次のA~Cの中から1つ選んでください。
A:イライラして、引きちぎって捨ててしまう
B:時間が掛かっても、ひとつひとつのもつれた箇所をほどく
C:ほどけるところだけほどいて、ほどけなかったところは切ってしまう
もつれた糸をどうするかによって、あなたの「こじれた人間関係の対処法」がわかります。
もつれた糸は、人間関係の葛藤を表しており、その糸をどうするかでこじれた人間関係に対するあなたの態度がわかります。
「A」を選んだあなたは……
自分からすぐに関係を断ち切ってしまうタイプ
人間関係がこじれると、すぐに相手との関係を断ち切ってしまおうとする人。
人の心の機微が理解できず、複雑な人間関係に耐えられません。時間を掛ければ、いい関係に発展したかもしれないものを、自分から壊してしまうようなところがあります。
自分が傷つくことを恐れているため、心を開いて人と関わることができるず、自ら大切な人間関係を手放してしまいがちです。
「B」を選んだあなたは……
関係悪化を恐れて自分からは動けないタイプ
どんな人間関係も、自分からは決して断ち切ろうとしない人。一見、忍耐強く寛容な人に思われがちですが、実は問題が表面化することを恐れるあまり、相手と向き合うことを避けているだけかも。
そんなあなたは、自分が原因で人との繋がりを失うことを恐れているようです。相手が同じようなタイプであれば、関係は泥沼化するばかり。
そうでよければ、相手の方から関係を断ち切ろうとするでしょう。
「C」を選んだあなたは……
第三者にすりよって味方を作るタイプ
人間関係がこじれると、自分のどこが悪かったのか、相手はどういう気持ちでいるのだろうかと、あれこれ悩む人。そのうち、悩んでいる自分を美化し、傷ついたのは自分だと思い、自分が相手を傷つけたことをすっかり忘れてしまいます。
その結果、相手との関係はますますこじれることになり、お互いにいつまでもいがみ合い、憎しみ合うことにもなりかねません。
まとめ
人は自分のプライドを保つために、他人を見下してしまうことがあります。それは相手を一段引き下げることで、自分はワンランク上にいるという心理的な思い込みのメカニズムによるものなのです。
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