「結婚に迷う女性」にありがちな悩みと決断する方法
どれだけ大好きな人との結婚でも、祝福される結婚でも、結婚を直前にすると不安な気持ちを抱くことはあります。これは仕方のないことです。
では、なぜ女性は結婚前に不安になってしまうのでしょうか?そして、悩んだ時はどうするべきなのか今回はご紹介していきます。

結婚を迷う女性は多い!

どれだけ素敵な人との結婚でも、不安や迷いを感じる女性はとても沢山います。だから、あなたが結婚に対して後ろ向きになるのは必然なのです。そもそもなぜ不安になるのか、その理由はとてもたくさんあります。

たとえば女性は結婚となると、自然とその後の妊娠や出産育児を連想するもの。結婚生活を問題なく過ごせるかどうか、パートナーがどれくらい協力してくれそうか、子育てはできるかどうか、といった結婚後の生活に悩む人がとても多いのです。

特に、結婚の前に妊娠してしまった場合、よりこういった不安や心配は尽きないでしょう…。もしこういった不安を感じたのなら、まず自分がどの点に不安を感じているのか明確にしてみましょう。そして、結婚相手と話し合いをしながら少しずつ不安を払拭して下さい。不安を打ち明けるだけでも、結婚への迷いは薄らぐものです。

悩み①経済的不安

結婚をすると経済状況が大きく変わります。1人暮らしから2人暮らしに、2人で家計を支えるということで安心できるという方も多いです。

その反面、その後の出産や妊娠、将来への金銭的な不安を抱くようになることも…。特に、結婚予定の相手が転職を繰り返すような人であったり、不安定な仕事についていると「結婚をしてもいいのかな」と、結婚に踏み切れない方も多いのです。

また、いざ結婚となると相当な費用が掛かることが予想されます。実家暮らしから結婚をして家を出るとなると、自分たちの給与でやっていけるのかどうか、女性が専業主婦となったら余裕がなくなるのではと懸念を示したりもします。結婚前からどのような計画でやっていくのか、お金についてはお互いの金銭感覚も含めしっかりとチェックしておく方が良いでしょう。

悩み②家族・家事の負担

結婚をすると、お互いの親族との関係がより密接なものになります。両親が遠方で関わりが薄い方でも全く関わりがないわけではありませんし、近隣に住んでいるとなると結婚と同時に同居を考えなければいけないことも…。

相手側の両親とうまくやれるかどうか、今後はどのような生活になるのか、考えると不安になってしまう方もたくさんいるのです。親戚付き合いや嫁姑問題が原因で離婚に至った夫婦は少なくありません。年齢によっては介護問題を強いられることもありますからね。

また、夫婦として暮らすとなると気になるのが家事分担の問題です。「女性が家事をするべき」と考える男性も多くいます。どの程度家事を分担するべきなのかという悩みを抱く場合も多いでしょう。

悩み③もっといい人がいる可能性

結婚するにあたって、今の恋人としても問題ないだろうと思っても不安になるケースはあります。結婚とは、相手と一生涯連れ添う覚悟が必要ですので、「もしかしたらもっといい人がいるんじゃないかな?」「この人とこれから先ずっと一緒にいられるのかな?」という可能性や漠然とした不安を覚えるのです。

特に、恋愛経験が少ない人や結婚に対する理想が強い人は、こういった不安を抱くことが多いとされていますよ。長年1人の男性と付き合ってきて他の男性を知らない場合は、徐々に相手の短所も見えてくるため、より相性が良かったりする相手を求めがち…。

ただし、迷いがあるうちは、結婚に進まないほうがいいかもしれません。本当にこの人と結婚をして後悔しない、という気持ちを抱けたときに結婚に進むべきでしょう。

悩み④価値観の相違

結婚を見据えた関係になると、お互いの細かい部分が気になり始まったりします。少しの考え方の違いが「価値観の相違」に感じられて、「これから先上手くやっていけるか…」とついネガティブに捉えてしまうのです。例えば、食生活や金銭感覚、休日の過ごし方といった、衣食住に関わる部分に違いが見られる場合。

さらに、同棲や長期的に付き合ってきても、常に小さな言い合いが続くと根本的に相性が良くないとも取れますからね。結婚をして家族として共に生活をするとなると、日常を共に過ごさなければいけません。今はちょっとしたズレでも大きなストレスに感じるのです。

実際に、価値観の違いから離婚に至ったケースはとても多いです。1つ1つ話し合い譲歩しあいながら、考え方をすり合わせられるようであれば、結婚しても上手くいきやすいでしょう。

決断のポイント①パートナーとよく話し合う

なかなか決断ができない場合は、パートナーとしっかりと話し合ってみましょう。結婚は一人でするものではないため、自分1人で考えるのはオススメしません。

だからこそ、将来を共にしたいと思える相手には、お互いの価値観、考え方、将来のビジョンなどを打ち明ける時間が必要なのです。その際は、自分の意見を伝えるだけではなく、相手の意見を聞いて受け入れる姿勢を持つことが大事。共に生活をしていく相手なのですから、相手のために譲る部分が出るのも仕方がないでしょう。

特に、金銭感覚に関してはしっかりと話し合いをした方が良いでしょう。何にどれだけ使うのか、月の生活費や家賃、貯蓄なども考えながら話し合ってお互いが納得いくように話しを進めてください。

決断のポイント②周囲にも相談してみる

自分1人で解決しない場合は、周囲の人に相談をしてみるのも一つです。例えば、自分の両親や家族、友人に聞いてみると心が楽になります。

特に既婚者からのアドバイスは、メリットもデメリットも聞けるため参考になるでしょう。結婚をしてからどのような悩みがあったか、問題があったか、そしてそれはどうやって解決したのかを聞くことで、少し前向きになれるかもしれません。

けれども、人からの意見はあくまで参考程度にとどめておきましょう。偏った意見を真に受けすぎると結婚に進めなくなってしまったり、逆に軽い気持ちで結婚してあなたが後悔してしまうことも…。「自分の気持ちを吐き出して楽になる」というスタンスで聞き、最終的にはあなたの直感やこれまでの経験を信じるようにして下さい。

決断のポイント③先の将来をイメージしてみる

結婚生活を自分の心の中でシミュレーションしてみるのも良いでしょう。今の相手と結婚をしてどのような生活になりそうか、子供ができたらどうなるか、親族とはどんな付き合いになるのか、良い家庭を築いていけそうか想像してみて下さい。

さらに、5年後、10年後、30年後とずっと先まで考えると良いでしょう。そこで、いつまでも自分や子供を大事にしてくれるビジョンが描けるようであれば、困難があっても乗り越えられる可能性が高いですよ。

ただし、もし今の時点であなたの意見を聞き入れてくれなかったり、暴力的な一面がある場合は要注意。また、親族に違和感を覚える人はいないかどうかもチェックするといいでしょう。後々に重大な問題に発展したり、結婚を機にエスカレートするかもしれません。

まとめ

誰だって結婚に迷うことはあります。そして、完璧な結婚生活というのも存在しません。どんな夫婦であって、話し合ったり譲り合って問題を解決しながら生活をしているのです。そして、失敗したらダメだと考える必要もありません。ダメならその時はその時だ、と思いながら進みましょう。

しかし、あなたの中で通いや不安の方が強いのであれば、急いで結論を出す必要は全くありませんよ。あなたの心が決まって、「この人なら!」と思えるタイミングで結婚に踏み出しましょう!

画像出典:istock

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