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①感謝の言葉を忘れない
夫婦が仲良く長続きするには、相手への感謝を忘れずに過ごすことが大事。長い結婚生活の中では、いつの間にか自分がしていることや、相手がしてくれることが当たり前になってしまいます。「してもらって/やって当然」だと思う気持ちが強いと、相手への感謝の気持ちが薄れてしまい衝突の原因に…。
例えば、日々の仕事に対する「お疲れ様」の言葉やサポートに関する感謝など、ちょっとしたことでも「ありがとう」の気持ちを添えて接していきましょう。感謝の気持ちをこまめに伝えることで、相手は「やってよかった」「もっと頑張りたい」と思うようになります。ありがとうの他にも、「ごめんね」という謝罪の言葉も習慣にしていくと、なお良いでしょう。
②会話は大事!
日常会話を大切にすることは、夫婦円満のコツの一つ。仲の良い夫婦の特徴でもズバリ、会話を楽しむ事は外せないと言っても過言ではありませんよ。会話の積み重ねは、相手を深く知るために必要ですし、お互いの感情やメンタル的な部分に触れることにも繋がります。
反対に、いつもすれ違いばかりの夫婦は、こういった会話が少ない傾向にあり、そのうち相手への興味も薄れていきがちに…。
会話の内容は、「今日の出来事」や「近所で起きたこと」「仕事に関する事」など何でもOK。口に出してお互いに情報を共有すれば、相手の考えや状態が分かるので、大きな喧嘩に発展することも未然に防げることも!会話は夫婦円満の第一歩。様々な事を話せる関係性は素敵ですよ。
③愛情表現を欠かさない
仲の良い夫婦は、互いの愛情表現を欠かしません。どうしても夫婦生活が長くなると、はじめと比べて愛情表現をするのも恥ずかしくなり、「今更…」という感じになりがち。
しかし、『夫婦円満のコツ=愛情表現』だということを忘れてはいけませんよ。愛情表現と言っても、ボディタッチや「好き」「愛してる」を連発することではありません。互いの良い部分を褒めて、感謝し合うことも十分愛情表現になるのです。
また、記念日はもちろん、記念日以外の日に相手が欲しがっていたものをプレゼントしたり、感謝の気持ちを手紙にするなど、サプライズ的なものも時折挟んでみるといいかもしれません。普段しないことをやってみることで、マンネリ防止にも繋がるでしょう。
④お互いに尊重し合う
仲の良い夫婦になる秘訣は、お互いに尊重し合う関係でいることです。一番近いパートナーから常に認められている安心感もありますし、「もっと努力したい」「もっと認められたい」という気持ちも自然に沸いてきます。外で働く男性、家で家事や育児をする女性も対等な関係が理想的。同じように尊重し合えれば、おのずと仲の良い関係は長続きしますよ。
時に、相手と意見が対立することもあるでしょう。しかし、相手を攻撃するのではなく、少しでも歩み寄りたいという気持ちが大切です。相手の意見にもしっかり耳を傾けて、改善に向けて一緒に進んでいこうとする力は、信頼関係があるからこそ身についていきます。
⑤共通の行動&一人の時間のバランス
夫婦円満のコツは、適度に共通の行動と一人の時間のバランスを保つことです。例えば、夫婦で同じ趣味を持っていたり、共通の目標があれば、それに向かって二人で前進するのでより仲は深まるでしょう。しかし、ずっと同じ時間を共有するのではなく、一人の時間も互いに充実することで気持ちにゆとりが持てることもあります。
「何をするにも一緒」「ずっと同じ空間にいる」というのも良いですが、距離が近すぎることがストレスになったり、思わぬ喧嘩を招くことも…。一人になる時間と、二人で共有する時間の両方を確保している夫婦は上手くいきやすいので、物理的な距離を意識的に敢えてとるのもオススメ。
そうすれば、相手への想いも深まりますし、一緒にいる時間もより楽しく過ごすことができるでしょう。
仲良しな夫婦が「やらない事」って?①愚痴・不満を言う
では、反対に「仲良しな夫婦がやらない事」というのはどんなものがあるのでしょうか。仲の良い夫婦がやらないことに、愚痴や不満を簡単に口に出さないというものがあります。不満があったり、言いたいことがあるのはお互い様。しかし、それを嫌味のように言ったりすると、大喧嘩や離婚を招くだけなのです。
もし、そういった小さいトラブルがあれば、「どのようにしたら解決出来るのか」「どのくらい譲歩出来るのか」など、お互いに前向きな解決策を考えていくことが大事。素直と言いたいことを言い合うのは全くの別物です。
また、夫婦間だけでなく、友人などのような第三者に相手の悪口を言うことも良くありません。悪い所や直して欲しい部分は言い方に注意を払い、徐々に歩み寄って解決していくようにしましょう。
仲良しな夫婦が「やらない事」って?②どちらかの負担が大きい
夫婦で乗り越えるべき事を、どちらかに任せきりにしないことも長続きする夫婦のポイント。家事や育児などを一方に押し付けることが原因で、大喧嘩や離婚に発展することは決して珍しくありません。たとえちょっとしたことと思っていることでも、積み重なればそれだけ不満もの募ります。
長い夫婦生活を乗り越えるには、どんな事でもお互いに協力し合う事。よく、「男性の方が収入が多い」「仕事が大変」ということで、女性の意見が通りにくいケースも多いでしょうが、家事や育児をしている女性は24時間体制です。
夫婦円満のコツは、こうした意見のすれ違いによる喧嘩で、男性が折れたり積極的に役割を担ったりすることが解決への道になることもあります。意見や考えの違いで心が離れてしまう前に、男性の方からフォローしてくれるような相手を探しましょう。
仲良しな夫婦が「やらない事」って?③過度な束縛・干渉
仲の良い夫婦は、一人の時間や友人とのプライベートに関して、必要以上に干渉や束縛し合いません。信頼しているからこそいい意味で放っておくのです。
何をするにも、「どこに行って何をしていたの?」「何時までいるの?遅いよ。」といった問答が続くと、お互いが窮屈になってしまいます。一人で行う趣味の適度な気分転換やリフレッシュは、夫婦が長続きするためには必要不可欠。
そのためにも、敢えて一緒にいない時間を作る、趣味や友人との時間を確保できるような関係性がベストなのです。あまりに興味を持たなさすぎる夫婦も考えものですが、やはり長期的な付き合いにおいても、こういった別々の時間は取るべきでしょう。お互いの時間を尊重し合えるからこそできる事です。
まとめ
夫婦円満のコツは、お互いを尊重しあう気持ち。お互いの役割はしっかりと果たしながらも、相手が大変な時は常にサポートする思いやりも常に持っていたいですね。
また、普段の会話を大事にして、その会話から相手の感情やメンタルの状態を汲み取り、先回りして支えられるとより良いでしょう。一つ屋根の下に暮らしていくのですから、夫婦で協力する関係を続けることを維持できるといいですね。
画像出典:istock