四柱推命の身旺・身弱とは?

五行点数の図解

四柱推命では、自分自身を表す重要な星を「日柱天干」または、「日主」と言います。その日主以外の星から助けを受けたり、影響を強く受けている状態を身旺(みおう)と言います。

身旺は身強(みきょう)と呼ばれることもあります。 一方で、日主以外の星からの助けが無かったり、良い影響を受けていない状態を身弱(みじゃく)と言います。どちらも命式の中の星を確認することで状態を確認できます。

身旺・身弱は「最強」「中強」「小強」「小弱」「中弱」「最弱」の6段階に分けることができ、「最強」「中強」「小強」が、身旺。「小弱」「中弱」「最弱」を身弱となります。

身旺の場合は、行動力や活動力が高い状態ですが、身弱の場合は、行動力や活動力が低くなります。影響が強ければ良いというわけではなく、強すぎでも弱すぎても問題が発生する場合があるので、「最強」の場合には注意が必要です。

身旺・身弱を判断する方法は?

「月令」の点数を見る

月令点数表の図解

点数は、日柱天干(日主)と、月柱地支の組み合わせを見ることで算出します。組み合わせによって「0点~3点」までに分類できます。

POINT

「月令を得る」とは、月柱地支(生まれの月の十二支)が日柱天干の五行と同じ場合、もしくは日干を強める五行の時のことを言います。下の図は 「月令を得る」という状態です。

「五行」の点数を見る

五行点数の図解

次に五行の点数を算出します。五行早見表を使って、自分の日柱天干と八字の五行から合計の点数を算出します。

「十二運の強弱」の点数を見る

十二運 点数
胎 0
養 0
長生 1
沐浴 0
冠帯 1
建禄 2
帝旺 2
衰 0
病 0
死 0
墓 0
絶 0

最後に命式の十二運星の強弱に対応した点数を算出します。ここでは、十二運の点数計算は合計値を算出するのではなく、命式にある十二運の中で最も高い点数のもの見ます。

しかし例外として、命式内に「建禄(けんろく)」と「帝旺(ていおう)」が2つ以上ある場合は、『+3点』と判断します。

命式の中にある十二運が「長生」「沐浴」「建禄」「絶」がある場合は、1番点数が高いのが「建禄」なので、点数は「+2」となります。

数が算出できたら…

「月令」の点数・「五行」の点数・「十二運の強弱」の点数が算出できたら、身旺・身弱を判断することができます。下記のように「月令」「五行」「十二運の強弱」を計算します。

「月令」の点数:+1

「五行」の点数:+1

「十二運の強弱」の点数: +2

旺衰は『身旺 +4』

内格と外格とは?

命式で身旺・身弱を見たときに、スコアが極端になることがあります。この場合、通常の身旺・身弱の方の運勢やアドバイスでは補えないことがあります。そんなときに参考にするのが内格と外格です。

内格(ないかく)とは、一般的な身旺・身弱の判定が当てはまる命式の属性を指します。

四柱推命は主に、五行のバランスを整えることで運気が安定するという考え方をします。この足りないものを補い、多いものを抑える方法が効くのが、内格に属する命式を持つ方々です。

一方、外格(がいかく)は、五行の偏りがとても大きい命式の属性のことを指します。偏りが大きいと、下手にバランスを取ろうとして五行で補おうとすると、逆効果になることがあります。

そのため、こういった外格に属する命式を持つ方々は、あえて偏りのある五行をさらに特化させることで、人生の荒波を乗り越えていくことが大事になってきます。

外格を持つ方は、いわゆるカリスマや天才肌のタイプ。弱点を克服するよりも、長所を伸ばすことで大成功を収めることができるとされています。そのため、スコアが極端に低かったり、一色に染まっていたりする方は、この外格のルールを適用して、命式を読んでみましょう。

四柱推命の用神とは?

用神(ようじん)とは、命式を輝かせ、可能性を引き出してくれる星(十干・通変星)の事です。命式内の用神がある場合、自分に与えられた星を生かすために必要なこと、努力すべき事が理解でき、無意識のうちに可能性を引き出すことができる才能を持っているということを表しています。

身強の場合は、自分を弱めてくれる星を用神とし、身弱の場合は、自分を強めてくれる星を用神とします。つまり、命式のバランスを保ってくれる十干・通変星のことを言います。

四柱推命の要は「用神(ようじん)」にあります。用神がわからなければ、今年は良い年なのか、来年は良い年になるのかを判断することができません。しかし、現在の四柱推命では、用神を無視して鑑定していることが多々あります。

命式の歪みを導き出し、それに合わせた「用神=喜神」を見つけることが肝心です。そもそも、命式の中に用神があるかないか、あった場合でも、強いのか、弱いのかで大きな違いがあります。

用神を正しく判断するのは、難しいことですが、正しく判断しないと本当の運勢が読めなくなってきます。ここでは、用神がどのようにして導かれているかをお伝えしていきます。

用神の役割

五行のバランスを調整する

命式における五行のバランスを整えることは、その人にとって必要なエネルギーを補うという意味があります。

五行のどれかが強すぎたり、逆に足りなかったりすると、性格や運勢に不安定な傾向が出やすくなります。

そこで「用神(ようじん)」をうまく取り入れることで、足りない要素を補い、過剰な部分をやわらげ、全体の調和を保つことができるのです。

運勢の方向性を導く

用神は、その人の運勢の方向性や、人生で大切にすべきテーマを示すものです。

例えば、用神が「木」であれば「成長」、「火」であれば「情熱」、「土」であれば「安定」、「金」であれば「決断力」、「水」であれば「知恵」を意味します。

自分の用神のテーマを意識して、行動や考え方を整えていくことで、運勢をより良い方向へ導くことができます。自分の用神を理解することで、より深く自己を知り、人生の選択をより良い方向へ導くことができるのです。

運勢の方向性を導く

用神は、その人が人生で向き合うべき課題や、達成すべきテーマに気づかせてくれる大切な指針です。

例えば、用神が「水」の場合は、知恵や柔軟な思考が人生のテーマとなり、学び続ける姿勢が運気を高めるカギになります。

用神の種類

扶抑用神 弱い日干を助けて、強い日干を弱める働き
調候用神 命式のエネルギーの強弱ではなく、寒暖を調整する
専旺用神 強い五行をより強める働き。外格は專旺用神になる
病薬用神 氾濫する五行を抑える
通関用神 2つの五行が均衡した場合その中間をとる

用神の見方は?

用神を決めるには、日柱天干の強さ(身旺・身弱)と、五行のバランスを確認します。日柱天干の状態によって選ぶ用神が変わってくるので、状況別の選び方を解説します。

身旺で比肩・劫財が多い場合

正財・偏財を用神とするのが適切。

比肩や劫財が多くなりすぎ、人と協力することが難しくなることがあります。しかし、正財・偏財が加わることで周囲との調和が取れます。

身旺で正印・偏印が多い場合

正財・偏財、正官・偏官を用神とするのが適切。

正印・偏印が多くなりすぎると、受け身になり、行動力が低下します。しかし、正財・偏財が加わることで、行動力が向上し、正官・偏官が加わると社会的な評価に繋がります。

身弱で正財・偏財・正官・偏官が多い場合

正印・偏印、比肩・劫財を用神とするのが適切。

正財・偏財、正官・偏官が多いと、責任や外部からの圧力が高まり、自分自身のエネルギーが不足します。正印・偏印が加わることで、精神的な支えが得られ、比肩・劫財が加わることで、自分に自信を持つことができます。

五行「火」が多い場合

五行「水」を用神とするのが適切。

火が強すぎると、情熱的になりすぎて冷静さを欠くことがあります。水のエネルギーでバランスを取ることで、適切な判断ができるようになります。

五行「水」が多い場合

五行「土」を用神とするのが適切。

水が多すぎると、精神的に不安定になりやすい傾向があります。土のエネルギーが加わることで、安定感が増し、人生の基盤を築くことができます。

五行「木」が多い場合

五行「金」を用神とするのが適切。

木が強すぎると、こだわりが強くなりすぎたり、頑固になりやすくなります。金のエネルギーが加わることで、論理的に物事の本質を捉えることができ、調和が取れます。

よくある質問

通変星と十二運は、何が違いますか?

通変星は、日干とほかの十干・蔵干との五行関係から導かれ、性格・才能・人間関係・求めるものを読み解く星です。

一方、十二運は天干と地支の組み合わせから導かれ、運勢の盛衰や人生のリズムを表します。通変星で「どんな性質か」を、十二運で「どの段階にあるか」を見るイメージです。

身旺・身弱は、どちらが良いのですか?

どちらが良い・悪いとは一概に言えません。身旺は行動力や活動力が高い状態、身弱は周囲からの影響を受けやすい状態を表します。

重要なのは、命式全体のバランスであり、身旺なら自分を整える星、身弱なら自分を支える星を見つけることが大切です。

用神は自分で調べられますか?

用神は、日干の強さ(身旺・身弱)と五行のバランスから判断します。身旺なら自分を弱める星、身弱なら自分を強める星が用神になりやすいですが、五行の過不足や命式全体の構成も関係するため、初心者には判断が難しい要素です。

まずは無料鑑定で用神を確認し、その意味を学ぶのがおすすめです。

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