手の感情を理解するような言葉を使いがちです。
そんなところから女性は、仲間意識や人との繋がりを重んじる傾向にあり、どちらかというと競争よりも均衡を保つことに力を注ごうとします。

「女性脳」の特徴②言語機能がつねに活発

女性脳は男性脳に比べて、会話の処理能力が高いこともあり、その差は約20倍にもなるとも言われています。一つのことをしながら他の用事が出来るのも、そんな能力や性格であるからかもしれませんね。例えば、TVを見ながら家事をしたり、友人と電話しながら何か別のことをしたりと、自由自在です。

さらに、「道に迷った時」の対処法でも男女で大きく変わりますよ。男性は、自分の持っている地図を頼りに解決しようとしますが、女性の場合たとえそれが初対面の相手であっても誰かに聞くことで解決しようとします。

自分であれこれ考えるよりも詳しい人に聞いた方が早いと思ってしまうのです。恋愛でも、口喧嘩になった時は女性の方が一枚上手だったりしますよね。

「男性脳」と「女性脳」が上手く付き合うために

男性脳と女性脳には様々な違いがあることは分かりましたが、どのように付き合っていけば長続きするのでしょうか?コミュニケーションについては、男性はいきなり話しかけられると話に集中出来ないこともあるので、会話の前に前「今、ちょっといい?」といった前置きをするようにしましょう。突然、重い相談などを持ちかけられたりすると、男性脳は混乱する可能性がありますからね。

また、「買い物」では行動パターンが全く違うので、なるべく一緒ではなく集合時間を決めて単独行動をとった方が良いでしょう。一見、「寂しいのでは?」と思うかもしれませんが、ある程度仲を深めたら、別行動をとる方が結果的にお互いにストレスなく行動出来るのです。
男性脳・女性脳は、どちらが優れているということはありません。お互いの性格、特徴を理解し尊重し合うことが大切です。

まとめ

男性脳と女性脳は違いがあるので、恋愛においてたびたびすれ違いが起こります。考え方や性格が違うので、ぶつかってしまうことは仕方ありません。

ただし、男性脳も女性脳もそれぞれに良い面があります。お互いの良い面を認めながら、ぶつからない対策をとれば上手くいきます。「なんでわかってくれないの!」と感情的になるのではなく、二人が歩み寄る努力をすることを忘れないでください!

画像出典:istock

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