絵画で開運はするには?
絵画で開運するには、風水の「方角」と「五行」に関する知識を用いてみましょう。絵画はそのモチーフや描かれている内容によって、風水の基本となる五行(木・火・土・金・水)の特色を色濃く反映します。たとえば、森林の絵は五行における「木」を表します。この五行と方角には相性があり、相性の悪い五行と方角を合わせると開運にはつながらなくなると言われています。
絵画は、心を穏やかつ豊かにしてくれ、楽しさや娯楽として普段の生活に彩りを与えてくれるもの。そんな美術を風水としても取り入れられたら、もっと心が豊かになり、おのずと生活の質の向上や開運につながるはずです。
以下で、開運をもたらす方位とモチーフを詳しく見ていきましょう。
健康運UPの絵
健康運を上げるには南西の方角へアプローチするのがベスト。南西は裏鬼門とも呼ばれ、その方向は不吉な方角として忌み嫌われています。そのため、南西が散らかっていたり汚れたりしていると、疲れやすく努力が報われないといわれています。
また、南西以外に飾るなら、リビングルームや寝室が良いでしょう。洗面所に飾るなら、植物系のモチーフにしてみると美容運が上がります。
◆◇◆ 南西 ◆◇◆
ピンク、オレンジ
太陽、草木、うさぎ etc.
色でいうと、生命力が高まるオレンジ、婦人科疾患に効くピンク色などがおすすめです。
※枯れ木や黒ベースの色味は健康運がダウンするので注意しましょう。
金運UPの絵
仕事運を司る方角は南、南東、東、北西です。金運アップに良いカラーは黄色とゴールド。しかし、たくさん取り入れすぎるのは逆効果なので差し色程度にするのがポイントです。モチーフは魚や柑橘系のフルーツ、亀、龍を取り入れると良いでしょう。
下記の方角以外に飾るなら、玄関を入って左側が最適です。
では、方角ごとのおすすめの絵画を紹介します。
◆◇◆ 南西 ◆◇◆
ピンク、アイボリー
水辺、魚 etc.
水辺の風景画や魚のモチーフが良いでしょう。
冷たい色が中心の絵をここには飾らないように、ピンク色の入った水辺の絵などを飾るとモチーフと色をどちらとも取り入れることが出来ます。
◆◇◆ 西 ◆◇◆
黄色
たくさんの動物・人、宝船 etc.
黄色ベースの絵と相性が良く、人や動物がたくさんいる絵画や黄色い花の絵画を取り入れると良いでしょう。
さらに、宝船や良い印象の船の絵だと効果は絶大です。ただし、窓やドアに船の先が向いていると金運が逃げていくので注意が必要です。
◆◇◆ 北東 ◆◇◆
白、黄色、ベージュ、赤
柑橘系フルーツ、魚 etc.
仕事運UPの絵
仕事運を司る方角は南、南東、東、北西です。智(知識や学業、判断力)の象徴である象のモチーフがおすすめ。学業に打ち込めたり、辛抱強さを上げてくれたり、自分のやりたいことを見つけるための力を高めてくれます。
◆◇◆ 南 ◆◇◆
きみどり色
炎、太陽、花、木 etc.
そのため、火の気を持つので鎮火させる水のモチーフはNG。
南に飾るなら、きみどり色ベースの絵画がベスト。また、炎、太陽、花、木といった火に力を与えるモチーフが適しています。人が読書しているモチーフでもOKです。
◆◇◆ 南東 ◆◇◆
きみどりやオレンジ色
花、木、水辺の風景画 etc.
南東に飾るなら、きみどりやオレンジ色の絵画が相性◎。花、木、水辺の風景画などのモチーフがよいでしょう。
◆◇◆ 東 ◆◇◆
深い緑、青、水色
花、木、水 etc.
東と相性の良いカラーは、深い緑、青、水色。花、木、水のモチーフを取り入れると良いでしょう。
ただし、黄色や茶色などの褐色系は枯れ木を連想させるため避けましょう。
◆◇◆ 北西 ◆◇◆
淡いピンク、クリーム色、ベージュ
たくさんの動物・人、黄色い花 etc.
北西の運気が上がれば、リーダーシップや周囲の信頼を得ることができるでしょう。一方で、運気が悪いと傲慢で独善的な行動になってしまいます。
北西と相性が良いカラーは、ベージュ、クリーム色、淡いピンク。人や動物のたくさんいる賑やかなものや黄色い花のモチーフを取り入れましょう。
恋愛運UPの絵
恋愛運を司る方角は南東、南西、西、北。縁結びや社交運アップには、ウサギのモチーフが効果大です!
理由は、ウサギは寂しがり屋であることから、縁を引き寄せると言われているため。ピンクのウサギならさらに効果アップが期待できるでしょう。
飾る場所は、玄関か東の方角がベスト。ただし、東に飾るときは茶色や黒だと相性が良くないので、白かピンクのウサギが適しています。
また、仲のよさそうな夫婦やペアのつがいの動物モチーフは結婚運を上げてくれる効果もありますよ。
◆◇◆ 南 ◆◇◆
きみどりやオレンジ
花や木、水辺の風景画 etc.
南に飾るなら、きみどりやオレンジベースの絵画が◎です。モチーフは、花や木、水辺の風景画が良いでしょう。
◆◇◆ 南西 ◆◇◆
若草色やライトイエロー
たくさんの動物・人、黄色い花 etc.
南西に飾るなら、若草色やライトイエローベースの絵画。エネルギッシュなイメージを持つ、炎、太陽、花々、木々のモチーフが◎です。
◆◇◆ 西 ◆◇◆
ピンク
たくさんの動物・人、ピンクの花 etc.
西には、ピンクベースの絵画が良いでしょう。人や動物がたくさんいる賑やかなものやピンクの花のモチーフが適しています。
◆◇◆ 北 ◆◇◆
ピンクやアイボリー
たくさんの動物・人、黄色い花 etc.
北は、ピンクやアイボリーベースの絵画、水辺の風景画や魚のモチーフを飾りましょう。
全体運UPの絵
全体運を上げるには山モチーフの絵画がおすすめです。山には「龍脈」という良い運気の流れがあり、家に山のモチーフのものを飾ると「龍脈」と同じ効果が得られるといわれています。 また、邪気を払う効果もあるので、全体的な運気改善に効果的です。
また、椅子の後ろに飾ると、悪い気を取り除いて仕事・勉強運アップになります。
気の出入り口である玄関の左右に飾るのも良いでしょう。ただし、外から玄関に入って正面の位置に飾ると良い気を払ってしまい逆効果なので注意が必要です。
10月2日 美術を楽しむ日
10月2日は「美術の日」として制定されています。「美術 び・じゅ(10)・つ(2)」の語呂合わせと、季節的な芸術の秋が由来です。制定したのは、四美大(女子美術大学・多摩美術大学・東京造形大学・武蔵野美術大学)アラムナイ。たくさんの人に美術を身近に感じる機会をもってもらい、美術の素晴らしさと可能性を伝えることが目的だそうです。
美術の日には四美大によって美術系のイベントが開催されています。学術的な美術というと堅苦しさを感じるかもしれませんが、わたしたちも普段は絵を描いたり写真を撮ったり見たりすることも美術のうちのひとつです。この日を機会に美術に触れたり、美術の幅を広げたりすることで、日々の楽しみを増やしてみてもいいかもしれませんね。
まとめ
今回は、部屋のインテリアで大きく変化する風水について解説しました。上げたい運勢ごとに方角や絵画のモチーフは異なります。この機会に絵画の位置を見直してみるのも良いですね。
風水を取り入れて恋愛運はもちろん、仕事運や健康運、金運、全体運の底上げをしてみましょう。