九星気学の仕組み
九星気学は、生まれた年から導く「本命星」と、九星の配置を示す「九星盤」をもとに、性格や相性、運勢、物事の成り行き、移動する方位などを読み解く占いです。中国古来の「易」や「八卦」などをもとに発展しました。
その仕組みを理解するポイントは、「何を知りたいかによって、占い方や使う盤が変わる」ということです。生まれ持った性質を見る場合と、物事の今後の展開を占う場合では、用いる情報や判断の方法が異なります。
主な占い方は、次の4つです。
九星気学の仕組みを支える4つの占い方
命占術|生まれ持った性格や相性を読み解く
命占術は、生まれた年から本命星を求め、基本的な性格や人との相性、人生の運勢を占う方法です。九星気学の基本となり、主にその人の外面的な特徴を読み解きます。
命占術の傾斜法|内面的な性質を掘り下げる
傾斜法は、命占術をさらに深く見るための方法です。生まれた年と月の九星盤を用い、星がどの位置に入るかなどを確認して、命占術だけでは見えにくい内面的な部分を読み解きます。
卜占術|物事の原因や今後の展開を判断する
卜占術は、物事の原因や結果、これからの成り行きを占う方法です。占う人の生年月日と占いを行う年月日時をもとに、年盤・月盤・日盤・時盤の4つの盤を出し、それらを照らし合わせて判断します。
方位術|移動や転居の方角を判断する
方位術は、移動や転居によって運気を上げることを目的とした占いです。本命星と盤上の吉星・凶星との関係を見ながら、移動する方角を判断します。吉運を取り入れ、凶運を避けるための方法として用いられます。
九星気学を理解するための基礎知識
九星気学の背景には、東洋思想の「陰陽」「八卦」「五行」「十干」「十二支」があります。
占いの仕組みを学ぶ際には、こうした基礎知識もあわせて理解していきます。また、暦を調べるための道具として「万年暦」を使います。
九星気学の鑑定の手順
九星気学の鑑定は、占う目的に合わせて方法を選び、必要な九星盤を作ることから始まります。その後、本命星の位置や星同士の関係を確認し、性格や相性、物事の展開、方位の吉凶などを読み解きます。
ここでは、4つの占い方ごとに鑑定の流れを紹介します。
命占術の手順
命占術は、自分や相手の基本的な性格、人生の運勢、人との相性を知りたいときに用います。
- 生年月日から本命星を求め、後天九星盤を作る。
- 本命星の特徴から、基本的な性格を読み解く。仕事運・恋愛運・健康運・金運なども、本命星の意味をもとに判断する。
- 相性を占う場合は、相手の生年月日から相手の本命星を求める。
- 2人の本命星の関係を「相生・相剋・比和」で確認し、相性を判断する。
命占術の傾斜法の手順
傾斜法は、命占術の結果をさらに詳しく知りたいときや、表面的な特徴だけでなく内面も読み解きたいときに用います。
- 生まれた年と月をもとに、「生年盤」と「生月盤」の2つの九星盤を作る。
- 生年盤の中央にある本命星が、生月盤ではどの位置にあるかを確認する。
- 生月盤に八卦の宮位を当てはめ、本命星が入った場所である「傾斜宮」を調べる。
- 傾斜宮が持つ意味をもとに、その人の内面的な性質を判断する。
※生年盤と生月盤で本命星の位置が変わり、そこに角度、つまり「傾斜」が生じることが、傾斜法という名称の由来です。
卜占術の手順
卜占術は、いつ・どこで・何が起こるか、ある出来事にどのような原因があり、どのような結果につながるかを知りたいときに用います。
- 占おうと思った年月日時から、「年盤・月盤・日盤・時盤」の4つの九星盤を出す。
- 4つの盤を重ね合わせる「四盤掛け」を行う。
- 重ね合わせた星の関係を、五行の相生・相剋・比和に当てはめ、吉凶を読み解く。
- 五黄殺・暗剣殺・歳破・月破などの位置も確認し、総合的に判断する。
方位術の手順
方位術は、開運を目指す場合や、旅行・引っ越しなどで向かう方角の吉凶を知りたいときに用います。
- 占う人の生年月日から本命星を求め、後天九星盤を作る。
- 実際に移動する月の月盤を確認し、本命星がどの宮に入っているかを調べる。
- 移動したい方角の九星と本命星との関係を、五行の相生・相剋・比和で確認する。
- 五黄殺や暗剣殺なども確認し、方位の吉凶を総合的に判断する。
- 凶と判断される場合は、掲載ページで紹介されている別の判断法「挨星法」で再確認し、必要に応じて方角や移動計画を見直す。
よくある質問
九星気学では何がわかる?
九星気学では、性格や人との相性、人生の運勢、物事の今後の展開、移動や転居の方位などを占います。
知りたい内容に合わせて、「命占術」「命占術の傾斜法」「卜占術」「方位術」という4つの占い方を使い分けます。
九星気学は、生まれた年だけで占う?
生まれた年だけで占うわけではありません。基本となる命占術では、生まれた年から本命星を求めます。
一方、内面的な性質を見る傾斜法では生まれた月も使い、物事の展開を見る卜占術では占いを行う年月日時も用います。占う目的によって、必要な情報が異なる仕組みです。
九星気学を学ぶには、何か必要?
基礎知識として、東洋思想の「陰陽」「八卦」「五行」「十干」「十二支」を学びます。
また、暦を調べるために「万年暦」を使います。それぞれの占い方では使う盤や判断の流れが異なるため、まずは基本となる命占術と、ほかの占い方との違いを押さえると、ページ全体の内容を整理できます。
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