卜占術とは?
卜占術(ぼくせんじゅつ)とは、知りたいことや判断に迷っていることについて、そのときに現れたしるしを読み解く占いの方法です。
人生全体の傾向を見るというよりも、「近いうちに行う商談はどう進むか」「相手に気持ちを伝えるなら、いつがよいか」といった、具体的な出来事やタイミングを占うことに向いています。
九星術における卜占術
九星術では、生まれた年などをもとにその人の性質や人生の流れを見る「命占術」に対し、個別の出来事を占う方法を「卜占術」として区別しています。
占おうと思った時点、または相談を受けた時点の年・月・日・時刻に対応する盤を使い、九星の配置から状況や今後の展開を読み解きます。
代表的な方法の1つが、年盤・月盤・日盤・時盤の四つを用いる「四盤掛け」です。このほかにも、日盤と時盤を用いる方法や、日盤を中心に判断する方法などがあります。
占う瞬間に意味を見いだす
卜占術では、「いつ占うか」も判断の大切な要素になります。タロット占いが、そのときに出たカードの並びや向きから意味を読み取るように、九星術の卜占術も、占う瞬間の盤に表れた配置を手がかりにします。
偶然に見えるものに意味を見いだし、目の前の問いを読み解こうとする点が、卜占術の特徴です。
九星術の卜占術の種類
九星術の卜占術には、使う盤や読み解き方によって、大きく分けて4つの方法があります。それぞれの特徴を、画像の内容に沿って紹介します。
年盤・月盤・日盤・時盤の四つの盤を使い、九星の配置から占う方法です。占いたいと思ったとき、または相談を受けたときの年月日時をもとに盤を出し、判断していきます。
日盤と時盤を使って判断する方法です。九星を八卦に置き換えて読み解く手法もあり、四盤掛けとは異なる組み立てで、占いたい事柄を見ていきます。
日盤を用いて、さまざまな分野の事柄を鑑定する方法です。4つの盤を使う四盤掛けや、日盤と時盤を使う中免法に対し、日盤から読み解いていく点に特徴があります。
目に見えない霊的な存在が、現実の世界にどのような影響を及ぼすかを判断する方法です。
卜占術は偶然的な要素が強い占い
九星気学の卜占術は、生まれた年から本命星を導く命占術とは異なり、占おうと思った瞬間の年盤・月盤・日盤・時盤を使って判断します。この4つの盤を用いる方法が「四盤掛け」です。
占おうと思ったタイミングの年月日時ということは、結果が毎回変わるのではないかと思うでしょう。しかし、卜占術の場合はそれで良いのです。
例えばタロット占いを例に挙げると、占いに使うカードは毎回同じです。 同じカードですが、並んだ順番やカードの正位置、逆位置などで結果が変わります。
卜占術も、そのときに現れた配置を重視します。占う時点によって結果が変わることを前提に、偶然性に意味を見いだすのが特徴です。人の思惑を挟みにくい瞬間や、直感を大切にする占いとされています。
四盤掛けにおける「陰遁」と「陽遁」
四盤掛けは、年盤・月盤・日盤・時盤の4つの九星盤を作成し、それぞれの配置から読み解く占術です。九星の巡り方には、数字が増える順に進む「陽遁」と、数字が減る順に進む「陰遁」があります。年盤と月盤は陰遁で巡り、日盤と時盤には陰遁と陽遁の切り替わりがあります。
日盤の切り替えは、夏至・冬至と、その前後にある干支の「癸亥(みずのとい)」の日との関係がポイントになります。ただし、夏至・冬至の前後のどの日を基準とするか、切り替えまでの日数のずれをどう捉えるかなど、採用する考え方によって扱いが異なります。
そのため、四盤掛けを学ぶ際は、陰遁・陽遁の巡り方だけでなく、用いる流派や暦がどのような切り替えの基準を採用しているかを確認することが大切です。
よくある質問
四盤掛けではどの時点の盤を使う?
占おうと思ったとき、または相談を受けたときの年月日時をもとに、年盤・月盤・日盤・時盤を作成します。
生まれた年などから性質や人生の傾向を見る命占術とは異なり、具体的な出来事について、その時点の九星の配置から読み解きます。
占うタイミングが変わると結果も変わる?
占う年月日時が変われば、用いる盤の配置が変わり、読み解く内容も変わることがあります。
卜占術では、その瞬間に現れた配置に意味を見いだすため、占おうと思ったタイミングを大切にします。
陰遁と陽遁の違いは何?
九星の数字が増える順に巡るのが陽遁、減る順に巡るのが陰遁です。
年盤と月盤は陰遁で巡り、日盤と時盤には陰遁と陽遁の切り替わりがあります。切り替えの基準は採用する考え方によって異なるため、学んでいる流派や使用する暦のルールを確認しましょう。
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