今回はそんな、「甘え下手」な人の特徴や克服方法についてご紹介します。
目次
甘えられない女性の心理って?
世の中には、誰にでも上手に甘えられる女性と、甘え下手な女性がいます。甘えられない女性心理は、誰よりも自立心が強く、そもそも人に甘える概念が無いという可能性も少なくありません。「人に甘えるのは悪いこと」「何でも自分でやらなければいけない!」と考えていたり、真面目過ぎる性格の方は甘え下手になりやすいでしょう。
また、幼少期といった、甘えたい時期にその欲求を満たせなかったことが原因で、大人になってからも甘え下手の性格が続くケースも…。心のどこかでは、甘え上手になりたい気持ちがありながらも、「自分はそんなキャラではない!」と自ら否定してしまいます。自分を抑え込むことで、甘える自分を押し殺してしまうのです。
責任感が強い
甘え下手の女性の特徴に、責任感が強過ぎることが挙げられます。責任感が強いことは良いことですが、度が過ぎてしまったり必要以上に気を遣いすぎてしまうと、他人に頼れなくなるのです。
たとえ自分に困ったことが起きても、人に気軽に聞いたり任せられない、どんなことでも自分で解決するように…。それが続くと周囲からは、「あの人は一人で何でもできる」と思われてしまい、ますます甘えられなくなってしまうのです。
加えて、周囲に頼れない人は高確率で自尊心が高いといった傾向にもありますよ。だからこそ、「こんなことも一人でこなせないのはいけない」「周囲にできないと思われたくない!」「できない自分が悪い!」と考え、誰かに甘えることを恥ずかしいことと捉えてしまうのです。
周りに気を遣いすぎる
甘え下手の女性には、周囲に気を遣い過ぎるところがあります。例えば、自分よりも他人を優先する女性は、何事も自分の問題を後回しにし人に甘えることを知りません。「みんなに迷惑をかけたくない!」「わがままだと思われたくない!」と、どこか世間体や自分の評価を気にしすぎてしまうのです。
またこういった人は、職場の同僚などにかかわらず、恋人や友人にも「嫌われたらどうしよう…」となり、ちょっとしたことでも甘えられなかったりしますよ。さらに、「幼少期から甘えてこなかった」「長女などで、どちらかと言うと甘やかす立場だった」といった環境的な要因も考えられます。
ほかにも、過去に誰かに頼った時、「こんなことも出来ないの?」などと言われた経験を持つことなどもあるでしょう。
プライドが高い
プライドの高さが原因で、甘え下手から脱出できない女性も多いです。このような特徴の女性は、「甘え=弱さ」として捉えていることがほとんど。頼ったりすることはダメだと決めつけるので、人に甘える自分を許せません。
特に、競争意識の高い男性ばかりの職場にいる女性は、誰かに何かを質問すること自体も「負け」と感じてしまい、困っていても「大丈夫です!」の一言で片づけるなんてことも…。「大丈夫?」「手伝おうか?」と優しい言葉をかけてきても、「私なら大丈夫!」「全然平気だよ!」と強がってしまいます。
プライドの高さが原因の場合、克服方法は強がらず、ストレートな自分を見せることから始めてみましょう。
恥ずかしがり屋さん
極端に恥ずかしがり屋な性格が時として仇となり、素直になれないことが原因で甘え下手になることもあります。
他にも、オープンな性格でなかったり、自己完結が得意、男性に耐性がないといった女性もまた、そもそも自分から甘えにいきません。自分の話が苦手だったり、自分を知られるのが恥ずかしいと思ってしまうのです。こういったタイプの場合、周囲とコミュニケーションが取れないだけでなく、意中の相手と距離を縮めることも難しくなりがちに…。
しかし一方で、意外にも年齢の近い同僚や同性同士なら、問題なく会話できる方も中にはいます。もし、少しでも克服したいと思うのであれば、「何かあった?」と聞かれたら甘えなくても、素直に話すことから始めてみるといいかもしれません。
他にはこんな特徴も!
甘え下手な特徴を持つ女性は、ほかにもあります。例えば、甘え上手な女性が周囲にいてその人に苦手意識があると、「ああはなりたくない」「私は簡単に甘えない!」「あんな風に甘えるのは恥ずかしい!」と思い、たよれないなんてことも。
また、自分自身のキャラクターや、周囲からのイメージを崩したくないといったことも考えられます。特に、姉御肌だったり、責任感のある立場を長く続けてきた女性は、自然と人生の中で人を頼る経験自体が少ないのです。甘えない期間が長すぎると、どのタイミングでどういった方法を取ればいいのかわからなくなったりすることも。
さらに、「私が頑張らなくちゃ!」「信じられるのは自分しかいない!」といった考えで、ついつい頑張りすぎてしまうこともありますよ。
『甘え下手』の克服方法①小さなことから頼む
甘え下手の女性の克服方法は、いきなり甘えるのではなく、小さなことから頼ってみることがポイント。まずは、自分の中で「甘えることはわがままや悪いことではない」と言った意識を持つようにしてみて下さい。
また、これくらいなら頼んでもいいかな?程度の、小さなことから他人に任せてみたり頼んでみるのも効果的です。例えば、男性に対してだと、「高い所の物を取ってもらう」「固くなった蓋を開けてもらう」「ちょっと重い物を持ってもらう」など物理的なお願いからスタート!
他にも同僚であれば、「業務の相談」「部下や上司への対応の仕方」など、仕事に関係することなら聞きやすいかもしれませんね。できるだけその人にしかできなさそうなことを頼んでみると、相手も悪い気はしません。
『甘え下手』の克服方法②自分の意見を伝える習慣をつける
甘え下手の女性の最大の原因は、自分の本音を見せないことです。「本音を出す=恥ずかしいこと」だとどこか決めつけ、誰に対しても心をオープンにできません。そしてこれは、恋愛面においても意中の人に意識されなかったり、周囲と上手く馴染めないこともあるので要注意です。
特に恋人に対しては、素直な気持ちが必要です。甘える方法が分からない方でも、「疲れた」「あれが食べたい」「あのお店に行ってみたい」など、できるだけ自分の意見を素直に表現するようにしてみて下さい。そうすることで、男性は自分にだけ本音を話してくれていると感じ、二人の距離も縮めやすくなります。
まずは、家族や恋人など自分にとって近い存在から、心を開いていくのです。解決することではなく、「話してみよう」「聞いてもらおう」といった気持ちを持つことが大切です。
まとめ
甘え下手の女性の多くは、自分を素直に出せないところがあります。そしてそこからなかなか抜け出せずにいると、周囲から孤立したり、意中の男性と接近できずに終わることも…。
克服方法は、少しずつ甘えたり、本音を話すことから始めること。物理的な内容やちょっとした相談など、些細なことからでかまいません。最初から大きなお願いをするには、勇気がいりますからね。小さなことの積み重ねが、甘え上手になるための基本なのです!
画像出典:istock
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