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そもそも「婚期」とは？
初婚平均年齢は、男性が約31歳、女性が約29歳というデータがあります。
仕事に慣れ、生活の安定さが定まる時期でもあります。妊娠して出産するまでの理想は十人十色ですが、周りが結婚していく姿をみて、結婚を本気で考える方も多くなる時期でしょう。
しかし「私の周りはほとんど25歳くらいで結婚している……」という環境なども人それぞれです。周りが結婚した年齢を「婚期」だと捉えがちですが、焦る必要はありません。
婚期とはひとつのデータであり、それに基づいて「遅い」「早い」と決めつけると苦しくなってしまいます。ただ、婚期を早める方法を今回はお伝えしますので、早く結婚したい方には必見です。
婚期を逃した人が後悔する瞬間って？
複数の友達とランチなどの集まりで、肩身の狭い思いをするのは珍しくありません。なぜなら、集まった友人達が結婚していたら、出てくる話題は「子供」や「旦那さん」のことばかり。
結婚したからこそ、出てくる愚痴や楽しいことに、既婚者は話の花を咲かせられますが、結婚していない場合は、話に入りにくくなってしまいます。その結果「婚期を逃したかも」と後悔するケースも見受けられます。
また、結婚すると家族ができるため、何かあれば家族の協力を得られる機会が多いです。
しかし、独身はなかなか周りに頼れないことも。そのため、自力で何とかしよう、自分で頑張ろうと思いがちです。ふと我にかえり「結婚したら良かったのかな」と後悔することが、あり得るのです。
結婚へのハードルが高すぎる
「結婚」を「理想」とそのまま結びつけて柔軟になれないパターンは、婚期を逃しやすいです。そもそも結婚は、赤の他人と生活することを意味しています。まったく違う環境で育った人と共に生活するのは、夫婦のどちらか、または両方が妥協も忍耐も必要になってきます。
だからこそ、失敗したくない、困ったことが起きてほしくないという思いから、絶対的な結婚の条件を心に掲げている人も少なくありません。
例えば、年収の基準、家柄、外見、人脈などです。理想通りの人が現れたとしても、結婚まで至るのかは、やはりお互いの絆をどう深めるかにかかっています。すべての条件をクリアしている人を探すよりも、2人の相性がとても大切になってきます。
男性がいらないくらい自立しすぎている
キャリアウーマンは、現代では当たり前の言葉になりました。女性1人で起業したり、会社で出世して男性サラリーマンの年収を軽々と超える女性も増えています。
年収が高く、買いたいものや行きたい所にも満足に得られて、自分のペースで自立して生活している女性は、男性からすると「隙がない状態」にみられます。
また、お金も環境も特に困っていないため、焦って結婚しようと考えない女性も多いのです。焦らなくても、今の生活に満足しており、むしろ今の生活をガラッと変えることに抵抗を感じてしまいやすいでしょう。
そのため、自立している女性は婚期が遅くても構わないというケースがあります。
極度の負けず嫌い
結婚した友人達の家よりも、立派な家を建てたい、年収が高くて優雅な生活をしている姿を見せたい、など常に友人や知人をライバル視している女性も婚期が遅くなりがち。
結婚するために行動していても、男性側は「何かこわいな」「ガツガツしているな」など、負けず嫌いな気持ちを察してしまう可能性があるためです。
さらに、ライバルよりも良い旦那さんを見つけないと嫌なため、結婚する条件も高くなりがち。いつまで経っても、結婚相手に対して厳しい目を向けてしまい、結果的に時間が過ぎていくはめになってしまうのです。
極度の負けず嫌いの人は、友人に留まらず、職場の人、ご近所さんなど付き合いがある人全員を対象にしてしまう傾向もあるため、納得できるゴールを追いかけがちです。
「恋愛＝刺激」だと考えている
結婚と恋愛は違うと言われていますが、まさにその通りです。恋愛だけを楽しみたい人は婚期を後回しにする可能性大です。恋愛は、ドキドキしたり、ウキウキしたり、時には試練と呼ばれる体験をしたり、心が忙しく動き回ります。その恋愛の刺激が当たり前になってしまうと、恋愛に溺れやすいのです。
ドラマのような、甘いセリフを囁いてくれる男性に惹かれたり、不倫や禁断の愛に価値を置いてしまったりなど、気付けば「5年経っていた……」というパターンも。
恋愛の刺激を求め続けたい人にとっては、婚期は遅くなるといっても良いでしょう。
「いつでも結婚できる」と思っている
「あの人が結婚してるんだから、私も結婚できるはず」という妙な自信がある場合も注意です。人は外見だけで結婚を選択しないからです。家庭的なのか、お互いに支え合えるのかなど、結婚の決め手は人によって違います。
顔やスタイルでモテていた人は、何年経っても「結婚できる」と思いがち。焦りがないことは良いことですが、せっかくの出会いがあったとしても「もっとカッコいい人と結婚したい」「これからも恋愛する機会はあるだろうから、保留」というように自分の経験で判断してしまうのです。
しかし、出会いや結婚のタイミングは1人だけで完結するものではありません。
いつか結婚できるというぼんやりしたイメージだと、気づくと結婚適齢期を大幅に越えている場合もあります。
婚期を気にしすぎている
とにかく、早く結婚したいと焦って行動するパターンの人に多く見受けられます。
常に結婚について調べたり、婚活関連の行動を取っていたりなどです。この場合、目的が「結婚する」になってしまうため、肝心の「相手との交流」を疎かにしがち。
なんとなく良さそうだからと、結婚の意思があるのか聞いてしまったり、結婚の話ばかりしてしまって常に心に余裕が持てません。
その傾向が強く表れすぎると男性に引かれてしまいます。焦って結婚しようと、妥協して違和感のある男性に対しても積極的にアプローチして結果的に傷つく恋愛になる恐れも。早々に終わりを迎えることもあるため、注意しましょう。
穏やかな心で、相手との関係をじっくり育てるという意識で婚活に挑むのがベターです。
まとめ
婚期を逃さないためにできることが、肩書きや第一印象で決めないこと。心に余裕を持って行動することです。見た目はパッとせずタイプでは無かったとしても、結婚すると幸せな家庭を築いてくれる素晴らしい男性かもしれません。逆に、第一印象が良くて性格が優しい人だったはずなのに、結婚するとモラハラだった、というパターンもあります。
しっかりと見極める目を持ちつつ、自分の理想を少しだけ、疑ってみてください。実は思い込みだっただけで、理想の枠を外せば素敵な男性がたくさん居ることに気付くかもしれません。
画像出典：istock
