【チューリップの花言葉】色・本数別の花言葉、怖い花言葉、誕生花、おすすめの贈り方

チューリップの花言葉は、「思いやり」「愛の告白」「博愛」です。

これらの花言葉は、3人の騎士が1人の少女に恋をした、オランダの伝説が由来となっています。その伝説とはこんなお話です。

オランダのとある村に住む美しい少女に3人の騎士が恋をしました。騎士たちは彼女に、それぞれ家宝の「王冠」「黄金」「剣」をプレゼントしました。彼女は思いやりの心から1人を選ぶことができず、女神に自分を花にして欲しいと頼み、彼女はチューリップの姿に変わりました。そのときに騎士たちから送られた「王冠」は花に、「黄金」は球根に、「剣」は葉に変化しました。

それぞれの思いや優しさが入れ違うなんとも切ない伝説ですよね。愛について考えさせられる花言葉です。

ここではチューリップの色別の花言葉について紹介します。

白色	「失恋」「新しい愛」「失われた愛」
赤色	「愛の告白」
ピンク色	「誠実な愛」
オレンジ色	「照れ屋」
黄色	「報われない恋」「正直」「名声」
緑色	「美しい目」
紫色	「不滅の愛」「気高さ」

チューリップは、贈る本数によって花言葉も変わります。本数ごとの花言葉を見ていきましょう。

1本	「あなたは運命の人」
3本	「愛しています」
4本	「一生愛します」
6本	「あなたに夢中」
8本	「密かな愛」
9本	「いつも一緒にいたい」
10本	「あなたは完璧」
11本	「最愛の人」
12本	「妻／恋人になってください」
13本	「永遠の友情」
14本	「わたしの誇りです」
15本	「ごめんなさい」
16本	「不安な愛」
17本	「絶望の愛」
18本	「誠意ある告白」
19本	「忍耐と期待」
20本	「まごころ」
21本	「あなたに尽くします」
22本	「幸運を祈ります」
25本	「幸せを祈ります」
30本	「ご縁を信じます」
36本	「ロマンチック」
40本	「永遠の愛を誓います」
50本	「永遠」
66本	「細く長く流れる」
99本	「永遠の愛」
100本	「100％の愛」
108本	「結婚してください」

チューリップの花言葉には、怖い意味はありません。ただ、黄色いチューリップには「報われない恋」というネガティブな花言葉があります。

他には、15本の「ごめんなさい」や16本の「不安な愛」17本の「絶望の愛」などもネガティブな印象の花言葉です。お祝い事などの贈り物にするときは、黄色のチューリップや15～17本のチューリップを避けた方がいいかもしれません。

バレリーナは、通常のオレンジと、赤みの強いオレンジが混ざった品種です。花弁の先が尖るように細く咲くのが特徴です。オレンジの快活なイメージと細く上品な雰囲気があり、幅広い層から人気があります。

アプリコット・ビューティーは、淡いピンクが特徴的な品種です。花弁は丸みを帯びており、淡いピンクと相まって柔らかい質感があります。淡いカラーで花束を作りたいときにピッタリです。

チューリップ・ブラックヒーローは、黒がかった紫色の品種です。八重咲きの品種で、ハスのように横広に開花します。シックなカラーと横へ広がる様子が、バラのような印象を与える上品なチューリップです。

イルデフランスは、鮮やかな赤色が特徴の品種です。花弁の中には黒色のおしべとめしべが詰まっており、上から見るとパンジーのような色合いをしています。鮮やかな色合いを持つので、花束のメインにしても素敵です。

ファンシーフリルは、ピンクと白の花弁の先に、フリルのようなものがついた品種です。名前の通りファンシーな印象を与えるので、可愛いものが好きな人にはピッタリな贈り物でしょう。