そこで今回は、交際後に冷めてしまう男性心理と抜け出し方についてご紹介します。
目次
「付き合う」目標が達成されて満足
付き合う前はやさしかったのに、付き合った後は冷たくなってしまった男性の心理として、「付き合う」という目標が達成されて燃え尽きたということがあります。結ばれる前は、「自分のものにしたい」「なんとかして落としたい」とさまざまな手を使って男性は試行錯誤します。例えば、デートではフレンチのフルコースのディナー、センスの良いアクセサリーを渡そうなど…。
こういった男性は、「付き合ったり手に入れるまでが恋愛」「落とせるかどうかをゲーム感覚で楽しんでいる」ところがありますよ。だからこそ実際に付き合うと、相手への興味も愛情も一気に薄れ、デートコースはチェーン店のカフェかファミレス、プレゼントもなかったりして手抜きになるのです。
理想の恋人像とギャップがあった
男性の中で完璧な恋人の理想像があったのに、付き合ったらその理想と離れていて愛情が冷めるのは珍しくありません。例えば、「男性の好みのファッションと実際の女性が反対だった」「サバサバしていると思ったのに嫉妬や束縛がひどかった」「実は性格が悪かった」など。
つまり、悪い方のギャップを見てしまった際、「もう恋愛対象として見れないな…」と幻滅するということ。これに関しては、女性のことをよく知らない恋愛経験の少ない男性に多い傾向がありますよ。
また、別れてからすぐの交際やよく知らないうちに付き合ったりすると、「元カノの方がよかった」と思う男性もいます。見た目は今の方が良いけれど内面が…といった場合、少なからず前の恋人と比べ、「ヨリ戻したい…」と考えることも。
その場の勢いで付き合っただけだった
そもそも、その場の勢いでつき合い始めると、交際後に冷めてしまう可能性が高くなります。例えば、「クリスマス前に一人になりたくなくて…」「バレンタインはどうしても誰かと過ごしたかった」といったイベントがらみ。
また、「一目惚れした勢いで告白して付き合ってしまった」男性も、そのあとは冷たくなる傾向にあります。お互いによく知らないまま付き合ったがために、すれ違いや価値観の相違、見極めが不十分で失敗するのです。
ですから、付き合おうと告白されたときは、「勢いだけで言ってないか」「一時的な付き合いではないか」「単に寂しいだけではないか」を考えて返事するようにしましょう。向こうも焦っていて、こっちも誰でもいいからと思って付き合ってもうまくいくはずがありませんからね。
元々のクールな性格に戻っただけ
付き合ったら冷たくなった男性の理由の一つには、実はもともとのクールな性格に戻っただけである可能性も挙げられます。男女問わず付き合う前のアプローチでは、少し背伸びしたり、ちょっと無理して明るい自分を演じるものですよね。でも本当の自分はかなりのインドアだったり、あんまり積極的なタイプでは無かったりもします…。
こういった男性は、毎日長時間LINEで話していたのが、付き合い始めると返信が1週間に1回くらいに減ることもザラにあります。ほかにも、交際前より何となく素っ気ない雰囲気になったりすることも…。
これは、別に女性を嫌いになったわけではなく、愛情表現が苦手というパターンもあります。男性側としても恋愛経験が少なく、女性をどう扱っていいのかわからなくて、冷たく見える態度になってしまっているので、他の異性との比較をしてみて下さい。
「愛情は伝わっている」と安心している
男性は基本的にパートナーへの愛情表現に対して、「交際しているから今さら言わなくてもいい」「伝わっているはず」と思っています。男性としては付き合っている安心で、特に「好きだよ」の言葉もスキンシップなどの愛情表現も必要ないと考えています。
だからこそ、「付き合ってからいっぱいイチャイチャできる」と、ワクワクしている女性と男性の考え方には大きな違いがあり、そこでストレスを感じてしまうのです。
ただこの場合、女性の対応によってはすぐに改善できたりしますよ。「愛情表現をして欲しい」「言ってくれないと寂しい」とはっきり伝えるのです。そうすれば、男性も好きであることが伝わっていない誤解が解け、お互いにとってもより良い関係へと繋がっていきます。
こんな女性は冷たくされやすい!
では、男性が思わず冷たい態度をとってしまう女性とはどんな女性なのでしょうか?その一つは、男性を束縛するルールをたくさん作る女性。例えば、「毎日夜は必ず電話をしてほしいと言う」「電話が無ければ何度もメールする」「職場の女性に必要以上に嫉妬する」となると、男性もどっと疲れてしまいます。
ほかにも、「何よりも自分を優先させる」「すぐに泣いたり怒ったりする」「ちょっとしたことですぐに浮気を疑う」なども、男性が冷めやすい女性の特徴です。特に、付き合う前はしっかりしている、自立しているようなイメージのある人ほどこういったギャップがあると、男性の態度はすぐに素っ気なくなったり、連絡頻度が減ったりするので要注意です。
冷たくされた時の対処法①自分も一人の時間を楽しむ
もし、付き合っている男性に冷たくされてしまったら、女性はどうしたらよいでしょうか。男性が一人でいたいというなら、女性もひとりの時間を楽しんだらいいのです。しばらくご無沙汰していた女友達とランチしてもいいし、女同士の方が行きやすいカフェにいっておしゃべりをするのも良いでしょう。
とにかくいつもベッタリから、敢えて会わない時間を作ることが大事ですよ。恋人とは違う所で充実しているところをSNSに載せれば、男性からあわてて連絡してくるかもしれません…。付き合っている安心感があれば、付き合う前のような追われる関係性を作ればいいのです。
また、一人になった時間では自分磨きに充てたり、すれ違いの原因を客観的に見つめ直すようにするのも一つです。
冷たくされた時の対処法②素直に聞いてみる
冷たくされてでも付き合いたくて、ひとりで思い悩んでいるなら、思い切って男性に素直に聞いてみましょう。「なんで最近冷たいの」と聞いたら、「実は仕事が立て込んでて…」という理由かもしれませんからね。男性の方も、そんなに冷たい態度をとってしまっていたとは、気がつかなかったケースもあり得ます。とにかく、お互いの間に誤解がないかを確かめるのが大切!
また、素直に寂しかったと伝え、「忙しくても連絡してほしい」「愛情表現して欲しい」と言えば、誠実な男性なら応えてくれるはずです。「これからも付き合っていきたい」「原因を知って改善したい」と思うのであれば、今後のためにも一度、しっかりと話し合うようにしましょう。
まとめ
付き合ってから態度が冷たくなる男性について、少しだけわかったでしょうか。手に入れたら冷たくなるなんて、なんだか勝手な態度ですよね。付き合いを見直すことも視野に入ってきます。
でも、別れを選ぶのは最終手段。そこへ至る前にできることはいろいろ残っているはずです。一人よがりの愛は、愛ではなく執着に変わる可能性がありますからね。お互いのことを思いやるのはもちろん、まずは二人の間に誤解がないかどうか確かめましょう!
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