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復縁するメリット
浮気されても復縁するメリットはズバリ、気持ちの問題と生活環境の2点が挙げられます。気持ちというのは、浮気されても相手のことが好きだった場合に限り、二人の関係を壊さないで続けられるというところ。困難を乗り越えることで、二人の絆がより強くなるということですね。
そしてもうひとつは、生活環境の面。特に子供がいるなら、シングルで育てるよりも夫婦で育てた方が、圧倒的に経済面での負担が軽減されます。
また子供側としても、両親がいつも家にいる方がやはり安心するというものですし、学校などで気まずい思いをすることもありません。ほかにも、離婚する際の引っ越しや子供の学校の転校、離婚の協議といった面倒な手続きも、復縁すれば一切なくなります。
復縁するデメリット
では、浮気された後復縁する時のデメリットは何でしょうか。やはり一度浮気されたといった事実に対する、精神的な負担の大きさでしょう。どれだけ相手に反省の色が見えても、「また浮気されてしまうのでは…」と常に不安の中で過ごすように…。
さらにもし、浮気された現場をあなたがバッチリ抑えていたら、PTSDのようにフラッシュバックしてしまうかもしれません。また浮気に関わらず、パートナーのことを100パーセント信じ切れず、何かを頼んだり以前のように楽しい会話が出来なければ、夫婦生活としてもあまり望ましい形ではありませんよね。
中には、二人の関係を上手くしっかり紡いでいくことができなくなって、表面上だけの仮面夫婦になってしまうような方もいるほどです。
チェックポイント①浮気以外に問題があるか
もし復縁を考えているのであれば、抑えて欲しいポイントがいくつかあります。一つは、「浮気以外での問題はないかどうか」。
例えば、夫が無職でフラフラしているなら、復縁しても、キッカケがあればまた浮気に走る可能性が高いですよ。ただし、始めから妻がしっかり働いて、夫がしっかり子供の面倒を見ているなど、二人で生活の役割分担ができているのならOKです。
また、DVやパワハラなど、精神的・肉体的につらい日々を過ごしてはいませんか?もし、精神面で子供にまで影響を与えているのであれば、いくら稼ぎが良くても復縁はおすすめできません。その場合は、中々別れられないことも多いので、全面解決のために弁護士など第3者に間に入ってもらうようにしましょう。
チェックポイント②浮気の回数
ヨリ戻すかどうかで迷っている方は、これまでの浮気の回数によって判断するのも良いでしょう。もし、今回が初めての浮気で相手も反省していて、もう一度チャンスを与えるという意味での復縁なら上手くいくかもしれませんね。
しかし、「大なり小なり過去に2回以上浮気している」「普段から女性との関わりが多い」のであれば、慎重になる必要があります。基本的に、一度浮気や不倫をした方のほとんどは、繰り返すものだと言われていますからね。しかも、一度許してくれたからと、今度はバレないと甘く見る男性も少なくありません。
それでも復縁するというのなら、誓約書や示談書など、拘束力のある方法で紙面に残しておきましょう。浮気のリスクを開示することで、抑止力にはなります。
復縁のコツ①まずは冷静になる
ここからは、復縁する時のコツについてご紹介します。まずは、とにかくあなたが冷静になることです。浮気を知って動揺するのはわかりますが、逆上したままで相手に言い寄ったり、責め立てても意味はありません。
結果的に復縁しないにしても、自分自身が落ち着いてどうしたいかどうすべきかを考えましょう。一度思い切り泣くだけ泣いてみると、涙が腹が立つ気持ちや悲しい気持ち、悔しい気持ちを流してくれますよ。また、信頼できる親しい友達に打ち明けてみるのもオススメ。
さらに、相手の顔を見ると感情的になる方は、一時的にでも別居して冷却期間をおきましょう。そこで相手がどんな対応をするのか、自分の気持ちを見つめてから決めても遅くありません。
復縁のコツ②再構築に向けた話し合いをする
復縁する時のコツの二つ目は、再構築に向けて徹底的に話し合いをすること。ここでは「なぜ浮気をしてしまったのか」の理由と、「これからどうしたいのか」についてお互いの意思表示をしましょう。
夫婦の間で、とにかく嫌なことでも言いにくいことでも、徹底的にすべて話し合うことが大事ですよ。浮気に走った理由が、「夫婦間でのコミュニケーション不足」だったりして、原因が改善可能なものかもしれませんからね。お互いにやり直す意志があれば、夫婦生活も好転していくはず…。
ただし、復縁して浮気させないようにするためには、ある程度ルールや縛りを設けておく必要があります。例えば、「浮気相手とは絶対に会わない」「連絡先は消す」「日曜は家族サービスの日にする」「スマホはお互いにチェックする」など。束縛が強いと再犯しやすいのでそこは要注意です。
復縁のコツ③書面に残させる
復縁したくてルールを作ったのなら、口約束ではなくぜひ書面に残すようにしてください。示談書では、「次に浮気したら絶対に離婚する」「慰謝料は1000万円」といった具体的な内容も提示することが大事。
作成の目的としては、反省しているということを示してもらうことと、浮気の再犯で法的に有利になるためです。そこでもし、示談書の内容や「そんなの必要なの?」と突っかかってくれば、反省しているとは言い難く、復縁は考え直した方がよいでしょう。
「やりすぎかも?」と思う方もいるかもしれませんが、やはり完全に信用できない中、相手が調子に乗るのを防ぐためには有効なのです。「次はもうない」「キッパリと離婚する」ことを強く伝えるようにしてくださいね。
復縁のコツ④一度許したら必要以上に蒸し返さない
実際に復縁した後に浮気をさせないためのコツとして、「許したならば蒸し返さない」ことが大切なポイントになってきます。例えば、浮気と関係ない言い合いなどで何かと、「あの時はつらかった」と責めていませんか?
こうした言葉が相手にはストレスになり、結局また家庭以外に癒しを求めてしまうことになりかねません。せっかく復縁しようと思っていたのに、壊してしまっては時間の無駄に…。だからこそ復縁すると一度決めたら、必要以上にその話題には触れないようにしましょう。
浮気についてまた責めるときは、復縁しないで別れると決めたときだけ。夫婦での話し合いや自分自身の中で、どういったスタンスで関わっていくかをしっかり定めておくと良いでしょう。
まとめ
今回は浮気されたけれど復縁したい時のメリットとデメリット、復縁するかのチェックポイント、そして復縁のコツについてご紹介してきました。
実際に復縁する人は、浮気が発覚した人のうちの5%とかなり低い確率であると言われています。しかしそれでも復縁したいなら、「何故復縁したいのか」「相手に将来性があるかどうか」、そして自分自身の気持ちをしっかりと見つめ直してみて下さいね!
画像出典:istock