「同棲」が上手くいかない人が陥りがちなパターンと対処法
結婚を視野に入れているカップルの中には、「まずは同棲から!」と考えている方も多いのではないでしょうか?
でも、同棲をすることで2人の関係がかえって悪くなってしまうことも!そこで今回は、同棲でありがちなトラブルや対処法についてご紹介します。

同棲の「メリット」って?

同棲するきっかけは様々ですが、いきなり結婚して一緒に住む事への不安から、「まずは練習で同棲したい」となりスタートさせるカップルは多いですよ。また、どちらかの部屋の更新や転職など、環境の都合で「思い切って一緒に住むか!」となるパターンもあります。いつも一緒にいるカップルなら、一人暮らしよりも出費を抑えられるというメリットもありますからね。

さらに、逆になかなか忙しくて会えないことが原因で、「一緒に住めばいつでも会える」と考え、同じ家に住むという人もいます。同棲にはメリット・デメリットがありますが、協力して生活する中で結婚の疑似体験ができるので、ゆくゆくは結婚も…と考えている方にとってはオススメです。

同棲の「デメリット」って?

同棲には経済的なコストカットや、精神面での「いつでも会える」状態が可能となるメリットがあります。しかし、人によっては良いことばかりではないので、そこを理解する必要があります。

まずデメリットの一つとしては、常に一緒にいることによるストレス。これはメリットの裏返しとも言えますが、やはり家族でもずっと同じ空間にいるのは、時に窮屈に思えたりもしますよね。

また、これまでの環境や育ちの異なる他人と住むため、どうしても相手の嫌な部分が見えてしまう場面は避けられません。「実は相手が全く家事ができなかった」「交際時は美意識が高かったのに、恥じらいなどが無くなった」など。さらに、喧嘩した時には帰る家が同じなので、逃げ場が無くなるというところもデメリットと言えるでしょう。

同棲が上手くいかないパターン①生活スタイルが違いすぎる

同棲が上手くいかないパターンに、生活スタイルの相違が挙げられます。特に、交際期間がまだそこまで長くないカップルが、いきなり同棲を始めてしまい、生活習慣の違いによって失敗に終わるケースは多いですよ。

例えば、「家事を上手く分担できず、一人ばかりが担っている」「一般的な会社員と夜勤の人が一緒に住んでいるから起床時間が違う」など、意外な理由がきっかけで同棲が失敗するパターンも…。一緒に住んでいるのに中々会わないとすれ違いにもなりますし、負担の大きい側であればストレスになってしまいます。
そうなると、自然と相手への愛情も薄れはじめ、ちょっとしたことでも大きなケンカに発展しやすくなります。やはり同棲といえども、最低限の相談ができる状態にするのは必須でしょう。

同棲が上手くいかないパターン②マンネリ化する

これはある程度は仕方のないことでもあるのですが、恋人としてのマンネリ化によって上手くいかなくなるケースもあります。やはりデートの日などの特別感はなくなりますし、いつでも会える安心から愛情表現や刺激もなくなりがちに…。しかし、恋人としてのスキンシップの現象や相手に対する配慮が不足してしまうと、関係は崩壊します。

さらに、慢性的なコミュニケーション不足にまで発展すると、浮気やすれ違いが起きる可能性も高まります。同棲が上手くいくためには、お互いに新鮮な気持ちで居られる工夫をすることが大事。
例えば、意識的に話す機会を設けたり、同棲していても外のデートに出かけるなど、習慣や環境を変えるのも有効な手段ですよ。逆に話しすぎている人は、会えて一人の時間を過ごすのも良いかもしれません。

同棲が上手くいかないパターン③価値観・考え方にズレがある

二人の間に根本的な価値観や考え方にズレがあると、同棲は上手くいきません。やはりこれまでの経験や環境などから、こういったものが生じるのは仕方のないことですが、あまりにもかけ離れすぎるとお互いに辛くなってしまいます。特に深刻なのは金銭感覚のズレ。「貯蓄意識が全くない」「かなりの浪費家」「ケチ」などであれば、結婚を視野に入れていてもあまり期待できません。

さらに、二人の同棲への意識なども重要ポイントです。「一緒に居たいだけの同棲なのか?」「結婚に向けた同棲なのか?」を事前にきちんと話し合わないと、後悔しやすくなるので要注意。あなたに結婚願望があっても、相手に全くなければ時間の無駄ですからね。

同棲生活の対処法①役割分担・ルールを明確にしておく

では、同棲生活を円滑にするためには、どのようなところに注意するべきなのでしょうか?まず一緒に住むにあたって、あらかじめ役割やルールを明確にしておくこと。

例えば、経済面ではなるべく折半をしたり、お互いの収入を明らかにして、しっかり家計にお金を入れる仕組みづくりをしましょう。ここがあやふやになってしまうと、様々なトラブルが発生してしまうので、気まずくてもシビアになって下さいね。また、金銭面だけではなく家事の役割分担も、きっちり決めておいた方が良いですよ。

家事には、掃除・ゴハン・洗濯・片付けの中でもやるべきことがたくさんあるので、各仕事が平等になるように最初から分けることで、ストレスを感じにくくなります。やはり、一緒に住むにあたってどちらかばかりやっている状態だと、思わぬ大ゲンカに発展しやすくなりますからね。

同棲生活の対処法②一人の時間を確保する

同棲におけるメリットでもありますが、逆に上手くいかなくなる原因にもなりやすい、一人の時間を確保できない問題。一緒に住んでいることで気を遣ってしまい、これまでやれていたことができなかったり、友達との時間も減りがちになりますよね。

もちろんはじめは、二人で居ることに喜びを感じるカップルは多いですが、徐々にマンネリへの加速やストレスになることも確かです。だからこそお互いのためにも、「部屋を分ける」「一人で過ごす時間を意図的にとる」「友人との時間をお互いに優先する」といったことは共通意識で持っておくと良いかもしれません。
またマンネリ対策としては、「家ではなく外でデートする日を作る」「外見のイメージチェンジをしてみる」「サプライズをしてみる」などもオススメです。

同棲生活の対処法③感謝の言葉を忘れない

一緒にいる時間があまりにも長いからといって、感謝やねぎらいの言葉を忘れてしまっていませんか?これは結婚生活でもありがちなパターンなのですが、こうしたちょっとしたことでも、相手への気持ちが冷めるキッカケに充分なり得るのです。

ですから、一緒に住んでいるからこそ、「ありがとう」の気持ちは積極的に伝えるようにしてください。例えば、家事をしてくれたり、自分の代わりに手伝ってくれた時。素っ気ない態度や当たり前といったものだと、関係はすぐに冷え切ってしまいます。

さらに、生活スタイルが大きく異なる場合は、お互いに配慮する姿勢も大事。話し合いによってトラブルを避けられるかもしれませんし、とにかく言わないまま我慢し続けるのが一番NGなのです。二人の妥協できるポイントを探したり、感謝の気持ちを持つことこそが長続きのコツ!

まとめ

同棲にはメリットもデメリットもあるので交際期間が短く、まだそこまで相手のことを知らないのであれば、安易に決めるのはオススメしません。なぜなら、どれだけ好きであっても、マンネリ化や気持ちのすれ違いなどによって、簡単に2人の関係が崩壊する可能性があるからです。

同棲が上手くいくためには、あらかじめルールを決めておくことが何よりも大事!そしてなるべく細かく設定することで、よりお互いのストレスが軽減されます。同棲が上手くいかないパターンに陥らないよう、同棲前に生活ルールや同棲への考え方などについて、しっかり話し合いをしておきましょう!

画像出典:istock

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