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「歳の差婚」とは?
歳の差婚とは、通常は相手と10歳以上の歳の差がある夫婦のことを言います。けれども、人によって認識は大きく異なり、5歳の差で歳の差婚と言う場合もあれば、20歳の差の夫婦を歳の差婚と言う場合もあります。
例えば芸能人では加藤茶さんと綾菜さんは45歳もの歳の差がありますし、市村正親さんと篠原涼子さんは24歳差など、多数の歳の差婚の例があります。
歳の差婚にはメリット・デメリットの両方あります。また、自分が年上の場合と年下の場合では、同じ歳の差婚でも大きく状況が変わってきます。この記事では歳の差婚のメリット・デメリットやどんな人が歳の差婚に向いているかなどを紹介していきますね。
「男性が年上、女性が年下」の場合のメリット
歳の差婚で男性が年上の場合、何歳になっても男性よりはるかに年下でいられるため、若作りしなくていいというメリットがあります。女性はどうしても歳を気にしてしまうものですが、男性より若いことで無理をしなくてもいいのです。これは大きなメリットと言えるでしょう。
また、男性のほうが精神年齢が高いので包容力があります。女性が多少無茶を言っても、余裕を持って話を聞くだけの包容力を男性が持っているので、喧嘩になることも少ないでしょう。男性が年上の場合、経済力があるということも考えられます。
さらに、人生経験も豊富なため、安心して男性に任せられるというメリットがあります。
「男性が年上、女性が年下」の場合のデメリット
男性が年上の場合のデメリットとして、男性とあまりに歳がかけ離れている場合、男性の老後の問題が出てきます。男性が先に体力が衰えてしまうのは目に見えていますし、介護しなければならなくなる可能性もあります。この問題が男性が年上の場合の歳の差婚の大きなデメリットと言えるでしょう。
また、男性が年上の場合のデメリットとして、体力に差があるということです。アクティブなデートなどは男性には無理かもしれません。そして、男性が前時代的な考え方をする場合があります。女性からしたら「頭が固い」と思ってしまうかもしれません。これらが男性が年上の場合の歳の差婚のデメリットとなります。
「女性が年上、男性が年下」の場合のメリット
女性が年上の場合の歳の差婚のメリットとして、女性がいつまでも若くいようと努力することがあります。男性のほうが若いですから、女性もそれに合わせようと頑張るので、いつまでも若々しくいられる場合が多いです。
また、男性が年上の女性を尊敬している場合が多いので、女性が主導権を握ることができることもメリットでしょう。かかあ天下になる場合も多いかもしれませんが、そっちのほうが結婚生活がうまくいく場合もあります。
男性が多少頼りなくても、同世代の男性と結婚するときに比べて「どうしてできないの」とがっかりすることはありません。男性が年下ということで、若さゆえに仕方がないと許せることも多くなります。
「女性が年上、男性が年下」の場合のデメリット
女性が年上の場合のデメリットとして、男性が若い女性と浮気しないかという心配があります。歳を取っていることが決して悪いことではないのですが、どうしても若い女性のほうがきれいに見えてしまったりすることがあります。その分、自分も頑張ろうという気に女性がなればいいのですが、浮気の心配はいつまでも尽きないでしょう。
また、女性の年齢にもよりますが、子供を産むことができる期間が短くなってしまうこともあります。この点に関しては、年下の男性とよく話し合うべきです。子供を望むのなら、結婚してなるべく早いうちに考えたほうがいいかもしれません。
そして、男性が若いことで経済力がないというのもデメリットとして挙げられます。これに関しては男性が成長していくのを見守るつもりでいたほうがいいでしょう。
どんな人が「歳の差婚」に向いている?
どんな人が歳の差婚に向いているかと言うと、まずはその人自身に経済力がある人です。同世代同士の結婚なら、その世代に見合った経済力があればいいのですが、歳の差婚の場合は年上の男性や女性に経済力があったほうがいいでしょう。なぜなら年相応の経済力があることで、余裕を持った暮らしができるからです。
また、年齢や人生経験に関係なく、相手の意見を肯定できる人が歳の差婚に向いています。どうしても世代が違うと、意見の食い違いが出てくるものです。そのときに相手の意見を否定してばかりでは、うまく行かなくなる可能性もあります。
そして、10年先など未来を見据えて行動できる人も歳の差婚に向いていると言えるでしょう。そのときの感情だけで結婚してしまっては想定外のことがかなり起こってしまうかもしれません。ですので、きちんと先を見据えて行動できる人が向いています。
「歳の差婚」を円満に保つポイント
歳の差婚を円満に保つポイントとして、相手の考えを認めることが大切です。自分と違う考えをしているからといって否定していてはうまく行くものもうまく行かなくなる可能性があります。世代が違うとどうしても考え方の違いは出てきますが、相手の考え方を肯定するようにしましょう。
そして、相手の考え方に興味を持つことも大切です。どうしてそのような考え方になるのか、興味を持つことで、その世代特有の考え方が見えてくるかもしれません。そのようにお互いの考え方に興味を持つと、歳の差婚を円満に保てるでしょう。相手の考え方を「どうせ違うから……」と言って、相手をあきらめるようなことがあるとうまく行かなくなるので気をつけるようにしましょう。
「歳の差婚」を考える際に気を付けるべきこと
歳の差婚を考えるときに気をつけなければならないこととして、まずお互いの両親の理解を得ることが大切です。もしかしたら歳の差があることで反対されてしまうかもしれません。反対されたまま、結婚してしまうと何かあったときに助けてもらうことができません。なるべく両親の理解を得るようにしたほうがいいでしょう。
また、特に女性が年上の場合、子供を作るかどうかは事前に決めておいたほうがいいでしょう。後から男性が子供が欲しくなったときに困らないようにしてください。また、お互いの貯蓄状況や将来的な介護の話についても話し合っておくことが必要です。これらのことを気をつけるようにすることで、歳の差婚がうまく行くことでしょう。
まとめ
歳の差婚についてまとめました。女性が年上の場合と男性が年上の場合では、それぞれ想定されることが異なっています。結婚する前によく話し合っておくことで、大抵のことはクリアできます。
逆に、話し合えないような関係性では結婚しないほうが良いと言えます。歳の差がある分、考え方に違いがありますが、それさえも楽しめるような関係になれるといいですね。今回の記事があなたの役に立つことを願っています。
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