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「S」の特徴
「Sの性格だね!」と言われても、Sがどのような特徴を持っているのか、何となくしか知らない方はいるでしょう。Sは「サディズム」のことで、「加虐性のある人」を指します。文字にすると、少し怖いですが、他の人より自分が優位に立ちたい負けず嫌いの人と言えば、分かりやすいでしょう。
Sは基本的に、プライドが高く攻撃性も強いので、自身に落ち度があってもそれを認めようとはしません。常に周囲の人より目立つ存在になり、リードしようとするのですね。支配欲が強いのもSの特徴。
一部のSの人は、恋人関係や親しい友人関係では、相手に攻撃的であることも多く、同じSの人とは付き合わない傾向にあります。いつも、優位に立ちたいSなのです。
「M」の特徴
Sの反対、Mは「マゾヒズム」の略で「被虐性な傾向にある方」を指します。被虐性とは、「誰かに指示されたい」「自分の考えよりも指示で動きたい」と思うことです。
Mの人は、とにかく自分の意志で動いたり、考えることが苦手。Sの人に引っ張ってもらうことに、安心感を覚えることが多いのです。その結果として、自身の本当の気持ちよりも、相手に寄り添うような行動や思考になります。
Sに比べてMは頼りない方が多く、会話でもいじられ役になることもしばしば。しかし、いじられても、それを心地よいと思うのも、Mなのです。自己評価が常に低めで自分に自信がないのもMの特徴。Sのような周囲に引っ張っていってもらう日常を、過ごしがちです。
SM度診断①好きな異性のタイプは優しい人?強い人?
好きになった異性がSMどちらかが分かれば、対応もしやすいですね。ここからは、恋愛のSM診断をして、好きな異性のタイプをチェックしましょう。まず、好きな異性が「優しい」or「強い」のどちらかで質問します。「優しい人」が好きなら、Sの可能性が大。反対に「強い人」がタイプが好きなら、Mの可能性があります。
Sは、自分が優位に立ってリードしたい気持ちが強いので、自分よりも弱く支配しやすそうな相手を選ぶことが多いです。Sは一見、見た目の強さや社会的地位の高さも含まれそうですが、このような人のなかにも「M」は潜んでいます。
単に見た目の雰囲気だけが「S」であることも。自分の考えより周囲の考えで動き、決断力のある相手を選べば「M」に間違いないでしょう。
SM度診断②逆境に燃える?燃えない?
何かを完璧にこなしたくても、うまく行かず落ち込むことがあります。このような「逆境」のシチュエーションでも、SM診断ができますよ。
何かに失敗したり、壁を感じていても落ち着いて力を発揮できるような方は、「M」である可能性が高いです。「M」は、人に流されやすい特徴を持つ一方、自ら苦労の道を選んだり、逆境でもスマートに行動できる力を実は持っています。
反対の「S」は、いつも自分に自信があるので、逆境が訪れた時は、まず落ち着いていられません。怒りや敗北感が先に立ち、そこから這い上がって成長することが、なかなかできないのです。「この自分が失敗するはずがない…」そんな想いから逆境に燃えられないのが「S」であると、言えますよ。
SM度診断③失敗した時は負け惜しみを言う?安心する?
SM診断は、何かに失敗した時のシチュエーションからもできます。失敗は誰にでもあることですが、失敗した時に何故か「安心」して落ち着いているのはMの人。
Mは、常に自分は失敗すると思い込む傾向にあるので、失敗しても「やっぱり」と思うだけで慌てません。自分が予想した通りになったことで「やっぱりな…」と思うだけなので、そこまで落ち込むこともないのですね。
反対にSは、自分が失敗するはずが無いと思っています。ですから、失敗すると自尊心が傷ついて、負け惜しみを言ったり失敗を他の人のせいにする傾向にあります。自信過剰のSなので、失敗したら大変です。Mの人のように、失敗が当然だと思わないSですから、しばらく気が動転することもありますよ。
SM度診断④Sアピールをする?しない?
SMのどちらかを自らアピールしてくる人もいますね。では、Sであることをアピールしてくる人は、本当にSなのでしょうか?実は、Sをわざわざアピールしてくる人は「SになりたいM」の可能性が大。
「聞いてもないのにSだと言う」つまりそれは、Sよりも性格的に弱いMだと思われたくないための行動です。Sは自分でSだと気が付きにくく、周囲がSだと判断するケースがほとんどです。本的に、他人からどう思われようと平気なS基なので、SM関係なく行動します。
その結果として、「あの人Sだよね…」と陰で言われてしまうのです。Mは自分からMだとは言わないので、Sに憧れたMの人がアピールしてることを覚えておきましょう。
「カレーの食べ方」でもわかる?あなたのSM傾向
SM診断は、行動だけではなく「カレーの食べ方」でも分かります。カレーを無意識に食べている方がほとんどでしょう。でも、そのカレーの食べ方をチェックしてみれば、SMのどちらかが分かるのです。
Mの人は、カレーをキレイに食べます。ルーと具をバランスよく配合しながら、食べ終えたお皿もキレイです。このことは、「人と人とのルールを守り、協調性を大事にする」という深層心理から来ています。
一方、Sの人は、いきなりカレーを混ぜる、ご飯だけ、もしくは具だけが最後に残るような食べ方です。バランスの良さを気にせず、自分の好きなスタイルを貫きます。罪悪感なしにカレーを残すのは、自分の口に合わなかったというサインでもあります。
恋人が「S」もしくは「M」だった場合のつき合い方
恋人が、SMどちらか見えてきたら、その特徴に合った付き合い方をマスターしておきましょう。恋人がSの方は相手の要求や指示をいつも守るのではなく、たまには拒むスタンスに。これは、Sの恋人を飽きさせないための秘策です。たまに要求を拒む方が、いつも従順な自分より少し謎めいて見えます。時に謎めいている方が、Sにとっても刺激的です。
また、Sの相手が喜ぶような「照れる」素振りも、時々、織り交ぜてみましょう。Mの恋人なら、甘やかしてみてください。いつもはMを隠して、Sに振る舞って疲れている可能性があります。恋人なら思い切り甘やかして、Mを出せるようにリラックスさせてあげる方法が効果的ですよ。
まとめ
SとM、どちらかの特徴は意外にも日常で見抜くことができます。意中の相手や恋人がどちらに当てはまるのかが分かったら、相手の気持ちに沿った行動をしてみましょう。プライドの高い「S」、本当は甘えたがりな「M」、どちらのタイプもその本質を理解してあげていれば、付き合うのが楽になります。
また、自分の特徴がSなのかMなのかどちらか大体分かっていれば、知らぬうちに行動や態度に出てしまっているマイナス部分に注意を払えますからね!