そこで今回は、「距離を置こう」と言われた時の対策や男性の心理についてまとめました!ぜひ参考にしてみてください。
目次
距離を置くってどういうこと?
「距離を置く」ということは、具体的にどういったことを言うのでしょうか。
連絡やデートをしない期間を作り、会う回数を極端に減らすことが「距離を置く」の一般的な解釈です。もし「距離を置きたい」と言われても、ハッキリと「別れる」言われていないのであれば気持ちが完全に離れたわけではないと思っていいでしょう。
関係を修復できるかどうかは、相手の気持ちをしっかりヒアリングすることにかかっています。曖昧な関係でモヤモヤしてしまう人も多いですが、取り乱さず冷静に相手と向き合いましょう。そして、「距離を置く」とは連絡をしないことなのか、連絡は良いけど会わない方が良いのかなどを確かめておきましょう。
なぜ距離を置くの?
なぜ「別れる」ではなく「距離を置く」という選択をするのでしょうか。その理由には主に「関係を見つめ直したいから」「仕事が忙しいから」と「浮気している」の3つの理由に別れることが多いようです。
人は、恋人に対して抱いていた恋愛感情に自信が持てなくなるときがあります。男性も、彼女の言動によって「気持ちが冷めたかも…」「今後この関係を続ける自信がなくなってきた」など感情に自信が持てなくなるときがあります。そういうときは無理に引き止めず、彼の気持ちを尊重してあげましょう。
そのほかの理由として、「仕事に集中したいから」という理由もあります。男性は1つの事にのめり込む人が大半です。仕事で重要な案件を抱えていたり昇進が目前だったりすると、仕事に集中したいという気持ちから「距離を置く」という選択をするようです。男性が仕事で忙しい期間はそっとしておきましょう。落ち着いたら必ず連絡をくれます。
一方で、注意しなければならないのは浮気している可能性もあることです。セフレや他に気になる人ができたとき、彼女をキープするために別れを告げず、距離だけ置くタイプの男性も存在します。この場合、復縁を望んで叶ったとしても今後同じことを繰り返す可能性が高いです。
男性がどのような状況で「距離を置きたい」と言っているのか、冷静に見極める必要があるでしょう。以下で細かくまとめていますので、彼がどれに当てはまるのかチェックしてみてください。
①関係を見つめ直したい
長年の不満が募り、彼女に変わってほしいという気持ちを伝えるために、距離を置きたいと提案してくることもあります。今まで、いきなり彼が怒ったり、些細なことがケンカへ発展したりなどはありませんか?
この場合、別れたいのではなく、関係を良くしたいという目的があるからかもしれません。よくあるものでは、「女性側の嫉妬や束縛」「依存がひどかった」「常識を疑う行動や言動が続いた…」など。何度も指摘しているのに、改善されなかったり反省がなければ、ストレスが溜まっていきますよね。
ケンカが続いていた場合は、彼は今「彼女に自覚してもらいたい」「一旦ひとりになって冷静になりたい」と考えているかもしれません。
②仕事が忙しいから
男性は仕事のキャリアアップや勉強、趣味での時間が確保できないとき恋人との距離を置こうとする傾向にあります。過去に「仕事が忙しい」や「勉強が大変」などを、彼から聞いたことはありませんか?
女性は両立や同時に2つのことが出来る”マルチタスク能力”が高いと言われています。そのため、一度にあれこれできない相手に対して「なんでできないの?」と思ってしまう人もいるでしょう。しかし男性にとってあれこれ同時にこなすのは、体力や精神的が必要な作業なのです。恋愛と仕事を同時にこなさせようとするのはとても無理があるでしょう。
仕事だけでなく、何か達成したい目標や集中したいことがあるのも距離を置く理由になります。たとえば、「このタスクが終わったら彼女にプロポーズしよう!」といった相手との関係を続けるための決断の場合もあります。距離を置こうと言われて不安になるのも分かりますが、「仕事で…」「やりたいことがあって…」と言われたら、あまり詮索せず彼を信頼して待つ勇気も必要です。
③浮気しているから
「少し距離を取りたい…」という言葉は、最終的な別れを意図的に狙っている場合もあります。例えば、ほかに好きな人ができた、もしくは二股をしているなど。
「浮気がバレて揉め事を起こしたくない」「自由に好きな子と遊びたい」気持ちが隠れていたりします。やはり急に別れたいと告げると怪しまれるので、彼女と気まずくならないように、徐々に会う頻度や連絡する頻度を減らそうとしているのです。
さらに、長く付き合ってきたカップルだと、身内のような間柄になって恋愛感情が薄れることもあります。その場合は、彼女と少しだけ距離を置くことにより、楽しかったことなどを振り返り、愛情が再燃するいいきっかけになることもありますよ。
距離を置くメリット
彼から距離を置かれてもあまり悲しまないでください。距離を置くことで得られるメリットがあります。
1つ目のメリットは「自分磨きができる」ということ。会えない期間に心身共にアップデートすることで、男性をより惹きつけることができ、復縁しやすくなります。
2つ目のメリットは「関係を見つめ直せる」ということ。今まで彼とどう向き合っていたのかをじっくり考えることで、より良い関係にするための解決策を考える時間ができます。
3つ目のメリットは、「ストレスから解放される」ということです。余計なことを考えなくていい時間が増えるので、距離を置くことでストレスをたくさん感じていたことに気づいたら、別れて新しい恋愛へ進んでみてもいいかもしれません。
距離を置くデメリット
彼と距離を置くことは良いことばかりではありません。
これまで頻繁に連絡したり会ったりしていた関係を急にやめてしまうと、お互いに自由な時間ができます。今後の関係をより良いものにするための時間として、関係性を見つめるキッカケにもなりますが、同時に別れる確率も上がってしまいます。
連絡を取らない・会わない期間が長くなると付き合う意味が分からなくなり、相手に冷めてしまっていることに気付いたり、気になる人ができることもあります。
ただし、彼から連絡がなかなか来なくても、最低3ヶ月は待つようにしましょう。そして、再会したときに「別れるべきではない」と彼に思わせるほど自分を磨いておいてください。
「距離を置いて」と言われた時の対処法
①自分に非があると自覚しているとき
自分に非があると自覚しているなら、「別れよう」ではなく「距離を置こう」と言われるのは相手からの慈悲だと思って相手の考えを受け入れましょう。相手と今後も仲良くしたいと思うなら、冷却期間中に自分の言動を改めたり、悪かった部分を少しずつ改善したりしていくと良いでしょう。
②理由が分からないとき
距離を置く理由が分からないときは、軽く理由や期間を確認しましょう。問い詰めず、言いたくなさそうなときは深掘りするのは危険です。適度に距離を保てる女性は男性からは魅力的に見えます。内心不安だらけでもクールを装う方が得策でしょう。ただし、期間について明言しないときは復活の見込みが薄いです。彼は期限の見えない何かに追われているのかもしれません。例えば浮気とか……。冷却期間中に調査をしておくのもアリでしょう。
③彼の浮気を疑うとき
もし浮気が原因なら、今後も振り回される可能性があります。いつまた仲良くできるかな?と彼からの連絡を待つのはとても気力を使う行為です。あなたの新しい縁を得るチャンスもふいにします。別れる選択も視野に入れておきましょう。
「距離を置こう」と言われて、その後関係を修復した人もいます。過剰に心配せず、距離を置く時はこちらから連絡しないようがにして、距離を置く期間を上手に利用しましょう。事前に聞いていた期間が過ぎても連絡がないときはあなたから連絡してみて下さい。そのときは冷却期間について言及せず、「会える?」とだけ送るほうが成功率が上がりますよ。
相手に確認すると良いこと① 距離を置く期間
距離を置くことが決まったら、ショックで何もしたくないでしょうが、今後のプランをざっくりでも良いので話し合っておく必要があります。その中で必須なのが「期間」。
離れる期間が曖昧だと、ダラダラ伸びてしまったり、せっかくお互いのために冷却期間を取っているのに、他の人に心移りしてしまう可能性もありますからね。そうならないためにも、事前にどれくらいの期間が必要なのかをしっかり相談することは大事なのです。
一般的には、とりあえず1~2週間、そして長くてもヶ月程度だとされています。1か月以上空いてしまうと、感情が少しずつ薄れてきやすいため、最長でも1か月までにとどめて話し合うことが得策です。相手も自分も不安定なままだと、自然消滅しやすくなるリスクもありますからね。
相手に確認すると良いこと② 距離を置く理由
なぜ距離を置こうと思ったのか理由を相手に聞くことで、今後どのように改善するべきのかヒントを得られます。また、そもそも関係を改善したいのか、それとも別れる方向でいたいのかも大切ですよ。
例えば、仕事や学業など、落ち着くまでの期間がある程度決まっていれば、労いの言葉をかけて応援という形で、彼との距離感を大事にしていけばよいでしょう。
一方で、「このままじゃダメだから頭を冷やしたい」「ひとりで考えたい」など、期限が分からない答えに関しては、焦らず冷静に原因を追究しなければいけません。直してほしいところがあるのか、彼の問題なのかを把握できると、2人にとって復縁が一番の選択かどうかを見極める材料にもなります。
関係を修復するヒント① 心身共に磨く
一人の時間では、これまでの言動を客観的に見直す必要があります。例えば、「彼に対してすぐに不機嫌になっていなかったか」「束縛がひどいものではなかったか」「普段の物言いで、彼を傷つけていなかったか」など。
振り返るときに重要なのが、「落ち着く場所で紙に書き出す」こと。焦ったりモヤモヤしながら頭の中で「何で?」と思っていても、整理ができずゴチャゴチャしてしまいますからね。書くことにより、頭がクリアになっていき心も冷静になります。
解決すべきことが分かったら次は、「どうしたら良かったのか?」「今後、どうするべきか」を書き加えましょう。この時、不安だからと冷却期間中に、相手に連絡を取ったりするのはNGです。
関係を修復するヒント② 自分磨き
やはり復縁には、彼が目に見えて「変わったな」と思ってくれることがポイントです。なぜなら彼女側に変化がないと、「また同じことになる」と思われるからです。例えば、分かりやすい変化としてメイクや髪型を変えるなど、外見に新鮮な印象を残すと効果的です。
それに加えて、本を読んだり恋愛心理のコンサルを受けることもオススメ!ただし、内面を変えるには長期戦が必須です。彼を今すぐ落とすというようなテクニックに走らないように注意しましょう。
また、あなたの嫉妬心やすぐ感情的になってしまうのが原因だったのであれば、メンタルの勉強をして感情のコントロールを練習してみて下さい。あなたの評判を周り回って彼に届いたら、自然と向こうから距離を縮めてくるかもしれません。
まとめ
忘れないでほしいのは、「距離を置きたい=別れる」のではないということ。破局からヨリを戻すのと、一旦離れてヨリを戻すのとでは、気持ちの重みが違います。
距離を置くことは、良い方向に改善してレベルアップした関係になるための、ちょっとした試練なのです。離れている時間は寂しくてしんどいでしょう。ですが、磨いてきた経験は決してムダにはなりません。この冷却期間を二人の絆を深めるステップとして、焦らず進んでみてくださいね!
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