
夏至とは?
「夏至(げし)」とは二十四節気のひとつで、一年の中で日の出からの日の入りまでの時間が最も長くなる日です。この日を境に、徐々に日照時間が短くなっていきます。
夏至は季節の変わり目であるため、風邪を引いたり、何となく体調を崩したりする人が出て来る傾向にあります。食べる物や過ごし方で改善される場合もあるので、特に体には気を遣っていきたいところですね。
今回は、2025年の夏至がいつなのか、夏至に食べるといい物、他の二十四節気との関係などついて紹介していきます!
2025年の夏至は6月21日(土)です。そしてこの日、太陽が頂点に達するのは、11時41分頃です。そしてここから、次の二十四節気の「小暑」が来る7月7日(月)まで夏至の期間は続きます。
毎年、夏至は6月20日から22日のいずれかの日かにきます。どの日に来るかは「定期法」という季節を決める方式で定められていて、その間隔は一定ではないため毎年違う日に夏至が来ます。
夏至と冬至の関係
夏至は、二十四節気の一つです。二十四節気には、夏至の他に「冬至」や「春分」「秋分」などがあり、夏至の次は「小暑」がきます。
夏至の日に、最も昼が長くなるのは北半球だけです。南半球では、冬至が訪れていて、昼の時間が最も短い日となります。
- 水無月(みなづき)
- 冬瓜(とうがん)
- タコ
スピリチュアル的な見方をすると、夏至は1年の中で一番「陽」の気が強くなる日だとされています。他には、エネルギーが入れ替わる、運気の切り替え時期だともいわれる場合があります。
- 夏至に起きる変化
- 夏至に気を付けるといいこと
- 夏至に運気を上げるコツ
夏至のポイントは『リセットとデトックス』。夏至の大きなエネルギーを効果的に受けるには、余分なものの断捨離が必要となってきます。目に見えるものだけではなく、人間関係・職場・部屋の乱れなどを今一度見直し、一旦リセットするのに適したタイミングなので、この機会を逃さないようにしましょう。
さらに、他人や身の回りだけではなく、自分の価値観や考え方も大きく変わる時期でもあります。様々な情報や思想が蔓延る現代、「どうすることで自分が幸せになれるのか」というところを軸に、優先させていくことが幸運への近道に繋がっていきます。
夏至で気を付けておくべきポイントについてお伝えします。まず、幸運を掴むためには自分自身の考えを確立させること。周りの意見を取り入れるのもいいですが、「人がどう思うのか」に重点を置きすぎて、流されてしまうことがないように注意してください。
「地の時代」から「風の時代」に入ったとされる現在、求められることは一人一人の個性や多様性といった部分になってきます。自分の意見を持っておかないと、悪用しようと企む人に騙されたり、せっかく与えられたチャンスを掴み損ねるなど物事が滞ってしまうことも。自分の意見を聞いてくれない、尊重してくれない環境にいるのであれば、いっそのこと環境自体を変えてみるのも一つの手ですよ。
ここからは、夏至の際にやっておくと、より運気を上げることができるアクションについてご紹介していきます。転換期のパワーを最大限に取り込むためには、自分を見つめ直す時間を作るのが不可欠。心をまっさらにする瞑想が理想的ですが、難しいといった場合には、1人で過ごす時間を積極的に持つように意識してみましょう。
また、『癒し』も運気アップには必須です。マッサージやスパなどに出向いてリラックス、短時間なら散歩やスポーツで汗を流すのもオススメですよ。普段の張り詰めた緊張感から、解放されるようなご褒美を自分に与えることで、自然と身も心も浄化されていくことでしょう。
日が最も長くなる夏至だからこそ、運気を上げるには太陽の光を直接浴びるのが一番。何も長時間、日に当たる必要はありませんよ。晴れた日に1日に1回は外に出てみる、散歩してみるなどでOKなのです。さらに、お家の中でもできる事はありますよ。
夏至の次に来る二十四節気は「小暑」です。小暑は、毎年7月7日頃に訪れ、7月22日頃まで続きます。まさに、梅雨が明け暑さが増していく頃らしい名前ですよね。
毎年来る季節行事の一つ「夏至」。今までは何となく過ごすことが多かったけれど、本来どんな日なのか、何をすれば運気が高まるのかを知っておくだけでも、過ごし方に変化が出てきますよね。季節も運気も大きく変わる転換期に当たりますので、体調管理から精神面まで自分を労わる時期に充ててみて下さいね!