「独占欲」の強い男性の特徴と上手な付き合い方
あなたの周りや今付き合っている中で、「やたらと独占欲の強い男性」はいませんか?独占欲の強い男性はなかなか複雑な性格をしており、付き合い方を工夫しなければ上手くいきません。
今回は、そんな独占欲の強い男性の特徴や付き合い方などについてご紹介します。

「独占欲」と「支配欲」は違う?

独占欲の強い男性の心理には、相手に対する強い愛情が隠れています。恋人同士になれば、お互いが強い愛情で結びつくことはなの自然ですが、独占欲の強い男性は少し変わった形で愛情を表現するといった特徴があります。

そもそも「独占欲」とは、相手を自分だけのものにしたい気持ち。ただ、独り占めしたい男性は時に愛情の裏返しと言えるような、相手にとっては迷惑になり得る束縛や嫉妬に繋がるのです。それゆえ、あまりにも程度がエスカレートしてしまうと、交際自体が辛くなってしまうことも…。

似たような言葉で「支配欲」もまた独占欲とよく比較されますが、支配欲は相手を自分の想い通りにさせる心理のこと。違いはありますが、どちらにも転ぶ可能性は充分にあり得るので注意が必要でしょう。

「独占欲」の強い男性心理って?

独占欲の強い男性心理には、「恋人には自分だけを見ていて欲しい」というものがあります。相手の気持ちを全て自分だけに向けて欲しい感情ゆえに、束縛や嫉妬を繰り返してしまうのです。こういった男性は、相手が自分に興味を持ってくれているかを常に気にしているので、頭のことは相手のことでいっぱいに…。

さらに、相手のことは自分が全て知っておきたいという思いから、一般的な交際では考えられないような、異常な行動に出るケースも少なくありません。例えば、「相手の行動を常にチェックする」「連絡頻度がやたらと多い」「相手に行動の報告を求める」などが挙げられますよ。たとえ相手が迷惑だと思っていても、その気持ちは理解できず自分の安心のために無理強いするのです。

「独占欲」の強い男性の特徴①自信がない

独占欲の強い男性の特徴に、自信の無さが挙げられます。常に相手の気持ちを確かめていないと気が済まないのは、ズバリ自分も相手も信じていないから。

どうにかしてつなぎとめておかなければ、誰かに取られたり、自分に対する気持ちが無くなってしまうのではないかと、不安になってしまうのです。こうした心理の背景には、男性になんらかのコンプレックスがあるからだとされています。

コンプレックスは、見た目やステータス、モテなかった過去などさまざまな要因が考えられますよ。劣等感が強い男性は、いつ相手にフラれてしまうのかに対して怯えており、たとえどれだけ愛を伝えてもなかなか信用することはありません。そのネガティブマインドが、パートナーへの異常な「束縛」「嫉妬」「監視」といった行動を駆り立てるのでしょうね。

「独占欲」の強い男性の特徴②完璧主義

完璧主義な男性もまた、独占欲が強くなりやすいところがあります。完璧主義者は基本的に仕事でもプライベートでも完璧でないと不安になり、当然恋愛にも満点を求めます。

例えば、「相手にも自分と同じ気持ちであってほしい」「他の男性に一切興味を示さないで欲しい」といった気持ちを抱きます。そのため、もし相手が自分の意に即わない行動や交友関係を持った場合には、その状況を受け入れることが出来ず、一方的に怒りをあらわにするなんてことも…。

また完璧主義の人は、自分がしていることが常に正しいと思っているので、その行動を顧みたり疑ったりすることはありません。したがって、その異常な行動が変わることはほぼなく、なんならどんどん悪化する可能性の方が高いでしょう。

「独占欲」の強い男性の特徴③依存先が少ない

独占欲の強い男性は、友人や熱中できる趣味が極端に少ないがために、その興味や関心などを恋人に向けてしまうとされています。本来友人や同僚、趣味などで発散することも依存先が恋愛しかないので、恋人に対する執着心が強くなってしまうのです。

加えてこういった男性は、興味の対象が恋人のみと限られているので、一日の中でも相手の事を考える時間を多く設けます。ですので、少しでも相手に関して分からない所やちょっとでも怪しいと感じる行動を取ったら、途端に不安になります。

そして、自分がこんなにも相手のことを考えているのだから相手もまた自分のことを一番に優先して欲しいと考え始めるのです。あまりにもひどくなりすぎると、同性の友人との約束さえ許してくれないなんてこともありますよ。

「独占欲」の強い男性の特徴④ルールがやたらと多い

自分のルールやこだわりがたくさんあり、相手にもそれを求めるのは独占欲の強い証拠。例えば、「自分を常に優先すること」「他の異性と話さないこと」「異性の連絡先を消去すること」などが挙げられますよ。

普通では考えられないようなルールでも、独占欲の強い男性なら、平気でこのようなルールで相手を縛ります。中には、外見についてもアレコレ注文する男性もいます。「男性好みのファッションやメイクに変えて欲しい」というお願いや、「肌を見せない服装にして欲しい」など。

さらに恋人が自分に対して、どれくらいの愛情を持っているのかつねに不安を感じているので、「俺のことどのくらい好き?」「将来は結婚しようよ!」などのような言葉で確認してくることもあります。独占欲が強い男性は同時に、疑り深い性質も持ち合わせているとも言えます。

「独占欲」の強い男性との付き合い方って?①

独占欲の強い男性と上手く付き合っていくためには、男性を安心させる工夫が必要です。例えばスキンシップをこまめにとったり、相手が確認する前に愛情表現をするなど、細かな配慮をするようにしましょう。また、そもそも独占欲の強い男性は自分に自信がないため、束縛やマイルールによる管理を行うので、その自信のなさを埋める付き合い方が求められます。

対策としては男性の自尊心を満たし、自分が常に味方である事を分からせてあげるのがベスト。「いつもあなただけを見ている」という気持ちをストレートに表現することで、徐々に不安要素も薄まっていくでしょう。あまり愛情表現が得意ではない方も、独占欲が強めの男性と長続きさせたいのであればそのあたりの努力は必須ですよ。

「独占欲」の強い男性との付き合い方って?②

独占欲の強い男性は、人並み以上に隠し事や秘密を嫌う傾向があります。こうした心理は、「相手のことを一番に理解しているのは、自分でありたい」といったところから来ています。だからこそ相手には、なんでも話すように強要したり、少しでも曖昧にすると浮気を疑うなどといった異常な行動にでてしまうのです。

そんな男性とのベストな付き合い方は、気持ちを押し殺さないこと。いくら恋人同士であっても、男性の奴隷になった訳ではないので、何でも打ち明けなければならないのは少し違います。

最初から男性の要望ばかり聞いてしまうと、そのまま支配される関係が続いてしまうので、嫌なことは嫌と伝えるようにしましょう。恋人関係はどちらかが大きな力を持つこと自体本来、好ましくありません。言いたいことが言える平等な関係こそが長続きのコツなのです。

まとめ

独占欲の強い男性と付き合うには、さまざまな工夫が必要です。束縛や嫉妬が当たり前になるとその支配から逃れられなくなり、ずっとその付き合い方が続きます。そうならないためには、最初から自分をストレートに表現すること。我慢をせず、嫌なことはハッキリ断るようにしてください。

その代わりに、男性を想う気持ちもしっかり表現して、男性を不安にさせないようにすることも忘れないようにしましょう。あまりにも自分が辛すぎるのであれば別れるのも一つですよ!

画像出典:istock

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