自己肯定感が低め
モラハラされる女性の多くは、基本的に自信がありません。そして、自分に自信がなく自己肯定感が低いと、男性の言いなりになってしまいがちなのです。本当はたくさん長所があっても短所にばかり囚われてしまうことで、自分の良さを見失う結果に。モラハラ男性からひどい事を言われても、それを素直に受け取り「確かに自分が悪いよね…」「仕方ないか…」と思い込んでしまうのです。
しかし実際には、モラハラされる女性はその女性が悪いのではありません。モラハラする男性の方がよほど悪く、女性自身が思うよりその女性はダメではないのです。モラハラ男性を避けるためには、承認要求を満たしてくれる男性を選ぶことがベスト。尊重し合える空気が大事だと意識しましょう。
我慢強い
普通の女性なら、男性からひどい仕打ちを受けたりひどい言葉を言われたら怒ります。しかしモラハラされる女性は、男性を好きな気持ちや恐怖心が優先して,攻撃的な人から受けるハラスメントを我慢する傾向にあります。「自分が我慢すれば大丈夫」など自分を勇気づけてモラハラ男性との関係を続けてしまうのです。
さらに、いつか考えが変わってくれるだろうという期待から、なかなかモラハラ男性から離れることが出来ません。モラハラに慣れてしまうと、場の空気を読みすぎたり相手のイライラに敏感になり、自分を守る対策や自己流の対処法が身についてしまいます。そうしたことが悪循環となり、モラハラをますます助長させ、モラハラ男性から逃れられなくなることはしばしばなのですよ。
真面目・献身的
モラハラ男性に好かれやすい女性の特徴に、真面目で責任感が強いことが挙げられます。こうしたタイプの女性は、男性に対しても献身的で言いなりになる傾向にあるので、モラハラ男性のターゲットとなるのです。どんな要求でも自分を受け入れてくれる女性は、モラハラ男性にピッタリ。特に気が利いて、あらゆる頼み事をすんなり聞いてくれる女性はターゲットになりやすいので注意しましょう。
モラハラ男性は要求を満たしてくれる女性から離れませんし、その要求は上がり続けます。気が付いたら、男性は「何でやってくれないの?」「いつもやってくれるでしょう?」と言ってきたり、横柄な態度もエスカレートしてしまいます。真面目で献身的な特徴を持つ女性は、そういった男性の標的にされないよう、かなり気を付けなければなりませんよ。
恋愛経験が少ない
恋愛経験が少ない女性も、モラハラ男性の好みになりやすいので注意が必要です。なぜかというと、そもそも恋愛経験が少ないと、「男性とはこんなもの」だと思い込んでしまいやすいからです。モラハラに気が付かないケースも多く、「恋人とはこういうことをする」のだと勘違いして、ついいつもの対処法でやり過ごしてしまうのです。
恋愛経験が少ない女性は、男性から無理難題を押し付けられてもこれが普通の恋愛だと思いこむことも。どうしても他の男性との比較材料に乏しいので、モラハラ男性から逃れることもしないといった場合も。
モラハラ男性の特徴の一つとして、自分が浮気を疑われたり都合が悪くなれば、途端に相手に優しくすることがあります。アメとムチを使い分けて女性を操縦するので、たまに優しくされたりするとその前にあった出来事を、なかったことにしてしまう女性もいるのです。
他にはこんなタイプも好かれやすい!
モラハラ男性は、見た目や態度がキツそうな女性は選ばない傾向にあります。反対に、怒りを外に出さない女性や争いを嫌う女性の方が、モラハラ男性にとって都合がよく常に求めています。また、男性の方が優位に立てば、女性は男性から嫌われたくないと必死に合わせようとます。そうした行動が、ますますモラハラ男性の行動を加速させるケースもありますよ。
意外にも、ハイスペックな女性がモラハラ男性に好かれやすいといった傾向もあるのです。モラハラ男性自体がハイスペックなケースも多く、同じハイスペックを相手に要求することも少なくありません。ハイスペックな女性の中から、自己肯定感が低そうで、言いなりになりそうな女性を上手く探し出すのもモラハラ男性の特徴です。
対処法①言い返す
モラハラ男性への対処法は、自分の意見をハッキリ伝えることです。いつもは文句を言わず聞いてくれる女性が言い返してきたら、モラハラ男性はびっくりしておとなしくなるケースもあるのですよ。さらに、筋が通らない部分はハッキリと指摘することも対策になります。「あなたのしていることはモラハラだ」と自覚させなければ、そのモラハラは続く可能性が高いですからね。
モラハラ男性の多くは、自分のモラハラを自覚していません。やめて欲しいことは素直に伝えて、いつでも言うことを聞く女性からは卒業しなければならないのです。ダメなことはダメだと言える心でいなければ、今後もモラハラ男性に狙われる確率が高くなりますよ。
対処法②第三者に相談
モラハラ男性に困っているなら、上司や先輩など身近な人に相談することも効果的。モラハラをしていることが直接言えなければ、第三者から指摘してもらうこともアリですよ。男性よりも立場が上の人や知人から「あなたのしていることはおかしい」と言われることによって、自分の行動のおかしさに気が付く場合もありますからね。
相談する相手が専門知識を持った人であれば、さらに有益な情報もゲット出来ます。また、自分で対策をしたり対処法を生み出すことが困難な場合にも、専門知識のある方に相談するのがオススメ。モラハラ男性から逃れる具体的かつ安全な方法も分かりますし、今後の参考にもなります。モラハラ男性は絶対にほおっておかないことですね。
モラハラをされないために
自立した女性は、モラハラ男性が最も苦手なとするイプ。モラハラされないためには、自立して何でも適度にこなせる女性になることが大事なことなのです。一人で決めて行動出来る女性はモラハラとは縁遠い存在。「オレがいてやらなくては…」と思われないように、自立心を養いましょう。周囲に影響されやすい人なら流されないような努力をして、モラハラ気質の人と交流しないように工夫をします。
それでもモラハラをされている場合は、証拠を集めていざという時に備えておきましょう。法的機関に出せる状態にしておけば、泣き寝入りするような辛い事態を避けられますよ。周囲の協力なども得て、まずは自分の身を守るために自立をしてみましょう。
まとめ
モラハラされる女性は、どこか男性を頼らなければならないような頼りない部分を持っています。しかしモラハラされない女性は、自分の意見や考えをしっかりと持ちながら、ある程度自立した生活を送っていることが多いのです。
モラハラ男性が周囲にいる場合は、男性の都合で動かないよう自分をしっかりと持つことがポイント。それでも対策出来なければ、専門知識を持った人のアドバイスで正しく行動してみましょう。早めの対策ができるといいですね。
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