今回は、男女別に離婚を決めるきっかけについてまとめてみました。是非、参考にしてみて下さいね。
目次
「女性」が離婚を決意する時①家庭内暴力・DV
まず、女性が離婚を決意する理由には、家庭内の暴力やDVがあります。結婚当初や付き合った当初は優しかった男性が、関係が深まった後に豹変することは少なくありません。
はじめは、男性のことが好きだという気持ちが勝って我慢することも多いかもしれませんが、程度がエスカレートすれば「別れよう」といった気持ちに…。男性はそのことに関して自覚が無いケースが多く、別れる時になってまるで自分には何も非がなかったかのような主張をします。
さらに、暴力や暴言が奥さんだけでなく子供にも及ぶケースでは、子供と一緒に逃げることもあります。子供が父親といることにひどく怯えていると、身の安全を第一に離婚を決めます。
「女性」が離婚を決意する時②不倫
男性の不倫によって女性が離婚を決意するのはよくあるパターンです。もちろん女性の不倫もなくはないですが、やはり仕事をしている旦那さんは外で女性と接する機会が多いので、女性よりも圧倒的に不倫をする確率が高くなります。
たとえ一度の不倫であっても、「侮辱された」「妻や子供がいながら…」と思いますし、そもそも不倫をする男性に気を良くする奥さんはいないでしょう。
さらに、そういった女性の怒りに反して男性は、「不倫くらい…」「バレなければ何度やってもいい」という甘い考えを持つこともあり、不倫を繰り返す可能性は極めて高いのです。
また女性の場合、不倫にまで至らなかったとしても、「普段から家庭や家族を顧みない」「家事に協力してくれない」といった理由でも離婚を決める人は多くいますよ。
「女性」が離婚を決意する時③金銭問題
男性の金銭問題が原因となって、別れる奥さんもいます。結婚して生活を共にしていれば、金銭管理はかなり重要に。特に、子供がいれば将来に向けて貯金しておかなければなりませんからね。
ところが、男性が趣味にお金を使いすぎたり、ギャンブルにハマって生活費まで手を出してしまうとなると、一緒にいることに不安を感じてしまいます。金銭感覚は人それぞれですが、あまりにもかけ離れていたり将来性が無いと判断すれば、「別れて自力で働いた方がまだマシ」だと思います。
中には、家計に入れる金額が少なすぎる、奥さんに黙って借金をしていたのがバレたのがきっかけとなって、そのまま離婚に繋がるパターンもあります。結婚によってキャリアを一度捨ててしまった女性なら、こういったことをされたら別れたほうが賢明なのでしょう。
「男性」が離婚を決意する時①夫婦間のすれ違い
では、反対に男性が離婚を決めるのはどんな時なのでしょうか?男性で特に多いのは、夫婦間の意見や価値観の違いによるものがあります。
基本的に女性は、結婚後は性的な欲求を満たすことを重視しなくなる傾向にあるとされています。特に、子供がいたり仕事や育児で忙しい場合、こういった欲求を後回しにしがちに…。しかしそれこそが男女の違いであり、男性は結婚後も性的な欲求が収まることはありません。
ですので、夫婦間の「セックスレス」「コミュニケーション不足」が男性にとっての離婚の原因、もしくは「一人になりたい…」と感じるきっかけとなるのです。あまりにも触れ合いが失くなってしまうと、「今の奥さんとこのまま一緒にいても刺激がない」「もう女性として見られなくなった」となり、その不満から家庭を顧みなくなったり、不倫に走ったりもしますよ。
「男性」が離婚を決意する時②実家と妻の折り合いが悪い
男性側の実家と妻の折り合いが悪いと感じると、離婚を考える男性もいます。これは女性側でもそうですが、やはり自分の家族と結婚相手との関係は良好であって欲しいと望みますし、あまりにもお互いが険悪な雰囲気だと気まずいもの。
ただ、男性側の傾向としてはなぜか嫁姑問題において、パートナーである妻よりも自分の母親の味方につくところがあるとされています。したがって、こういった問題で夫が妻との離婚を考えるのは決して珍しいことではないのです。
また、両親が年を取ったら介護の問題も出てきますね。そんな時、妻が介護に前向きでなかったりすると男性はがっかりすることも…。男性は自分を大事にするのと同じように、自分の両親も大事にして欲しい気持ちが強いのです。
しかし、女性側としてはただでさえ気を遣うことの多い相手の親なのに、奥さんへの何のフォローもない旦那であれば離婚したほうが良いとも言えます。
「男性」が離婚を決意する時③妻からの精神攻撃
意外かもしれませが女性と同様に男性もまた、パートナーからの精神的攻撃が続くと離婚を考えます。これは、女性が受けるDVの逆バージョンだと考えてください。
女性の場合、男性に比べて暴力は少ないものの、ヒステリックな言動や行動によって男性を傷つけるとされています。具体的な精神的攻撃には、「日常の不平不満が多い」「旦那の給料への文句」「話し合いが出来ない状態になる」などが挙げられますよ。
さらに、男性は仕事でストレスを受けるからこそ、家の中では何よりも癒しを求めます。したがって家に帰っても、「ストレスばかり感じる」「心が休まらない」「落ち着けない」といった状況であれば、男性が離婚を決意する瞬間に。安心できないからこそ、そこから不倫に発展するケースもあります。
離婚を決意した男性が取りがちな「行動」
離婚を決めた時、男性は明らかに態度がガラッと変わります。例えば、「帰宅時間が遅くなる」「パートナーとの会話や接触が減る」「明らかに不倫をしているような素振りを見せる」など、相手から離婚を切り出せいてもらうための行動を取り始めていきます。
他にも、以前は言い争うような場面でも男性が言い返さなくなったり、意見をしなくなったら離婚したいサイン。相手への興味がなくなった、他で発散している可能性が極めて高いですよ。
また、不倫をしている男性であれば、全く家庭を顧みようとしません。子供のことや自分の親のことでも「任せるよ」と言い出したり、全く興味を示そうとしないこともあります。一度離婚を考えるとなかなかヨリ戻そうとしないのも男性の特徴でもあります。
離婚する前にやるべきこと
最後に、実際に離婚をしてしまう前にやるべきことについてお話ししましょう。もし離婚の原因が不倫や暴力など、決定的に許されないものでは無かった場合、まず話し合いで解決できないかを提案してみましょう。もしかしたら会話不足でお互いにすれ違いが起きていれば、改善出来る可能性も充分ありますからね。
また、お互いが冷静になる時間を設けてみるのも有効です。すぐに離婚するのではなく、一度別居をすることで落ち着いた考えができることもあります!別居をすることで戻れるケースもありますし、もし離婚することになっても、裁判で有利になったりスムーズになるとされています。
子供がいる場合、離婚にはリスクが伴うことも忘れてはいけません。養育費や生活費など経済的な部分をカバーできるかどうかの、将来設計も大事です。
まとめ
離婚を決意する瞬間は、男女によっても大きく異なります。男性はおもに、夫婦間のすれ違いや妻からの攻撃を原因としていますが、一方で女性は金銭面や子供に関わるかどうかなどがおもな原因に!
また、身の危険を感じたり、改善の余地がないのであれば仕方ありませんが、そうでない場合、まずは話し合いの場を設けてみましょう。離婚にはリスクがつきものですし、話し合いやあえて距離を取ることで解決できるケースもありますからね!
画像出典:istock
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