別れを告げる男性……その心理とは?
大好きな人から、別れを告げられる。つらすぎる出来事ですが、そんなとき相手は何を考えているのでしょうか?心理を知ることで、別れ話を切り出されたときにどうすればいいかわかるかも。男性が別れを切り出す心理と、その対処法をご紹介します。

別れ話を切り出すまでに彼が思うこと

別れ話はいきなり切り出されるように感じるものですが、実は男性もできればそうしたくないと思っています。「別れようかな」と思ってから、実際に行動に移すまでには時間差があるのです。

その期間中には、デートをしていてもさまざまな思いが駆け巡ります。「こういうところはいいんだけどな…」「やっぱりこんなところがイヤだ」などと、心は揺れ動くいているのです。別れたくないのなら、いわば別れを決断するための準備期間ともいえるこの時期に、関係を修復しておくことが大切。

男性は、別れの話し合いをする前にサインを出していることが多いのです。ごくさり気ないそのサインを見逃さず、危険信号だと察知するアンテナを磨きましょう。

彼が別れを意識する理由って?

男性が「別れようかな」と思うときには、いくつかに分類できます。他に好きな人ができたときには、今の恋人とはできるだけ早く別れたいと思うもの。デートするたびに、好きな人とならもっと楽しいだろうと想像してしまうでしょう。

また一緒にいることにトキメキを感じなくなり、デートしていてもつまらなくなったり、マンネリに感じたりするようになると、別れたほうがすっきりすると思うように。長く付き合うにつれて遠慮がなくなり、異性としての魅力が薄れ、見慣れた家族のようになってしまうこともその理由のひとつです。

さらには話をするうちに価値観の違いを感じるようになると、一緒にいても楽しくないと考えるようになるのです。

別れたい時、彼が出すサインって?

男性が別れたくなったときには、いくつかのサインが出ています。交際が順調だったときと比べて、電話やメッセージの回数が減ったり、返信が遅くなったりする傾向があります。また急に忙しい素振りを見せ始め、デートの提案をしても「しばらくは厳しいかも」などと言われることもあるでしょう。

電話で話すときや、デートで顔を合わせているときにも、上の空だったり返事が冷たかったりすることも。ときにはすぐにバレるような嘘をつくなど、以前とはずいぶん変わってしまったと感じさせられることが増えていきます。

これらの変化は、よく気を付けていれば察知できることです。兆しを感じたら、重く受け止める必要があるでしょう。

別れ話を切り出した後、彼の心変わりはあるの?

これまで述べたように、男性が別れを切り出すまでには、しばらくの時間を要します。その日にすぐ別れたいと言う人もいますが、たいていの人は数回彼女の様子を見て「やっぱりもう無理だ」と感じ「よし別れよう」と決意するのです。

そのため、いきなり別れを切り出したように見えても、実は決意はすでに固まっており、残念ながらほとんどの場合で気持ちを変えることはできません。

しかしわずかながら、相手に考え直してもらえる可能性があります。それは別れ話のときに彼女が取る態度次第。男性も、彼女がすんなり別れを受け入れてくれるとは思っておらず、話をするつもりで別れ話を切り出します。そのときにどのように振る舞うかで、男性の心が変わるかもしれないのです。

別れ話を切り出されたらどうしたらいいの?!

別れを切り出されたとき、いちばんやってはいけないのが取り乱してしまうこと。ヒステリックな様子を見せると、瞬時に男性は冷めてしまいます。無理にすがったり、追いかけたりするのも幻滅される結果にしかなりません。まずは冷静になり、どうして別れたいのか聞きましょう。

男性の決意が固いことがわかったら、追いすがらずに受け入れて、距離を置いてみてください。思いがけずすんなり別れることができたら、逆に喪失感を覚える人もいるのです。男性は女性の涙にとても弱いもの。

しかし別れの話し合いのときに泣くのは、諸刃の剣だと知っておきましょう。最終手段として使うにとどめ、それまで涙は封印しておくほうがいいでしょう。

別れとは即ち新しい出会いでもあるのです。

別れ話を切り出すときの、男性の心理はとても複雑です。もし別れようといわれたら、やれるだけのことはすべて試してみましょう。しかし一番いいのは、関係がほころび出したころに修復しておくこと。相手の変化を敏感に察知し、反省すべきところはして改善しましょう。

努力してみても男性の心が変えられないとわかったら、きっぱりあきらめることも必要です。別れがあるから、新しい出会いがやってくるのです。そして次の恋は、この経験を生かすことを忘れないでくださいね。

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