命名をする際、「画数が良い名前にしてあげたい」と思うのは自然な親心でしょう。ただ、五格の全てを良い画数にすることができない場合もあります。
「じゃあどこを優先すればいいですか?」と聞かれることがあるのですが、私の場合は、特に「総格」と「人格」を最優先することをおすすめしています。
この2つを整えることで、人生の基盤が安定します。また、女の子の場合は結婚による姓名の変化で「人格」が変わるため、「地格」も併せて良い画数にしておくことが重要です。
今回は、実際に私が「山田」という名字の女の子を命名した際の実例を解説します。
山田という名字の場合、天格が「8画」で、人格の形成に関わる名字の最後の文字は「田」です。「田」の画数は5画になります。この名字の命名について順を追って解説します。
まず、人格を最大吉の画数にしたい場合は、名前の最初の文字の画数を「1画」「10画」「19画」「26画」を選ぶ必要があります。当然、最大吉だけではなく大吉になる画数を選ぶことも良いです。
仮に、名前の最初の文字を「1画」にする場合、男の子だったら「一」という漢字から始まる名前にすることはできるでしょう。
しかし、「一」は、一番目を表す文字であることから、長男に使われたりすることが多いので、条件が合わない場合もあります。
女の子の場合は、「乙」という漢字は1画になりますので、「乙葉」などのお名前でしたら、人格が6画となり最大吉になります。
ただ、1画の漢字は選択肢が非常に少ないため、「10画」「19画」などの漢字で名前を選ぶ方が現実的です。
今回の場合は、人格を15画に設定したく、名前の最初の文字の画数を10画で考えました。そして、「莉」という文字を選びました。
1文字目を「莉」という文字を選びましたが、女の子ですので、結婚後も影響する「地格」も吉数になるよう調整します。
10画の漢字に組み合わせる画数として、「5画」「14画」「21画」の候補を検討しました。その結果、バランスと響きを考慮し、14画の「緒」を選びました。
実際に「山田 莉緒」という名前で五格を算出すると、以下の通りとなります。
その他の画数を見ても、凶画が入っておらず、バランスの取れたお名前になりました。
さらに「陰陽配列」に目を向けると、「陽・陽・陰・陰」という並びになっています。
これは運気の流れが非常に安定しており、極端な偏りがない理想的な状態です。姓と名の調和がとれているため、家庭内の平和と社会的な活躍を両立しやすく、お子様の将来の幸福を願う上で素晴らしいお名前となりました。
命名において、全ての画数を完璧に整えることは、名字との組み合わせ次第では難しい場合もあります。しかし、今回のように「何を優先するのか」という軸を明確にすることで、運勢の土台をしっかりと固めることができます。
「山田 莉緒」さんの場合は、人生の基盤となる「人格」と「総格」を最大吉・大吉に整え、さらに女の子にとって重要な「地格」もうまく調整できました。
また、画数の吉凶だけでなく、陰陽のバランスが取れていることで、性格や人間関係においても安定した運気を味方にできるます。
名前は、生まれてくるお子様へ贈る最初のプレゼントです。姓名判断という知恵をうまく活用しながら、ぜひ、ご家族の愛情を込めた素敵なお名前を見つけてあげてください。
今回の「山田莉緒」さんの場合は、地格が最大吉になりました。地格は、名前の合計数になるので、ここでは地格が最大吉になるお名前の一部をご紹介します。