ISFP（冒険家）型｜性格・恋愛・仕事・相性を解説（16タイプ性格診断）

ISFP（冒険家）は、温厚で心が広く、気さくで気取らない謙虚な性格をしています。そして好奇心が旺盛で、あらゆる人生の物事や、多種多様な人の価値観や考え方を柔軟に受け止め肯定することができます。欠点ではなく長所や素敵なところ、感謝できるところに目を向けることができる美しい視点の持ち主なのです。

またISFP（冒険家）は、楽しいと思うことに素直で、日々心のままに過ごしています。そのため予定を立てても急な予定変更をすることがあり、常に心がときめく方向へ向かい続けます。ただ、このように流れに身を任せる性質を持っているので、長期的な予定を立てて最後まで完遂させることはなかなかできません。

ISFP（冒険家）の行動や判断基準は、楽しいと感じることが全てで、面倒なことや難しくて考えても仕方のない事には関心を示しません。そのため深く考え込むことはなく、自分を追い詰めすぎることもなく、人生において一定の余白を残しておくことができます。ISFP（冒険家）の寛容さはここから来ていて、どんな想定外のことが起きても、日々余裕を持って過ごしているので心穏やかにいられるのです。

また、ISFP（冒険家）は、芸術家にとってのキャンバスのように人生を生きていて、規律正しさや目標到達よりも、日々を自由かつ鮮やかなものにすることに重きを置いています。そのため素敵なところ探しが得意で、不安や欠点にはあまり頓着しません。

ISFP（冒険家）は、人当たりがよく、気さくで朗らかな雰囲気を持っています。誰に対しても明るく接することができますが、内向的なので、自分から人に話しかけられなかったり、一人の時間を確保しないと気疲れてしまったりします。

マイペースで朗らかなので、周囲のことを気にしないタイプと思われがちですが、本当は周囲をよく見ていて空気を読んで行動しています。そして洞察力があり、人が口にしない感情も、微細な表情変化や声色から察することができます。

また、ISFP（冒険家）はあらゆる価値観を受け入れられるので、人を批判することは滅多にありません。ただ、価値観や気持ちを押し付けられることは苦手で、ISFP（冒険家）の価値観に対して批判的な態度を取られると、普段は温厚なISFP（冒険家）でも苛立ちます。

ISFP（冒険家）の長所は、人当たりがよく心が広い点です。自分のペースを乱されることが無ければ、偏った価値観で人を判断することがなく、どんな人とも穏やかなコミュニケーションを取ることができます。また、あらゆる価値観を受け入れたり、楽しいと感じることに忠実だったりするため、その分未知の体験や解決策を見つけ出す鍵となることがあります。

ISFP（冒険家）の短所は、計画を立てることと、立てた計画を遂行するのが苦手なところです。頭の中ではしたいことがたくさん湧いて来ていますが、それらを実行することは少なく、目の前の楽しそうなことへのチャレンジを優先します。本人もこの性質を自覚しているので、予定や目標を言うことは少なめです。

また、感情や行動のふり幅が大きく、行動パターンが分かりづらいところがあり、周囲から安定的な信頼を向けられることは少なめです。ISFP（冒険家）は自分のそんな性質を、長い時間をかけて知ってもらうことで信頼を勝ち取っていけるでしょう。

ISFP（冒険家）は、発想力や柔軟性がありアーティスティックです。そして、繊細な感性や表現力を持っているので、型にはまらないでいられる仕事や、ルールの多くない環境だと本領を発揮することができます。

ISFP（冒険家）は、争い事や競争が苦手なので、競っている感覚を持たない仕事にやりがいを感じます。そのため数字を追い求めたり、他者との比較がつきものだったりすると、心がどんどんすり減って行きます。

ISFP（冒険家）は、瞬発力と柔軟性があるので、日々色んな経験ができる仕事だと楽しんで取り組むことができます。毎日違ったことをしたり、違う場所に行ったりする変化について行けるのは、ISFP（冒険家）の特技とも言えるでしょう。