恋愛心理学|仕事でも役に立つ?ツァイガルニク効果を使ったテクニック8選

ツァイガルニク効果とは?

「ツァイガルニク効果」とは、焦らされることでその出来事を記憶にとどめやすくする効果のことを言います。
人は完結した出来事よりも、途中で終わってしまったことに対して強く興味をもつ性質があります。例えば、ドラマの途中でCMやエンディングが入ってしまったり、友人と話をしていて途中で終わってしまった時など、続きがどうしても気になる!といった状況は誰にでもあるのではないでしょうか。

恋愛にも使えるテクニックの1つですが、たくさん使うとくどすぎて「面倒くさい人」と思われてしまう可能性がありますので、ほどほどにしておくことが大切です。実際にツァイガルニク効果を使った恋愛テクニックを8選ご紹介いたしますので、気になる彼がいる人はぜひ参考にしてくださいね。

①デートを早めに切り上げる

気になる彼との楽しいデート、時間を気きせず長く一緒に居たいものですよね。ですが、ツァイガルニク効果で恋愛を上手に進めるためには、盛り上がってきたところでデートを終わらせることがポイントです。
盛り上がったタイミングでデートを切り上げることで、「楽しんでいたのにもう終わり?」という名残惜しい気持ちにさせることができます。まだ一緒にいてくれそうな雰囲気になっても、あえてバイバイすることで、楽しい気持ちが後を引いて彼の気を引く事ができますよ。

大切なのは、彼がまだ一緒に居たいとアピールしてきたとしても、心を鬼にしてバイバイすることです。一晩の盛り上がりで終わらせないための方法として、ツァイガルニク効果を使うと良いでしょう。

②別れ際あっさりと背を向ける

好きな人とデートしたり会った時、別れ際にダラダラとお見送りされてはいませんか?気になる彼とお別れの時は寂しいものです。1秒でも一緒にいたい気持ちはありますが、そこはグッとこらえて「じゃあここで!」とサッと帰るようにしましょう。あっさり帰られることで返って気になってしまうのが「ツァイガルニク」の効果です。

ただ、日本文化は別れの時間を長くとる傾向にあるため、日本文化圏の人にも有効だと言われていますが、彼もあっさり帰るタイプだとあまり効果はないかもしれません。

デートの終わりに彼が寂しそうにしていたり、次も会いたい素振りを見せていたら効果的です!後ろを向いて帰る時、背中に彼の視線を感じたら成功です。次のステップに繋げてくださいね。

③「やっぱり何でもない」を使ってみる

誰かに話しかけられて「やっぱり何でもない」と言われた時、その続きが気になって仕方がないという経験はありませんか?これぞまさに「ツァイガルニク効果」。話を途中で止められることで気になって仕方がない、といった状況を作り出して彼を落とす恋愛テクニックに使えます。

この方法を成功させるためには、タイミングが重要です。「どうしてこのタイミングで聞いた?」と思わせることが重要なので、静かな会議中や授業中、または恋愛トーク中などにタイミングを見計らって実行しましょう。

普段の生活や当たり障りのない会話の途中で「やっぱ何でもない」を使うと、「はっきりしない人」認定されてしまい恋愛への効果は薄いので、使いどころを見極める必要があります。

④恋愛トークで”無言”を使う

気になっている彼と恋愛トークをしている時に使って欲しいテクニックがあります。

彼に「付き合っている人はいる?」ときいた後、「いないよ」と返ってきたら、わざと無言を貫いてみてください。無言になってしまうことで相手は続きがどうなるのか、気になってしまいます。
「え?告白?」「もしかして気があるの?」と、色々な想像を膨らませてドキドキしてしまうでしょう。無言の時は無表情にならないように、軽く笑ったりうなずいてみたり、控えめなアクションをしておくとより効果的です。

これはLINEでも使えるテクニックです。彼に付き合っている人がいるかどうかは問題ではないので、恋人の有無をしっていたとしても、ツァイガルニク効果を活かすために改めて聞いてみるのもアリでしょう。

⑤今後の予定を決める

彼と一緒に今後の予定を立てるときに気を付けたいポイントが、「今すぐ行ける場所」「今すぐできること」をちょっと先の予定に組み込むことです。
「これなら今すぐできるじゃん」と思わせることで予定を立てるハードルを下げて、誘いに乗りやすくさせる効果があります。また、すぐにできることなのに今すぐに実行できないというモヤモヤが、ツァイガルニク効果を生み出します。
デート中に予定を立てるなら「すぐ近くの魅力的なお店に”今度”行ってみよう」、仕事場で予定を立てるなら「”明日”のランチはあそこに行こう」など、必ず予定は明日以降で立てることがポイントです。

簡単な予定を組むことに成功したら、もうちょっと先の予定も組んでおくと、ツァイガルニク効果を最大限に活かすことができます。

⑥自分の情報は焦らしてから教える

彼の気を引きたいときは、自分の情報はあえて焦らしてから教えるのが効果的です。

会話の中で質問されたら、「教えてもいいけど、そっちも教えてくれる?」「”まだ”秘密」「教えようか迷っちゃうな」など、関係を続ければ教えてくれそうな雰囲気を出すのがコツです。
そうすることで「もう少し経てば教えてくれるかも?」と相手を楽しませることもできますし、なかなか教えてくれないモヤモヤでツァイガルニク効果を生み出します。

ただし、何もかも焦らされてしまうとうんざりしてしまうので、聞かれたことを質問で返すのは気を付けましょう。出身地や趣味などすぐに答えて問題ない内容はあっさり答えて、彼氏や好きな人の有無についての重要な内容は焦らして答えるなど、駆け引きも大切です。

⑦相手の誘いは3割断る

好きな人からデートや遊びに誘われるのは嬉しいですが、ここは我慢どころです。全ての誘いに乗るのは避けて、できるなら誘いの3割は断るようにすると効果的です。全部のお誘いに乗ってしまうと、恋愛において大切な「ミステリアス感」が無くなり、相手の興味も薄れてしまう可能性があります。

あまりに断りすぎると「自分に気がない」と思われてしまい、高嶺の花になるため逆効果です。断るときは「その日は先約がある」「行きたいけど…また誘ってください」など、今後の可能性を残した断り方を徹底してくださいね。

誘いに乗るときも二つ返事ではなく、「えっと…予定を確認するね」など、ちょっと溜めるのもツァイガルニク効果を上手く引き出すことができるのでオススメです。

⑧電話するときは短めにする

彼との電話の時に自分が彼に対して好意を持っていると、長電話することで距離が縮まったように感じることもありますが、それは勘違いなので注意が必要です。

好きな人とはずっと話していたいですが、相手の気持ちが自分に向いていない時は盛り上がったタイミングでサッと電話を切ることがポイントです。「楽しかった」という余興が後を引き、ツァイガルニク効果を生み出してくれます。話がひと段落ついた時に切ってしまうと効果はないので、盛り上がったタイミングで「あ!もう寝なきゃ!」など話を切り上げるとベストです。
少し罪悪感を感じてしまうかもしれませんが、ちょっと強引な方が相手の印象に残りやすいので覚えておきましょう。

まとめ

恋愛テクニックとして使える「ツァイガルニク効果」、参考になりましたでしょうか。

人は誰しも、興味があることを途中で止められてしまうと更に気になってしまうものです。そういった性質を恋愛テクニックに応用しているので、タイミングさえ見計らえば効果的に彼の気持ちをこちらに向けることができるでしょう。
ただし使いすぎたりタイミングを逃してしまうと「面倒な人」と思われる可能性があるので、使いどころやタイミングに注意してくださいね。彼とあなたが幸せになれるよう、応援しています。

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